JCBゴールドのメリット・デメリットを解説!ステータス性や特典は?

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JCB発行のゴールドカード、それが「JCBゴールド」

正直なところ“お得さ重視”の人には、楽天プレミアムカードなど他におすすめできるカードがあります。

しかしJCBブランドという高い信頼性を求める人、また将来的にJCBのハイステータスカードを取得したい人に非常におすすめです。

JCBゴールドはステータス性◎でランクアップしたい人におすすめ

機能やサービスのメリット・デメリットを解説する前に、まずはJCBゴールドの位置付け、どんな人に向いているのかを知っておきましょう。

JCBプロパーカードでステータス・信頼性◎

「JCB」が直接発行するJCB ORIGINAL SERIESのゴールドカード

日本初の唯一の国際ブランドである「JCB」は、その歴史的な価値から世間からの信頼度は◎。

そのプロパーカードであるJCBゴールドは、他のゴールドカードと比較してものステータス性が高いと認識されています。

JCBゴールド

JCBゴールド

JCBカード

国内主要空港ラウンジや、自動付帯の旅行保険なども充実したステータスカード。格式ある一枚。※最大還元率はJCB PREMO(もしくはnanacoポイント)に交換した場合

  • ステータス
  • スピード発行
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
無料 11,000円(税込) 0.5%~5% QUICPay
こんな人におすすめ!
  • ステータスカードが欲しい30歳以上
  • 海外に行く機会が多い
  • 急ぎでカードが欲しい
  • メリットデメリット
  • JCBプロパーゴールドのステータスと信頼性
  • 利用付帯の手厚い国内&海外旅行保険
  • 国内の主要空港ラウンジを利用可
  • 海外利用はポイント2倍に(1.0%)
  • 飛行機の遅延などの補償もあり
  • ETCカードは無料、家族カードも一枚目は年会費無料で発行可
  • QUICPay一体型カードも選べる
  • 年100万円以上の利用でプライオリティパス等がつく「JCBゴールドザプレミア」にランクアップ可
  • 通常ポイント還元率は0.5%と高くない(特約店は多いが還元率を重視するならJCBカードWが◎)
  • ゴールドカードらしい年会費(初年度は無料)
  • 海外では使えない地域もある
  • ランキング5位の人気ゴールドカード

    ファイナンシャルプラスが独自に行ったアンケート調査では、「人気ゴールドカードランキング」でJCBゴールドは5位にランクイン。

    幅広い世代から支持されており、質実剛健で信頼感のある印象どおり、特に50代や60代に所有者が比較的多い傾向がありました。

    JCBゴールド ザ・プレミアにランクアップのチャンス

    JCBゴールドを2年連続で年間100万円以上使うと、JCBゴールド ザ・プレミアにランクアップします。

    JCBゴールドザ・プレミア

    JCBゴールドの特典に加えて、プライオリティ・パス(海外の高級空港ラウンジ使い放題)など上質なラグジュアリーサービスが追加。

    JCBゴールド ザ・プレミアに追加される特典

    カードフェイスのかっこよさには定評があり、クレカ好きの間ではコスパ最強カードと評される人気カードで、JCBゴールドユーザーの多くはザ・プレミアの取得を目指すことになるでしょう。

    年会費は5,000円アップするが...
    JCBゴールド ザ・プレミアはサービス年会費が加算され、JCBゴールドよりも5,000円多い17,050円の年会費に。

