東急カードについて徹底解説!年会費は無料?ポイント還元率は?

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東急グループやPASMOへのチャージがお得な東急カード。

東急をよく利用する方にはおすすめできる一枚ですが、申込前に「具体的にどうお得なの?」「年会費はかかるの?」といった疑問を解決しておきたいですよね。

そこで当記事では、東急カードについて年会費やポイント還元率を含めて徹底解説をしました。

最大24,000ポイント還元のキャンペーンや具体的なメリットも紹介していますので、この記事を読めば東急カードに関する情報が全てわかります!

何となく「東急利用者はお得」というイメージも多いと思います。細かい部分までメリットをお伝えしていますよ。

東急カードの特徴

東急カードは、東急グループが発行するクレジットカード。

その名の通り、東急やPASMOをはじめ東急グループ各社でお得な一枚です。

まずは年会費やカードごとの特徴など、基本情報をご紹介します!

東急カードのラインナップは5種類!カードごとに比較

東急カードのラインナップは以下の5種類です。

東急カードのラインナップ
  • TOKYU CARD ClubQ JMB:一般カード
  • TOKYU CARD ClubQ JMB(PASMO一体型)
  • TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド
  • ANA/JAL提携カード
カード種別 TOKYU CARD ClubQ JMB TOKYU CARD ClubQ JMB
(PASMO一体型)
TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド
年会費 初年度無料
次年度以降1,100円
家族カード:330円
ETC:無料
6,600円
家族カード:1,100円
ETC:無料
申込条件 高校生を除く18歳以上の方
学生・主婦も申込可能
発行日数 最短10日程度
電子マネー
スマホ決済
QUIC Pay
Apple pay
Google Pay
iD
国際ブランド VISA
Master
付帯保険 海外:最高1,000万円(利用付帯)
国内:最高1,000万円(利用付帯)
海外:最高1億円(利用付帯)
国内:最高3,000万円(利用付帯)
ショッピングプロテクト なし あり
空港ラウンジ 利用不可 利用可能
国内・ホノルル
ポイント還元率 還元率:基本0.5%
WEB明細登録で1%
加盟店利用で最大10%

東急グループが直接取り扱うカードは上記の3種類で、マイル機能がついたANA/JAL提携カードがそれぞれ存在しています。

カードの種類は多いものの一般カードとPASMO一体型カードのサービス内容や特典は同一で、ゴールドカードも一部特典だけ異なるため大きな違いはありません。

ゴールドカードは「年会費」「旅行保険」「空港ラウンジ」といった一部サービスがグレードアップ。それ以外の特典は一般カードと同一です。

メインカードとして東急カードの発行を検討していて、6,600円の年会費を払って旅行保険や空港ラウンジを使いたい方のみゴールドカードを選ぶと良いでしょう。

基本的にはPASMO一体型をまず検討することになるでしょう。

東急カードの年会費がかかる

東急カードの年会費は本会員が1,100円、家族会員は330円です。

個人向けのクレジットカードでは年会費無料(または条件付きで無料)のカードが一般化しつつある中で、年会費がかかる点はやや申込ハードルが高いと言えます。

ただし、東急カードだけのメリットも多く1,100円程度なら東急サービスをよく利用する方ならばすぐに取り返せます。

東急カードの検討をする場合「東急カードならではのメリット」部分で1,100円を超えてお得になるかどうかを考えると良いでしょう。

具体的なメリットや還元率は後述していますが、東急グループをよく使う方なら1,100円払う価値はあります。

東急カードのETCは発行手数料・年会費ともに無料

東急カードのETCは発行手数料・年会費ともに無料です。

他社クレジットカードだとETCに手数料や年会費がかかる会社もあって少し損をした気分になってしまいますよね。

東急カードなら車をよく利用する方でも安心して発行でき、この点は嬉しいポイントです!

