Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)のメリット&デメリット

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年会費無料で高還元率。純粋に買い物がお得(とりわけネット通販が◎)になるクレジットカード、Orico Card THE POINT

ざっとメリット&デメリットをまとめると次のとおり。

Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)のメリット・デメリット

このページではOrico Card THE POINT(以下:オリコカードザポイント)のポイント還元率や特典、キャンペーン、審査などをメリットとデメリットに振り分け、整理してまとめました。

読んでもらえればオリコカードザポイントの大抵のことは分かるでしょう。

オリコカードザポイントの7つのメリット

まずはオリコカードザポイントのメリットを次のような7つにまとめました。

  1. Amazonユーザーは特に使い勝手◎
  2. ポイントの交換先が豊富
  3. 入会特典で半年間はポイント2倍
  4. 国際ブランドはMasterCardかJCB
  5. iDとQUICPayをダブル搭載
  6. 高級感のある券面デザイン
  7. 無料で持てるETCカード&家族カード

単純なポイント還元率の高さにとどまらない、オリコカードザポイントの強み。ネット通販メインのお得カードとして支持される理由をひも解いてみましょう。

1.Amazonユーザーは特に使い勝手◎

オリコカードザポイントは100円で1オリコポイント(1P=約1円分)、つまり基本1.0%の高還元率カード。

さらにネット通販でポイントが貯まりやすく、評判も良いクレジットカードです。

オリコモール経由で1.5%以上

さらに、オリコカードまたはオリコクレジット利用者のみが利用できる「オリコモール」を経由したネット通販では、基本ポイント還元率に0.5%以上が加算されます。(ショップによって異なる)

次のような大手ECサイトも軒並み揃っているので、シンプルに通販でポイントを貯めやすいクレジットカードですね。

楽天市場 2.0%~16.5%(ショップによって異なる)
Amazon 2.0%
Yahoo!ショッピング 2.0%
じゃらんnet 2.5%
ZOZOTOWN 2.0%
LOHACO 2.5%

オリコカードザポイントは「特別加算カード」なので、オリコモール経由のネット通販ではポイントの三重取りが起こります。Amazonを例にすると次のとおり。

  1. オリコカードザポイントのカード利用ポイント:1.0%
  2. オリコモール特別加算カード:+0.5%
  3. Amazonのショップ倍率:+0.5%

Amazon公式のAmazon MasterCardもAmazonで1.5%(プライム会員で2.0%)なので、その還元率の高さが分かりますね。

最初はいちいちオリコモールを経由するのはめんどくさいかもしれませんが、慣れればそれほど手間ではありません。

Amazonで本当にお得なカードは?
年会費無料ならオリコカードザポイントかJCBカードW、「プライム会員になる前提+Amazon限定」ならAmazon Prime Mastercardも選択肢に入ります。

くわしくは下記記事で徹底比較しています。

Amazonギフト券への交換も◎

ポイントの交換先については次項で解説しますが、オリコカードザポイントは貯めたポイントをAmazonで利用することもできます。

方法は「Amazonギフト券への等価交換(500P→500円分)」。

現在はAmazonギフト券の有効期限は10年間に変更されたので、じっくり貯めて使えますね。

2.オリコポイントの交換先が豊富

オリコカードザポイントの利用で貯まるポイントは「オリコポイント」。

交換性に優れ、多種多様な使い道が用意されています。代表的なものを挙げてみましょう。

交換ポイント数(最小) 交換先(最小)
Amazonギフト券
LINEギフトコード(※)
500ポイント ⇒500円分
Tポイント
楽天ポイント
dポイント
Pontaポイント
WALLETポイント
1,000ポイント ⇒1,000ポイント
ANAマイル 1,000ポイント ⇒600マイル
JALマイル 1,000ポイント ⇒500マイル
Edyギフト
nanacoギフト
WAONポイント
1,000ポイント ⇒1,000円分
iTunesギフト
Google Playギフト
1,000ポイント ⇒1,000円分

