クレジットカードの審査に落ちた…もう通らないのかも…
職業に問題があるのか、はたまた年収に問題があるのか、いろんなことを考えてしまいますよね。
しかし、もしかすると審査に落ちた理由は別のところにあるのかもしれません。
この記事では、クレジットカードの審査に落ちる理由の全17パターンを紹介します。
再申し込みのコツも紹介するので、クレジットカードを手に入れたい人は必見ですよ!
目次
クレジットカードの審査に通らないのはなぜ?落ちる2大要因
どんなクレジットカードでも、審査でみられる項目は、大別すれば以下の2つのみ。
- 申し込み情報(申し込みフォームで入力した年収や職業の情報)
- 信用情報(個人信用情報機関に登録されている情報や社内の顧客情報)
これらの項目をスコアリング形式で採点し、基準値を超えている人にカードを発行します。
つまり、申し込み情報・信用情報のいずれかが悪く、カード会社に支払い能力不足と判断されるのがクレカ審査に落ちる理由です。
なんてことはよくある話です。
これは、クレジットカード1枚1枚で審査基準が異なり、難易度に差があるためです。
1.申し込み情報が悪い(収入や職業など)
申し込み用紙(フォーム)に入力した個人情報で、支払い能力に影響するものに対しては、スコアがつけられます。
低いスコアがつけられ、審査落ちの理由になるのは以下のような場合。
- 収入が少ない
- 職業が不安定
- 無職
- 勤続年数が短い
- 賃貸物件に住んでいる
特に年収や職業は重要で、年収が100万円程度のフリーターの方がプラチナカードを申し込んでもまず無理です。(くわしくは「申し込み情報の悪さ」で審査落ちする6つの理由で後述します。)
2.信用情報(クレヒス)が悪い
信用情報とは、クレジットカードやカードローンの利用履歴のこと。(いわゆるクレヒス)
CICやJICCといった、個人信用情報機関に保存されており、カード会社は審査の際に参照します。
そのため以下のように、延滞などをしてクレヒスに傷があると、クレジットカードの審査に通りづらくなります。(くわしくは「信用情報の悪さ」で審査落ちする8つの理由で後述)
- 過去に返済遅延した
- 他社からの借入金額が多い
- 初めてクレジットカードを申し込んだ(スーパーホワイト)
- クレジットカードをたくさん持っている
- ブラックリスト入りしている
- ブラック明け直後に申し込んだ(スーパーホワイト)
- 短期間で複数枚のカードを申し込んだ(申し込みブラック)
- 社内ブラックに登録されている
例外:審査以前に弾かれている可能性もある
大手勤務で年収や職業には問題ないはず、過去に延滞した記憶もない。
それでも審査に落ちてしまった人は、審査以前に弾かれている可能性があります。
- 申し込み条件を満たしていない
- 申し込み内容の不備
- 虚偽の申告をした
上記のようにうっかりミスで審査落ちすることもあるので、申し込みフォーム入力の際には十分注意しましょう。(くわしくは審査以前(申し込み段階)で弾かれる3つの理由で後述)
「申し込み情報の悪さ」で審査落ちする6つの理由
申し込み情報、つまりあなたの属性が原因で審査落ちする理由は、6つのケースに分類できます。
- 収入が少ない
- 職業が不安定
- 無職
- 勤続年数が短い
- 居住年数が短い
- 賃貸物件に住んでいる
1つひとつ見ていきましょう。
1.収入が少ない
ただ単に、収入が少ないと判断されて審査に落ちることはよくあります。
年収ごとの、審査通過目安はこんな感じでしょうか。
- 年収100万円未満:一般カードでも不安が残る
- 年収100万円以上:一般カードならだいたいOK
- 年収200万円以上:年会費が安めのカードならだいたいOK
