楽天カードのブランド(VISA/MasterCard/JCBなど)の違いを比較!おすすめ&変更方法は?

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楽天カードを申し込むとき、最初の選択項目が「国際ブランド」。

楽天カード申し込みフォームの国際ブランド選択画面

クレジットカードとして最も選択肢が多く、楽天カードで選べるブランドは次の4種類です。

  1. VISA(ビザ)
  2. MasterCard(マスターカード)
  3. JCB(ジェーシービー)
  4. American Express(略:アメックス)

どのブランドが自分に合うんだろう…」と迷いますよね。

先に結論をざっくりとまとめると、楽天カードのおすすめの国際ブランドは次のとおり。

  • 海外での決済力:VISA/MasterCard
  • デザインの種類:MasterCard/JCB
  • Apple Payを重視:MasterCard/JCB
  • コストコでの利用:MasterCard

だいたいの人はMastercardを選べば問題ありませんが、異なる国際ブランドの楽天カードを2枚持つ場合は一枚めはVISAである必要があります。

楽天カード

楽天カード

VISAカードマスターカードJCBカードAMEXカード

年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 圧倒人気のオールマイティカード。

  • 節約◎
  • 電子マネー
  • 買い物◎
  • 初めて
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
無料 無料 1.00~3.00% google-pay apple-payedy
こんな人におすすめ!
年会費無料の高還元率カードがほしい人
楽天市場をよく利用する人
初めてクレジットカードを作る人
国際ブランドを選びたい人
メリットデメリット
通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
学生や主婦、フリーターでも可能性十分
身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
国際ブランドもデザインも豊富
ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
所有者が多いのでステータスは低い
審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
楽天からのメルマガが多い(解除可能)
期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得

このページでは、国際ブランド選びで失敗しないよう、楽天カード各ブランドのメリット&デメリットの比較やおすすめの選び方をまとめました。

楽天カードのブランド変更についてはページ後半のQ&Aにて

楽天カードの国際ブランドは4種類!基本の選び方

まずは、楽天カードの国際ブランドの基本的な選び方を確認していきましょう。

楽天カードの概要おさらい

楽天カード

楽天カード

VISAカードマスターカードJCBカードAMEXカード

年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 圧倒人気のオールマイティカード。

  • 節約◎
  • 電子マネー
  • 買い物◎
  • 初めて
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
無料 無料 1.00~3.00% google-pay apple-payedy
こんな人におすすめ!
年会費無料の高還元率カードがほしい人
楽天市場をよく利用する人
初めてクレジットカードを作る人
国際ブランドを選びたい人
メリットデメリット
通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
学生や主婦、フリーターでも可能性十分
身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
国際ブランドもデザインも豊富
ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
所有者が多いのでステータスは低い
審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
楽天からのメルマガが多い(解除可能)
期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得

ブランドはVISA・Masetercard・JCB・アメックスの4種類

冒頭でも書いたとおり、楽天カードで選択できる国際ブランドは次の4種類。

以前はVISA・Master・JCBの3種類でしたが、2018年9月25日にアメックスブランドでも発行できるようになりました。

2018年に楽天カードアメックスが誕生
そもそも国際ブランドって?
VISAやMasterCardをクレジットカードの名称だと思っている人は意外と少なくありません。

これら国際ブランドは簡単に言えば「決済システムを提供している会社」のこと。楽天カードの場合は4社と提携しているため、ブランドを選べるということになります。

4種のブランドから選べるカードはかなりレア(他にはJALカードやANAカードくらい)ですが、逆にどれを選択すればいいか迷ってしまうでしょう。

そんな時は、“楽天カードが何枚目のクレジットカードなのか?”を考えると絞り込みやすいですよ!

