「PayPayで買い物をしようとしたら残高がなかった!」
「毎回、チャージするの面倒!」
そんなときはPayPayにクレジットカードを登録して支払う、“クレジットカード払い”がオススメです。
PayPayのクレジットカード払いはチャージの手間が省けるだけではなく、PayPayカードならポイントが二重取りできるというお得なメリットもあります。
このページではPayPayでクレジットカード払いをするメリットや設定方法、注意点などを解説していきます。
目次
PayPayのクレジットカード払いとは?
PayPayのクレジットカード払いの概要を簡単にまとめると次のとおり。
- PayPayにクレジットカードを登録して決済金額をクレジットカードで支払う機能
- PayPay残高のチャージがなくても支払いができる
- PayPayカードを登録した場合はポイントの二重取りができる
PayPayのクレジットカード払いはPayPay残高にチャージをすることなく手軽に支払える便利な機能であり、筆者自身もPayPay残高がないときによく利用しています。
PayPayで使える2つの支払い方法とその違い
現状、PayPayではクレジットカード払いを含めて以下の2つの方法で支払う事ができます。
支払方法 | 特徴 |
---|---|
PayPay残高 | 登録口座、セブン銀行ATM、PayPayカードなどでチャージしてから使う |
クレジットカード払い | PayPayカードやその他のクレジットカードを登録して支払う |
以前はYahoo!マネーの支払いもありましたが、サービス終了に伴い、現在はPayPay残高かクレジットカードでの支払いのみとなっています。
両者の使い分けは以下の方法がオススメです。
- 使いすぎる心配がある:
登録口座などから現金をチャージ - 手元に現金がない:
クレジットカード払い - よりお得にしたい:
PayPayカードを登録してクレジットカード払い、またはPayPayカードでチャージして使用
PayPayクレジットカード払いの4つのメリット
PayPayのクレジットカード払いのメリットは次の4つに大別てきます。
- PayPayカードならポイント二重取り可
- PayPay対応店舗で実質カード決済できる
- クレジットカードのセキュリティ面向上
- 銀行口座に残高が無くても支払える
一つずつ掘り下げてみていきましょう。
1.PayPayカードならポイント二重取り可
PayPayでクレジットカード払いをするには事前にクレジットカードを登録する必要があります。
その登録カードをPayPayカードにすればポイントを二重に貰えてさらにお得に利用できます。
PayPayを利用している人、ヤフオクやYahoo!ショッピングを利用する人は必携と言えるクレジットカード。
- 節約◎
- 電子マネー
- 買い物
- 初めて◎
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
0円 | 0円 | 1~5% | なし |
- PayPayカードのポイント:
支払い金額の最大1.5%※分のPayPayポイント - PayPayのポイント:
支払い金額の1.5%分のPayPayポイント - 合計:
支払い金額の2.5%分の還元
PayPayカード以外のクレジットカードでは二重取り不可
一方で、楽天カードなどのPayPayカード以外のカードを登録した場合はPayPayポイントが付与されません。
- PayPayポイントは付与されない
- 登録したクレジットカードのポイントはもらえる
例えば、PayPayカードと楽天カードを登録した場合の具体的なPayPay還元率は以下のようになります。
登録カード | 付与PayPayポイント | クレジットカードのポイント |
---|---|---|
PayPayカード | 1.5% | 最大1.5%※のPayPayポイント |
楽天カード | 0% | 1.0%の楽天ポイント |
※PayPayカードをPayPayアプリに登録およびPayPayステップの条件達成が必要。
PayPayカードの方が最大2%分も多く還元を受けられることに。
つまり、PayPayのクレジットカード払いを最大限お得にするにはPayPayカードが必要となります。
PayPay×PayPayカードの1%~5%は驚異的な還元率
一般的なクレジットカードの還元率が0.5~1.0%ということを考えると、還元率1%~5%は驚異的な数字。
他社のスマホ決済と比べてもこの数値は高いものと言えます。
スマホ決済 | 還元率 | 備考 |
---|---|---|
PayPay | 1%~5% | 支払元にPayPayカードを設定して利用 |
楽天ペイ | 1.5% | 支払元に楽天カードを設定して利用 |
LINE Pay | 0.5%~2.0% | マイカラーに応じて変動 |
メルペイ | 0% | 実店舗での支払いは還元なし |
キャンペーンの有無や支払い店舗がキャッシュレス・消費者還元事業の対象店舗かどうかで数値は異なりますが、キャンペーンを除いてもお得度が高いのがPayPay×PayPayカードです。
2.PayPay対応店舗で実質カード決済できる
間接的にクレジットカード決済できることもメリットです。
以下の手順で、PayPayを使ってクレジットカードでの決済が可能になります。
- 支払いに使いたいクレジットカードをPayPayに登録