- 年収300万円以上:ゴールドカードの審査に通る可能性アリ
- 年収400万円以上:だいたいのゴールドカードOK
- 年収700万円以上:プラチナカードの審査に通る可能性アリ
年収が100万円程度でも年会費無料の一般カードなら、取得可能性のあるカードは多くありますが、ゴールドカードとなると少し厳しいです。
ただいくら年収が高くても、“職業が不安定”と判断された場合は、審査落ちすることがあります。
2.職業が不安定
職業ごとに、スコアリングの点数がどうなるかをまとめてみました。(あくまで目安)
スコアリングの点数 高 ↕︎ 低 |
公務員・医師・弁護士・税理士 |
---|---|
会社員・教職員 | |
学生・専業主婦 | |
個人事業主・契約社員・派遣社員・フリーター | |
無職 |
公務員や医者、弁護士など、安定した職業と判断される場合は、審査に通りやすいです。
一方、個人事業主や契約社員、はたまたフリーターは安定していないと判断されるため、審査落ちの理由になってきます。
主婦や学生は意外と通りやすい
主婦や学生は、家族に安定した収入さえあれば、問題なく審査に通るはずです。
- 主婦→配偶者に安定した収入があれば問題ない
- 学生→後ろ盾に親がいるので、審査に通りやすい
仮に主婦や学生の方で審査に落ちてしまった場合は、申し込み条件を満たしていないだけの可能性も大いにありうるので、よくよく確認して見ましょう。
世帯年収の欄もしっかり記入して、返済能力があることをアピールしましょう。
3.無職
無職の場合、かなりの確率でクレジットカードの審査に落ちます。
見込みあり | 見込みなし |
---|---|
家賃収入、株の配当がある 大きな資産、預金残高がある 年金を受給している 配偶者など世帯年収が高い etc |
左記以外で 独身で扶養にも入っていない 収入が全くないetc |
確かに、家賃収入がある、年金受給者、預貯金額が多い人には、楽天カードなどの一部のカードの審査に通ったという口コミもあります。
ただ、扶養家族でもなく、収入が1円もない場合はかなり厳しいので、まずはアルバイトでもいいので働くのがクレジットカード審査通過の近道と言えるでしょう。
4.勤続年数が短い
勤続年数もスコアリングの対象になり、1年未満の場合なんかは低いスコアがつけられ、審査落ちの原因になってきます。
- 勤続年数1年未満:不安要素
- 勤続年数3年以上:まずまずといったところ
- 勤続年数5年以上:強みに働く
- 勤続年数10年以上:文句なしの状態
これはもちろん、勤続年数が長いほどリストラの心配がなく、“安定した継続収入がある”と判断してもらえるため。
さらに、安定志向で社会適応力がある、といった具合で“性格”もプラス評価されます。
5.居住年数が短い
居住年数もスコアリングの対象になり、極端に短い場合は審査落ちの原因に。
これは、夜逃げの可能性が高いと判断されるからです。
居住年数が1年未満だと審査に通りづらいので、引っ越し予定がある人はその前に申し込むのが鉄則です。
ただし、いくら居住年数が短かったとしても、虚偽の報告だけは絶対にやめましょう。バレて審査に落ちますよ。(くわしくは「虚偽の申告した」で後述)
6.賃貸物件に住んでいる
賃貸物件に住んでいる場合も、スコアリングの点数が低くなり、審査落ちの原因に。
これも、居住年数が短い場合と同じ理由。
夜逃げの可能性を考慮した場合、持ち家や実家の方が有利になります。
- 持ち家や実家→夜逃げしにくい
- 賃貸物件→夜逃げの可能性アリ
ただ賃貸派の人が多くなってきているこのご時世、居住形態だけが理由で審査落ちすることはまずないので、そこまで心配しなくて大丈夫です。
以前は固定電話も重要だったが...