初めてのクレジットカードならVISAかMasterCardがおすすめ

クレジットカードを1枚も持っていない、そして初めてのカードとして楽天カードを検討している。そんな人は、まずは世界中どこでも使える“VISA”か“MasterCard”がおすすめです。

VISA・MasterCard 国内外どんなところでも利用できる
JCB・AMEX 日本では問題ないが、海外では使えるところが少ない

国際ブランド選びの最重要事項は、“使える場所が多いかどうか”。これに限ります。

VISAはシェア&加盟店数NO.1

数ある国際ブランドの中でも、中国の銀聯を除けば決済額のシェアはVISAとMasterCardが席巻しています。

(データ:THE NILSON REPORT)

クレジットカードの国際ブランド別のシェア率一覧表

加盟店数もVISA・Mastercard共に約8,000万店舗と断トツなので、国内のみならず海外旅行・出張でも何不自由なく使えるでしょう。)

最近はMastercardが強い

最近はMastercardがかなり勢いを伸ばしてきています。

  • 2018年に加盟店数はVISAと並び1位に(2021年時点で約8000万店舗)
  • 海外決済手数料(為替レート)はMastercardが安い
  • Apple Payで便利なのはMastercard

ちなみにCMのキャッチフレーズは「世界で最も多くの場所で使えるMastercard」ですよね。

楽天カードの場合もMastercardブランドは特にデメリットもないので、VISAよりもおすすめです。

楽天カードを複数枚持つなら最初に条件をチェック
楽天カードは異なる国際ブランドを2枚持ちする、いわゆるデュアル発行が可能なクレジットカードです。

ただし、2枚目にもてない組み合わせがあり以下の通りです。

  • 楽天PINKカードを2枚お持ちいただくこと
  • 年会費が有料となる楽天カードを2枚お持ちいただくこと
  • 楽天銀行カードをお持ちの場合、楽天カードを2枚持つこと
  • 楽天ANAマイレージクラブカードをお持ちの場合、楽天カードを2枚持つこと
  • 楽天カードアカデミーをお持ちの場合、楽天カードを2枚持つこと

 

2枚目以降のクレジットカードなら

既に別のクレジットカードを持っており、2枚目以降のカードで楽天カードを検討している。そんな場合は持っていない国際ブランドを選ぶのがベターです。

  • VISA→Mastercard
  • Mastercard→VISA
  • VISA・Mastercard→JCB・アメックス
  • JCB・アメックス→VISA・Mastercard

例えばすでにVISAやMastercardを持っている人は、国内では問題ない決済力があり特典も豊富な「JCB」や「アメックス」でもいいでしょう。

異なる国際ブランドを補うように所有すれば、カード決済の守備範囲が広がりますよ。

日本国内だけならJCBやアメックスもOK

確かに海外では使い勝手が決して良くはないJCBですが、国内での利便性は抜群です。

日本発の国際ブランドということもあり、ほとんどのカード決済可能店舗でJCBカードを利用できます。(15〜20年前まではJCBしか使えない店も多かったですよね。)

そして、JCBとアメックスは加盟店を相互開放しているので、アメックスも日本国内では不自由なく使えるんです。

  • JCB加盟店→JCB・アメックスで決済可能
  • アメックス加盟店→アメックス・JCBで決済可能
国際ブランド選びで最も重要なのは“決済力”です。

まずは、楽天カードが何枚目のクレジットカードかで、国際ブランドを決めると良いでしょう。

  • 初めて→VISA・Mastercard
  • 2枚目以降→持っていないブランド
  • 国内のみ→JCBやアメックス

さらに、細かいサービス内容を比較してブランドを選びたい人は、このまま読み進めてみてください!

楽天カードのブランド(VISA/MasterCard/JCB/アメックス)を比較!