Apple Payなどのスマホ決済・タッチ決済にも対応

東急カードは各種スマホ決済のアプリやタッチ決済に対応しています。

東急カードが対応する決済サービス
  • QUICPay(アプリ対応)
  • Apple Pay(アプリ対応)
  • Google Pay(アプリ対応)
  • iD(アプリ対応)
  • VISAタッチ決済
  • Masterコンタクト決済

東急グループは各種スマホ決済やタッチ決済に対応しているお店が多いため、スマホアプリに登録することでより便利に使えます。

また、タッチ決済を利用すれば店員にカードを渡す必要がなくセキュリティ面でも安心です!

将来的なことを考えると、今すぐ使う・使わないに関わらずキャッシュレス決済の対応は重要です。

東急カードは即日発行も可能

東急カードは発行までに最短10日程度かかりますが、「東急百貨店」「二子玉川ライズ」「武蔵小杉東急スクエア」などの「TOKYU CARDカウンター」なら即時発行もできます。

即日発行できるカードは仮カードで東急グループのみ利用可能ですが、発行したその日からクレジット決済が可能で東急ポイントの還元や付帯サービスが使えますよ。

ただし、即日発行した場合でも本カードが到着するまでに10日〜2週間程度かかります。

東急グループ以外の決済は仮カードでは行えないため「今すぐ目の前の東急グループで使いたい!」というケース以外はWEB申込がおすすめです。

店頭申込の場合、WEBとはキャンペーンが異なる可能性もあります。必ず事前にチェックしましょう。

東急カードの審査難易度はやや低め

一般的にクレジットカードの審査難易度は、次のように難しくなる傾向があると言われています。

  • 消費者金融系<ネット系<流通系<信販系<鉄道・交通系<銀行系<外資系
  • 一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード

発行会社の東急グループは鉄道・交通系に属するため、審査は比較的しっかりと行われるでしょう。直近で他社カードの延滞があったり、3件以上の申込をしているなど信用情報に傷があると落とされる可能性が高いです。

とは言えランクは一般カードなので、クレジットカード全体で考えると難しい審査基準ではなく主婦や学生の方でも取得できるカードですよ。

審査状況はインフォメーションデスクで電話確認ができる

東急カードの審査結果は、インターネット申込の場合はメールで到着します。郵送の場合は入会申込書の到着で確認ができますよ。

また、インフォメーションデスクへ電話連絡をして確認することも可能です。

東急カードインフォメーションデスク

電話番号:0570-026-109(通話有料)
営業時間:9:30~18:00

インフォメーションデスクは営業開始直後(9:30〜10:00ごろ)と17時以降が混み合いやすいです。比較的空いている日中(14:00~17:00ごろ)の連絡がおすすめですよ。

あまりにも音沙汰がない場合は登録住所やメールアドレスの誤入力も想定されるため、電話で問い合わせると良いでしょう。

東急カードのポイント還元率はWEB明細利用で1%になる

続いて、東急カードのポイント還元率について詳しく解説をします。

各ポイントを押さえる前に、東急カードのWEB明細サービスの登録を絶対に行いましょう。

東急カードはWEB明細を登録することで、基本還元率が0.5%から1%にアップするからです。

クレジットカードでは1%還元なら「高還元カード」とされており、0.5%だとやや低いという位置付け。

WEB明細に登録するかしないかでお得度が180度変わるため、まずはWEB明細の登録がおすすめです。

東急カードの基本還元率は0.5%だがWEB明細を利用すれば1%になる

東急カードの基本還元率は0.5%で、そのまま利用した場合の還元率は低いと言わざるを得ませんが、前述のWEB明細に登録さえすれば1%の高還元が受けられます。

ただし、楽天カードやdカードのように基本1%還元で年会費が無料のクレジットカードもあります。

そのため、東急サービスを利用しないのに「基本1%で高還元だから」という理由だけの申込はおすすめしません。

結論、東急カードは高還元ではありますが「基本還元率・年会費だけ見れば他にもお得なカードがある」と言えるでしょう。

あくまでも東急サービスを利用する前提で使って効果を発揮するカードです。

PASMOチャージでも最大2%還元!オートチャージを活用しよう

東急カードがお得な点として「PASMOチャージで1%還元」が挙げられます。

普段利用しているPASMOにチャージするだけで1%のポイントが還元される訳ですから、PASMO利用者は使わない手はありません。

また、PASMOの残高が一定以下になると自動的にチャージされる「オートチャージ」機能が非常に便利です。

オートチャージを利用すれば「急いでいるのに残高不足で改札を通れない」というケースがなくなり快適に電車が使えますよ!

