Orico card the platinum(オリコカード ザ プラチナ)のメリット・デメリット

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2016年3月に発行開始された、オリコカードザプラチナ

Amazonなどネット通販での高還元率で有名な年会費無料カード、「Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)」の特徴を引き継いだプラチナカードで、ステータスと実利性を兼ね備えたカードです。

まずはクレジットカードとしてのオリコカードザプラチナのメリット&デメリットをざっと見てみましょう。

オリコカードザプラチナのメリット・デメリットまとめ

オリコカード ザ プラチナの審査とインビテーション

一般的にクレジットカードの審査難易度は、次のように難しくなる傾向があると言われています。

  • 消費者金融系<ネット系<流通系<信販系<鉄道・交通系<銀行系<外資系
  • 一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード

オリコカードザプラチナは信販会社「オリコ」発行のカードで、審査基準は標準的。

プラチナカードではめずらしく直接申し込みできるので、他会社同ランクのカードと比較すると意外とあっさり入手できるかもしれません。

申し込み資格:20歳以上であればOK

オリコカードザプラチナの申し込み条件は以下のとおり。「原則として年齢20歳以上 安定した収入がある方」

この基準値と審査難易度はある程度比例すると考えらるので、そこまで敷居は高くない様子。

クレヒスに問題がなく普通に勤めている方であれば、審査通過の可能性は十分にあると考えられるでしょう。

インビテーション不要

プラチナカードやブラックカードではカード会社からのインビテーション=招待が必要なケースが多いです。

しかしオリコプラチナでは招待なしで直接申し込みOK

ワンランク下のカードで利用実績を積まずとも、いきなり入手の可能性があります。(もちろん下位カードからの方が確率アップ)

職業や年収:正社員で400万円程度の収入は欲しいところ

会社員であれば年収は400万円程度、勤続年数は3〜5年くらいは欲しいところです。

正直なところ、主婦やアルバイトではかなり厳しい様子。

あくまで目安ですが、審査通過の口コミを元に判断すると、職業別では次のように考えてみてもいいかもしれません。

公務員
経営者・会社役員
会社員
個人事業主
自由業
専業主婦 ×
学生 ×
パート・アルバイト ×
無職 ×

審査基準:年収よりもクレヒス重要視の傾向

オリコカードザプラチナの発行元は信販会社の「オリエントコーポレーション」。

信販系のカードでは、年収や職業よりも個人信用情報(クレヒス)を重要視する傾向があります。

個人信用情報(クレヒスの仕組み)

個人信用情報はクレジットカードやローンの申し込み・取引履歴のこと。

利用料金を延滞をするなどした場合、“クレヒスに傷がついている”状態になり、オリコカードの審査にはかなり通りづらくなります。

クレヒスがない場合も遅い(スーパーホワイト)

以下のようにクレヒスがない場合も審査に通りづらいです。

  • 初めてクレジットカードを申し込む
  • ブラックリスト明け

考えてみると、カード会社からすると信用の判断材料がないので当然かもしれません。

ブラックリスト明けの人はもちろん、30代で初めてクレジットカードを作る人なんかはこれに該当している可能性が高いでしょう。

ブラックリスト入りの場合は即審査落ち
延滞を繰り返したり、長期延滞をすると5〜10年はクレカの審査に通らない状況に。(いわゆるブラックリスト)

  • 長期延滞をした(2〜3ヶ月以上)
  • 債務整理をした(自己破産・個人再生・特定調停・任意整理など)
  • 保証会社による代位弁済が行われた場合
  • クレジットカードを強制解約された

ブラックリスト入りの状況ではオリコカードザプラチナの審査は確実に落ちるでしょう。

審査難易度:プラチナカードの中では「優しめ」

ファイナンシャルプラス編集部では口コミなどから、クレジットカードの審査難易度をG〜AAに分類しています。

その結果オリコカードザプラチナの審査難易度は“AA”に。

直接申し込みできるカードしか計上していないため、難易度で言えば一番高いところに分類されていますが他のプラチナカードよりは「優しめ」と言えるでしょう。

難しめのゴールドと同じくらいなので、意外とあっさり取得できるかもしれません。

インビテーション制度は一応アリ

ザプラチナのインビテーションが届くことは基本的にありません。(サポートデスクに問い合わせ済み)