    しかし利用額が年間100万円以上あれば、その5,000円は免除され、お値段据え置き11,000円に。

    100万円とはいえ、月々にして8万円ほどカード決済すればいいだけなので、楽に達成できるはずですよ。

    JCBプラチナ→JCB ザ・クラス取得の道も

    さらに使い続けると、プラチナカードのJCBプラチナ、最終的には最高ランクのJCBザ・クラスを取得できる可能性も。

    コンシェルジュなどのサービスが充実し、ステータス性も抜群。

    まずはJCBゴールドを取得して、ハイステータスなプラチナ・ザクラスを目指しましょう

    JCB一般カードからインビテーションを目指すのもアリ

    ハイステータスカード取得の登竜門とはいえ、JCBゴールドの審査はそう甘いものでもありません。

    審査に自信がない人は、まずはJCB一般カードを取得して、地道にランクアップを目指すのが得策ですよ。

    JCB一般カード

    JCB一般カード

    JCBカード

    JCBの中でスタンダードな一枚。将来的にゴールド、プラチナとステップアップしたい方も、まずはここから。

    • 海外◎
    • スピード発行
    • 電子マネー
    • 初めて
    初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
    無料 1,375円(税込) 0.5%~5.0%
    ※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
    QUICPaygoogle-payapple-pay
    こんな人におすすめ!
  • ゴールド、プラチナと育てていきたい
  • 急ぎでカードが欲しい
  • QUICPayを使いたい
  • メリットデメリット
  • ネット申込で初年度の年会費無料
  • 一人前の社会人として信頼感あるプロパーカード
  • ゴールド、プラチナ、さらにその上にランクアップあり
  • ポイント優待◎(例: Amazonやセブンイレブンは3倍)
  • Apple PayやGoogle Payも利用可
  • 通常ポイント還元率は約0.5%と高くない
  • 家族カードは年会費が税別400円かかる(本会員が無料のときは無料)
  • 旅行保険は利用付帯なので代金の決済が必要
  • ANA、JAL両マイルの交換レートは低め
  • アメックスブランドは海外では使い勝手△
  • <最大15,000円キャッシュバック中!>JCBカード
    公式サイトはコチラ

    JCBゴールドの5つのメリット・特典

    JCBゴールドのメリットは大別すると以下の5つ。

    1. 海外旅行保険最高1億円で自動付帯
    2. 国内主要31空港・ホノルルの空港ラウンジが無料で使い放題
    3. グルメ優待サービス
    4. QUICPay一体型も選べるので、キャッシュレス◎
    5. ETCカードや家族カードも無料

    将来的にハイステータスなJCBカードを目指せるだけでなく、JCBゴールドの時点でサービスはかなり充実。

    1.海外旅行保険最高1億円で自動付帯

    JCBゴールドには最高1億円の海外旅行保険が付帯。

    補償額 保険の対象
    死亡後遺障害 最大5,000万円
    (利用:+最大5,000万円)
    死亡・後遺症が残った時
    傷害治療 300万円限度 ケガをした時
    疾病治療 300万円限度 病気をした時
    携行品損害 50万円限度 ケータイやカメラなど所持品を盗難・破損したとき
    賠償責任 1億円限度 他人をケガを負わせた時や他人のモノを壊した時
    救援者費用 400万円限度 入院時・行方不明時の救援者の旅費や探索費用

    自動付帯なので、事前に手続きは一切必要なく、カードを持って行くだけでOKです。

    クレジットカードの旅行損害保険の自動付帯と利用付帯の違い

    他のゴールドカードと比較しても、補償額はかなり多い方で、さらに“家族特約”や“航空機遅延保険”も付いているので、海外旅行保険は超充実といえそうです。(くわしくは後述します)

    補償額は十分なの?
    海外旅行保険で最も重要視したい項目は、病気や怪我をした時の治療費(障害治療・疾病治療)。

    よく例に出される盲腸の手術でも最大300万円ほどなので、JCBゴールドを持っていれば十分なのかな、と思います。

    家族特約ありで子供もOK

    海外旅行保険の保険対象は本人のみ。

    家族にも保険を適用させるには、家族カードを発行する必要がありますが、それができるのは満18歳以上のみで、子供は別途で保険に加入するのがスタンダードです。

    しかしJCBゴールドでは「家族特約」と言って、19歳未満の子供も保険の対象になります。

    航空機遅延もあり

    JCBゴールドには飛行機関連の保険、「航空便遅延保険」が付帯しており、遅延や欠航時の宿泊代や食事代、手荷物紛失時に保証を受けられます。

    補償額 保証内容
    乗継遅延費用 最高2万円 航空機の遅延によりトランジットできなかった場合、宿泊料金や食事代が負担される
    出航遅延/欠航
    /搭乗不能費用
    最高2万円 出航予定時刻から4時間以上の遅延やした場合、食事代が負担される
    手荷物遅延費用
    (ディレイバゲージ)
    最高2万円 到着後6時間以内に荷物が届かなかった場合、衣類や生活必需品の購入費用が負担される
    手荷物紛失費用
    (ロストバゲージ)
    最高4万円 手荷物を紛失された(48時間以内に届かなかった)場合、衣類や生活必需品の購入費用が負担される