- PayPayで支払う旨を店頭で伝える
- PayPayの支払い方法をクレジットカード払いに設定
個人経営や中小企業、あるいは地方でも「クレジットカードは非対応だけどPayPayは対応」というお店も急速に増えています。
そのような店舗でカード払いしたいときにもPayPayは役立ちますね。
3.クレジットカードのセキュリティ面向上
PayPayのようなスマホ決済をメインにすると、常にカードを持ち歩く必要がなくなり、紛失やスキミングのリスクも軽減できます。
- クレジットカード決済:
店頭でクレジットカードを見せて決済 - PayPayのクレジットカード払い:
PayPayのQRコードを見せて決済(クレジットカードは提示しない)
一方、スマホの充電切れや電波がない時は使えないというデメリットもあります。
4.銀行口座に残高が無くても支払える
登録した銀行口座やセブン銀行からチャージして使う場合は現預金が必要ですが、クレジットカード払いであれば今、手元に現金がなくても支払うことが可能です。
- 銀行口座からチャージ:
手元にお金が必要 - クレジットカード払い:
手元にお金がなくても支払いができる
「手元にお金がないがほしいものがある!来月まで待てない!」という場合は、PayPayのクレジットカード払いを利用するのも便利ですね。
PayPay×クレジットカード払いの限度額
PayPayでクレジットカード払いを利用する場合、クレジットカードの本人認証サービスに登録しているか等で利用可能限度額が異なります。
登録クレジットカード 過去24時間の上限 過去30日の上限 本人認証未設定 5,000円 本人認証済み 20,000円 50,000円 本人認証済み+青いバッジが表示 250,000円 出典:paypay.ne.jp
クレジットカード側の本人認証を行なうことで限度額がアップ、さらに青いバッジが表示されるとより多くの金額を使えるようになります。
限度額をあげるには本人認証
クレジットカード払いの限度額をあげるには、まず登録クレジットカードの本人認証を行なう必要があります。
チェックしておきたいポイントは次の二つ。
- 本人認証はPayPayではなく、各カード会社のサイトから行なう
- 本人認証が行えないカードもある
本人認証はPayPayのアプリ内ではなく、クレジットカード各社の会員サイトから行なうことができます。
こういったカードの場合は当然、PayPayの利用上限をあげることができません。
青いバッジがつけば更に限度額がアップする
本人認証済み、かつPayPayアプリ内で青いバッジが表示されれば限度額が更にアップします。
paypayのアカウントに
— ちょい足でかポッポ (@asideca_poppo) November 1, 2019
青いバッジついとる😅
これが、、、
噂に聞く例の
上限突破のやつか?🤔🤔🤔 pic.twitter.com/NroRoTSFqv
青いバッジがつく条件に関しては残念ながら公開されていません。
PayPayでは、より安心安全にサービスをご利用いただくため、登録内容や利用状況に基づいて、青いバッジを表示しています。お客様の利用状況によっては、青いバッジの表示状況が変化する場合がありますので、ご了承ください。
なお、青いバッジの表示条件等の詳細については、セキュリティの都合上、お答えいたしかねますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
出典:paypay.ne.jp
Twitterをみてみると、PayPayへチャージをしたり、本人認証、クレカ登録をすることで出現したという口コミが多数みられます。
ついにPayPayに青いバッジが付きました。
— エージ (@tanoshimidesuka) September 11, 2019
最近やったことは、
❶IDの設定
❷メールアドレスの設定
❸チャージ (5000円)
❹銀行口座登録
このうちどれが条件かはわかりませんが、❹の後に青いバッジが付いたので❹は条件の1つのようです。
なお登録クレジットカードは本人認証済みです。
PayPayを頻回に利用しつつ、クレジットカードなどの登録も行なうことは青いバッジ付与に貢献する可能性があります。
(つぶやいている方によって前提条件や実施内容が異なる為、一概にこうすると青いバッジがつくとは言えませんが。)
PayPay×クレジットカード払いの手順
PayPayでクレジットカード払いをするための手順は次のとおり。
- 登録するクレジットカードを用意する
- PayPayのアプリにクレジットカードを登録する
- お店の決済でPayPayを使って支払う
くわしい手順を見ていきましょう。
クレジットカード払いをする為の準備
登録したいクレジットカードが手元にある場合は、早速PayPayにクレジットカードを登録してみましょう。
(ない場合は唯一ポイント二重取りができる年会費無料の「PayPayカード」を作るのがオススメ)
- ホーム画面の[カード追加]をタップします。
- クレジットカード情報をカメラで読み取るか[カード番号を直接入力する]をタップし、カード番号を入力します。
- 必要な情報を入力して[追加する]をタップします。
- クレジットカードが登録されました。本人認証がまだの場合は続けて本人認証も行う事ができます。
出典:paypay.ne.jp
PayPayにクレジットカードを登録できれば、実際の決済でクレジットカード払いを使うことができます。