残高不足で改札を通れないと、少し恥ずかしいですよね。オートチャージならそういった点も解決できます。

東急カードは定期券の購入でポイントが最大1%還元

東急カードは定期券の購入でも最大1%のポイントが還元されます。

還元率は東急カードが直接発行するTOKYU CARD ClubQ JMB(PASMO一体型含む)とゴールドカードなら1%、ANA/JAL提携カードなら0.5%です。

定期券は購入金額が高額になるケースが多いため、一気にポイントが貯められますよ。

TOKYU ROYAL CLUB加入でオートチャージ・定期券購入の還元率がさらにお得になる

年会費無料の「TOKYU ROYAL CLUB」に加入をすれば、前述のオートチャージや定期券購入の還元率が2%にアップし非常にお得です。

ポイント還元率以外にも「TOKYUポイントを1ポイント2円換算で商品交換ができる」「東急グループに関する年間50万円以上の方に東急ホテルペア宿泊券や国産和牛をプレゼント」といったお得な特典が満載。

TOKYU ROYAL CLUBの加入には条件がありますが、東急カードを持っているなら是非加入したいサービスです。

TOKYU ROYAL CLUBとは?
  • 東急グループのコア利用者に対するお得な会員サービス
  • 利用中のサービスにより、様々な特典が受けられる
  • 年会費・加入費は無料だが、条件を満たす必要がある

お得な特典が満載のTOKYU ROYAL CLUBですが、その加入条件は下記の内容から3点を満たす場合に限られます。

TOKYU ROYAL CLUB加入条件
  • 東急カードのPASMOオートチャージサービスを設定、または東急線PASMO定期券を購入
  • 東急でんきを契約している
  • 東急ガスを契約している
  • イッツコム/ケーブルテレビ品川を利用している
  • 『ホームセキュリティ』『シニアセキュリティ』『東急セキュリティレスQ』『るすサポプラン』のいずれかを契約している
  • 家事代行サービスの東急ベルを契約している
  • 東急スポーツシステム/東急スポーツオアシス/ラクティブの会員である
  • キッズベースキャンプ/KBCほいくえんのレギュラー会員である
  • 東急保険コンサルティング・東急カード保険の有料契約を1年以上継続している
  • 対象の東急グループの物件に住んでいる
  • 東急グループのリゾート・ゴルフ会員券を持っている
  • 東急グループ上場企業の株式を所有している

※参考:TOKYU ROYAL CLUB公式サイト

いずれの条件もやや難易度が高いですが、この中でおすすめなのは「オートチャージ設定」と「東急でんき・ガス契約」です。

これらのサービスは料金が余分にかかるものではなく、電気やガス契約は節約につなげつつ条件が満たせます。

電気やガスの条件が満たせない場合は少量の株式購入やスポーツジム、イッツコム(インターネット)の契約がややハードルが低めでしょうか。

加入条件のハードルはなかなか高いですが、その分「TOKYU ROYAL CLUB」の特典は非常に優れていて条件を満たす価値は十分にあります。

東急カードを利用するなら、是非「TOKYU ROYAL CLUB」への加入も検討してみましょう。

1ポイント2円換算の商品交換+豪華プレゼント特典で、少なくとも年間1万円分以上の特典があるように思います。

東急グループで利用すれば最大10%還元

東急カードは東急グループで利用することで最大10%もの還元が受けられます。

加盟店 還元率
東急百貨店 利用金額の3%~10%
東急ハンズ 100円につき1ポイント
渋谷ヒカリエ 100円につき2ポイント
武蔵小杉東急スクエア 100円につき2ポイント
渋谷ストリーム 100円につき2ポイント
東急ストア・ブレッセ 100円につき3ポイント
東急プラザ 100円につき3ポイント
町田東急ツインズ 100円につき3ポイント
二子玉川ライズ 利用金額の3%
たまプラーザテラス 100円につき2ポイント
港北TOKYU S.C. 100円につき3ポイント