    海外旅行保険付きのカードでも、航空遅延保険は付帯していないことがほとんどなので、さすがJCBです。

    国際便のみならず、国内便も対象と至れり尽くせりなので、旅行や出張が多い人にはとってもありがたいですね。(スカイトラベラーなんかは国際便のみ)

    国内旅行保険も自動付帯

    JCBゴールドは国内旅行保険も自動付帯します。(利用付帯なことがほとんどで、かなりレア...!)

    死亡後遺障害 最高5,000万円
    入院保険金日額 5,000円
    通院保険金日額 2,000円
    手術保険金 20万円

    「国内の旅行で保険なんていらないよ…」という人が大半だと思いますが、無料ですしあるに越したことはないです。

    他のカードと比較してもここまで充実した補償額なことは珍しく、アウトドアや離島に旅行する時にはかなり安心材料にありますよ。

    2.国内主要31空港・ホノルルの空港ラウンジが無料で使い放題

    JCBゴールドでは、国内主要31空港とホノルルの空港ラウンジを無料で利用できます。

    空港 ラウンジ
    北海道 新千歳空港 ・スーパーラウンジ
    ・ロイヤルラウンジ
    函館空港 ・国内線ビジネスラウンジ
    旭川空港 ・LOUNGE 大雪(TAISETSU)
    東北 青森空港 ・エアポートラウンジ
    秋田空港 ・ラウンジロイヤルスカイ
    仙台国際空港 ・ビジネスラウンジ
    北陸 新潟空港 ・エアリウムラウンジ
    富山空港 ・らいちょう
    小松空港 ・スカイラウンジ白山
    中部 中部国際空港セントレア ・プレミアムラウンジセントレア
    富士山静岡空港 ・YOUR LOUNGE
    関東 成田空港 第1旅客ターミナル
    ・IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 」
    第2旅客ターミナル
    ・IASS EXECUTIVE LOUNGE 2
    羽田空港 第1旅客ターミナル
    POWER LOUNGE CENTRAL
    ・POWER LOUNGE NORTH
    ・POWER LOUNGE SOUTH
    第2旅客ターミナル
    ・エアポートラウンジ(南)
    POWER LOUNGE CENTRAL
    ・POWER LOUNGE NORTH
    国際線旅客ターミナル
    ・SKY LOUNGE
    近畿 関西国際空港 ・六甲
    ・アネックス六甲
    ・金剛
    ・KIXエアポートラウンジ
    伊丹空港 ・ラウンジオーサカ
    神戸空港 ・ラウンジ神戸
    中国 岡山空港 ・ラウンジ マスカット
    広島空港 ・ビジネスラウンジ「もみじ」
    米子鬼太郎空港 ・ラウンジDAISEN
    山口宇部空港 ・ ラウンジきらら
    四国 高松空港 ・ラウンジ讃岐(さぬき)
    松山空港 ・ビジネスラウンジ
    徳島阿波おどり空港 ・ヴォルティス
    九州 福岡空港 ・ラウンジTIMEノース・ラウンジTIMEサウス

    ・ラウンジTIMEインターナショナル

    北九州空港 ・ラウンジひまわり
    大分空港 ・ラウンジくにさき
    長崎空港 ・ビジネスラウンジ「アザレア」
    阿蘇くまもと空港 ・ラウンジ・ASO
    鹿児島空港 ・スカイラウンジ菜の花
    沖縄 那覇空港 ・ラウンジ華(hana)
    ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港 国際線ターミナル
    ・IASS HAWAII LOUNGE

    使えるのはいわゆる“カードラウンジ”で、内装はかなり質素で、利用者数も多く混雑しており、“超快適”ということはないです。

    場所も保安検査場の外なので、フライトギリギリまでゆっくりできるわけでもないですが、空港に早く着きすぎた時には便利ですよ!

