三井住友カード プラチナプリファードは、シンプルなサービスながらもポイント還元率が高く、魅力的なカードです。
ポイント特化型カードのため、使い方によっては効率的にポイントを貯めることができます。
今回は、三井住友カード プラチナプリファードの特徴やメリット・メリットデメリットついて徹底解説するので参考にしてみてください。
目次
三井住友カード プラチナプリファードの特徴
特約店の利用でポイントアップ!圧倒的に充実しているサービスが魅力。使いやすいポイント特化型カード。
- 高コスパ
- 海外◎
- 電子マネー
- 買い物◎
初年度年会費 | 2年目~年会費 | ポイント還元率 | 電子マネー等 |
33,000円(税込) | 33,000円(税込) | 1~15%(※) |
※スマホのVisaのタッチ決済で支払うことが条件です
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です
※通常のポイントを含みます
※商業施設内にある店舗などでは一部ポイント付与の対象となりません
※一定金額(原則1万円)を超えるとタッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しての支払いとなる場合があります。その場合のお支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象となりません。タッチ決済とならない金額の上限は利用される店舗によって異なる場合があります
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては1ポイント1円相当にならない場合があります
三井住友カード プラチナプリファードのメリット
三井住友カード プラチナプリファードのメリットは、ポイントの還元率の高さだけではありません。
そのほかにも多数メリットがあるので、それぞれお伝えしていきます。
プリファードストアの利用で最大15%ポイント還元
※プリファードストア(特約店)利用で通常還元率+1~14%
※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です
※通常のポイントを含みます
※商業施設内にある店舗などでは一部ポイント付与の対象となりません
※一定金額(原則1万円)を超えるとタッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しての支払いとなる場合があります。その場合のお支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象となりません。タッチ決済とならない金額の上限は利用される店舗によって異なる場合があります
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては1ポイント1円相当にならない場合があります
三井住友カード プラチナプリファードには、「プリファードストア(特約店)」があり、宿泊予約サイト・コンビニ・カフェ・ドラッグストアなど、日常気軽に立ち寄れるお店でポイントを貯めることが可能です。プリファードストアでカードを利用することで、通常のポイント付与にプラスして1〜14%の追加ポイントがもらえます。
宿泊予約サイトでの利用が最も多い14%のポイントアップとなるため、旅行好きの人であればとても魅力的なメリットだといえるでしょう。
また、通常ポイントと合わせると対象のコンビニでの利用も5%ポイント還元される計算となるため、日常的に利用する方にとってはポイントが次々貯まる良心的なカードです。
一方で、一部対象外の店舗もあるため利用をする前にしっかりと付与条件を確認してから効率的にポイントを貯めてください。
ただし、追加ポイントを獲得できる条件はそれぞれの特約店で違うので、必ず確認しましょう。対象店舗や条件は公式サイトの「プリファードストア(特約店)一覧」で確認できます。
海外利用でポイント2%アップ
三井住友カード プラチナプリファードを海外で利用すると、日本円換算で利用金額100円(税込)ごとに2ポイント加算してもらえる点もメリットです。
通常ポイントと合わせて3ポイントが還元されるため、何かとお金を使う海外旅行でも大きくポイントを貯めることができるお得感があります。仕事や旅行など、海外にいく機会が多い方は効率的にポイントを貯められるでしょう。
また、国際ブランドがVisaなので、海外でも使いやすいです。
ただし、国内加盟店での外資決済・海外でも日本円で決済した場合は対象外となるのでよく覚えておくとよいです。
国内加盟店というと、例えばANAやJALなどで海外発券する際に外貨建決済をしたとしてもポイントの対象とはなりません。
年会費無料で家族カード利用可能
三井住友カード プラチナプリファードは、家族カードは年会費無料で利用が可能です。