上記は東急カードのポイント特約がある加盟店の例ですが、中でも東急百貨店は還元率が3%~10%と破格です。

いつでも3%以上の還元率で、不定期で行われる「アップポイントセール」などを利用することで追加のポイント還元が受けられますよ。

さらに、年間の累計お買い物金額に応じて追加のポイントプレゼントが受け取り可能。

2022年の年間お買上げ額(税別) サンクスポイント
50万円以上100万円未満 3,000P ※2022年限定
100万円以上300万円未満 10,000P ※2022年限定
300万円以上400万円未満 30,000P
400万円以上500万円未満 40,000P
500万円以上 50,000P

100万円以上の利用なら上記のサンクスポイントだけで1%程度の還元を受けられるため、使えば使うほどお得になる仕組みです。

また、東急ストアでも毎月19日・29日に「5%キャッシュバック」を実施するなどグループ全体で豊富なキャンペーン・イベントを開催しています。

ただし、食料品などの一部商品やセール商品は還元率が1%になるケースがあるため注意をしましょう。

東急カードで実施中のキャンペーンを紹介!特典全て適用で28,000ポイント還元

次に、東急カードで実施中のキャンペーンを紹介します。

2022年5月現在、全ての特典を適用できれば28,000ポイントが還元され、マイナポイントを含まない東急カード独自のキャンペーンでも8,000ポイントという破格のポイントを獲得できますよ。

新規入会&利用で6,000ポイント

新規入会で最大6,000ポイントキャンペーンは、東急カードに新規入会をした上で期間中に500円以上のクレジットカードを利用した回数に応じてポイントが獲得できます。

利用回数20回で最大の6,000ポイントが還元される非常にお得なキャンペーンで、初年度年会費無料のクレジットカードとしては破格の内容と言えるでしょう。

1回の決済金額が500円以上でなければカウント対象にならないため、毎日の食費やネットショッピングのお買い物は東急カードで決済すると良いですよ。

いつでもリボ&キャッシング登録・利用で2,000ポイント

いつでもリボ&キャッシング登録で2,000ポイントプレゼントキャンペーンは、以下2点のキャンペーンで構成されています。

キャンペーン概要
  • いつでもリボの登録&1万円以上のショッピング利用で1,000ポイント
  • キャッシング枠の設定&1万円以上のショッピング利用で1,000ポイント

キャッシングに関しては、利用枠を設定しさえすれば実際にお金を借りなくても条件の達成が可能です。

また「いつでもリボ」に関しても繰り上げ返済が可能ですしポイントの受け取り後解除ができるため、賢く利用をすれば非常にお得なキャンペーンと言えるでしょう。

ただし、当キャンペーンはWEBの事前エントリーが必須です。入会後、キャンペーンページから必ずエントリーを行ってくださいね。

キャッシング枠の設定は、カード発行とは別途審査が行われる点にも注意が必要です。

マイナポイントで最大20,000ポイント還元

東急カードはマイナポイントにも対応しており、合計20,000ポイントの獲得が可能です。

マイナポイントの概要
  • 健康保険証としての利用登録を行った方に7,500円相当のポイント
  • 公金受取口座の登録を行った方に7,500円相当のポイント
  • マイナポイントに登録した東急カードで20,000円以上の決済をすると5,000円相当のポイント

マイナポイントの獲得条件は上記の3項目で構成され、まだ利用していない方にとっては非常にお得な内容です。

しかも、家族がいる方は家族の人数分上記特典が利用可能。

例えば夫のクレジットカードでマイナポイントの受け取りを既にしていても、妻が未受け取りならば妻名義のクレジットカードで申し込むことで最大20,000ポイントが還元されます。

もし、あなたが東急カードの利用を検討していてマイナポイントを未受け取りならこんなにお得なキャンペーンはありません。

是非、東急カードの申込で20,000ポイントの還元を受けてくださいね。

期間内の利用額が20,000円に満たない場合でも、利用金額の25%が還元されますよ。

東急カードのメリット5つ

次に、東急カードのメリットをご紹介します。

東急カードで最も大きなメリットは「東急グループで利用した場合の高還元」ですが、還元率以外の点にも着目をしました。

東急カードのメリット
  • 旅行保険が付帯している
  • 他社のポイントやマイルへの交換ができる
  • スポーツやレジャーなど、加盟店優待が豊富
  • PASMO一体型のため財布の中にあるカードが少なくすむ
  • PASMOオートチャージが利用できる

それぞれのメリットを詳しく解説します!