    海外の空港ラウンジは使えない

    JCBゴールドで使える空港ラウンジはあくまで国内のみ。プライオリティ・パスなども付帯しておらず、基本的に海外の空港ラウンジは利用できません

    プライオリティ・パス=世界中の豪華な空港ラウンジを利用できる会員制サービス

    海外旅行や出張が多い人は、プライオリティ・パスが無料の楽天プレミアムカードあたりを検討してみるのもアリでしょう。

    楽天プレミアムカード

    楽天プレミアムカード

    VISAカードAMEXカードJCBカードマスターカード

    オールマイティな楽天カードの二ランク上のゴールドカード。ポイント還元率と充実したサービスを見事に両立。

    • 高コスパ◎
    • スピード発行
    • 海外◎
    • 電子マネー◎
    • 買い物
    • 初めて
    • ステータス
    初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
    11,000円 11,000円 1.00~5.00% edy
    こんな人におすすめ!
    楽天市場をよく利用する人
    世界中の空港ラウンジを使いたい人
    コスパの良いゴールドカードが欲しい人
    メリットデメリット
    楽天市場等で5.0%以上の驚異的なポイント還元率
    プライオリティパスが付帯するカードでは年会費最安
    国内の主要空港ラウンジももちろん無料
    家族カードの年会費が格安で非常にオトク
    Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
    ANAマイルを貯めるのにも適している
    国際ブランドを4種類から選べる
    楽天ブラックカードのインビテーションが届く
    年会費が税別10,000円かかる
    特典が豪華な割にステータスはそれほど高くない
    Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
    楽天ブラックカードはかなりハードルが高い

    ただしワンランク上のJCBゴールド・ザ・プレミアにはプライオリティ・パスがつくので、JCBゴールドを発行してランクアップを目指すのもいいと思いますよ。

    3.グルメ優待サービスや名門ゴルフコースの予約サービス

    JCBゴールドには全国250店舗で飲食代金が20%OFFになる“グルメ優待サービス”が付帯。

    対象店舗には高級レストラン、ホテル、料亭などが多く、値引額で言えば相当なものになりそうですね。

    JCB一般カードのグルメ優待・名門ゴルフコース予約サービス

    その他にも名門ゴルフコースの予約やコンペ出場などのゴールドらしいサービスも付いてきます。

    4.QUICPay一体型も選べるので、キャッシュレス◎

    QUICPayカードは追加カードとして発行するのが一般的ですが、JCBゴールドでは「QUICPay搭載型」も発行可能

    クレジットカード決済は通信時間が長く、場所によっては暗証番号やサインが必要で、決してスピーディーとはいえないですよね。

    そんな時も、QUICPay一体型ならタッチをすればすぐに決済が完了。素早く支払いができますよ。

    QUICPayとは?
    QUICPayはJCBが提供する電子マネー。

    利用した後に紐づけられたクレジットカードから引き落とされる形となっています。

    そのため、事前にチャージする必要がなく、実質カード払いができる便利な電子マネーです。(もちろんポイントも貯まります。)

    大手コンビニはもちろん、ガソリンスタンドやスーパー、カフェなど、多くの場所で使えます。

    もちろんApple Payでも使える

    もちろんApple Payに登録しても使うこともできます。

    JCBゴールドはApple Payで使える

    コンビニなどQUICPay対応店舗では、iPhoneやApple Watch一つで決済できるので、財布なしで気軽に買い出しできますよ。

    5.ETCカードや家族カードも無料

    JCBゴールドは「My JCB」(JCBの会員専用Webサービス)からETCカードや家族カードを追加で申し込めます。

    家族カード ETCカード
    年会費 無料
    (2枚目以降1,100円(税込))
    無料
    発行手数料 無料 無料

    どちらも年会費・発行手数料ともに無料なので、気軽に申し込みできますね。

    家族カードは2枚目以降有料ですが、1,100円と格安なので、お子さんの分を発行してもそれほど負担になりませんよ。

    JCBゴールドの4つのデメリット

    JCBゴールドのデメリットは大別すると以下の4つ。

    1. 年会費は一般的なゴールドカード水準(初年度無料)
    2. 通常時のポイント還元率は0.5%と低め
    3. JCBブランドは海外で加盟店数が少なく使い勝手△
    4. ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは低め

