
楽天カードのETCカードってどうなの?
1%のポイントが貯まる楽天ETCカードですが、よくよく調べてみると年会費が550円(税込)するので、発行するべきか悩みますよね。
しかし、年会費無料で持つ方法もあるので、人によってはお得なカードかもしれません。
そこでこの記事では、楽天ETCカードのメリット&デメリットと年会費無料にする方法を解説します。
楽天ETCカードの発行を検討している人や、お得なETCカードを探している人は必見ですよ!
目次
楽天ETCカードの申し込み方法
まずは楽天ETCカードの申し込み方法を解説します。
年会費を無料にする方法を知りたい方は、「年会費を無料にする3つの方法」をご覧ください。
楽天ETCカードの概要|年会費やポイント還元率
楽天カードの追加カードとして発行できる“楽天ETCカード”。
年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 圧倒人気のオールマイティカード。
- 節約◎
- 電子マネー
- 買い物◎
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
無料 | 無料 | 1.00~3.00% | ![]() ![]() ![]() |
クレジットカードとETCカードは別々になっており、 ETC専用のカードが別途発行してもらえます。

楽天ETCカードの基本情報は以下のとおり。
楽天ETCカードの基本情報 | |
---|---|
年会費 | 550円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
発行手数料 | 無料 |
解約手数料 | 無料 |
年会費こそ550円(税込)かかりますが、ETCカードでもポイントが貯まるのは嬉しいですね。
申し込み方法は2パターン
楽天ETCカードの申し込み方法は以下の2種類。
- 楽天カードを持っていない人
→新規入会時にクレジットカードと同時に申し込む - 楽天カードを持っている人
→楽天e-NAVIから申し込む
それぞれみていきましょう。
1.楽天カードと同時に申し込む
楽天カードをまだ入手していない人は、クレジットカード申し込み時に楽天ETCカードも申し込みできます。
申し込みフォームにがあるのでそこをチェックするだけです。(免許証の番号入力が必要)
ただふつうに申し込んでも、年会費が550円(税込)かかってしまうので、無料になる条件をクリアしてから申し込むのがおすすめです。
2.後から追加で申し込む
既に楽天カードを持っている人は、楽天e-NAVIから3ステップでかんたんに申し込めます。
- 楽天e-NAVIにログイン
- 申し込み(カード/サービス)でカードの追加・切り替えを選択
- 楽天ETCカードを選択

審査:ETCカード自体はなし
楽天ETCカード自体には審査はありません。
ただ、楽天カード本体には審査があるので、仮に落ちてしまった場合はETCカードも当然発行不可。
あくまで楽天カードの追加カードなので、楽天ETCカードは単体では発行できないです。
届くまでの日数:1〜2週間
楽天ETCカードが手元に届くまで2週間ほどかかります。
楽天ETCカードはカード作成後に、当社指定の配送方法にてお送りいたします。
通常は約2週間でのお届けとなりますが、連休などの配送の込み合う時期や交通事情によってお届けが遅れる場合もございます。
楽天カードと同時に申し込んだ場合でも、クレジットカードが先に届き、ETCカードはその約1週間〜10日後に届くので気長に待ちましょう。
- 楽天カード本体:申し込みから4日〜7日で届く
- 楽天ETCカード:申し込みから1〜2週間で届く
ちかぢか旅行やドライブの予定がある人は、早め早めの申し込みを!
- 申し込み日:2019年1月8日20:46
- 申し込み結果通知:2019年1月10日13:16
- 到着日:2019年1月17日昼頃
楽天ETCカードの3つのメリット
楽天ETCカードのメリットは以下の3つ。
- 年会費を無料にできる
- 発行手数料・解約手数料が無料
- ポイント還元率が1.0%と高め
1つひとつみていきましょう。
1.年会費を無料にできる
楽天ETCカードは年会費が550円(税込)かかりますが、以下のいずれかの条件を満たせば年会費が無料に。
- 楽天会員のランクをプラチナ以上にする
- 楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードのいずれかを発行する
- 高速道路の利用で年会費以上のポイントを貯める
条件はどれもそう難しくはないので、発行前に無料にできそうか確かめておきましょう。
くわしくは「楽天ETCカードの年会費を無料にする3つの方法」で後述します。
2.発行手数料・解約手数料が無料
楽天ETCカードでかかる料金は年会費のみ。
発行手数料や解約手数料は無料なので、人によっては完全に無料で使えます。
- 年会費:条件つき無料
- 発行手数料:無料
- 解約手数料:
- クレジットカード年会費:無料
発行手数料が1,000円ほどかかるカードは意外と多いので、これはメリットですね。
とりあえず楽天ETCカードを発行してみて、気に入らなければ他のカードを申し込んだ時に解約すればOKです。
3.ポイント還元率が1.0%と高め
楽天カード同様、楽天ETCカードでも通行料金100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。