特に、交換可能な共通ポイントの種類とレートの良さは、数あるクレジットカードのポイントプログラムの中でも随一と言っていいでしょう。

オリコポイントからLINEポイントへの交換はできず、LINEギフトコードのみ。(LINEギフトコードはスタンプ購入やゲーム課金のみで、LINEポイントへの交換は不可)

他の年会費無料カードとの2枚持ちも◎

Tポイントや楽天ポイント、dポイントにも交換できるので、楽天カードやファミマTカード、dカード等の年会費無料カードと併せ持ちをするのもおすすめです。

併せ持ち例 補うシーン
楽天カード
(楽天ポイント)
・楽天市場で3.0%以上
・楽天ペイとの併用で実店舗も常時1.5%以上
ファミマTカード
(Tポイント)
・ファミリーマーで1.0%
・実店舗はPayPayとの併用もお得
dカード
(dポイント)
・ローソンで5.0%還元
・ドコモ&AndroidユーザーならAmazonでポイント消化可

オリコカードザポイントがあれば「Amazonや楽天市場での高還元率(2.0%)」、「他社ポイントへの交換」といった点が実現できるので、他シーンを別の年会費無料カードで補うのも賢い選択ですね。

ANAマイル/JALマイルへも交換可

オリコポイントはANA&JAL両方のマイルに交換できる稀有な特性も持っています。(たとえば楽天ポイントはANAだけ)

交換レートは1,000P⇒500~600マイルなので低く見えるかもしれませんが、ネット通販の2.0%分を交換したら実質1.0~1.2%のマイル還元率になります。

オリコプリペイドカードへ交換も◎

クレジットカードのポイントをキャッシュバックと言うと、請求値引きができるリーダーズカード等が有名ですが、オリコカードザポイントも実質的にキャッシュバックできます。

オリコポイントは1P=1円分として年会費無料の「オリコプリペイドカード」にチャージできるので、そのプリペイドカードで買い物をする方法ですね。

この方法には次のようなメリットもあります。

  • プリペイドカードの月間利用金額の0.25%をキャッシュバック
  • オリコカードからのチャージならチャージ手数料も無料
  • MasterCardかVISAを選べるので、国内だけでなく海外でも利用可
  • 12歳以上で申し込めるので、お子さんにも持たせることもできる

プリペイドカードの還元と併せると実質1.25%~になる上に、VISAかMasterCardでカード決済できる場所ならどこでも使えるので非常に便利ですね。

プリペイドカードって?
事前にチャージした分を使えるカードです。オリコプリペイドカードであればMasterCardかVISAブランドが付いているので、世界中の加盟店でクレジットカードと同じようにカード決済できます。

オリコカードと違いステージプログラムはない

オリコカードザポイントは通常の「オリコカード」と異なり、利用金額に応じてポイント還元率が上がる「ステージプログラム」はありません。

そもそもが通常のオリコカードよりもポイント還元率が高く、交換先も多岐にわたります。(通常オリコカードで貯まるポイントは暮らスマイル)

3.入会特典で半年間はポイント2倍

通常1.0%、オリコモール経由のネット通販で2.0%以上とシンプルに高い還元率を持つオリコカードザポイントですが、実はそれだけに留まりません。

さらに入会特典として「入会後の半年間は基本ポイント2倍」という特徴も。

常時2.0%になるため、この期間中はAmazonや楽天市場などのネット通販で3.0%以上の超高還元率になります。

2倍は5,000ポイント分まで
入会半年間のボーナスポイントは5,000ポイントまで。単純計算で50万円利用まではポイントが2倍になる計算になります。

4.国際ブランドはMasterCardかJCB

VISA/MasterCard/JCB/American Expressの4種類から選べる楽天カードのようなクレジットカードもありますが、オリコカードザポイントはMasterCardとJCBの2種類。