    一つ一つ確認していきましょう。

    1.年会費は一般的なゴールドカード水準(初年度無料)

    JCBゴールドの年会費は11,000円(税込)

    ゴールドカードの中では標準的とはいえ、年会費無料のクレジットカードを使ってきた人にとっては、少し高いと感じてしまいますね。

    年会費 特徴
    年会費格安ゴールドカード 無料〜2,000円 保険内容やサービスは一般カードよりも少しいいくらい
    ヤングゴールドカード 3,000〜5,000円 20代だけが発行でき、年会費こそ安めだが、サービス内容は標準的なゴールドカードに遜色なし
    標準的なゴールドカード 10,000円〜 空港ラウンジ・旅行傷害保険が充実
    ハイステータスなゴールドカード 20,000円〜 ステータス性が高く、カード会社ごとにオリジナルのサービスも付帯

    とはいえ保険やサービスの充実度、そして何よりJCBカード内でランクアップしていくための登竜門と考えると、決して高くはないでしょう。

    初年度無料なのでお試し発行もアリ

    JCBゴールドは初年度のみ年会費が完全に無料。(他のJCBカードからの切り替えは対象外)

    JCBゴールドは初年度年会費無料

    まずは1年間無料でお試しでゴールドカードを体験できます。(ただしオンライン入会のみ)

    使ってみて自分に合わなそうだと感じたら、解約(無料)すればいいだけの話なので、とりあえず発行してみるのもアリだと思いますよ。

    2.通常時のポイント還元率は0.5%と低め

    JCBゴールドの還元率は0.5%とやや低め。

    楽天プレミアムカードやdカードゴールドなど、いわゆる“高還元率カード”と比較すると半分で少し心細いです。

    しかし海外での利用はポイント2倍

    その他にもポイントアップのチャンスが多くあるので、意外とポイントは貯まりやすいです。

    JCB STAR MEMBERS(年間利用額に応じたボーナスポイント)

    JCBゴールドでは年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえる「JCB STAR MEMBERS」というサービスがあります。

    前年度のポイントに対して10〜60%のポイントがさらにもらえる仕組みです。

    利用合計金額 メンバーランク名称 ポイント数
    300万円以上 ロイヤルα(アルファ)PLUS 60%UP
    100万円以上 スターα(アルファ)PLUS 50%UP
    50万円以上 スターβ(ベータ)PLUS 20%UP
    30万円以上 スターe(イー)PLUS 10%UP

    300万円以上使うのはなかなか難しいですが、100万円くらいなら現実的。還元率は0.75%になるので、ポイントが貯まりやすい部類になりますね。

    例えば...
    年間100万円以上カード決済した場合、もらえるボーナスポイントは前年度の50%分。

    仮に10,000円相当のポイントを貯めていたら、合計15,000ポイントもらえるわけです。

    最大50%とかなり強烈な設定なので、年間利用額が多い人はこの特典で基本還元率の低さを補えそうですね。

    優待店「JCB ORIGINAL SERIES パートナー」あり

    さらにJCBカードでの加盟店である「JCB ORIGINAL SERIES パートナー」でショッピングをするとポイントが数倍になります。

    1. JCBゴールドのポイント還元率0.5%
    2. ORIGINAL SERIES優待0.5〜4.5%

    セブンイレブンやスターバックスなど街中のお店はもちろん、Amazonなどのネットショッピングも対象で、普段から利用している店舗が多いはずです。

    店舗 合計還元率
    セブンイレブン 2.0%
    Amazon 2.0%
    一休.com 1.0%
    スターバックス* 5.0%
    高島屋 1.5%
    ビックカメラ 1.0%
    ワタミグループ店舗 2.0%
    ニッポンレンタカー 1.0%

    *スタバはスターバックスカードのチャージがポイントアップ対象

    上記はJCBで高還元となる特約店の一例です。他にも飲食店やショッピングモールなど、2022年4月現在58ブランドが特約店として高還元の対象ですよ。

    3.JCBブランドは海外で加盟店数が少なく使い勝手△

    当たり前の話ですが、JCBゴールドで選択できる国際ブランドはJCBのみ。

    JCBはやはりVISAやMasterCardと比較すると、加盟店が圧倒的に少なく、海外だと決済できない地域も多いです。

    海外旅行にJCBゴールド1枚で行く、というのはおすすめできません。(VISAにしろMasterCardにしろ、海外は複数のカードを持っていきたいところですが。)