決済可能範囲以外にも、ブランドごとに少しずつ特徴が違ってきます

メリットやデメリットをまとめました。

楽天カードのブランド比較表
VISA Mastercard JCB アメックス
 海外での便利さ
国内での便利さ
お買い物パンダデザイン
ディズニーデザイン × × ×
FCバロセロナデザイン × ×
楽天イーグルスデザイン × ×
ヴィッセル神戸デザイン × × ×
YOSHIKIデザイン × × ×
Apple Pay
コストコでの利用 × × ×
デュアル発行

以降ではかなり突っ込んだところまで解説しているので、慎重にブランド選びをしたい人はじっくり読んでみてください

楽天カード(VISA)のメリット&デメリット

世界中で使いやすく、初めての人にイチオシのVISAブランドの楽天カード。

メリット&デメリットを見ていきましょう。

  • メリット:お買い物パンダデザインを選べる
  • デメリット:特になし

メリット:お買い物パンダデザインを選べる

楽天カード(VISA)では、通常デザインの他に「お買い物パンダデザイン」も選べます。

楽天カード(VISA)のデザイン一覧

今まではMastercardかJCBでしか選べなかったんですが、2019年3月18日からVISAでもOKに。

基本的な機能は通常デザインと全く同じなので、かわいいカードが欲しいならこれに決まりです。

デメリット:特になし

以前は楽天カード(VISA)においてApple Payでのオンライン決済(Suica・PASMOへのチャージ等)やタッチ決済が利用不可だったのですが、2021年7月以降は利用可能になりApple Payでの機能制限はなくなりました。

その為これといったデメリットは特に見当たりませんね。

 

楽天カード(Mastercard)のメリット&デメリット

VISAに並び決済力が高く、世界中で使いやすいMastercardブランドの楽天カード。

メリット&デメリットを見ていきましょう。

  • メリット:デザイン数NO.1
  • メリット:Apple Payをフル機能で使える(Mastercard コンタクトレスも便利)
  • デメリット:特にない

メリット:デザイン数NO.1

楽天カードの4種のブランドの中で、Mastercardはデザイン数が一番多いです。

楽天カード(Mastercard)のデザイン一覧

通常デザインとお買い物パンダデザインに加えて、FCバルセロナや楽天イーグルス、ヴィッセル神戸やYOSHIKIデザインなどを選べます。

年会費無料で保有コストがかからないため、“ファングッズ”の一つとして発行する人も多いみたいですよ。

メリット:Apple Payをフル機能で使える(Mastercard コンタクトレスも便利)

楽天カード(Mastercard)ではApple Payをフル機能で使えます。

QUICPayとしてはもちろん、ネットショッピングやSuicaチャージにも対応。

さらにApple Pay上でMastercardコンタクトレスも使えるので、海外でもiPhone一つでカード払いできます。

Mastercardコンタクトレスとは?
電子マネーのように“ピッ”と簡単にクレジットカード払いができるもの。

日本ではまだあまり普及していませんが、海外(特にオーストラリア)では主流の決済手段です。

デメリット:特にない

決済力でいえばJCBやアメックスよりもダントツ上。

デザインの豊富さやApple Payでの利便性を鑑みると、むしろVISAよりもMastercardの楽天カードのほうが魅力的です。

これといったデメリットは特に見当たりませんね。

楽天カード(JCB)のメリット&デメリット

海外での決済力はやはり、VISAやMastercardに劣りますが、国内なら使い勝手がいいJCBカード。

メリット&デメリットを見ていきましょう。

  • メリット:デザインを選べる(ディズニーやお買い物パンダ)
  • メリット:「JCB PLAZA」を使える
  • デメリット:Pay PayやKashに登録できない
  • 改悪:nanacoチャージでポイント付与なしに

メリット:デザインを選べる(ディズニーやお買い物パンダ)

JCBブランドの楽天カードは、Mastercardと比較すると選べるデザイン数はやや少ないです。

楽天カード(JCB)のデザイン一覧

しかしディズニーデザインを選べるのはJCBブランドの楽天カードだけです。

東京ディズニーランドの公式スポンサー、「JCB」ならではのメリットですね。

メリット:「JCB PLAZA」を使える

楽天カード(JCB)ではJCBの海外旅行サポート窓口、「JCB PLAZA」を使えます。

JCB PLAZA

現地で観光情報案内や、ホテル・レストランの予約、そしてカード紛失時の対応など、あらゆるシチュエーションをサポートしてくれます。

さらに、一部主要都市(アメリカ・韓国・台湾・中国・シンガポール・タイ・フランス)には「JCB プラザ ラウンジ」が設置されており、空港ラウンジのようなサービスを受けられます。