お店でPayPayのクレジットカード払いをする方法
続いて、お店の決済でPayPayのクレジットカード払いする方法は次のとおりです。
-
- PayPayで支払う旨を伝え、PayPayのアプリを立ち上げます。
- ホーム画面の支払うをタップします。
-
- 支払い方法をタップします。
-
- 登録したクレジットカードが表示されるため、支払いに使いたいクレジットカードをタップします。
-
- 支払い方法が登録したクレジットカードに切り替わるので、バーコードを提示して読み取ってもらえば決済が完了。
PayPayのクレジットカード払いができない場合
PayPayにクレジットカードを登録していざ支払いに使おうと思っても、クレジットカード払いができない場合があります。
考えられる状況は次の3つ。
- クレジットカードの登録がうまくできない
- クレジットカードを使ったチャージができない
- 支払い時にエラーが出てクレジットカード払いができない
それぞれ原因と対処法を見ていきましょう。
1.クレジットカードの登録が上手くできない原因
クレジットカードの登録が上手くできない主な原因は次の二つです。
- 入力するクレジットカードの情報が間違っている
- 登録できないクレジットカードを登録しようとしている
まず、前者は入力するクレジットカード情報が間違っている場合。
クレジットカードが登録できない場合は、カード番号や有効期限、セキュリティコードが間違っていないかもう一度確認してみましょう。
VISA・Master・JCB以外は登録できない
もう一つは、登録できないクレジットカードを登録しようとしているケースです。
PayPayに登録できるクレジットカードは次の3つの国際ブランドのみ。
- VISA
- Master Card
- JCB
これ以外の国際ブランドのクレジットカードは登録することができません。
- American Express(AMEX)
- Diners Club
- 海外発行のクレジットカード
また、プリペイドカードも登録できない場合があるので注意が必要です。
2.クレジットカードを使ったチャージが上手くできない原因
クレジットカードを使ったチャージがうまくいかない原因は次のとおり。
- PayPayカード以外のカードでチャージしようとしている
- PayPayカードでチャージするための条件を満たしていない
PayPayにチャージできるクレジットカードはPayPayカードのみ。それ以外のクレジットカードでチャージする事はできません。
PayPayカードでチャージするための条件
PayPayカードでPayPay残高をチャージするには、次の条件を満たす必要があります。
- PayPayカードの本人認証を完了させる
- 限度額内でチャージを行なう
まず、チャージを行うにはPayPayカードの本人認証を済ませる必要があります。
PayPayカードでチャージできる上限
PayPayカードでPayPayにチャージできる上限額は、本人認証が完了しているか、青いバッジが表示されているかによって異なります。
PayPayカードによるチャージ金額 | 過去24時間の上限 | 過去30日の上限 |
---|---|---|
本人認証済み | 20,000円 | 50,000円 |
本人認証済み+青いバッジが表示 | 250,000円 |
この上限を超えた場合はチャージができなくなります。
3.支払い時にエラーが出て決済できない原因
支払い時にエラーが出て決済できない原因としては以下のものが考えられます。
- 上限を超えた金額を支払おうとしている
- 同一店舗で同一金額の決済を一定期間内に繰り返した場合
前者はPayPayや登録クレジットカードの上限を超えて決済しようとしている場合。
また、複数のカードを登録している場合はカード決済額の合計がPayPay上限に到達した時点でクレジットカード払いができなくなるので、この点も注意が必要です。
エラーと判定されて決済できない事がある
セキュリティのためか、短時間の内に同一店舗で同一金額を支払おうとした場合も決済できないことがあります。
キャンペーンなどで分割決済をする人もいますが、こういったエラーの可能性を考慮しておきましょう。
まとめ
このページではPayPayのクレジットカード払いについて徹底的にまとめました。
最後に要点をもう一度確認しておきましょう。
- クレジットカード払いはPayPayにチャージせず支払える
- PayPayカードのみ、ポイント二重取りが可能
- PayPay対応店舗で間接的なクレジットカード決済が可能
- 本人認証の有無、青いバッジの表示によって利用上限額が異なる
- VISA、Master、JCB以外は登録できない
- チャージに使えるクレジットカードはPayPayカードのみ
PayPayを最大限お得に活用するには、PayPayカードとの二重取りが最も効果的。
- PayPayにPayPayカードを登録してポイントを二重取りする
- PayPayでの決済で1.5%、PayPayカードのポイントで最大1.5%、合計で最大3%分の還元に
PayPayの加盟店は日々増えており、クレジットカードは使えなくてもPayPayなら使えるというお店もたくさんあります。
こういったお店で実質カード決済をしたり、よりお得にポイントを貯めたりと、PayPayのクレジットカード払いを有効活用しましょう!