VISAは既に終了

以前はVISAも選べたオリコカードザポイントですが、2018年3月29日で終了。現在は選べなくなりました。

迷ったらマスターカードがおすすめ

マスターカードは国際ブランドとして非常に使い勝手が良いです。

MasterCard(マスターカード)の主なメリット

世界シェアはVISAに次いで2位。海外で使える場所は広範に渡り、外貨手数料も安いことで知られています。

国内に関してもコストコで唯一使えるクレジットカードブランドなので、利便性は抜群でしょう。

5.iDとQUICPayをダブル搭載

オリコカードザポイントの珍しい機能として強調しておきたいのが、iD(アイディー)とQUICPay(クイックペイ)をダブル搭載していること。

いずれもクレジットカードと紐づけて利用する「後払い式の電子マネー」ですが、iDはドコモ×三井住友、QUICPayはJCBが提供していて、使えるお店等も異なります。

iDやQUICPayを「搭載(カードに一体化)」できるのは、基本的にiD提供元の三井住友カードdカード、QUICPay提供元のJCB一般カード程度。(専用カードとして別途発行できるカードは他にもあります)

iD QUICPay
楽天カード - -
三井住友カード -
dカード -
JCB一般カード - -
オリコカードザポイント

そんな中でオリコカードザポイントはiD、QUICPayを両方とも“搭載”しているレアな特性を持っています。

ネット通販と実店舗の使い分けもしやすい

たとえば次のように使い分けるのもおすすめです。

  • Amazonなどのネット通販→オリコモール経由のカード払いで2.0%。
  • 実店舗の少額決済→スピーディにiDかQUICPayで1.0%。

年会費無料なので、これだけの用途として持っておくのも賢い選択と言えるでしょう。

もちろんApple Payも利用可

オリコカードザポイントはもちろんApple Payも利用できます。

カードを持ち歩いている場合は内蔵のiDかQUICPay、iPhoneだけ持ち歩いてもApple Pay、という使い方も。

これからキャッシュレス生活を本格的に始める人にとっても、頼もしいパートナーとなるでしょう。

6.高級感のある券面デザイン

オリコカードザポイントのシンプルな無地×マットブラックの券面は、一般カードではおそらく他に類を見ないデザイン。

一見ブラックカード…?と思われそうなカードですね。

かっこいいクレカランキング(一般)で1位!

実際に200人にアンケートした「かっこいいクレジットカードランキング」の一般カード部門でも1位でした。

同じ年会費無料×高還元率カードでも、所有者が多すぎて「ダサい」という見方をされることもある楽天カードと違い、ちょっとズルいかっこよさがあるのもメリットです。

知名度はまだそこまで高くない
オリコカードザポイントの知名度はまだ高くなく、2,000人に聞いた人気クレジットカードランキングでもランク外でした。ただ裏を返せば、マットブラックの券面と相まって「なんか凄そう…」という印象も持てるカードとも言えますね。

7.無料で持てるETCカード&家族カード

オリコカードザポイントはETCカードも家族カードも年会費無料で発行できます。

ETCカード

多くのクレジットカードは追加でETCカードを発行できますが、年会費や発行手数料がかかるものも少なくありません。(ポイントが付かないカードも)

オリコカードザポイントの場合、ETCカードは年会費も発行手数料も無料。利用分に関しても本カードと同様100円で1ポイント、つまり1.0%の高還元率で貯まります。

家族カード

家族カードも発行手数料等はなく、年会費も無料で発行できます。

家族みんなで使えば、さらに効率よくポイントを貯めることも可能ですね。

※オリコカードザポイントの家族カードは最大3枚までという制限はありますが、大抵の場合は事足りるでしょう。

オリコカードザポイントの5つのデメリット

オリコカードザポイントのスゴイ点は、代表的なところでは上記のとおり。

完璧なクレジットカードは存在しないため、当然ながらデメリットもあります。次の5つにまとめました。

  1. ポイントアップの実店舗がない
  2. ポイント有効期限が1年と短い
  3. 旅行保険が付帯されない
  4. 審査~発行までやや時間がかかる
  5. キャンペーンのポイントを全獲得は難しい