メリット1.国内・海外旅行保険が付帯している

東急カードは1,100円の年会費ながら、国内・海外旅行保険が付帯しています。

東急カードの付帯保険
一般カード ゴールドカード
年会費 1,100円 6,600円
海外
(利用付帯)
最大1,000万円 最大1億円
国内
(利用付帯)
最大1,000万円 最大3,000万円
入院日額:5,000円
通院日額:5,000円
ショッピングプロテクト なし あり
※自己負担額10,000円
旅行関連サービス - 空港ラウンジ無料
国内主要・ホノルル

上記のように、海外・国内とも最大1,000万円の傷害保険があるためいざという時に安心です。

東急カードはポイント還元がお得なカードですが、保険付帯があることでわざわざ他のクレジットカードを作る必要がなくメインカードとしての役割も果たせるでしょう。

また、年会費6,600円のゴールドカードは海外最大1億円・国内最大3,000万円で空港ラウンジも利用可能と手厚いサービスを受けられます。

他社ゴールドカードのような独自特典はありませんが、その分年会費が安い(ゴールドカードの年会費相場は11,000円)ため旅行保険に特化した格安ゴールドカードとして有用です。

ただし、東急カードの旅行傷害保険は一般・ゴールドともに利用付帯である点に注意をしましょう。

クレジットカードの旅行損害保険の自動付帯と利用付帯の違い

東急関連サービスを使うという前提にはなりますが、東急カードはメインカードとしても実用可能な一枚ですね。

メインカードに旅行保険が付帯されていると、何枚もカードを持ち歩かなくて良いので便利です。

メリット2.東急カードのポイントはJAL/ANAマイル交換にも使える

東急カードのポイントはPASMOのチャージや加盟店で使えるのはもちろん、JALやANAへのマイルに交換することができます。

マイルの交換率は1,000TOKYUポイント=500マイルとややレートが低いですが、引っ越し等で東急沿線や東急グループの商圏から離れることになっても使い道がある点は嬉しいですね。

また、どうしても使い道がない場合はPASMOにチャージをすることをおすすめします。PASMOは全国の主要鉄道で使えるため、いずれ利用の機会もあるでしょう。

他にも、全国に店舗がある東急ハンズや東急ホテルでも利用可能で使い道が多い点はメリットと言えます。

ちなみにANA東急カードの場合は1,000ポイント=750マイルで交換ができます。

メリット3.コンフォートメンバーズの特典で東急ホテルグループの優待が使える

コンフォートメンバーズは東急ホテルで利用できる会員サービス

「基本宿泊料金10%以上割引」「宿泊・食事で100円ごとに5ポイント加算」「チェックアウト延長サービス」など、お得と便利を兼ね備えた優待が無料で使えます。

加入条件は特になく、年会費などの料金も一切かからないため加入して困ることはありません。

東急カードを持っているなら旅行や出張でより快適な宿泊ができますよ!

コンフォートメンバーズにも利用頻度によってランクがあり、上位ランクになると客室アップグレードやウェルカムドリンクサービスなどさらなる優待が受けられます。

メリット4.PASMO一体型のため財布の中のカードを減らせる

東急カードはPASMO一体型を選べるため「クレジットカード・PASMO・定期券」の3役を1枚でこなすことが可能です。

財布の中に入れるカード枚数を減らすことができ、「財布は数枚のカードだけでシンプルにしたい」という方にぴったり。

PASMOを利用する方なら、持っておいて損がない1枚と言えるでしょう。

基本還元率が1%もあるので、メインカードとして使える点も嬉しいです。

メリット5.PASMOへオートチャージができる

東急カードはPASMOへのオートチャージができる点も大きなメリットです。

PASMOオートチャージとは?
  • PASMO残高が一定以下になると、自動的に指定金額をチャージできる
  • 券売機やチャージ機を使う必要がなく、大きく手間が省ける
  • 残高不足によって改札で止められない

オートチャージができるクレジットカードは東急カードをはじめ、京急カードや小田急カードなど関東地方の交通系カードなど一部に限られます。

残高が減るたびに券売機やチャージ機を使うのは非常に手間ですし、急いでいる時は煩わしいことこの上ありません。

PASMOをもっと便利に使いたいなら、東急カードでオートチャージを活用しましょう!