ETCカードはポイント付与対象外だったり、還元率が下がるカードがあるなか、ETCカードでもきちんと1%貯まるのは大きなメリットですね。
高速利用回数が多ければ多いほど、ポイント数に大きな開きが出るので、たかが1%と侮ることなかれ。
還元なし | 還元率0.5% | 還元率1.0% | |
---|---|---|---|
2,000円 | 0ポイント | 100ポイント | 200ポイント |
5,000円 | 0ポイント | 250ポイント | 500ポイント |
10,000円 | 0ポイント | 500ポイント | 1,000ポイント |
20,000円 | 0ポイント | 1,000ポイント | 2,000ポイント |
100,000円 | 0ポイント | 5,000ポイント | 10,000ポイント |
楽天ETCカードの年会費を無料にする3つの方法
楽天ETCカードの年会費550円(税込)を無料にする方法は以下の3つ。
- 楽天会員のランクをプラチナ以上にする
- 高速道路の利用で年会費以上のポイントを貯める
- 楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードのいずれかを発行する
意外とカンタンなのであなたピッタリの方法を見つけてETCカードを無料で持ちましょう。
1.楽天会員ランクをプラチナ・ダイヤモンドにする
楽天のサービスには「会員ランク」というものがあります。
会員ランクは、楽天スーパーポイントの獲得回数や獲得ポイントによって決まり、これがプラチナ・ダイヤモンドランクの場合は、楽天ETCカードの年会費が無料に。
獲得ポイント数(過去6ヶ月) | ポイント獲得回数(過去6ヶ月) | |
---|---|---|
レギュラーランク | 200ポイント | 2回 |
シルバーランク | 700ポイント | 7回 |
プラチナランク | 2,000ポイント | 15回 |
ダイヤモンド | 4,000ポイント | 30回 |
実際に筆者は、プラチナまでランク上げしてから申し込んだので、楽天ETCカードの年会費が免除されましたよ。