どれも「現実的な代替案があるデメリット」なので、欠点と対策を知った上で使いこなせば驚異的な利便性を誇るかもしれませんよ。

1.ポイントアップの実店舗がない

オリコカードザポイントのポイント特約は「オリコモール経由のネット通販」のみ。

たとえばしばしば比較されることのある年会費無料×高還元率カード「JCBカードW」は、セブンイレブンで2.0%、スタバで5.5%といった実店舗でもポイントアップのシーンがあります。

ネット通販で2.0%以上、それ以外で通常1.0%という使い方でも十分なポイント還元率の高さですが、生活をよりお得にしたい場合は次のような方法も。

複数持ちが◎

オリコカードザポイントは「ネット通販&iD・QUICPayの少額決済用」として割り切り、他カードと複数持ちするのもおすすめです。

たとえばセブンイレブン、ローソン、ファミマ、マクドナルドで2.5%になる三井住友カードと二枚持ちをすると、次のようになります。

ネット通販 ★Amazonで2.0%以上
★楽天市場で2.0%以上
★Yahoo!ショッピングで2.0%以上
コンビニ ☆セブンイレブンで2.5%
☆ローソンで2.5%
☆ファミマで2.5%
その他少額決済 ★iDやQUICPayで1.0%(カード)
★Apple Payで1.0%(iPhone)
その他 ★1.0%

★…オリコカードザポイント/☆…三井住友クラシックカード

三井住友カードのポイント「ワールドプレゼント」もAmazonギフト券や多くの共通ポイントに交換できます。(マイルはANAのみ)

さらに空港ラウンジなどのラグジュアリー系サービスも使いたければ、三井住友ゴールドにするのもベターですね。

2.ポイント有効期限が1年と短い

オリコカードザポイントのポイントプログラムは「還元率◎」「汎用性◎」と確かに優れていますが、唯一の欠点が有効期限の短さ

ポイント有効期限は1年間のみなので、あまりじっくり貯めることには適していません。

どうしても期限を考えずに気長に貯めたい場合は、アメックスカードの「メンバーシップリワード」やセゾンカードの「永久不滅ポイント」のような、有効期限がないポイントプログラムのクレジットカードを選ぶといいでしょう。

迷ったらAmazonギフト券でOK?