ただ、ネット上の口コミを見ていると、ちらほらインビテーションが届いたという声もあります。

直近で言えば2019年7月に届いた人が複数いたことから、経営方針に基づいて不定期で一斉発送しているのかなという推測が持てます。

ただし年会費の減額などはなく、“インビテーションからの申し込みで10,000ポイントプレゼント”くらいのもので、いつ送られてくるかもわからないので欲しい人は待たずに申し込みしましょう

オリコカード ザ プラチナが実利面重視の人におすすめな3つの理由

「年会費無料×高還元率」で人気が高いオリコカードザポイント。

その特徴を受け継いだオリコカードザプラチナは、ポイントがたまりやすく、サービスが充実。

  1. ポイント還元率が高くアップのチャンスも多い
  2. 世界1,000以上の空港ラウンジが年6回無料(Lounge Key)
  3. レストランが1名分無料(Taste of premium)

上記3つの特典を使いこなすだけでも、年会費の元を取れるでしょう。

1.ポイント還元率が高くアップのチャンスも多い

オリコカードザプラチナは100円で1オリコポイント(1P=約1円分)、つまり基本1.0%の高還元率カード。

プラチナカードと言えど基本還元率は一般カードのオリコカードザポイントと全く同じ。

しかし、以下のように特定のシチュエーションで還元率がさらに高くなります。

card
Orico Card THE POINT
オリコカードザプラチナ
オリコモール経由での買い物 +0.5% +1.0%
iD・QUICPay利用 1.0% 1.5%
誕生月はポイント2倍 1.0% 2.0%

 

オリコモール経由で還元率アップ

オリコ会員向けの「オリコモール」を経由したネット通販では、基本ポイント還元率に1.0%以上が加算されます。(オリコカードザポイントよりも特別加算カードが+0.5%される形。)

  1. オリコカードザプラチナのカード利用ポイント:1.0%
  2. オリコモール特別加算カード:+1.0%
  3. Amazonのショップ倍率:+0.5%
楽天市場 2.5%~17.0%(ショップによって異なる)
Amazon 2.5%
Yahoo!ショッピング 2.5%
じゃらんnet 3.0%
ZOZOTOWN 2.5%
LOHACO 3.0%

ちなみにAmazonで2.5%のポイント還元率は、年会費1万円のAmazon公式クレジットカード「Amazon MasterCard ゴールド」と並び最大レベル。

楽天市場に関しても厳密には2.5%+楽天市場でのポイントなので、実際は3.0%を越える超高水準となります。(楽天カードと同等)

ネット通販でのポイント還元率に関しては間違いなく最強クラスのクレジットカードと言っていいでしょう。

2.海外空港ラウンジが年6回無料(Lounge Key)

オリコカードザプラチナの空港ラウンジ特典は、下位ランクのプレミアムゴールドやザ・ワールドと比較して大幅にグレードアップしています。

プレミアムゴールド オリコカードザプラチナ
ラウンジの種類 カードラウンジ カードラウンジ
航空系ラウンジ
国内空港ラウンジ 主要16空港 主要16空港
海外空港ラウンジ ハワイ/仁川 1,000ヶ所以上
(KeyLounge)
同伴者 有料 有料
家族カード 会員 無料 無料

下位カードで使えた空港ラウンジは国内主要16空港とホノルル・仁川のみ。

使えるのはいわゆる“カードラウンジ”で、航空会社のラウンジと比較するとかなり内装はかなり質素なもので、利用者数も多く混雑しており快適ではないです。

海外空港ラウンジが家族も無料

しかし、オリコカードザプラチナはそれらに加えて、世界1,000を超える空港ラウンジを無料で使えるサービス「Lounge Key」が付帯。

使えるのはビジネス・ファーストクラス向けの航空会社運営の空港ラウンジで、軽食やアルコール類も無料。シャワーなんかもついています。

カードラウンジ 航空系ラウンジ
場所 保安検査場の外 保安検査場の中
混雑具合 かなり混雑 空いている
ドリンク 無料 無料
アルコール 有料 無料
軽食 なし
(あっても有料)
ビュッフェ形式
(無料)
シャワー なし あり

 

本カード会員同様、家族会員も無料で使えるので、かなり優良なラウンジサービスだと思います。(家族カードは3枚まで無料)

MEMO
ただし、利用回数には年6回の制限が。
使い放題のプライオリティ・パスには見劣りするため、否定的な意見も多いみたいです。

とはいえ出張族でもない限り、「年に6回=3回の旅行往復」で使えるので十分な気がしますね。(家族も使えますし)