従来は固定電話を設置に数万円の費用がかかりました。(電話加入権)
「電話加入権」には個人情報の登録が必要で、財産として認められているほどだったため、固定電話があるとクレジットカードの審査に有利という過去がありました。
現在ではほぼほぼ関係ない
しかしこれは1980年代~1990年代の話。
2022年現在はスマホを一人一台持つ時代。上京してきて一人暮らしをしている方ではむしろ固定電話を所有している人の方が少ないです。(2022年現在固定電話を設置している20代は約5%)
そのため現在のクレジットカードの審査では固定電話の番号がなくても不利になることは全くありません。
「信用情報の悪さ」で審査落ちする8つの理由
年収や職業などに全く問題がない場合は、信用情報(クレヒス)が悪い可能性が高いです。
- 過去に返済遅延した
- 他社からの借入金額が多い
- 初めてクレジットカードを申し込んだ(スーパーホワイト)
- クレジットカードをたくさん持っている
- ブラックリスト入りしている
- ブラックリスト明け直後に申し込んだ(スーパーホワイト)
- 短期間で複数枚のカードを申し込んだ(申し込みブラック)
- 社内ブラックに登録されている
それぞれについて見ていきましょう。
1.過去に返済遅延した
クレヒスを悪化させる最もポピュラーな原因は返済遅延。
クレジットカードやカードローンの入金情報、つまりきちんと返済をしているかどうかは、24ヶ月分信用情報機関に保存されています。
- クレジットカードの支払い延滞
- 消費者金融からの借り入れ返済延滞
- スマホの分割払い料金延滞
- 奨学金の返済延滞
過去2年の間に返済遅延があれば、クレジットカードの審査落ちの原因になります。
短期の延滞なら1,2回程度は問題ない
「やべっ、口座の残高が足りなくて、支払えなかった…」ということがあっても、数日後に支払っていれば問題ないです。
短期の延滞なら1,2回程度は、クレカの審査にほとんど影響を与えないでしょう。
ただし2〜3ヶ月以上遅延した場合は、“金融事故”になり審査に全く通らない状況になります。(くわしくは「理由6.ブラックリスト入りしている」で後述。)
年金をはじめ、公共料金・健康保険料・各種税金などは、延滞していてもカード審査には全く影響ありません。(個人信用情報機関に登録されないため)
2.他社からの借入金額が多い
キャッシングやカードローンの借り入れ額が多い人は、それがクレカ審査に落ちの理由かもしれません。
金額の目安は年収の3分の1。(総量規制という法律でそれ以上の貸し出しは禁じられているから。)
1社ならともかく、2社・3社から借り入れしている場合は、かなり審査に不利に働きます。
リボの残債にも注意
リボ払いの残債が多く残っている人も、審査にかなり不利に。
ロジックとしてはキャッシングやカードローンの場合と同じです。
上限の目一杯まで使っている場合(いわゆるリボ天)は、審査落ちの原因になっている可能性大です。
3.初めてクレジットカードを申し込んだ(スーパーホワイト)
初めてクレジットカードを申し込む人は、信用情報の利用履歴が真っさらな状態。(スーパーホワイト)
学生や20代前半であれば不自然なことではないですが、これが30歳を超えてくると審査落ちの理由になってきます。
今まで現金一筋を貫いてきた人も、まずは審査が優しめのカードでクレヒスを積んでいくことが重要ですよ。
4.クレジットカードをたくさん持っている
クレジットカードをたくさん持っている人は、それが審査落ちの原因かもしれません。
2,3枚程度なら、問題なく発行できるはずですが、6,7枚目以降になってくるとだいぶ怪しいです。
カード会社としては、使ってもらって初めて利益につながるので、今後の稼働率が低いと判断した人にはクレカを発行したくないんですね。
使っていないカードは解約しよう
もちろん年収や職業によっては、何十枚もクレジットカードを発行できることもあります。
