クレジットカード番号には情報がいっぱい!セキュリティーコード などの意味を理解して不正利用を防止しよう

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利用できる場所も増え、現金を持たずに決済できることから非常に便利であることから多くの人が利用しているクレジットカード。

私たちは普段何気なく利用しているクレジットカードですが、券面に書いてあるクレジットカード番号に様々な意味が含まれています。

本記事でははクレジットカード番号が持つ数字の意味とその他の番号が持つ役割を中心に深掘りしていきます。

クレジットカード番号の桁数は国際ブランド毎で異なる

クレジットカードを普段利用している方であってもご存知である方は少ないかと思いますが、実はクレジットカードブランドによって桁数が異なるのです。

国際ブランド 桁数 桁の区切れめ
VISA・JCB・Master Card 16桁 4桁ー4桁ー4桁ー4桁
Diners Club 14桁 4桁ー6桁ー4桁
American Express 15桁 4桁ー6桁ー5桁

「インターネットでの買い物の時に入力するクレジットカード番号の桁数は16桁だけどもDiners ClubやAmerican Expressのカードだと利用できないの?」と思っている方もいることでしょう。

安心してください。クレジットカード番号の頭に不足している桁数分だけ0を足せばよいのです。

すなわちDiners Clubブランドを利用していてカード番号が3400ー000000ー0000だと仮定すれば3400の前に00を足すということです。

ただしショッピングサイトによっては4桁括りのフォームで頭に0を足さなくてもよい場合、そして0を付け足してもショッピングできない場合もあるので実際にそのサイトで入力してみないとわかりません。

クレジットカード番号に隠された意味

クレジットカードの番号は単なる数字の羅列ではなく、意味のある番号となっています。

ここではあまり知られていないクレジットカード番号に隠された意味を簡単かつ具体的にお伝えします。

頭6桁は発行者識別番号

クレジットカードの頭6桁は発行者識別番号(IIN)と呼ばれており、カード発行会社やクレジットカードブランドによって異なります。

つまり、発行会社とカードブランドが同じ人であれば皆同じ番号となっています。

それではより詳しく解説しましたのでご覧ください。

頭1桁はJCBは「3」VISAは「4」などで決まっている

JCBやVISAといった国際ブランドのカードでは頭の1桁ないしは2桁を見るだけでどのブランドなのかわかるようになっています。

すなわち同じブランドのカードを持っている人は共通の番号だということになります。

具体的にどのブランドが何番から始まるのかをまとめてみました。

VISA 4
Master Card 5
JCB 35
American Express 34もしくは37
Diners Club 36

6桁全部でどんなカードかがわかる

カード番号の頭1桁ないしは2桁を見ればどのブランドのカードなのかがわかりましたね。

さらに頭6桁(発行者識別番号)までみるとカードの発行会社までわかります。

言葉だけでは上手く伝わらないかと思いますので全国的に有名なクレジットカードとその会社を示す6桁の番号の例をまとめてみました。

6桁の番号 カード
3584-03 楽天カードJCB
4297-69 楽天カードVISA
4297-70 楽天プレミアムVISA
5210-16 楽天カードMaster
4980-00 三井住友YG
三井住友VISAゴールド(ヤング)
4980-03 三井住友VISAminiクラシックカード
三井住友VISAクラシック

7桁目から最後手前2桁までは会員口座番号

1~6桁目まででクレジットブランドと発行会社がわかりました。

それ以降の数字にはどういった意味があるのでしょうか?

7桁目から最後の2桁目までは会員口座番号といって所有者を識別できる番号となっているので、同一の発行会社のカードであれば番号が被ることはありません。

くれぐれも7桁目から最後の2桁目までの会員口座番号は他人に教えないようにしましょう。

最後にはチェックデジット

クレジットカード番号の末尾1桁はチェックでジットと呼ばれる番号で並びなどが正しいか、有効であるかを確認するための数字となっています。

実はご自身がお持ちのクレジットカードの番号が正しいかどうかをある計算をすれば簡単に調べることができます。

ここで実際に計算例を紹介します。

カード番号が3540-0879-1211-9851だと仮定して計算をします。

計算の手順

①偶数桁目を2倍にする

上記のカード番号では右から、5,9,1,1,7,0,4,3が偶数桁の数字なのででそれぞれ2倍にすると10,18,2,2,14,0,8,6となります。

2倍にして2桁の数字になってしまった場合には1の位と10の位を足して1桁の数字にします。

今回の例の場合には10,18,14をそれぞれ1桁の数字になるまで計算すると1,9,5となります。

②偶数桁目を2倍にしたものを足していく

偶数桁目を2倍にして1桁の数字になった数字を足していきます。

計算をすると1+9+2+2+5+0+8+6=33となります。

③奇数桁目を足していく

上記の例でいえば6,8,1,2,9,0,1が奇数桁目となるのでこれらを全て足していきます。

計算をすると6+8+1+2+9+0+1=27となります。

④それぞれの計算で出た数字を足す

それぞれの数字を足すと33+27=60となり、計算は終了です。

チェックでジットの確認

今回の計算で出た数字は60です。

チェックデジットは最終的に算出された数字が10で割り切れれば番号が正確だということです。

よって今回の計算例に登場したカード番号は正確な番号であるということになります。

その他のクレジットカードにまつわる番号

ここまではクレジットカード番号のあまり知られていない番号の意味についてみてきましたが、クレジットカードにはまだまだ数字が記載されています。

ここからは”セキュリティコード”や”有効期限”、”暗証番号”の役割などについてお伝えします。

セキュリティコード

続いてはセキュリティコードの役割や記載場所ついて説明していきたいと思います。

セキュリティコードとはクレジットカードが手元にあることを証明し、第三者による利用を防ぐ役割を持っている番号です。

インターネットショッピングではカード番号の他にこのセキュリティーコードの入力が求められますよね。

セキュリティコードはクレジットカードブランドによって3桁もしくは4桁となっており、記載場所も券面なのか裏面なのかが異なります。

最後に主要な国際ブランドにおけるセキュリティコードの桁数や記載場所をまとめてみました。

VISA,JCB,Master,Diners Club カード裏面の署名欄の横にある数字7桁のうち末尾3桁がセキュリティコード
American Express カード券面のクレジットカード番号が記載されている上にある4桁の数字がセキュリティコード