手荷物無料宅配サービスも

オリコプラチナには手荷物無料宅配サービス」も付帯しています。

使えるのは海外旅行からの帰宅時のみですが、空港から自宅までスーツケースを1個を無料で宅配してくれます。(成田・中部・関西の3つの国際空港対応)

自分で配送しようとすると3,000円はかかるので、これは地味に嬉しい特典ですね。

3.レストランで1名分無料(ダイニング by 招待日和)

アメックスゴールド等でもお馴染みの招待日和との連携サービス。

全国200店以上の高級レストランを2名以上の利用で1名分が無料。

これはMasterCardの等級「ゴールド」以上のカードで利用できる特典、Taste of Premiumのサービスのうちの1つです。

Taste of premiumのその他のサービス

とても紹介しきれないほど充実したサービスですが、いくつか例を挙げてみましょう。

国際線手荷物無料宅配
海外旅行・出張時、出発&帰国時の手荷物を空港⇔自宅まで無料宅配。(最大3つ)
国内高級ホテル・高級旅館
日本全国の高級ホテルや老舗旅館など1,000近い施設の優待利用。
会員制ゴルフ
会員権を持つ人しか利用できない限定コースを利用できる。
国内ゴルフ
日本全国約2,000のゴルフコースの予約手配、約150のゴルフ場の優待。
海外用携帯電話・WIFIレンタル
通信料15%OFF、レンタル料金50%OFFなど。

実際の特典内容は「MasterCard Taste of Premium公式サイト」でカード番号最初の10桁を入力すると表示される仕組みになっています。

オリコカード ザ プラチナのメリット・特典

オリコカードザプラチナのメリットや特典は大別すると以下の5つ。

  1. 海外旅行保険が最高1億円で自動付帯
  2. コンシェルジュサービスが使える
  3. 電子マネーiDとQUICPayをダブル搭載
  4. 使いやすいMasterCardブランド
  5. 福利厚生サービス「Orico Club Off」

1つ1つ確認していきましょう。

1.海外旅行保険が最高1億円で自動付帯

オリコカードザプラチナには最高1億円の海外旅行保険が付帯。

補償額 保険の対象
死亡後遺障害 5,000万円
(利用:+5,000万円)
死亡・後遺症が残った時
傷害治療 300万円 ケガをした時
疾病治療 300万円 病気をした時
携行品損害 100万円 ケータイやカメラなど所持品を盗難・破損したとき
賠償責任 3,000万円 他人をケガを負わせた時や他人のモノを壊した時
救援者費用 300万円 入院時・行方不明時の救援者の旅費や探索費用

自動付帯なので、事前に手続きは一切必要なく、カードを持って行くだけでOKです。

クレジットカードの旅行損害保険の自動付帯と利用付帯の違い

他のゴールドカードと比較しても、補償額はかなり多い方で、さらに“家族特約”や“航空機遅延保険”も付いているので、海外旅行保険は超充実といえそうです。(くわしくは後述します)

補償額は十分なの?
海外旅行保険で最も重要視したい項目は、病気や怪我をした時の治療費(障害治療・疾病治療)。

よく例に出される盲腸の手術でも最大300万円ほどなので、JCBゴールドを持っていれば十分なのかな、と思います。

ただしアメリカなど医療費が高額な地域に行く人は、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯する、エポスカードなどとの併用がおすすめです。

エポスカード

エポスカード

VISAカード

年会費無料店舗受取なら最短即日発行OK。全国10,000以上の店舗で割引やポイントアップも。

  • 節約◎
  • 海外◎
  • スピード発行
  • 買い物◎
  • 初めて
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
無料 無料 0.5%~1.25% google-pay apple-pay
こんな人におすすめ!
  • 海外によく行く
  • 即日発行したい
  • マルイ・モディによく行く
  • 飲み会や娯楽をお得にしたい
  • メリットデメリット
  • 全国10,000店舗以上でポイントアップや割引
  • 年4回のマルイのセールで10%OFF
  • 店舗受取なら最短即日発行OK
  • キャッシングサービスが充実
  • 審査基準はやさしめ(学生や主婦も可)
  • 会員サイトからの買い物でポイント最大30倍
  • Apple PayやGoogle Pay、楽天ペイも利用可
  • 通常ポイント還元率は0.5%と高くない
  • 家族カードは発行不可(ゴールドになれば可)
  • ステータス性はない
  • 国内旅行保険は付帯されない
  • ANA、JAL両マイルの交換レートは低め
  • 国際ブランドはVISAのみ(世界中で使える)
  •  