    国内での使い勝手は抜群

    確かに海外では使い勝手が決して良くないJCBですが、国内での利便性は抜群

    日本発の国際ブランドということもあり、ほとんどのカード決済可能店舗でJCBカードを利用できます。

    15〜20年前まではJCBしか使えない店も多かったみたいです。(主に地方都市)

    逆に最近ではVISA・MasterCardしか使えない店も増えてきているみたいですが、カード決済の守備範囲を広げるという意味では、JCBのカードを1枚持っておいていいと思います。

    アメックスやディスカバーカード加盟店でも使える
    JCBはアメックス・ディスカバーカードの2つの国際ブランドと加盟店を相互開放しています。

    つまり、アメックス・ディスカバーカードを使えるところなら、JCBでも決済できるわけです。

    ディスカバーカードはアメリカで主要な国際ブランドなので、JCBカードでもアメリカくらいなら使いやすそうですね。

    ハワイ・グアム・台湾などは加盟店が多く使いやすい

    世界全地域で考えるとJCB加盟店は少ないですが、日本人がよく観光にいく、ハワイやグアム・台湾・韓国はJCB加盟店はかなり多いです。

    “海外ならこのあたりしか行く予定ないなー”という感じならJCBゴールドでも不自由を感じることは少ないでしょう。

    海外出張が多い、旅行大好き、という人はやはりVISAかMasterCardブランドのカードを持っておきたいところです。

    4.ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは低め

    JCB一般カードで貯めたOkiDokiポイントANA、JALの両マイルに交換可能。

    • 1OkiDokiポイント=3ANAマイル
    • 1OKiDokiポイント=3JALマイル

    ただ、レートを計算するとどちらもマイル還元率にして0.3%、とかなり低めです。

    JCB一般カードを使ってマイルをガツガツ貯めていこう、というのは少しお門違いかもしれませんね。

    共通ポイントへの交換に強い

    とはいえOkiDokiポイントは決して使い勝手が悪いポイントではありません。

    マイルへの交換に弱いだけで、使い勝手のいい「共通ポイントへの交換」に非常に優れています

    必要な最小ポイント 交換先の単位
    楽天ポイントへの交換 200ポイント 800ポイント
    Tポイントへの交換 500ポイント 2,000ポイント
    Pontaポイントへの交換 250ポイント 1,000ポイント
    dポイントへの交換 200ポイント 800ポイント
    WAONポイントへの交換 200ポイント 800ポイント
    Walletポイントへの交換 200ポイント 800ポイント
    nanacoポイントへの交換 200ポイント 1,000ポイント
    ANAマイルへの交換 500ポイント 1,500マイル
    JALマイルへの交換 500ポイント 1,500マイル

    上記はOkiDokiポイントが交換できる共通ポイントの一例です。

    交換率も悪くないため、貯めている共通ポイントがある人はOkiDokiポイントの使い道に困ることもないでしょう。

    プラスANAマイレージクラブカードの選択肢も

    JCBゴールドにANAマイレージクラブカードの機能が搭載したカード。

    それが「JCBゴールド/プラスANAマイレージクラブカード」です。

    基本的な特典やサービスは変わりませんが、ANAマイレージクラブカードならではの特典が付帯

    • スキップサービス(空港で搭乗手続きがいらない)
    • フライトでマイルが貯まる
    • ANAマイレージクラブ提携パートナーでマイルが貯まる

    ANAユーザーは候補に入れておくべきカードでしょう。

     

    JCBゴールドの審査基準

    いざ申し込んでも、審査に通過できないと元も子もないですね。

    そこで、申し込み条件や審査基準を解説します。

    • 審査難易度:年会費が同等のゴールドカードと比較するとやや難しめ

    審査時間や発行期間が大体どれくらいなのかを解説していきます。

    審査基準や難易度

    JCBゴールドの申し込み条件は「20歳以上(学生を除く)で安定した収入」があること。

    30代の会社員であればほとんどの人が取得できると思います。(20代は後述するJCB GOLD EXTAGEがおすすめ)