本人カードの場合は2年目以降33,000円(税込)の年会費が必要ですが、家族カードの場合は年会費不要で利用できます。
枚数制限なく付帯してもらえ、ポイント加算対象となるので家族みんなで使うことで一層ポイントを貯めやすくなるでしょう。
また、三井住友カード プラチナプリファードには「家族ポイント」というものがあります。
本人カードに二親等以内の家族を登録すると、利用料金200円(税込)につき最大+5%ポイントを還元してもらえるサービスです。
家族カードを持っていてもいなくても、世帯全員に優しいポイント特化型カードといえるでしょう。
空港ラウンジの無料特典あり
三井住友カード プラチナプリファードは、ハワイや国内の主要空港ラウンジを無料で利用が可能です。
全国の主要空港ラウンジを無料で利用でき、成田空港・中部のプレミアラウンジセントレア・熊本ラウンジASOだと無料アルコールサービスも堪能できます。
空港によっては、多種多様なソフトドリンクが揃っているため、搭乗までの時間を有意義に過ごしましょう。
仕事や旅行で飛行機に乗る場合、時期や時間によっては混雑が予想されるのでこうした無料特典があるととても魅力的です。家族カード会員も特典の対象なので、家族でも楽しめます。
三井住友銀行の「Olive」と相性が良い
三井住友カード プラチナプリファードは、同じ三井住友銀行系列のクレジットカードや口座をまとめる新しいサービス「Olive」との相性がバッチリです。
Oliveを利用することによって、口座とクレジットカードの明細をまとめて管理できます。
また、給与受取に設定すると毎月ポイントが貯まる特典もあるので、より手軽にポイントを貯めたい人におすすめといえます。
複数のサービスを併用することで、ポイントを効率的に貯められる、面倒な管理が不要というメリットを得られるのです。
三井住友カード プラチナプリファードのデメリット
三井住友カード プラチナプリファードは、使えば使うほどどんどんポイントが付与されていくので魅力的なカードといえます。
一方で、デメリットと感じる部分もあるので理解しておきましょう。
実際に利用する上で、メリットだけではなくデメリットも知っておくことで、後悔しない利用が可能です。
国際ブランドはVisaしか選べない
三井住友カード プラチナプリファードで利用できる国際ブランドはVisaのみです。
海外でもVisaが利用できる店舗は多く、なかでもアメリカに強いといわれていますが、ヨーロッパはMastercardの方が強いといわれているため、出張先や旅行先でヨーロッパによく行くという方はデメリットに感じるかもしれません。
三井住友カードのコンシェルジュ特典が付かない
三井住友カード プラチナプリファードは、三井住友カードのコンシェルジュ特典はつきません。
一般的にクレジットカードのコンシェルジュ特典は、旅行や記念日などに役立つものですが、三井住友カード独自のドクターコール24やプラチナグルメクーポンを利用できない点は大きなデメリットです。
ただ、三井住友カード プラチナプリファードの場合、Visaのコンシェルジュサービスは利用ができます。
VPCCと呼ばれるコンシェルジュサービスで、以下のサービスが利用可能です。
-
- ゴルフ場優待
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- 空港宅配サービス
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- お取り寄せ商品の購入
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- 高級グルメ店の優待
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- 国際線クロークの割引
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- 海外Wi-Fiレンタル
VPCCには旅行関連のサービスが多く、費用負担が高くなる海外旅行向けのサービスも揃っています。
三井住友カードとVisa、いずれも魅力的な特典が多いため、どちらの特典が自分に向いているかを基準にするとよいでしょう。
プライオリティ・パスが使えない
三井住友カード プラチナプリファードでは、プライオリティ・パスが使えません。
プライオリティ・パスとは、世界148カ国、600都市にある1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるカードで、ドリンクや軽食だけではなく、Wi-Fiや充電も利用できます。
同じ三井住友カードでも、プラチナであれば年に一度メンバーズセレクションでプライオリティ・パスを使えます。
プラチナプリファードはサービスをシンプルにしたポイント特化型カードであるため、プライオリティ・パスは使えないですが、国内・ハワイ ワイキキの空港ラウンジは無料で利用できるので、旅行先の傾向によってはあまり差を感じないかもしれません。