    家族特約ありで子供もOK

    海外旅行保険の保険対象は本人のみ。

    家族にも保険をつけるためには、家族カードを発行するのがメジャーですが、それができるのは満18歳以上のみ。子供は別途で保険に加入するのがスタンダードです。

    しかしオリコプラチナには「家族特約」サービスがあり、19歳未満の子供も保険の対象になります。

    死亡後遺障害 2,000万円
    傷害治療 200万円
    疾病治療 200万円
    携行品損害 100万円
    賠償責任 1,000万円
    救援者費用 200万円

    航空機遅延もあり

    JCBゴールドには飛行機関連の保険、「航空便遅延保険」が付帯しており、遅延や欠航時の宿泊代や食事代、手荷物紛失時に保証を受けられます。

    補償額 保証内容
    乗継遅延費用 最高3万円 航空機の遅延によりトランジットできなかった場合、宿泊料金や食事代が負担される
    出航遅延/欠航
    /搭乗不能費用
    最高3万円 出航予定時刻から4時間以上の遅延やした場合、食事代が負担される
    手荷物遅延費用
    (ディレイバゲージ)
    最高3万円 到着後6時間以内に荷物が届かなかった場合、衣類や生活必需品の購入費用が負担される
    手荷物紛失費用
    (ロストバゲージ)
    最高10万円 手荷物を紛失された(48時間以内に届かなかった)場合、衣類や生活必需品の購入費用が負担される

    海外旅行保険付きのカードでも、航空遅延保険は付帯していないことがほとんどなので、さすがJCBです。

    国際便のみならず、国内便も対象と至れり尽くせりなので、旅行や出張が多い人にはとってもありがたいですね。(スカイトラベラーなんかは国際便のみ)

    国内旅行保険も自動付帯

    オリコカードプラチナは国内旅行保険も自動付帯します。(利用付帯なことがほとんどで、かなりレア...!)

    死亡後遺障害 5,000万円
    入院保険金日額 5,000円
    通院保険金日額 2,000円
    手術保険金 20万円

    「国内の旅行で保険なんていらないよ…」という人が大半だと思いますが、無料ですしあるに越したことはないです。

    他のカードと比較してもここまで充実した補償額なことは珍しく、アウトドアや離島に旅行する時にはかなり安心材料にありますよ。

    個人賠償責任保険も

    クレジットカードではめずらしく、オリコプラチナには個人賠償責任保険も付帯。(業界初)

    偶然の事故で他人に怪我を負わせた場合、100万円程度の保険が適用されます。

    正直必要なサービスかは微妙なところですが、無料ですし付いていることに越したことはなさそうですね。

    2.コンシェルジュサービスが使える

    ホテルや旅行などの予約代行をしてくれるコンシェルジュサービスももちろん付帯。

    和訳をするとコンシェルジュ=執事・秘書。多くのプラチナカードやブラックカードではこのコンシェルジュ(秘書)サービスがつきます。

    その対応はかなり柔軟で以下のように、かなり具体的なものでもOKです。

    • 今週の木曜日に取引先の社長と会食をするから、赤坂付近で個室のある和食屋を抑えてくれ
    • ゴールデンウィーク中にハワイに行きたいから、一泊5万円以内でホノルル近郊の3つ星以上のホテルを抑えておいてくれ

    3.電子マネーiDとQUICPayをダブル搭載

    オリコカードザプラチナの珍しい機能として強調しておきたいのが、iDとQUICPayをダブル搭載していること。

    いずれもクレジットカードと紐づけて利用する「後払い式の電子マネー」ですが、iDはドコモ×三井住友、QUICPayはJCBが提供していて、使えるお店等も異なります。

    iDやQUICPayを「搭載(カードに一体化)」できるのは、基本的にiD提供元の三井住友カードdカード、QUICPay提供元のJCB一般カード程度。(専用カードとして別途発行できるカードは他にもあります)

    iD QUICPay
    楽天カード - -
    三井住友カード -
    dカード -
    JCB一般カード - -
    オリコカードザポイント

    そんな中でオリコカードザプラチナはiD、QUICPayを両方とも“搭載”しているレアな特性を持っています。(オリコカードの「the point」シリーズの特性を引き継いでいる)