    あくまで目安ですが、審査通過の口コミを元に判断すると、職業別では次のように考えてみてもいいかもしれません。

    公務員
    経営者・会社役員
    会社員
    個人事業主
    自由業
    専業主婦 ×
    学生 ×
    パート・アルバイト ×
    無職 ×
    ファイナンシャルプラスでは審査難易度A
    ファイナンシャルプラス編集部が独自で発行者の口コミを調査しG〜AAクラスに審査難易度を分類しています。

    JCBゴールドの審査難易度はAクラスに。

    やはり高めの審査基準が設けられており、主婦やフリーランスは若干発行が難しいのかな、という印象です。

    20代はJCB GOLD EXTAGEがおすすめ

    JCBゴールドは20歳以上であれば申し込みできますが、20代だと審査に通りづらいので、20代限定の「JCB GOLD EXTAGE」を申し込むのが良いでしょう。

    JCB GOLD EXTAGEカード

    JCB GOLD EXTAGEカード

    JCBカード

    29歳以下限定の若者向けJCBのゴールドカード。入会後3ヶ月間はポイントが3倍、4ヶ月目以降は1.5倍。

    • 初めて
    初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
    無料 3,300円 0.5%~2.5% QUICPaygoogle-payapple-pay
    こんな人におすすめ!
  • 年会費を抑えて、ゴールドカードが欲しい
  • 海外によく行く
  • JCB内でのランクアップを目指したい
  • Amazonをよく使う
  • メリットデメリット
  • 20代限定の年会費3,000円(税別)のヤングゴールドカード
  • 初回更新時(5年後)にJCBゴールドに自動アップグレード
  • 海外旅行保険の補償額が充実(利用付帯)
  • 国内主要31空港、ホノルルの空港ラウンジが無料で使い放題
  • ETCカードや家族カードの年会費が無料
  • Amazonやセブンイレブンでポイントが貯まりやすい
  • 電子マネーQUICPayと相性が良くキャッシュレス◎
  • ポイント還元率は0.75%と中途半端
  • 学生は原則取得できない…(裏技アリ)
  • JCB ゴールドザプレミアへのランクアップはなし
  • JCBブランドは海外で加盟店数が少なく使い勝手△
  • 20〜29歳で大卒初任給くらいの年収があればOK
  • 初年度年会費無料はもちろんのこと、年会費は3,000円とかなり安めですが、受けられるサービスとしてはJCBゴールドとほぼほぼ一緒

    さらに「入会から5年後にJCBゴールドへ自動切替」とランクアップの道が明確なので、将来を見据えてカードを持ちたい20代におすすめですよ。

    JCBゴールドのよくある質問

    JCBゴールドに関するよくある質問をQ&A形式で回答していきます。

    Q.限度額はどれくらい?

    JCBゴールドの限度額は公式サイトを参照してください。(審査によって個別に設定されるため)

    まとめ

    今回はJCBゴールドのメリット&デメリットや審査について詳しくまとめました。

    最後に重要な点をおさらいしておきましょう。

    • JCBプロパーカードでステータス・信頼性◎
    • JCBゴールド ザ・プレミアにランクアップのチャンス
    • JCB一般カードからインビテーションを目指すのもアリ
    • 海外旅行保険最高1億円で自動付帯
    • 国内主要31空港・ホノルルの空港ラウンジが無料で使い放題
    • グルメ優待サービスや名門ゴルフコースの予約サービス
    • QUICPay一体型も選べるので、キャッシュレス◎
    • ETCカードや家族カードも無料
    • 年会費は一般的なゴールドカード水準(初年度無料)
    • 通常時のポイント還元率は0.5%と低め
    • JCBブランドは海外で加盟店数が少なく使い勝手△
    • ANA、JAL両マイルに交換できるがレートは低め

    お得さの面ではJCBゴールドより優れたカードはあるものの、ステータス性・信頼度は抜群。

    JCBゴールド ザ・プレミア、さらにはプラチナやザ・クラスへの道順が明確で、育てがいがあるカードですよ。

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