そのため何枚までならセーフかは一概には言えませんが、少しでも審査通過の確率を上げるために、使っていないカードは解約してしまいましょう。
何枚も持っていると、管理が煩雑になり不正利用のリスクも高まりますし、利用額を把握しきれずにうっかり延滞を、なんてこともあるので、3,4枚に絞ったほうがいいですよ。
5.ブラックリスト入りしている
ライフカードChなどの“審査が甘い”と囁かれるクレジットカードに落ちてしまった場合は、「ブラックリスト入り」している可能性が非常に高いです。
ブラックリスト入りとは、以下のような「金融事故」が発生して、クレカの審査に通らない状況のこと。
- 長期延滞をした(2〜3ヶ月以上)
- 債務整理をした(自己破産・個人再生・特定調停・任意整理など)
- 保証会社による代位弁済が行われた
- クレジットカードを強制解約された
一度登録されてしまうと、5〜10年は信用情報機関に情報が残り、その間はクレジットカードやローンを組むことができまず、じっと待つしかありません。
6.ブラックリスト明け直後に申し込んだ(スーパーホワイト)
金融事故発生から5〜10年経過し、ブラック状態が解除されても、依然としてクレジットカードの審査には通りづらいです。
というのは、個人信用情報の履歴が真っさらで、カード会社からすると信用の判断材料がないからです。(スーパーホワイト状態)
1枚目のクレジットカードが審査に通りづらい理由と同じロジックですね。
7.短期間で複数枚のカードを申し込んだ(申し込みブラック)
短期間にたくさんクレジットカードを申し込むと、審査に通りづらくなります。これがいわゆる“申し込みブラック”。
カード会社の目には“お金に困っている人”と映ってしまうからです。現金化などをされて、代金を踏み倒されたらたまったもんじゃないですもんね。
目安としては1ヶ月以内に3枚以上で申し込みブラックになると言われており、次回の申し込みまでは最低半年はあけた方がいいです。(くわしくは「再申し込みのコツ2」で後述)
8.社内ブラックに登録されている
利用規約を破るなど問題を起こした人は、そのカード会社のカードの審査にはかなり通りづらいです。
- 債務整理時に利用代金を踏み倒した
- 現金化が発覚して強制解約になった
- 利用額を長期延滞・長期滞納して強制解約された
- トラブルを起こし強制解約された
これがいわゆる“社内ブラック”という状態で、一般的なブラックリストとは異なり、情報は半永久的に消えることはありません。
再申し込みをしても取得できる可能性は非常に低いので、別のカード会社のクレジットカードを申し込むのが良いでしょう。
審査以前(申し込み段階)で弾かれる3つの理由
属性やクレヒスに問題がなさそうな場合は、根本的な理由で審査以前の段階で弾かれてしまっている可能性があります。
- 申し込み条件を満たしていない
- 申し込み内容の不備
- 虚偽の申告をした
1.申し込み条件を満たしていない
クレジットカードでは、一枚一枚「申し込み条件」があります。
「高校生をのぞく18歳以上の方」としか書かれていないことが多いんですが、カードによってはこんな条件も。
- 20歳以上
- 39歳以下限定
- 学生限定
- 学生申し込み不可
- 電話連絡ができる方
- 安定した収入がある方
条件を確認してから申し込もう
例えば、20際以上限定のカードに18歳で申し込んでも全くの無意味。
申し込み条件を満たしていなければ、審査以前の段階で弾かれてしまいます。
申し込み前に今一度、条件をよくよく確認するようにしましょう。
2.申し込み内容の不備
クレジットカードの申し込み書類(フォーム)に間違った情報を記載すると、審査落ちの原因になります。
- 身分証明書と現住所が違う
- 生年月日や氏名が違う
- 銀行印が違う
特に、身分証明書に記載されている住所と、申し込み時の住所が違うとまず審査には通りません。
落ちるとは言わずとも、審査を大幅に遅らせる原因になるので、申し込みの記入(入力)は慎重に!