ハワイRakuten Cardラウンジの誕生でメリットに陰りが
2017年に「ハワイRakuten Cardラウンジ(DFS2階)」が誕生。

楽天カード会員なら、どの国際ブランドでも使えるので、ハワイに限った話でいえば、わざわざJCBブランドの楽天カードを発行する必要はないのかな、という感じがします。

デメリット:Pay PayやKyashに登録できない

新規のキャッシュレス決済方法では、登録できるブランドがVISA・Mastercardのみで、JCBやアメックスのカードでは登録できないことが多いです。

例えば「Pay Pay」や「Kyash」なんかがそうで、JCBブランドの楽天カードは登録できません

QRコード決済(〜Pay)戦争真っ只中で、多くの企業が破格のキャンペーンを行なっている中、門前払いされるのは虚しいですね。(PayPayの100億円キャンペーンなど)

改悪:nanacoチャージでポイント付与なしに

楽天カード(JCB)は唯一nanacoチャージができるブランドです。

楽天カードのnanacoチャージ可否
楽天カード(VISA) ×
楽天カード(Mastercard) ×
楽天カード(JCB)
楽天カード(アメックス) ×

さらに楽天スーパーポイントもきっちり1.0%貯まるため、これ目当てにJCBブランドを発行するnanacoユーザーが多くいました。

しかし2017年の11月1日の改悪で、nanacoチャージはポイント付与対象外に。

現在では楽天カード(JCB)から、VISAやMastercardに切り替える風潮がありますね。

楽天カード(アメックス)のメリット&デメリット

2018年10月に新しく登場したアメックスブランドの楽天カード。

加盟店数は他の3種に比べて少なく、正直使い勝手がいいカードとはいえませんが、アメックスブランドのカードを年会費無料で持てるのは楽天カードが唯一です。

メリット&デメリットを見ていきましょう。

  • メリット:アメリカン・エキスプレス・コネクトを使える
  • デメリット:Apple Payに登録できない

メリット:アメリカン・エキスプレス・コネクトを使える

楽天カード(アメックス)ではアメックス独自の優待特典やキャンペーンを利用できます。(アメリカン・エキスプレス・コネクト

  • レストランでの飲食代金割引やボトルワインのサービス
  • エンターテイメントのチケット先行販売や特別プラン
  • アメックス厳選ショップでの優待特典
  • 「アメックスオンラインモール」のクーポンや最新情報の紹介(ファッション・グルメ・家電など)
  • アジア中心のレストランやショップ、ホテルの優待特典(LIVE THE WORLD)
  • 「Expedia」で国内外のホテル宿泊料金8%オフ、海外ツアー料金3,750円オフ(15万円以上利用)

金額的に少し敷居が高い場所での優待が多く、実用的かは微妙なところですが、無料特典なので損はないですね。

デメリット:Apple Payに登録できない

登場してから間もないためか、楽天カード(アメックス)はApple Payに登録できません。

Appleと楽天の連携が上手く取れていないだけで、近い将来は対応するはずですが...。(あくまで推測)

ただ現状では登録自体ができず、QUICPayも使えないので、Apple Payを使いたい人は、アメックスは避けた方がいいでしょう。

楽天カードの国際ブランド、おすすめはコレ!【こだわり別】

楽天カードのブランド選びは、まずは何枚目のクレジットカードかどうかで決めるのがいいと思います。

すでに複数枚のカードを持っている人は、重要視する項目で選ぶのが良いでしょう。

  • Apple Payを使う場合
  • デザイン重視で選ぶ場合
  • コストコで使いたい場合
  • 海外で使いたい場合

どのブランドがおすすめかをケースごとに分けて考察してみました。

Apple Payを重視:アメックス以外

Apple Payで使える機能
楽天カード(VISA) フル機能
楽天カード(Mastercard) フル機能+Mastercardコンタクトレス
楽天カード(JCB) フル機能
楽天カード(アメックス) 登録不可