    ネット通販と実店舗の使い分けもしやすい

    たとえば次のように使い分けるのもおすすめです。

    • Amazonなどのネット通販→オリコモール経由のカード払いで2.0%。
    • 実店舗の少額決済→スピーディにiDかQUICPayで1.0%。

    年会費無料なので、これだけの用途として持っておくのも賢い選択と言えるでしょう。

    もちろんApple Payも利用可

    オリコカードザプラチナはもちろんApple Payも利用できます。

    カードを持ち歩いている場合は内蔵のiDかQUICPay、iPhoneだけ持ち歩いてもApple Pay、という使い方も。

    これからキャッシュレス生活を本格的に始める人にとっても、頼もしいパートナーとなるでしょう。

    4.使いやすいMasterCardブランド

    VISA/MasterCard/JCB/American Expressの4種類から選べる楽天カードのようなクレジットカードもありますが、オリコカードザポイントはMasterCardとJCBの2種類。

    (2018年3月29日でVISAブランドは選べなくなりました)

    ただ、マスターカードは国際ブランドとして非常に使い勝手が良いです。

    MasterCard(マスターカード)の主なメリット

    世界シェアはVISAに次いで2位。海外で使える場所は広範に渡り、外貨手数料も安いことで知られています。

    国内に関してもコストコで唯一使えるクレジットカードブランドなので、利便性は抜群でしょう。

    5.福利厚生サービス「Orico Club Off」

    オリコカードザポイントにはない特典として、プレミアムゴールドなら福利厚生サービスの「Orico Club Off」も利用できます。

    実はこれもかなり強力な優待特典で、概要をざっくり表すと次のとおり。

    • 国内20,000カ所以上の宿泊施設が最大90%OFF
    • その他にも豊富なリゾートメニューが会員優待特別料金に
    • スパなどのレジャー施設やレストランが会員優待特別料金に

    Orico Club Offの優待内容(例)

    Orico Club Offで受けられる優待は非常に多いですが、いくつか例を挙げてみましょう。

    優待内容
    旅行関連の優待 ・国内2万以上の宿泊施設が最大90%OFF
    ・国内大手旅行サイトを横断検索で最安値を探せる
    ・航空券が数%OFF/ツアーで最大1万円以上割引
    ・Booking.comで宿泊料金の5%相当のAmazonギフト券還元
    etc
    グルメ関連の優待 ・国内ホテルのビュッフェで20%OFF
    ・居酒屋チェーンで10%OFF
    etc
    レジャー関連の優待 ・水族館の入館料がワンコインに
    ・日帰り温泉で最大60%OFF
    ・遊園地の入園料が10%OFF
    etc
    その他の優待 ・レンタカー料金が最大55%OFF
    ・ユーキャン受講料の10%相当のギフトカード
    ・カラオケ室料が最大50%OFF
    ・ボウリングのプレイ料金が半額以下
    etc

    キャンペーン時期によって常に異なりますが、旅行からグルメ、エンタメ、育児や介護サービス、ビジネスサポートまで幅広いジャンルで膨大な数の優待特典を選べます。

    オリコカード ザ プラチナの3つのデメリット・悪い評判

    オリコカードザプラチナのデメリットは大別すると以下の3つ。

    1. 年会費が2万円かかる(家族カード3枚まで無料)
    2. プラチナカードとしてステータス性は△
    3. ポイント有効期限が1年と短い

    申し込み前に確認しておきましょう。

    1.年会費が2万円ほどかかる(家族カード3枚まで無料)

    オリコカードザプラチナの年会費は20,370円(税込)とかなり高額。

    しかし他のプラチナカードと比較するとかなり安い方で、サービス面は標準的〜優良。

    年会費 カード 名
    安め 2万円前後 ・オリコプラチナカード
    ・セゾンプラチナビジネスアメックス
    標準的 3〜5万円 ・JCBプラチナカード
    ・三井住友プラチナカード
    ・エポスプラチナカード
    高額 10万円以上 ・アメックスプラチナカード

