数ある楽天カードの中でも最高ランクに位置するのが楽天ブラックカード。
やはり気になるのがやはりインビテーションの難易度や条件ですね。
そこでこの記事では楽天ブラックカードのインビテーション条件をさまざまな口コミから推測し、招待を受けるコツを考察しました。
楽天ブラックカードの取得を目指している人は必読ですよ!
目次
楽天ブラックカードの入手にはインビテーションが必要
審査基準が比較的優しく、門戸が広いカードとして有名な楽天カード。
当サイト、「ファイナンシャルプラス」が行ったアンケート調査(2000人対象)でも堂々の一位を獲得した超人気カードでもあります。
年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 圧倒人気のオールマイティカード。
- 節約◎
- 電子マネー
- 買い物◎
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
無料 | 無料 | 1.00~3.00% |
楽天ブラックカードの取得も難しくなさそうなイメージですが、現実は異なります。
取得にはインビテーションが必要で、その難易度もかなり高いことが予想されます。
そもそも楽天ブラックカードってどんなカード?
国際ブランド | VISA/MasterCard/JCB/AMEX |
---|---|
年会費 | 3万円(税別) |
ポイント還元率 | 1%~6% |
家族カードの年会費 | 無料 |
海外旅行傷害保険 | 最大1億円 |
楽天ブラックカードは名前こそブラックですが、年会費が3万円・受けられるサービスから考えるとプラチナカードに該当。
- 楽天市場での利用で還元率6%
- プロのスタッフが旅行やレストランを代理予約してくれる「コンシェルジュサービス」
- 楽天プレミアムが一年間無料で利用できる
- プライオリティ・パスに無料で入会できる
- 最高1億円の海外旅行保険が付帯
上記のようにプラチナカードらしい豪華な特典が付帯しています。
さらに、プライオリティパスが同伴者2名まで無料、家族カードを2枚まで無料で発行可能、と家族での利用に非常に有用なクレジットカードでもあるんです。
獲得するには「インビテーション=招待」が必要
ただ楽天ブラックカードを手に入れるためにはカード会社からインビテーションを受ける必要があります。
インビテーションとは和訳すると「招待」。
つまり、楽天に優良顧客と認められれば「招待」が届き、カード発行が可能なのです。
最高ランクのクレジットカードをなりふり構わず発行していてはブランディングの面で問題が生じそうですものね。
ハイステータスなカードはインビテーション制が多い
多くのプラチナカード・ブラックカードでは楽天ブラックカード同様に招待制を導入。
憧れのハイステータスカードは以下の記事で詳しくまとめています。
ほんとにクレジットカードの特典なの?と思うほどラグジュアリーなサービスが充実しているので、経済的に余裕がある方は目指してみるのはいかがでしょうか。
タイトルは30代となっていますが、40代・50代の方が読んでも非常に参考になると思いますよ。
インビテーションはかなり難易度が高い
さて、気になるインビテーションの条件は「わからない」というのが本音です。というのも「年に〇〇〇万円以上の利用で招待!」といったような公式発表がないためですね。
ただ、さまざまな口コミから推測した結果、決して狙いやすいカードではないというのがファイナンシャルプラス編集部の見解です。
他のブラックカードであればインビテーションが来てもおかしくない利用状況であっても、
・楽天ポイントクラブのランク
・楽天サービスの利用度
など、評価項目(項目自体推測なのですが)がかなり多くなっていることで、なかなかインビテーションが来ないということに。
楽天ブラックカード
友達が持ってた
楽天ポイントがめちゃ貯まるらしい
結構楽天ゴールド使っているのになぜうちには来ないんじゃー https://t.co/AP4dQlQ8AU— 羊飼いFX★ (@hitsuzikai) 2017年8月28日
評価項目が多いことが、余計に楽天ブラックカードのインビテーション基準を曖昧にしているということですね。
「楽天グループの優良顧客であるか」が重視される傾向
