楽天ビジネスカードは法人・個人事業主向けカード!メリット・デメリットを徹底分析

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多くの方から絶大な人気を誇るクレジットカード「楽天カード」。(ランキング断トツ一位)

汎用性の高い楽天カードにはさまざまな種類がありますが、法人代表者や個人事業主がビジネス用途として唯一持てるのが「楽天ビジネスカード」です。

楽天ビジネスカードは、楽天カードの中では楽天ブラックカードに次いでランクが高い「楽天プレミアムカード」との併せ持ちのみで所有可能なカード。

楽天プレミアムカードの豪華な特典に加え、ビジネスで役立つサポートも数多く付帯しているため、経営者や個人事業主の方は発行するビジネスカードの候補に入れる価値があるでしょう。

このページでは、「楽天ビジネスカード」と「楽天プレミアムカード」の2枚について詳しくまとめました。

法人カード「楽天ビジネスカード」の発行に必要な「楽天プレミアムカード」

経営者や個人事業主向けクレジットカード「楽天ビジネスカード」は、楽天プレミアムカードの追加カードとして発行できる法人カードです。

楽天プレミアムカードを持ち腐れるのであれば他の法人カードを検討するべきですが、楽天プレミアムカードには多くの優れた特典が付帯されています。

海外向けの特典や高いポイント還元率、さらに楽天市場を利用する方にとって嬉しい特典があるため、基本的には人を選ばず活躍する優秀な一枚と言えるでしょう。

楽天プレミアムカードの概要

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード

VISAカードAMEXカードJCBカードマスターカード

オールマイティな楽天カードの二ランク上のゴールドカード。ポイント還元率と充実したサービスを見事に両立。

  • 高コスパ◎
  • スピード発行
  • 海外◎
  • 電子マネー◎
  • 買い物
  • 初めて
  • ステータス
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
11,000円 11,000円 1.00~5.00% edy
こんな人におすすめ!
楽天市場をよく利用する人
世界中の空港ラウンジを使いたい人
コスパの良いゴールドカードが欲しい人
メリットデメリット
楽天市場等で5.0%以上の驚異的なポイント還元率
プライオリティパスが付帯するカードでは年会費最安
国内の主要空港ラウンジももちろん無料
家族カードの年会費が格安で非常にオトク
Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
ANAマイルを貯めるのにも適している
国際ブランドを4種類から選べる
楽天ブラックカードのインビテーションが届く
年会費が税別10,000円かかる
特典が豪華な割にステータスはそれほど高くない
Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
楽天ブラックカードはかなりハードルが高い

プライオリティ・パスに無料入会できる!

ビジネスでの出張が多い経営者や個人事業主の方にとって、楽天プレミアムカードの最も大きな魅力とも言えるのが「プライオリティ・パス」に無料で入会できる特典。

プライオリティ・パス=世界中の豪華な空港ラウンジを利用できる会員制サービス

しかも楽天プレミアムカードの特典によって無料入会できるのはなんと最上級の「プレステージ会員」。本来なら年会費が約40,000円以上かかるプレステージ会員が無料に…。

これだけで既に年会費10,000円の元は取れますよね。海外空港ラウンジをよく利用する方であれば、30,000円分も得するという考え方もできます。

高ステータスゴールドカードの代名詞であり、年会費も約30,000円の「アメックスゴールドカード」でさえ、スタンダード会員への入会ということを鑑みれば、楽天プレミアムカードの特典が如何に豪華なのかがわかりますね。

プライオリティ・パスが付帯するのはプラチナカードがほとんど

楽天プレミアムカードは総合的に見てしばしば「ゴールド以上プラチナ以下」のクレジットカードと言われます。しかし、プライオリティ・パス入会の特典が付帯するカードは、そのほとんどがプラチナカード。年会費も高いカードが多く、うかつに手を出せないようなカードばかりです。

楽天プレミアムカードは、プライオリティ・パスに入会できる特典が付くカードの中で、最も年会費がお得なカードです。旅行や出張の多い方は検討の余地ありですね!