アメックス以外ならApple Payの機能をフルで使えます。

  • QUICPayとして実店舗での決済
  • Suicaチャージ
  • ネットショップでの支払い

Apple Payを使いたいならば現状アメックスを選ぶべきではないでしょう。

VISA・アメックスでもSuicaチャージできる
iPhone上のSuicaには、Apple Payからだけでなく、Suicaアプリ上からもチャージできます

Suicaアプリのチャージ画面

日本で発行されているクレジットカードならどんなものでも登録できるので、VISA・アメックスの楽天カードでも大丈夫です。

実際に筆者は楽天カード(アメックス)でSuicaチャージをしていますが、何不自由なく使えていますよ。

VISA Mastercard JCB アメックス
Walletアプリ ×
Suicaアプリ

デザインの選択性を重視:マスターカードかJCB

楽天カードのブランドをデザイン重視で選ぶなら、MastercardとJCBに軍配が上がります。

楽天カードのデザイン一覧

ダントツでデザイン数が多いのはMastercard、ディズニーデザインならJCB一択。

VISAでもお買い物パンダデザインは選べますが、アメックスは通常デザインのみです。

コストコで使うならMastercardがおすすめ(AMEXは不可に)

巨大な倉庫スタイルの店舗で、格安で高品質の商品を購入できるコストコ。

そのコストコで使える国際ブランドはMastercardのみです。(以前はアメックスブランドのみだったが、2018年2月1日を機に変更)

コストコユーザーならMastercard一択です。

海外での決済力を重視:VISAかマスターカード

海外旅行や出張が多い人は、やはり加盟店数が多いVISAかMastercardの楽天カードがいいでしょう。

この二つを海外決済手数料の観点で比較すると、統計的にみてMastercardの方が高レート。(国際ブランドの中で一番)

VISAよりも、Mastercardの方が海外決済手数料が少なくすみお得です。(海外キャッシングも同様)

台湾・韓国・ハワイによく行く;JCB

一般的に、海外での使い勝手が悪いと言われるJCBですが、台湾・韓国・ハワイに限っていえば別です。

この3ヶ国は、日本人観光客が多く、それに比例してJCBの加盟店も多いんですね。

さらに、ハワイではJCBカードを提示するだけで、「ワイキキ・トローリー」に無料で乗り放題なので、JCBブランドの楽天カードを持っておくと便利ですよ。

楽天カードの国際ブランドに関するQ&A

楽天カードの国際ブランドに関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q.審査に通りやすいブランドはあるの?

楽天カードでは国際ブランドによって審査難易度が変わることはありません

どのブランドでも、全て審査するのは“楽天カード株式会社”。VISAにしようがJCBにしようが、審査基準は全く同じです。

審査担当会社
楽天カード(VISA) 楽天カード株式会社
楽天カード(Mastercard) 楽天カード株式会社
楽天カード(JCB) 楽天カード株式会社
楽天カード(アメックス) 楽天カード株式会社
ブランドによって審査難易度が変わることもある
ただしANAカードのように、国際ブランドによって発行会社が異なる場合は、審査難易度にも差が生まれてきます。

  • ANAカード(VISA・Mastercard)→三井住友発行
  • ANAカード(JCB)→JCB発行
  • ANAカード(AMEX)→アメックス発行

Q.国際ブランドを変更することはできるの?