「ポイントの期限切れが迫りそう」「どれに交換しよう…」と迷った場合は、Amazonギフト券への交換がおすすめです。

  • 有効期限が10年間と長い
  • 500ポイントから500円分に交換できる
  • 誰でも使い道が見つかりやすい

とりあえずAmazonギフト券にしておけば、売っていないものを探す方が大変なAmazonで買い物ができます。

リアルタイム交換も多数

オリコポイントは以下の交換先なら、ネットでさくっとリアルタイム交換できます。

オリコカードザポイントのリアルタイム交換可能な商品

※商品によっては反映まで日数がかかる場合もあり

3.旅行保険が付帯されない

オリコカードザポイントがメインカードではなく、「買い物用サブカード」に適している理由の一つとして、旅行保険が付帯されないことも挙げられます。

あくまで「オリコカードザポイント=買い物をお得&便利にするカード」と割り切るのがいいでしょう。

旅行保険が付帯するカードを別途持てば◎

海外旅行や出張の機会がある人は、オリコカードザポイントとは別に海外旅行保険が付いたクレジットカードを持つべきです。

手厚い保険+旅行サービスが充実したアメックスゴールドや、高コスパのお守りカードとして知られるJCBゴールドのようなカードをメインカードとして持つも良し。

あるいはエポスカードに代表される、年会費無料で海外旅行保険が付くカードを併せ持つのもいいでしょう。

紛失・盗難保障は付帯

旅行保険は付いていないものの、オリコカードザポイントは紛失・盗難保障はバッチリ付帯されています。

カードをなくしたり不正利用の被害に遭った場合、60日後以内であれば損害を補償してくれるので、万が一の時にも安心ですね。

4.審査~発行までやや時間がかかる

オリコカードザポイントは大手信販会社「オリコ」が発行しているため、審査のスキームがしっかりと整備されていることは想像に難しくありません。

2chやTwitter等で口コミを見てみても、多くの場合は翌営業日、遅くとも2~3日程度で審査結果が出たケースが多いようです。

メールをチェック
オリコカードザポイントにWEB申し込みした場合、審査結果はメールで届きます。迷惑メールフォルダも併せてチェックしましょう。

発行までは最短8日程度

審査完了後、オリコカードザポイントが手元に届くまでは最短で8日程度。(※)

最短翌日に届くJCB一般カード、最短即日発行できるセゾンカードインターナショナル等と比べるとゆっくりですが、クレジットカード全体の中で考えれば発行スピードは並程度ぐらいと言えるでしょう。

※審査状況、配送業者の状況によって前後するので、確定的な日数は割り出せません。

審査落ちした場合は?

信販系の中では比較的審査も厳しくないオリコカードザポイントですが、審査落ちしてしまった場合は下記記事をご覧ください。

5.キャンペーンのポイントを全獲得は難しい

オリコカードザポイントの入会キャンペーンでもらえるポイントは、8,000ポイント。1P=1円相当なので8,000円分となります。

一般カードの中ではかなり多い方ですが(楽天カードでも8,000ポイントは年に2~3回の期間限定)、全獲得は少しハードルがあります。

https://digital-plus.co.jp/finance/credit-rakutencard-campaign/

無条件でもらえるのは1,000ポイントのみで、その他の最大7,000ポイントは「Start THE POINT キャンペーン」によるもの。

Start THE POINT キャンペーンの内容

Start THE POINT キャンペーンは、キャンペーン期間中に5万円以上を利用し、さらに下記それぞれの条件達成で適用となります。

  1. カードショッピング5回以上利用で1,000ポイント
  2. キャッシング利用可能枠の設定で1,000ポイント
  3. マイ月リボの新規登録&カードショッピングリボ5万円以上利用で3,000ポイント
  4. カードショッピング10万円以上&毎月5回以上利用し、抽選で当選すると2,000ポイント

とくに最後の二つはややハードルがありますね。

4番目の条件は抽選で50名のみ当選となり、当選しなかった場合は翌月のチャンスを得なければなりません。

当選しない人は最大6,000ポイントしか付与されないことになります。

キャッシングの利用枠設定でポイントを受け取れる条件は楽ですが、それ以外の条件はリボ払いなどが加わっており、支払いに苦慮する可能性があります。

リボ払いの使い方は厳重注意
せっかくポイント高還元率のオリコカードザポイントであっても、リボ払いを習慣化すると高還元率の意味がなくなりかねません。

つい使いすぎて負債額が膨らんでしまう人も多いので、扱いは計画的に、慎重にしましょう。

Orico Card THE POINT PREMIUM GOLDとの比較表

オリコカードザポイントには上位カード「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカード・ザ・ポイント プレミアムゴールド)」があります。

両者の主な違いは次のとおり。

card
Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
年会費 無料 1,987円(税込)
通常ポイント還元率 1.0% 1.0%
オリコモール経由の
Amazonでの還元率
2.0% 2.5%
iD、QUICPay決済時の
ポイント還元率
1.0% 1.5%
旅行保険の有無 なし 海外:自動付帯
国内:自動付帯
Orico Club Off特典 なし あり
Taste of Premium なし あり
(MasterCard)

オリコカードザポイントのよくあるQ&A

オリコカードザポイントの理解度をさらに高め、賢く使いこなすために、よくあるQ&Aを見てみましょう。

Q.審査はやさしい?厳しい?