    ポイント・サービス面のベネフィットが多く年会費の元を取るのがかんたんで、コストパフォーマンスはかなり高いカードです。

    家族カードの年会費3枚無料

    さらにオリコプラチナは家族カードの年会費が3枚無料。

    最高1億円の海外旅行保険はもちろん、海外空港ラウンジサービス(Lounge Key)も本カード会員と同じく無料で使えます。

    属性状発行が難しい主婦や学生の方でも、プラチナカードを所有できますよ。

    2.プラチナカードとしてステータス性は△

    クレジットカードのステータスは「希少性の高さ」や「取得難易度」と正比例の傾向が。

    歴史あるアメックスや三井住友・JCBのプラチナカードと比較してしまうと、オリコカードザプラチナのステータス性は△です。

    • 三井住友VISAプラチナカード
    • JCBプラチナカード
    • アメックスプラチナカード

    ただやはり“プラチナカード”というだけのことはあり、ラグジュアリーな券面デザインで、ゴールドカードよりも高いステータス性があるのは言わずもがなです。

    3.ポイント有効期限が1年と短い

    オリコカードザプラチナのポイントプログラムは「還元率◎」「汎用性◎」と確かに優れていますが、唯一の欠点が有効期限の短さ

    ポイント有効期限は1年間のみなので、あまりじっくり貯めることには適していません。

    どうしても期限を考えずに気長に貯めたい場合は、アメックスカードの「メンバーシップリワード」やセゾンカードの「永久不滅ポイント」のような、有効期限がないポイントプログラムのクレジットカードを選ぶといいでしょう。

    迷ったらAmazonギフト券でOK?

    「ポイントの期限切れが迫りそう」「どれに交換しよう…」と迷った場合は、Amazonギフト券への交換がおすすめです。

    • 有効期限が10年間と長い
    • 500ポイントから500円分に交換できる
    • 誰でも使い道が見つかりやすい

    とりあえずAmazonギフト券にしておけば、売っていないものを探す方が大変なAmazonで買い物ができます。

    リアルタイム交換も多数

    オリコポイントは以下の交換先なら、ネットでさくっとリアルタイム交換できます。

    オリコカードザプラチナのリアルタイム交換可能な商品

    ※商品によっては反映まで日数がかかる場合もあり

    オリコカード ザ プラチナと他カードを比較

    オリコカードザプラチナとよく比較されるカードは以下の通り。

    1. Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
    2. ジャックスプラチナカード

    違いを見ていきましょう。

    オリコゴールドとの違いを比較

    オリコカードザプラチナの下位カードに位置する「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」

    このカードからの切り替えを検討している人も多くいるはずなので、かんたんに違いをまとめてみました。

    Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD オリコカードザプラチナ
    年会費 1,986円(税込) 20,371円(税込)
    基本還元率 1.0% 1.0%
    オリコモール経由の
    Amazonでの還元率
    2.5% 2.5%
    iD、QUICPay決済時の
    ポイント還元率
    1.5% 1.5%
    海外旅行保険 最高2,000万円 最高1億円
    空港ラウンジ なし Key Lounge

    ポイント還元率面には大きな違いはありません。

    保険や空港ラウンジ、コンシェルジュなどのサービス面に年会費以上の価値を感じた場合、つまり使いこなせそうならプラチナカードにすると良いでしょう。

    ジャックスプラチナと比較

    オリコカードザプラチナ同様高い還元率で実利派の人に人気が高いのが、ジャックスカードプラチナ 。

    ジャックスカードプラチナ オリコカードザプラチナ
    年会費 22,000円(税込) 20,371円(税込)
    基本還元率 1.5%〜2.0% 1.0%
    ポイントモール経由の
    Amazonでの還元率
    2.5% 2.5%
    海外旅行保険 最高2,000万円 最高1億円
    空港ラウンジ Key Lounge Key Lounge

    受けられるサービスは酷似しており、どちらを選ぶかは好みでいいのかなという印象。

    ただステータス面知名度で選ぶならオリコプラチナの方がおすすめです。(ジャックスは券面が削れやすいという噂アリ)

    総評:実利面重視の上級者向けプラチナカード

    今回はオリコカードプラチナの審査基準やインビテーション、メリット・デメリットを解説しました。

    最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

    • ポイント還元率が高くアップのチャンスも多い
    • 海外空港ラウンジが年6回無料(Lounge Key)
    • レストランで1名分無料(ダイニング by 招待日和)
    • 海外旅行保険が最高1億円で自動付帯
    • コンシェルジュサービスが使える
    • 電子マネーiDとQUICPayをダブル搭載
    • 使いやすいMasterCardブランド
    • 福利厚生サービス「Orico Club Off」
    • 年会費が2万円以上かかる(家族カード3枚まで無料)
    • プラチナカードとしてステータス性は△
    • ポイント有効期限が1年と短い

    「年会費無料×高還元率」で人気が高いオリコカードザポイントの特徴を引き継いだオリコカードプラチナ。

    アメックスや三井住友のプラチナカード と比較するとステータス性では劣るものの、還元率やサービス面保険は抜群。

    年会費も2万円ほどとリーズナブルなので、オリコカード プラチナは実利面重視の人にイチオシですよ。

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