ただ、現在はネット申し込みが一般的。
楽天カードのように銀行印が必要ないクレジットカードも増えてきているので、ほとんど心配ないでしょう。
3.虚偽の申告をした
クレジットカードの審査にパスしたいがために、こう考える人もいるかもしれません。
- 実際より高い年収を申告しよう
- 無職だけど会社勤めということにしよう
- 借入額を少なくして申告しよう
しかし、こういったデタラメ(分不相応)な年収や虚偽の申告は、バレる可能性が高く審査落ちの原因になりやすいです。
虚偽の申告はすぐにバレる
年収の水増しをしても職業からすぐに推測されますし、職場を捏造しても“在籍確認”の電話ですぐにバレてしまいます。
借入額も個人信用情報機関に登録されているので、事実と乖離している申告をすれば、大幅に信用ダウンに繋がります。
相手は審査のプロ、嘘はすぐ見破られます。
審査落ち後の再申し込みの3つのコツ
クレジットカードの審査に落ちてしまっても、取得できる可能性はいくらでもあります。
3つばかりコツを覚えておくと、再申し込み時の審査通過の確率を高めることができるはずですよ。
- まずは審査に落ちた理由を究明
- 最低半年の期間を空ける
- 審査が甘い別のカードを申し込む
1.まずは審査に落ちた理由を究明
クレジットカードの審査に落ちてしまった場合は、まずは理由を究明することが先決です。
この記事の前半部分を元に、疑わしき理由を書き出してみましょう。
年収や職業などの属性が問題の場合は、あまり打つ手はありませんが、クレヒスが原因なら話は別です。
開示請求も1つの手
ブラックリスト入りして入れば、何をしようが再申し込みしても必ず審査に落ちてしまいます。
CICなどの個人信用情報機関に開示請求を行って、クレヒスに傷があるかを確認しましょう。(くわしくは別記事の「クレヒスに傷アリかの見分け方」をご覧ください。)
有料ですが、PCやスマホでWeb上から簡単に確認できますよ。
個人信用情報機関 | オンライン (PC・スマートフォン) |
郵送 | 窓口 |
---|---|---|---|
CIC | 1,000円 | 1,000円 | 500円 |
JICC | 1,000円 | 1,000円 | 500円 |
JBA | × | 1,000円 | × |
2.最低半年の期間を空ける
個人信用情報機関にはクレジットカードの申し込み情報も6ヶ月間保存されます。
審査に落ちた場合には、発行情報はなく申し込み情報だけが記載されている状態になり、証拠が残ることに。
- 申し込み情報:6ヶ月残る
- 発行情報:なし
審査落ちの履歴がある人には、カード会社も発行をしたがらないので、再申し込みまでは最低でも半年空けるようにしましょう。
3.審査が甘い別のカードを申し込む
審査難易度を下げるのも、再申し込みの通過率を上げる有効な手段です。
例えば職業フリーターでゴールドカードに申し込んでも、いとも簡単に審査落ちしてしまいます。
自身の返済能力に見合ったカードを申し込むことで、審査通過率をグンと上げることができますよ。(くわしくは「審査に通りやすいカード4選」で後述)
欲しいゴールドカードがある人は、そのワンランク下の一般カードで社内クレヒスを積んでいくことが重要です。
審査に通りやすいカード3選
“審査が甘い”とされ、クレヒス修行におすすめのクレジットカードは以下の3枚。
- ライフカードCh
- ANAアメックスカード
- 楽天カード
それぞれについて見ていきましょう。(なお審査基準が優しい順に並べています。)
1.ライフカードCh
年会費有料版のライフカードは、業界では審査基準が究極に低いことで有名なクレジットカード。
公式サイトで「延滞経験があっても個別に審査」と公言しているため、元々のターゲットが「審査に通りづらい人」。つまり審査基準はかなり甘いと考えられるでしょう。
CICやJICCなどの個人情報機関に金融事故情報が載っている状態(通称:ブラックリスト)でも、審査に通った事例もあります。
2.ANAアメックスカード
年会費が安く、ANAマイラー入門に最適。
- マイラー
- 独自審査
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
7,700円 | 7,700円 | 1.00~1.50% | - |
ANAアメックスカードは名前のとおりアメックスとANA提携カードですが、審査や発行はアメリカン・エキスプレス。