三井住友カード プラチナ・ゴールドとプラチナプリファードの違い
三井住友カードにはプラチナプリファードの他にも三井住友カード プラチナ、三井住友カードゴールドと種類があります。
それぞれ違いがあるので、ご説明していきましょう。
加入条件の違い
大きな違いは加入条件です。
三井住友カードゴールドとプラチナプリファードは、満20歳以上で安定した収入がある方であれば申し込みができます。
一方で、三井住友カード プラチナは満30歳以上で安定した収入がある方のみです。プラチナの場合、数多くの提携サービスやグルメサービスなどを利用できるため、しっかりとした収入と年齢が必須条件になります。
利用枠の違い
利用枠の上限もそれぞれ違う点も特徴といえます。
最も多く利用枠が設定できるのは、三井住友カード プラチナで300万円以上です。
最低金額が300万円なので、かなりの利用枠を付与してもらえ、日頃たくさんカード利用する人には魅力です。
三井住友カード プラチナプリファードは、利用枠に幅があり150〜500万円の間で審査によって変動します。
150万円でも一般的なクレジットカードと比べると大きな利用枠となるので、満足度の高い利用ができるでしょう。
最も低い利用枠は、三井住友カードゴールドです。
上限が200万円までと決められているので、審査の結果によっては少ない利用枠を設定されるかもしれません。
年会費の違い
年会費もそれぞれ違い、最も高額なのは、三井住友カード プラチナで55,000円(税込)です。数多くの提携サービス・コンシェルジュ特典がついているため、費用負担も多いといえます。
次点で三井住友カード プラチナプリファードは、33,000円(税込)必要となります。また、初回特典のポイントが非常に多いのでお得に利用できます。
三井住友カードゴールドは、11,000円(税込)の年会費でリーズナブルに利用ができ、年間100万円以上の利用で年会費が無料になる点も特徴的です。 年会費は、金額に応じてサービスや特典のボリュームも変わってくるので、安さ基準だけで決めず、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
三井住友カード プラチナプリファードのよくある質問
審査時間はどのくらいかかるの?
三井住友カード プラチナプリファードの審査時間は最短10秒で完了します(※即時発行ができない場合があります)。
インターネットで申し込んだ際は申請内容を入力し、利用代金を支払う銀行口座設定を終えた段階で審査に入ります。問題なく審査に通過した場合、1週間程度の期間でカードが到着します。
三井住友カードの場合、公式サイトできちんと審査の状況が照会できるので、気になる人は都度チェックしてみてください。状況照会をする際は、申込時に発行された15桁の申込番号・生年月日・電話番号も必要になるので、忘れずにメモしておきましょう。
プラチナプリファードの損益分岐点はいくら?
損益分岐点というのは、発生した費用を収益でカバーできるようになる時点のことを指します。クレジットカードでいうところの年会費以上にお得になるタイミングです。
三井住友カード プラチナプリファードの場合、損益分岐点は年間200万円以上からです。
年間200万円の利用と聞くと、とても高く感じられますが投資信託のクレカ積立をする人であれば、決して難しくはない基準です。例えば、毎月5万円の積み立てであれば1年間に60万円を利用することになります。残りは140万円となるため、毎月約12万円のクレジットカード利用で200万円へと届きます。
海外利用やプリファードストアをよく利用する方であれば、無理することなくすぐに損益分岐点に到達するでしょう。
また、初年度の場合は入会した月の3ヶ月末までに40万円以上の利用をすると、入会特典として40,000円分のポイントがもらえるので、すぐに買い物や旅行で利用をしたいと考えている方は損益分岐点に到達しやすいでしょう。
一度落ちたら再申し込みは無理?
三井住友カード プラチナプリファードは、審査に一度落ちても再申し込み可能です。
ただし、申し込み情報は6ヶ月間信用情報に記載されるので、半年以上経過してから申し込むのがベストでしょう。さらに、一度落ちている場合は同じ状況で申し込んでも再度審査に落ちる可能性が高いため、継続して同じ勤務先に勤めていることや年収を増やしている、借入金額が減っているなど変化が必要です。
まとめ
三井住友カード プラチナプリファードのメリット・デメリットをご紹介しました。
ポイント特化型のクレジットカードなので、海外旅行や買い物を楽しみたい人にとっては効率的にポイントを貯められて魅力的に感じられます。
初年度特典やポイントアップが豊富にあるので、ポイントを重要視している方は、ぜひ三井住友カード プラチナプリファードを利用してみてはいかがでしょうか?