急いでいるのに残高不足で改札が通れなかった経験はありませんか?オートチャージを使えば、そのようなケースもなくなります。

東急カードのデメリット4つ

東急グループでの高還元などメリットが多い東急カードですが、デメリットもあります。

東急カード4つのデメリット
  • PASMO一体型カードを解約するとPASMOの新規発行や払い戻しが必要
  • 一般カードなのに年会費がかかる
  • 東急グループ以外で使い道がほとんどない
  • ポイント制度がわかりにくい

上記4点のデメリットをそれぞれ詳しく解説します。

デメリット1.PASMO一体型カードを解約するとPASMOの新規発行や払い戻しが必要

PASMO一体型の東急カードを解約した場合、カードに残ったPASMO残高や定期券も使えなくなります。

解約前に新たにPASMOを発行して残高の移し替えをしたり、払い戻しを受ける必要があり非常に面倒です。

また、東急カードは年会費がかかるため「クレジット機能は使わないけどPASMOを使うために残しておく」という手段は損が大きくおすすめできません。

PASMO一体型の東急カードは利用中の使い勝手が良いですが、解約の際の手間が増えることに注意をしましょう。

デメリット2.一般カードなのに年会費が1,100円、家族カードで330円かかる

東急カードは一般カードにも関わらず、「本会員1,100円」「家族カード330円」の年会費がかかります。

一般カードで年会費が徴収されるクレジットカードは少なく、多くのカードが無料(もしくは条件付きで無料)なのでデメリットと言えるでしょう。

年会費分をポイント還元で取り戻す場合、基本還元率の1%換算だと10万円もカードを決済しなければなりません。

東急のオートチャージや定期券購入・東急グループでの決済を頻繁に行う方なら十分に元は取れますが、それ以外の場合は損をしてしまいます。

一般カードでステータス性が高いプロパーカードや銀行系カードも。年会費は無料・条件付き無料が多いです。

デメリット3.東急グループ以外で使い道がほとんどない

当然とも言えますが、東急カードは東急電車・東急百貨店などの東急関連サービス以外ではほとんど使い道がありません。

年会費無料で全国500万店舗の加盟店を誇る楽天カードと汎用性を比較してみました。

東急カード 楽天カード
基本還元率 1% 1%
加盟店ポイント 東急グループで追加ポイント ファミリーマート
マクドナルド
ミスタードーナツ
大丸
松坂屋
その他多数でポイントが獲得可能
年会費 1,100円 無料
加盟店 東急グループのみ 全国約500万店舗
ポイントの使い道 東急グループで利用
東急グループのWEBサイト
マイルへの交換
全国の加盟店
楽天市場(5万店)
楽天カードへの支払い
楽天モバイルへの支払い
楽天Pay
マイルへの交換
edyへのチャージ

上記のように、東急カードは東急グループの利用者に対して強みを持つ一方で東急グループを使わない方にはほぼメリットがないと言えるでしょう。

基本還元率1%(WEB明細利用時)は高還元と言えるものの、1,100円の年会費がかかるためトータルで見るとそこまでお得ではありません。

楽天カードは楽天市場で非常にお得な還元率を誇る他、全国の加盟店(飲食店・百貨店・小売店など)で追加のポイントが貯まります。

東急カードを持っていても「東急グループ以外は他のカードで払った方がお得」というケースもあるため、何枚もカードを持ちたくない方やそもそも東急グループを使わない方はおすすめできません。