国内・海外の充実した旅行保険+ショッピング保険

楽天プレミアムカードは、ゴールド~プラチナカード並の旅行傷害保険もしっかり付帯されています。

ラウンジだけでなくこういった補償も充実しているので、海外出張先でもより一層安心して生活することができますね。

楽天プレミアムカードの国内外の旅行傷害保険は以下のようになっています。

国内旅行傷害保険

補償対象 補償額
傷害死亡 最大5,000万円
傷害後遺症障害 最大5,000万円
入院保険金 日額5,000円
通院保険金 日額3,000円
傷害手術給付 入院保険金の日額5倍から10倍

海外旅行損害保険

保険の対象 補償額
死亡 最高5,000万円
(自動付帯4,000万円/利用付帯1,000万円)
後遺障害 最高5,000万円
(自動付帯4,000万円/利用付帯1,000万円)
傷害治療 300万円
疾病治療 300万円
携行品損害 50万円
(1品あたり10万円限度、免責金額3,000円)
救援者費用 200万円
クレジットカードの旅行損害保険の自動付帯と利用付帯の違い

動産総合保険(ショッピングガード保険)

楽天プレミアムカードには旅行損害保険以外にも動産総合保険、いわゆるショッピング保険も付帯されています。

補償限度額 年間300万円まで(事故1回につき自己負担3,000円)
事故の対象 破損や盗難や火災など
補償期間 購入日より90日以内
対象商品 1個または1組1万円以上

「1点または1組10,000円以上」という条件はあるものの、購入後90日間以内に偶然な事故によって損害が生じた場合に補償してくれるため、いざという時に役立つでしょう。

年間で最大300万円まで補償してくれますが、以下のような対象外となる商品もあるので事前に理解しておきましょう。

  • 船舶や航空機、自動車、自転車のような乗り物
  • スキーやスノーボード、サーフボードのようなアクティビティグッズ
  • 植物や現金、チケット、食料品のような価値が一定でないもの
  • 義歯やコンタクトレンズなど
  • 携帯電話
  • データなどの情報
  • 業務に使用するもの

ただでさえ高還元率の楽天カードからさらに還元率UP

楽天プレミアムカードは、他の楽天カードと同様に基本還元率は1.0%。これだけでも高水準ですが、さまざまな方法でより還元率を高めることも可能です。

最もポピュラーでおすすめな方法が「楽天市場」の利用。楽天一般カードでは楽天市場の利用で還元率が3.0%ですが、楽天プレミアムカードなら5.0%まで上げることが可能です。

売っていないものを探す方が難しい楽天市場において、この驚異的なポイント還元率の高さはすばらしい魅力がありますね。

10,000円の年会費は、楽天市場で年間20万円の利用をするだけでも元が取れてしまいますね。プライオリティ・パスをあまり利用しない場合でも、楽天市場をよく利用する方には強烈なメリットがあるでしょう。

選べるコースでさらに高還元を!

楽天プレミアムカードには、「楽天市場コース」「エンタメコース」「トラベルコース」という選べる3つのコースがあります。

それぞれネットショッピングや楽天エンタメサービス、トラベルサービスに特化していて、自分自身のライフスタイルに合わせて選択できます。

  • 楽天市場コース→楽天市場での利用で還元率が1%アップ
  • エンタメコース→楽天ブックスや楽天TVでの利用で還元率が1%アップ
  • トラベルコース→楽天トラベルでの利用で還元率が1%アップ

誕生日月は1%アップなど、その他の還元率を上げる方法とも併用できるため、うまくコースを利用することでより効率的にポイントを獲得できます。

楽天の特別会員プログラム「楽天プレミアム」が1年間無料に

楽天サービスには、年会費が3,900円かかる「楽天プレミアム」というものがあります。楽天プレミアム会員なら購入商品の送料に相当するポイントを獲得できるため、楽天市場を頻繁に利用する方であれば是非利用したいところ。

楽天プレミアム会員のポイント優遇例の図

理論上は楽天市場の利用で毎月326円の送料を払っていれば年会費の元が取れる計算になりますが、実際に利用してみなければなんとも言えませんよね。

楽天プレミアムカードでは、このサービスを1年間無料で体験できるという特典も付帯しています。実際に利用してその後に考えたい方はこの特典を活用するのもおすすめです。

楽天プレミアムには送料還元以外のサービスも

楽天プレミアムには、送料相当をポイント還元できるサービスの他に以下のようなサービスもあります。

  • 楽天ブックスや楽天トラベルなど、楽天サービスにおけるプレミアム会員限定の特典
  • 楽天プレミアム会員限定でお得なクーポンを配布

楽天市場ではなく他の楽天サービスを利用しても特典を享受できるため、必ずしも楽天市場を利用していなければ元を取れないということではありません。ただ、やはり楽天市場を利用した方が元は取りやすいです。