楽天カードではブランドを途中で変更することはできません。

例えば、楽天カード(JCB)→楽天カード(VISA)に変更したい場合は、一度解約してから、再度申し込みをする必要があります。

再申し込みは解約から2〜3日後にしなければならず、その間はカードを使えずかなり不便ですね...。

ブランド変更にはデメリットが多い

他にもデメリットがたくさんあります。

  • 再度審査が必要(前回はクリアしたが今回通過できるとは限らない)
  • 家族カードやETCカードも解約と再度申し込みが必要
  • 有効期限や番号が新しいものに代わるので、支払い方法として登録してあるクレジットカード情報をすべて変更しなくてはいけない
  • 再申込の場合は、新規入会キャンペーンの入会特典は対象外になる
  • 楽天Edyの残高は引き継がれない

面倒くさいことが多いので、初めの国際ブランド選びは慎重に行いたいところです。

どうしても他のブランドを持ちたい人は、楽天カードを2枚持ちするのも一つの手でしょう。(くわしくは次項目のQ&Aで後述)

Q.複数のブランドを追加で発行できるの?(2枚持ちできるの?)

前述のとおり、楽天カードでは1枚目のカードがVISAに限り、MastercardかJCBの楽天カードをプラスで1枚発行できます。

現在このような情報は見当たりません。どのブランドでも別ブランドのカードを追加発行する事は可能なようです。

1枚目 2枚目
楽天カード(VISA) ・楽天カード(Mastercard)
・楽天カード(JCB)
楽天カード(Mastercard) 不可
楽天カード(JCB) 不可
楽天カード(AMEX) 不可

2枚目のカードは一般カードのだけでなく、上位ランクの楽天ゴールドカード楽天プレミアムカードでもOK。

ただし2枚目を発行できるのは、そもそも1枚目が一般カードだった場合のみです

ゴールドカードに切り替えれば、ブランド変更はできる

1枚目のカードがVISAじゃなかった場合でも、解約せずにブランド変更する方法は一つだけ残されています。

それは、楽天ゴールドカードに切り替えることです。

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカード

VISAカードJCBカードマスターカード

魅力はそのままに、年会費無料の楽天カードにはないゴールドカードならではの特典がたくさん。

  • 高コスパ◎
  • 電子マネー◎
  • 買い物
  • 初めて
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
2,000円 2,000円 1.00~5.00% edy
こんな人におすすめ!
年会費を抑えて、ゴールドカードが欲しい人
楽天市場をよく利用する人
旅行や出張の機会が多い人
メリットデメリット
楽天市場などで5.0%という驚異的なポイント還元率になる
国内の主要空港、ハワイ&韓国の空港ラウンジを無料で利用できる
ETCカードの年会費が無料になる
年会費の割に海外旅行保険の補償額が大きい
Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
ANAマイルを貯めるのにも適している
ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
年会費が税別2,000円かかる
ゴールドカードの中では比較的ステータスは低め
券面がややピンクゴールド寄りなので人を選ぶデザイン
家族カードの年会費が楽天プレミアムカードと同じ
Edyより絶対にnanaco!という人には向かない

楽天市場の利用額が多い人なら、かんたんに年会費の元が取れ、楽天カードよりもお得ですよ。

 

Q.締め日はいつ?

楽天カードの締め日は、VISA・Mastercard・JCB・アメックスのどれでも同じです。

締め日 当月末
引き落とし日 翌月27日

例えば4月の利用額は、翌月の5月27日に引き落とされる感じです。

給料日のあとに設定されているので、“お金がなくてカードの利用代金を払えない…”なんていうことにはなりにくそうですね。

Q.楽天ゴールドカードの国際ブランドは?