カード有効期限

カード券面にはクレジットカードの番号の他にも××/××と言う具合にカード有効期限が記載されています。

左側が月、右側が西暦の下2桁を表しており、06/19と書かれていた場合の有効期限は2019年の6月までとなります。

有効期限はハッキングや盗難などによる被害を防ぐことを目的があり、どのクレジットカードでも2〜3年ごとに定められています

また、カードは長年利用しているとキズや汚れによって劣化しカードリーダに読み込まれなくなってしまうため、定期的にカードを変える必要があるのです。

MEMO
期限が近づくと新しいカードの入った郵便物が届くので、混同してしまわないように古いカードをハサミで切るなどしてカード番号がわからないようにしてから処分しましょう。

暗証番号

店舗でクレジットカード支払いをしようとした時、暗証番号の入力を求められることがありますよね。

この暗証番号は本人確認を強化するためにあります。

カードの暗証番号が漏洩すると不正利用の原因になったりするので、わかりづらいものを設定し絶対に他人に口外しないようにしましょう。

暗証番号を忘れたらどうすればいい?

つづいては暗証番号を忘れたことが原因でロックがかかってしまった場合の対処法について見ていくことにしましょう。

実際に何回暗証番号を間違えてしまうとロックがかかってしまうのかについての公式発表はなされていませんが、おおむね暗証番号を連続で3回間違えてしまうとロックがかかってしまいます。

一度カードにロックがかかってしまうと自力で解除することはできないので、”カード発行会社に連絡”することが必要になります。

カード発行会社によって対応は異なりますが、カードの再発行をする会社が多いようです。

カードの再発行となると早くても1週間程度は時間がかかってしまいますし再発行手数料が発生してしまうケースがあるので、ロックがかかる前に一度落ち着いて、どうしても思い出せない場合は電話やインターネットから暗証番号の照会をかけることをおすすめします。

更新時に変わる番号と変わらない番号

クレジットカードを更新したときに変わる番号と変わらない番号があるってご存知でしょうか?

通常の更新時にクレジットカード番号からセキュリティコードまでの全ての数字が変更される訳ではありません。

有効期限は新たに設定されるので必ず変わります。

また、セキュリティ上の観点からセキュリティコードは定期的に変更することが好ましいことから更新時に変更ます。

そしてクレジット番号については発行者識別番号(IIN)と会員口座番号、チェックでジットが組み合わさった番号となっているので普通カードからゴールドカードなどへのグレードアップを伴う更新時を除いては番号の変更はありません。

変更される番号 ・有効期限
・セキュリティコード
変更されない番号 ・クレジット番号
※ゴールドカードなどへのグレードアップ時は変更される

クレジットカード番号とセキュリティコードは他人に知られないように!

クレジットカード番号やセキュリティコード、有効期限といったカードに記載されている番号はどれも欠かすことができない非常に重要かつそれぞれに意味のある番号と言うことがわかりましたね。

そのなかでも特にクレジットカード番号とセキュリティコードは重要な情報で他人に知られてしまうと不正利用にも繋がってしまいます。

そこでここからはクレジットカードの不正利用から身を守るために今から意識するべきことを解説します。

クレジットカード番号とセキュリティコードでネットショッピングが可能に

クレジットカード番号とセキュリティコードがあればネットショッピングの時にクレジットカードが利用できるのでカードの中で最も重要な番号であるといえます。

不正利用を防ぐためにもクレジットカード番号とセキュリティコードは絶対に他人に教えてはいけません。

パソコンやスマートフォンに番号を記録させておくとウィルスに感染した場合に情報が流出してしまうリスクがあるので心配な人は控えてください。

クレジットカード番号は変更も可能

何らかの原因でクレジットカード番号が流出してしまい、少しでも不正利用が疑わしいと思った場合には真っ先にカード会社に連絡をして番号の変更を含めた相談をしましょう。

番号の変更をしたうえでカードの再発行をしてもらえるケースが多いようです。

また、連絡を入れた日から概ね60日前まで遡って不正利用された金額を補償してくれる保険を備えていることが多いので安心してよいのですが、カード会社への連絡は速やかに行いましょう。

使っていないカードは解約も検討しよう

今は使っていないけれどもいつか使う場面が出てくると思ってクレジットカードを持ち続けているという方はいませんか?

結論から言うと”現在使っていないカードを持っている方は今すぐ解約すること”をおすすめします。

使っていないカードであっても解約していなければカード番号が他人の手に渡ってしまうというリスクだけが残った状態となるからです。

近年クレジットカード関連の犯罪が横行していることもあり、いつ自分の身に降りかかってくるのかということはわからないので、セキュリティの観点から現在使っていないカードを一旦解約することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?今回はクレジットカード番号の持つ意味やカードに記載されているその他の番号の役割、第三者によってクレジットカードを悪用されないために意識しておきたいことなどについて解説しました。

特に不正利用を未然に防ぐためにもクレジットカード番号とセキュリティー番号だけは絶対に他人に教えないようにしましょう!

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