楽天プレミアムの特典+ビジネス利用

楽天の法人カード、「楽天ビジネスカード」を持つには楽天プレミアムカードが必要。つまり、上記のような楽天プレミアムカードの恩恵を受けることが可能です。

しかしそれだけに留まらず、楽天ビジネスカード自体にも魅力があります。

楽天ビジネスカードのポイント
  • いつでも還元率1%の高還元率カード!
  • 楽天市場での利用で還元率を大幅に上げることができる!
  • ビジネスカードの利用で経費管理が楽になる!
  • 法人用と個人用の口座をくっきりと分けることが可能!
  • ビジネスで利用し貯まったポイントは個人で利用できる!
  • VISAビジネスオファーによって経営者を多角的にサポート!
  • 無制限にETCカードを発行することができる!

楽天プレミアムの特典+ビジネス利用

楽天ビジネスカードを利用した時に貯まるポイントは、楽天プレミアムカードの方へ集約します。

効率的にポイントを貯めることができ、経費決済で獲得するポイントも「代表個人」のポイントということになります。

楽天ビジネスカードを利用する際は単に法人カードとして考えるのではなく、楽天プレミアムカードとあわせて結果的に享受できるメリットを考えることが大切です。

ビジネスカードを検討する法人代表者や個人事業主の方であれば、プライベートでもビジネスでも活躍する楽天ビジネスカード+楽天プレミアムカードの発行はかなりおすすめです。今利用している個人のクレジットカードがあったとしても、一度天秤にかけて検討してみるといいでしょう。

楽天ビジネスカードのメリット

同時所有することになる「楽天プレミアムカード」はクレジットカードとしてものすごい強みがたくさんありますが、楽天ビジネスカードの方も活躍できるシーンがあります。

楽天ビジネスカードのメリットを見てみましょう。

ビジネスカードは経費処理の負担軽減に

経営者にとって、経費の動きは必ず把握しておかなければならないもの。しかし中小・零細企業や個人事業主にとって、事業用と私用のお金の境目はあってないようなもの。ごちゃごちゃになりがちです。

そんなときに役立つのが「楽天ビジネスカード」。

楽天プレミアムカードと使い分けることで、法人用の経費と個人用の出費を「口座」の段階からうまく切り離すことができ、カード明細などによって利用項目が一目瞭然に!骨が折れる経費管理も楽になり、バックオフィス業務の負担が減ることになります。

結果的に「無駄な経費」も可視化できるため、なるべく経費を抑えたい方にとっても便利に活用できるカードと言えるでしょう。

Visaビジネスオファーの利用も可能に

楽天ビジネスカードの国際ブランドはVISAしかありません(楽天プレミアムカードはVISA/MasterCard/JCBから選択できる)が、あらゆるビジネスシーンで活躍する「VISAビジネスオファー」というサービスを利用することができます。

VISAビジネスオファーは、「接待」「出張」などを含めた多種多様なビジネスシーンをサポートしてくれるもの。

厳選されたホテルやレストランを優待価格で利用できたり、経理業務を任せられるなど、ビジネスを円滑に進めるためのさまざまなシーンをバックアップしてくれます。経費削減にも繋がるため、かなり便利なサービスだと言えるでしょう。

 

VISAビジネスオファーの内容

VISAビジネスオファーのサポートをざっくりと分けると以下のようになります。

飲食関連サポート 厳選レストランが優待価格になる
トラベルサポート ホテル割引やツアー紹介。またお土産についてのサポート
ビジネスサポート 収納スペースの確保や経費削減、広告関連など幅広くビジネスシーンをサポート
オフィス用品サポート オフィス用品の購入、レンタル価格を割引
IT・テレコムサポート データ保護や経理アシスタントなど会社運営に関わるサポート