楽天カードのワンランク上に位置する“楽天ゴールドカード”。

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカード

VISAカードJCBカードマスターカード

魅力はそのままに、年会費無料の楽天カードにはないゴールドカードならではの特典がたくさん。

  • 高コスパ◎
  • 電子マネー◎
  • 買い物
  • 初めて
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
2,000円 2,000円 1.00~5.00% edy
こんな人におすすめ!
年会費を抑えて、ゴールドカードが欲しい人
楽天市場をよく利用する人
旅行や出張の機会が多い人
メリットデメリット
楽天市場などで5.0%という驚異的なポイント還元率になる
国内の主要空港、ハワイ&韓国の空港ラウンジを無料で利用できる
ETCカードの年会費が無料になる
年会費の割に海外旅行保険の補償額が大きい
Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
ANAマイルを貯めるのにも適している
ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
年会費が税別2,000円かかる
ゴールドカードの中では比較的ステータスは低め
券面がややピンクゴールド寄りなので人を選ぶデザイン
家族カードの年会費が楽天プレミアムカードと同じ
Edyより絶対にnanaco!という人には向かない

楽天ゴールドカードの国際ブランドはVISA・Mastercard・JCBの3種類

AMEXブランドは選択できません。

Q.楽天プレミアムカードの国際ブランドは?

楽天ゴールドのさらに上位のカードが“楽天プレミアムカード”。

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード

VISAカードAMEXカードJCBカードマスターカード

オールマイティな楽天カードの二ランク上のゴールドカード。ポイント還元率と充実したサービスを見事に両立。

  • 高コスパ◎
  • スピード発行
  • 海外◎
  • 電子マネー◎
  • 買い物
  • 初めて
  • ステータス
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
11,000円 11,000円 1.00~5.00% edy
こんな人におすすめ!
楽天市場をよく利用する人
世界中の空港ラウンジを使いたい人
コスパの良いゴールドカードが欲しい人
メリットデメリット
楽天市場等で5.0%以上の驚異的なポイント還元率
プライオリティパスが付帯するカードでは年会費最安
国内の主要空港ラウンジももちろん無料
家族カードの年会費が格安で非常にオトク
Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
ANAマイルを貯めるのにも適している
国際ブランドを4種類から選べる
楽天ブラックカードのインビテーションが届く
年会費が税別10,000円かかる
特典が豪華な割にステータスはそれほど高くない
Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
楽天ブラックカードはかなりハードルが高い

楽天プレミアムカードの国際ブランドはVISA・Mastercard・JCB・アメックスの4種類

楽天カードと同じで、アメックスも選択できます。

楽天カードの申し込み方法

楽天カードはスマホやパソコンなどのネットで簡単に申し込むことができます
申し込みに必要なものがあるので、以下のものを用意するようにしましょう。

  • 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類
  • 楽天ID
  • 引き落とし口座情報

楽天IDは楽天会員に登録すれば入手することができます。これらを用意できたら楽天カードの申し込みページから申し込みを行ってください。

申し込み完了後、「お申し込み受付のお知らせ」メールが届きます。
このメールが届いてから、入会審査やカード発行などの段階を経て、およそ1週間~10日前後でカードが届きます。

楽天カードを作ると楽天ポイントがもらえるキャンペーンなども行っている場合があるので、ポイントが欲しい方はキャンペーンページから申し込むようにしましょう。

楽天カードのブランドに関するまとめ

このページは楽天カードの各ブランドの比較とおすすめの選び方を深掘りして解説しました。

最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  • 1枚目ならVISAかMastercardがおすすめ
  • 2枚目以降なら持っていない国際ブランドを選べばいい
  • 日本国内だけならJCBやアメックスもOK
  • Apple Payを使うならMastercardかJCBがおすすめ
  • デザインで選ぶならMastercardかJCBがおすすめ
  • コストコで使うならMastercardがおすすめ
  • 海外によく行くならVISAかMastercardがおすすめ
  • 台湾・韓国・ハワイによく行くならJCBがおすすめ
  • 2枚目の楽天カードを持つなら最初はVISA一択

まずは“楽天カードが何枚目のクレジットカードなのか?”で決めるのがいいでしょう。

1枚目なら、VISAかMastercardですが、Apple Payや海外決済事務手数料を考えると、Mastercardブランドの楽天カードが一番良さそうですね。

とはいえ、ブランドごとに大差はないので、気に入った特典があればそのブランドを発行していいと思いますよ!

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