一般的にクレジットカードの審査難易度は、次のように難しくなる傾向があると言われています。

  • ネット系<流通系<信販系<鉄道・交通系<銀行系<外資系
  • 一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード

オリコカードザポイントは信販会社「オリコ」なので、それほど審査が甘いと言われるようなカードではありません。(ランクは一般カードなので最も届きやすい分類)

審査が甘いわけではありませんが、しっかりした収入と信頼される情報を提供すれば審査を通過できる程度の難易度ではあります。

申し込み資格はやさしい

オリコカードザポイントの申し込み資格は「18歳以上(高校生を除く)」。(未成年者の場合は親権者の同意が必要)

他に特に指定はないので、審査の間口は広いカードと言えるでしょう。

学生や専業主婦でも作れる?

オリコカードザポイントは、学生や専業主婦の方でも審査に通った事例がたくさんあります。申し込みフォームにも「主婦の方(配偶者に収入のある方または年収103万円以下の専業主婦)」という項目があるほど。

収入のない学生や専業主婦の方でも、親権者や配偶者に収入があれば審査通過の見込みは十分にあると言えるでしょう。

一般カードの中では難易度は「並」?

信販系に属するオリコカードザポイントは、一般カードの中では審査難易度は比較的高いと考えられます。

しかし、学生や専業主婦の方もターゲットに入っていることを鑑みると、それほど難しくはないでしょう。

さまざまな口コミやアンケートを分析した結果による、ファイナンシャルプラス編集部独断での審査難易度ランクは「E」としています。

実際の審査難易度とは異なる場合があります。

あくまで目安ですが、職業別では次のように考えてみてもいいかもしれません。

公務員
会社員
個人事業主
自営業
自由業
専業主婦
学生
パート・アルバイト
無職 ×

過去にクレカやローンの支払いを滞納したなど、クレヒスに問題がある場合は難しいことが予想されます。

他のクレジットカードの審査でも落ちた人は、下記記事をご覧ください。

Q.Suicaやnanacoなどへのチャージは?

オリコカードザポイントからクレジットチャージできる電子マネーは次のとおり。

電子マネー チャージ可否 ポイント付与
iD 100円
→1ポイント
QUICPay 100円
→1ポイント
Suica
モバイルSuicaのみ(※)
100円
→1ポイント
nanaco -
Edy - -
PASMO - -
SMART ICOCA 100円
→1ポイント

※…iPhoneならApple Pay/AndroidはおサイフケータイのモバイルSuica

iDとQUICPayは後払い式電子マネーでチャージ自体が不要のため、◎としてあります。

チャージ対応している電子マネーは比較的多いと言えるでしょう。特にモバイルSuicaもポイント付与対象なのは嬉しいところ。

Suicaチャージはビューカード一強

前提として、Suica連携はやはりビューカード系のクレジットカードがずば抜けています。

ビューカードなら以下のようなメリットも。(一部当てはまらないカードもあります)

  • Suica一体型クレジットカード
  • Suicaオートチャージ可(ポイント還元率1.5%)
  • 定期券も搭載できる(ビュー・スイカカード/ルミネカードなど)

オリコカードザポイントをネット通販用、通勤や帰り道の買い物はビューカード+Suica。

両者とも棲み分けしやすい特徴があるので、二枚持ちの相性もかなり良いと言えます。

Q.インターネット申し込みの手順・作り方は?