プラチナランク以上にするのはかんたん
楽天カードの還元率は1.0%なので、プラチナランクにするには20万円分決済するだけでOK。
月々にして約3万円ほど利用していれば、半年後にはプラチナになりETCカード年会費が無料に。
楽天Payや楽天ポイントカード併用することでも、ポイントの獲得数と獲回数を二重取りすることができ、さらにかんたんにランク上げできますよ。
ポイント獲得回数も1回の利用で2回分としてカウントされるので、楽天市場で月1万円以上使う人なら半年てプラチナランクになりますよ。
2.楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードを持つ
ここまでは「楽天カード(一般)」のETCカードについて説明してきましたが、楽天から発行されているクレジットカードは全部で10種類ほどあります。
ETCカードの年会費事情もカードによって異なるので、表にまとめてみました。
発行不可 | 年会費550円(税込) | 年会費無料 |
---|---|---|
・楽天カードアカデミー | ・楽天カード ・楽天PINKカード ・楽天ANAマイレージクラブカード ・楽天銀行カード |
・楽天ゴールドカード ・楽天プレミアムカード |
無条件で年会費無料に
表を見ると楽天カードの上位ランクに位置する以下のカードでは、無条件で楽天ETCカードの年会費が無料に。
![]() 楽天ゴールドカード |
![]() 楽天プレミアムカード |
|
---|---|---|
カード本体年会費 | 2,200円(税込) | 11,000円(税込) |
ETCカード年会費 | 無料 | 無料 |
ただし、クレジットカード本体の年会費が有料なことには注意が必要。
ETCカードを無料にできてもカード年会費で損をしていては本末転倒なので、特典やサービスで年会費以上の恩恵を受けられるかで判断するといいですよ。
3.高速道路を頻繁に利用する
楽天ETCカードは利用額に対して1%のポイントが還元されましたね。
つまり、年間50,000円程度高速道路を利用すれば、ETCカードの年会費分をポイントでペイできる計算に。
さらに高速料金の割引サービスも受けられるので、現金で決済するよりよっぽどお得ですよ!
- 平日は朝(6時〜9時)30%〜50%OFF
- 土日祝は30%OFF
- 深夜(0〜4時)は30%OFF
- アクアライン74%OFF
通常時でも5,000ポイント、多い時は8,000ポイントもらえるので、ETCカードの年会費10〜15年分は入会キャンペーンで相殺できてしまいますね。
楽天ETCカードの3つのデメリット
楽天ETCカードのデメリットは以下の3つ。
- 条件を満たせないと年会費が550円(税込)
- 家族カードでETCカードを発行できない
- 2枚、3枚と複数のETCカードを発行できない
発行前に確認しておきましょう。
1.条件を満たせないと年会費が550円(税込)
年会費無料の条件を満たせなかった場合は、問答無用で550円(税込)かかってきます。
特に気をつけたいのが、会員ランクをプラチナ以上にして、ETCカード年会費を無料にしていた場合。
申し込み当初は条件を満たせていたとしても、次回の年会費が有料になってしまいかねないので、十分に注意が必要です。
- ETCカード発行手数料:無料
- ETCカード年会費:無料
- ETCカード解約金:無料
- クレジットカード本体:無料
以下の記事では、手数料・年会費など諸々の費用が全くかからないカードのみを紹介しているので、完全無料でETCカードを所有できますよ。
2.家族カードでETCカードを発行できない
楽天カードでは家族カードを最大5枚まで発行できます。
しかし、家族カードではETCカードを発行できないんですよね。
“単身赴任で夫婦が別の場所に暮らしている”、など家族間で複数枚のETCカードが必要な場合は、新規で楽天カードに申し込むのが良いでしょう。
3.2枚、3枚と複数のETCカードを発行できない
楽天ETCカードを発行できるのは、本カード会員のみでしたね。
そして、本カード会員が発行できるETCカードの枚数は1枚のみ。
- 本カード:楽天ETCカードは1枚まで
- 家族カード:楽天ETCカード発行不可
つまり、楽天カードでは2枚、3枚と複数の楽天ETCカードを発行することはできないので、複数台の車を所有している人は別のクレカでETCカードを発行しましょう。
楽天ETCカードのよくある質問
楽天ETCカードに関するよくある質問をQ&A形式で回答していきます。
- 利用明細の確認方法は?
- 解約方法は?
- 更新手続きは必要?
- 紛失して再発行する方法は?
- 楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードに切り替えるとどうなるの?
Q.利用明細の確認方法は?
楽天ETCカードの利用明細は楽天e-NAVIで確認できます。
ただ、クレジットカードの利用分とごちゃ混ぜで表示されるので、ETCのみの利用明細はないです。
一応、複数の道路事業者が提供するETC利用照会サービスに登録すれば、走行明細を確認できます。
Q.解約方法は?
楽天ETCカードの解約方法は、電話のみ。(電話番号:0120-30-6910)
とはいっても自動音声ダイヤルでの対応で、カード番号と生年月日を入力するだけで特に難しい操作はありません。

解約手数料なども一切かからないので、他社のETCカードに乗り換える時は、すぐに解約してしまいましょう!
Q.更新手続きは必要?
楽天ETCカードの更新手続きは一切不要です。
楽天カードを継続利用している限りは、楽天ETCカードも自動で更新されていきます。
ただし、楽天ETCカード自体にも有効期限はあるので、新しいカードが来たらすぐに交換しましょう。(期限切れでETCレーンで引っかかったらシャレにならないので...)
Q.紛失して再発行する方法は?
楽天ETCカードが磁気不良や有効期限切れで再発行したい場合は、自動音声ダイヤル(0120-30-6910)に電話するだけでOK。
しかし、紛失や盗難された場合は紛失・盗難専用ダイヤル(0120-86-6910)にかける必要があります。
不正利用される恐れがあるからですね。
すぐに利用停止をしてもらって、再発行の手続きを済ませましょう。
Q.楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードに切り替えるとどうなるの?
楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードなど、他の楽天カードに切り替えることもあるでしょう。
その場合でも楽天ETCカードの情報は引き継がれるので、そのまま継続して利用できます。
まとめ
今回は楽天ETCカードの申し込み方法に始まり、メリット&デメリット、年会費無料にする方法を解説しました。
最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。
- 楽天ETCカードは楽天カードの追加カードとして発行できる(単体は不可)
- ETCカード自体に審査はなく、1〜2週間で届く
- 年会費550円(税込)を無料にする方法がある
- ポイント還元率は1.0%と高め
- 家族カードでは楽天ETCカードを発行できない
- 本会員でも1枚しか発行できない
楽天ETCカードは還元率1.0%で、年会費も無料にできるので、是非とも発行しておきたいカード。
ただし、これから楽天カードを申し込む人はプラチナランクにまで上げてから、後日ETCカードを申し込んだ方がいいですよ!