VISAビジネスオファーは、個人事業主でも企業経営者でも便利に利用できるサービス。楽天ビジネスカードを利用することで上記のような特典を享受することができます。

経営を少しでもスリム&スマートにしたいのであれば、楽天ビジネスカードは最適な選択肢と言えるかもしれません。

ETCカードを複数枚発行できる

多くのクレジットカードは追加カードとして「ETCカード」を発行することができます。ETCカードがあれば高速道路などの利用もスムーズになり、ポイント還元によってお得にもなりますよね。

ただ、中には「クレジットカード1枚につき1枚までしか発行できない」ものも。

楽天ビジネスカードの場合は複数枚のETCカードを発行することが可能です。例えば何台もの社用車に搭載する場合などに役立ちますよね。

しかも楽天ビジネスカードのETCカードは発行手数料無料。さらに、1枚目は年会費も無料でETCカードを利用することができます。2枚目以降は500円の年会費が掛かりますが、それほど大きな負担にはならないでしょう。

楽天ビジネスカードのデメリット

クレジットカードを発行する際には必ずメリットとデメリットを比較検討し、自分に合うかどうかをしっかりと見極める必要があります。

最後に、楽天ビジネスカードを保有するデメリットを見てみましょう。

楽天プレミアムカードの発行がマストになる

  • 楽天ビジネスカードを利用するためには楽天プレミアムカードの発行が必要不可欠
  • 楽天プレミアムカードは豪華な特典があり大きな魅力を持つクレジットカード

上記のことから、楽天ビジネスカード+楽天プレミアムカードの所有は非常におすすめできると説明しました。

しかし、楽天市場を全く利用せず海外へも行く機会が全くないなど、楽天プレミアムカードの利用にあまり向いていない方にとっては年会費10,000円のカードはやや重荷となります。その場合は、単なる還元率1.0%のカードに成り下がってしまいますよね。

また、「楽天プレミアムカードの審査に通らなければ楽天ビジネスカードは発行できない」という点にも注意が必要です。楽天プレミアムカードは楽天カード→楽天ゴールドカードのさらに高ランクカードであることから、安定した収入や健全なクレヒスがない場合には審査には通りづらいと考えられます。

社員用に複数枚を発行することはできない

ビジネスカードの利用方法として、社員に持たせるために「家族カード(法人カード)」を追加発行するという方法もありますが、残念ながら楽天ビジネスカードの追加カードはETCカードのみ。

楽天ビジネスカードで社員用の追加カードは発行できないため、あくまでビジネスオーナー用のカードということになります。

社員用に複数枚の追加カードを発行できるビジネスカードを検討する場合は、JCB法人カードのようなカードを検討するといいでしょう。

[get_Card type="small" card_id="981"]

キャッシング機能なし、支払い回数は1回のみ

多くのクレジットカードにはキャッシング機能が付帯していますが、一般的に法人カードはキャッシング機能が付いていないものがほとんどです。楽天ビジネスカードも例外ではなく、キャッシング機能は付帯していません。

支払い回数も一括支払いのみとなっており、2回以上の分割支払いには未対応。高価な商品を購入する際には、運営会社や事業のキャッシュフローに気を付けておきましょう。

MEMO
同時所有することになる「楽天プレミアムカード」は、キャッシング機能も多種多様な支払い方法にも対応しています。

まとめ

楽天ビジネスカードの重要なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

  • 楽天ビジネスカード=楽天プレミアムカードの追加カードとして発行できる法人カード
  • それぞれ法人用、個人用と引き落とし口座を分けることが可能
  • 公私混同しやすい中小・零細企業の経営者や個人事業主の方におすすめ
  • 楽天プレミアムカードの豪華な特典+楽天ビジネスカードのビジネスサポートが魅力
  • 楽天ビジネスカードは社員用に複数枚発行することはできない(ETCカードは可)
  • 楽天ビジネスカードを持つには、楽天プレミアムカードの審査もパスする必要がある

楽天ビジネスカードは複数枚発行することができなかったり、やや特殊なビジネスカードとして見られることもあります。

確かにJCBやダイナース、アメックスなどの法人カードと比べると見劣りする部分もありますが、それでも抜群のポイント還元率やプレミアム特典の利用などによって多くの人気を得ていることも事実。利用者によっては年会費以上の活躍をしてくれることでしょう。

経営者や個人事業主の方は他に検討している法人カードがあったとしても、一度は楽天ビジネスカードについて調べてみることもおすすめします。

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