オリコカードザポイントのオンライン申し込み手順は次のとおりです。

  1. 公式サイトからWEB申し込む(申込者情報などをフォームに入力)
  2. 審査結果がメールで届く
  3. [※]オンラインで引き落とし口座を指定
  4. カードを郵送で受け取る
  5. [※]口座振替依頼書を記入して郵送

※…オリコ提携の金融機関の預金口座があればオンラインで指定可

信販大手の蓄積されたノウハウからか、申し込みの手順はだいぶ簡略化されています。スマホからでも簡単に申込できますよ。

Q.締め日・支払日はいつ?

オリコカードザポイントの支払いは口座振替(引き落とし)で、締め日と支払い日は次のようになります。

  • 締め日:月末
  • 支払日:翌月27日(土日・祝日の場合は翌営業日に後ろ倒し)

Q.限度額はどれくらい?

オリコカードザポイントの限度額は10~300万円とかなり幅が広く、300万円となると一般的なゴールドカードやプラチナカードに匹敵する水準。

もちろん審査によって個別に決まり、最初は低めからとなります。

ショッピング枠/キャッシング枠の限度額設定についてくわしくは公式サイトをご覧ください。

Q.キャッシング枠はあるの?

オリコカードザポイントはショッピング枠だけでなく、キャッシング枠も申し込むことができます。

設定される枠は審査によって人それぞれですが、10万円~100万円。返済は一括返済かリボルビング払いとなります。

実質年率15.0%~18.0%で返済期間は1カ月~58カ月なので、一般的な水準と言えるでしょう。

Q.実際のところ、評判はいいの?

ポイント高還元率カードとしてメリットの多いオリコカードザポイント。

ネット上での評判もよく、これといった酷評も見当たりませんでした。

 

ポイントの有効期限が短いという口コミはありましたが、スムーズにAmazonギフト券に交換できるので問題なし、とする人が多いようですね。

そのほか管理アプリに関する評判もポジティブなものが目立ちました。

Q.通常オリコカードザポイント→ゴールドへの切り替え方法は?

オリコカードザポイントからプレミアムゴールドへ切り替える方法は次の二つがあります。

  1. オリコカードザポイントを解約→プレミアムゴールドを新規申込
  2. プレミアムゴールドを新規契約→オリコカードザポイントを解約

要するに「切り替え」というシステムがないので新規で申し込む形になりますが、どちらが先か…ということですね。

前者の場合だとプレミアムゴールドの審査にもし落ちた場合、解約損になりかねません。

プレミアムゴールドを新規で申し込み、通ったらオリコカードザポイントを解約するのがベターでしょう。

総評:Amazonなどネット通販のお得カードとして非常に優秀

最後にもう一度、Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)の特徴をおさらいしておきましょう。

  • 通常1.0%、ネット通販で2.0%~の高還元率
  • Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング全てで2.0%以上
  • ポイントの交換先が豊富で使い勝手◎
  • 入会後半年間はポイントが2倍
  • ポイント有効期限は1年間と短い
  • MasterCardブランドなので世界中で◎
  • iDとQUICPayをダブル搭載
  • シックなブラックで券面デザイン◎
  • ETCカード&家族カードも無料
  • 旅行保険は付帯されない
  • キャンペーンのポイント全獲得は難しい
  • モバイルSuicaやSMART ICOCAはチャージでポイント付与対象

「旅行保険がない/実店舗でのポイントアップがない」という欠点を補う以下のようなカードと併せ持ちし、オリコカードザポイントはネット通販+iDやQUICPayの少額キャッシュレスに絞るのもオススメです。

主要コンビニ 海外旅行保険
併せ持ち
おすすめカード
三井住友カード(NL) エポスカード
理由 セブンイレブン、ファミマ、ローソンで2.5% 年会費無料で
自動付帯の海外旅行保険

オリコカードザポイントは何と言っても保有コストゼロなので、生活の中で「こんな特典があるといいな…」と足りない要素を補うカードを併せていくのが容易です。(年会費計算も不要ですね)

楽天市場だけなら楽天カードが最強ですが、「Amazonとかも使うタイミングがある」という人なら持っておいて損はない一枚ですよ。

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