任意整理や債務整理、自己破産後といった異動情報が消えた直後(通称:喪明け)でも発行できた事例が多いクレジットカードです。
事故情報があっても現在の属性で判断してくれる傾向があるアメックスならでは、と言えそうですね。
3.楽天カード
年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 圧倒人気のオールマイティカード。
- 節約◎
- 電子マネー
- 買い物◎
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
先述した2枚のカードほどではないですが、審査基準が優しめとして知られるのが楽天カード。
ひとつの基準として、楽天カードの審査に落ちた→外資系または特殊なクレジットカードと考えてもいいかもしれません。
学生や主婦、個人事業主、フリーター、さらには無職の人でも発行できた事例があるので、他のクレジットカードの審査に落ちても楽天カードなら通る可能性もあると言えるでしょう。
審査がないカードに申し込むのも1つの手
どうしてもクレジットカードの審査に通らない、そんな場合は審査がないカードを申し込むのも一つの手段です。
- 家族カード
- 本カードの追加カードとして親子、配偶者間で発行できる。本カード並みのサービスや保険を安価な年会費で享受可能。引き落とし口座が一つであるため、家計の管理が楽になる。
- プリペイドカード
- 利用者が事前に前払い(チャージ)することで残高がゼロになるまで支払いに使用できるカード。15歳以上から作れるものが多く、審査もないため所有できる人の幅は広め。国際ブランド付きのカードではクレジットカードと同様に決済できる。
- デビットカード
- 銀行が発行をしており、決済をするたびに銀行口座から自動的に引き落とされるカード。15歳以上から作れるものが多く、審査もないため所有できる人の幅は広め。国際ブランド付きのデビットカードではクレジットカードと同様に決済できる
ただし、これらの利用実績は個人信用情報機関に登録されず、クレヒスを積み立てることができません。
ブラック状態が終わったら、クレジットカードを発行することをおすすめします。
クレジットカードの審査落ち関連のよくある質問
クレジットカードの審査落ちに関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。
- カード会社に確認すれば、落ちた理由はわかるの?
- 外国人は審査に落ちるの?
- 家族カードの審査に落ちることはあるの?
Q.カード会社に確認すれば、落ちた理由はわかるの?
クレジットカードの審査に落ちた場合、その連絡自体はメールや郵送で届きます。
しかし、落ちた理由までは記載されておらず、たとえ問い合わせをしたとしても、カード会社は教えてくれません。
トラブルを避けるために仕方がないことなので、自力で究明に努めましょう。
Q.外国人は審査に落ちるの?
たとえ外国人であっても、日本でクレジットカードを発行することはできます。
ただし、滞在期間が短かったり、日本語が不自由であった場合は、審査に落ちてしまうことがあります。
Q.家族カードの審査に落ちることはあるの?
家族カードでも審査に落ちることはあります。
確かに家族会員相手には審査は行われませんが、本会員は審査されます。
金融事故の情報を再請求したり、利用状況を精査した結果、発行に値しないと判断された場合は、家族カードの審査落ちだけでなく、強制解約をくらうことすらあります。
まとめ:クレジットカードの審査に落ちる理由一覧
最後にクレジットカードの審査に落ちる理由を一覧でまとめておきます。
- 収入が少ない
- 職業が不安定
- 無職
- 勤続年数が短い
- 居住年数が短い
- 賃貸物件に住んでいる
- 過去に返済遅延した
- 他社からの借入金額が多い
- 初めてクレジットカードを申し込んだ(スーパーホワイト)
- クレジットカードをたくさん持っている
- ブラックリスト入りしている
- ブラックリスト明け直後に申し込んだ(スーパーホワイト)
- 短期間で複数枚のカードを申し込んだ(申し込みブラック)
- 社内ブラックに登録されている
- 申し込み条件を満たしていない
- 申し込み内容の不備
- 虚偽の申告をした
審査に落ちてしまった場合は、上記のいずれかに該当するはずです。
自分がどれに該当するのかを究明した上で、審査難易度を下げて再申し込みをすると、クレジットカード取得の確率がグンとアップしますよ!