東急関連サービスに特化したカードなので、基本的には東急サービスを使う時に東急カードを使うと良いでしょう。

デメリット4.ポイント制度が分かりにくい

東急カードは購入する商品によってポイント還元率が変わったりと、制度の把握が少し難しい点があります。

また、対象のお店であってもポイントのつかない商品もあるため、利用の際にはしっかり確認しておく必要があります。

東急カードの解約方法

東急カードの解約方法には、Webによる方法と電話による方法があります。

Webを使った解約方法

東急カード・東急ポイントのサイトにある、「退会専用メールフォーム」に必要事項を記入して送信することで、カード退会を行うことができます。

ただし、契約内容によってはメールフォームから退会ができないので、注意しましょう。

同様にして、Webサイトから退会届けを資料請求して手続きを進めることも可能です。

電話を使った解約方法

インフォメーションデスクに電話することで、カードの解約を進めることができます。

電話での退会時には手元にカードが必要なため、事前に用意しておきましょう。

東急カードは東急サービスを利用するなら圧倒的におすすめ!

ここまでの内容から、東急カードは「東急関連サービスを利用するなら圧倒的におすすめ」と言えるでしょう。

百貨店や東急ストアの利用がなくても、東急沿線を利用するなら定期券の購入やオートチャージでポイントがどんどん貯まります。

もちろん、最大10%還元の東急百貨店を筆頭に加盟店で利用する場合はお得なサービスが目白押し。

年会費は1,100円かかりますが、基本還元率が1%もあり旅行保険や様々な優待が付帯することからメインカードとしても実に有用です。

以上の内容から、東急の電車・バスなど少しでも東急サービスを利用する方なら東急カードをおすすめします!

東急の電車・バスを利用するだけでも、定期購入やオートチャージで年会費分は難なく取り戻せそうです。

お得にマイルを貯めたいならANA・JALとの提携東急カードもおすすめ

東急カードにはANAやJALの提携カードがあり、マイルをお得に貯めることができます。

ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO」は5つのサービス(ANAマイル・PASMO・クレジット・TOKYUポイント・定期)が1つに集約されたカードで持ち運ぶカードの枚数が減らせます。

特にANAマイルを貯めたい東急サービスを利用する方なら、定期券の購入や買い物でお得にマイルを貯めるのにぴったりです。ANAを利用すると10%のフライトボーナスがある点、カードの継続特典として1,000マイルを付与される点も見逃せません。

「JALカードTOKYU POINT ClubQ」も同様に、JALのマイルを貯めつつ東急サービスをよく利用する方に向いています。

フライトマイルに加えてJALカード会員限定のボーナスマイルも貯まるので、東急沿線を使うマイラーなら是非チェックしておきたいですね。

東急関連サービスを利用しないなら持つ価値は薄い

東急カードは東急関連サービスを使う方に非常におすすめできる一方で、東急関連サービスに縁がない方にとっては無用の長物と言えるでしょう。

東急関連サービスを除いた東急カードは「年会費1,100円・還元率基本1%・国内海外最大1,000万円の旅行保険付帯」というサービス内容です。

上記内容なら、年会費無料で基本還元率1%+特約店利用でさらにポイントが貯まる「楽天カード」や「dカード」の方がお得に使えるからです。

東急カードは交通系カードで審査が特別甘いということもないため、東急サービスを使わない方は他のクレジットカードを検討しましょう。

まとめ:東急カードは高還元率でお得!東急利用者は持っておきたい一枚

当記事では、東急カードのポイント還元率や年会費・おすすめする方を詳しくご紹介しました。

「東急カードを持つか持たないか」の判断基準は非常にシンプルで、電車やバスを含めた東急サービスをよく利用するなら持っておくべきカードと言えます。

定期購入や通勤で東急沿線を利用するならPASMOへのオートチャージや定期購入でポイントがザクザク貯まりますし、電車の利用がなくても東急百貨店を筆頭した加盟店でのお得度は抜群です!

当記事の情報を参考に、東急カードをお得に使ってくださいね。

東急カードのまとめ
  • WEB明細登録で基本還元1%に!必ず登録しよう
  • 入会キャンペーンがお得!公式ページで要確認
  • 東急グループをよく利用するなら間違いなくおすすめ
  • PASMOオートチャージを使いたい方にもおすすめ
  • 東急グループを使わない方にはおすすめできない
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