多くのブラックカードではカードの利用額が重要視される傾向があります。(もちろん使う場所・用途、属性、なども重要視されますが)
月100万円ほど利用していれば招待が届くブラックカードも。
一方、楽天ブラックカードは利用だけでは可能性は低いです(もちろん10年ほどしっかり利用してるなどでインビテーションが届いた人もいますが)。
楽天市場や楽天トラベルなどの楽天系サービスヘビーユーザーにインビテーションが届く傾向にあるように感じます。
楽天ブラックカードのインビテーションを受ける3つコツを考察
ブログ・Twitterから生の声を拾って楽天ブラックカードのインビテーションを受けるコツを考察してみました。
以下に紹介するコツはあくまでファイナンシャルプラス編集部の考察です。コツを実践していなくてもインビテーションを受けている人は多数いるので参考までにご覧ください。
コツ1:楽天カードを積極的に利用する
「楽天カードの利用額が多くでもインビテーションが届かないことが多い」、と先述しましたが積極的に利用するのは重要です。
カードをたくさん利用する人はやはり優良顧客とみなされやすいですからね。
招待条件に答えがないからこそ、ここは手を抜かない方が賢明だと思います。
体験や口コミを見る限り以下のような利用履歴があれば、インビテーションが来る確率は高いと推測されます。
- 10年以上継続して年間100万円~200万円のカード利用
- 2年前から現在にかけて約600万円以上のカード利用
- 数年間継続して200万円~300万円のカード利用
利用額が多くてもインビテーションがこないことも
ただ、いくら利用額が多くてもインビテーションが届かないことも。
早く楽天のブラックカード招待来ないかなぁ
このペースで1年くらい使ってるのに。
年齢的なものもあるのかな
30以上とか pic.twitter.com/EXGnFretAV— 佐藤社長@月商2000万 (@chinaimport_) 2018年11月27日
一月で200万円以上利用している方でも楽天ブラックカード所有に値すると認めてもらえないみたいなので、やはり他の要素が大きく影響して来そうです。
楽天プレミアムカードの方が有利?
直接申し込みが可能な楽天カードの中では最上位の楽天プレミアムカード。
オールマイティな楽天カードの二ランク上のゴールドカード。ポイント還元率と充実したサービスを見事に両立。
- 高コスパ◎
- スピード発行
- 海外◎
- 電子マネー◎
- 買い物
- 初めて
- ステータス
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
11,000円 | 11,000円 | 1.00~5.00% |
やはり通常の楽天カードよりも楽天プレミアムカードのほうがインビテーションが届きやすいのでしょうか?
確かに、有利な可能性はありますが「一般楽天カード」利用者でも楽天ブラックカードを入手できたという方も。
なんかゴールドですらないのに楽天からブラックカードのインビテーション来たわ。FGOの課金全部楽天でやってるせいか?
— 芝村矜侍@13回カルナがすり抜けてきた男 (@kyouji0716) 2018年12月7日
とはいえ、「より上位の楽天プレミアムカードで利用実績を積んだ人=最上級のブラックカードに相応しい可能性が高い」という判断が自然な気もするので、楽天ブラックカードを目指したい方は直接申し込みできる楽天プレミアムカードが最短距離と考えられそうです。
コツ2:楽天市場・楽天トラベルなどの楽天系サービスを積極的に利用する
以下のような楽天系サービスのヘビーユーザーには楽天ブラックカードのインビテーションが届きやすい傾向にあります。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天証券
- 楽天銀行
- 楽天モバイル
自社の様々なサービスを積極的に利用してくれる人は、楽天側も「優良顧客」と判断しやすいですものね。
家電からトイレットペーパーまで何でも全部楽天市場で買ってたら楽天ブラックカードのインビテーションが…。空港のラウンジ使い放題なのは魅力的だなぁ。。。 pic.twitter.com/9uf4tCeI8T
— 倉持由香@ グラドル自画撮り部部長 (@yukakuramoti) 2017年5月25日
打算的にインビテーションを狙った方よりも、倉持さんのように「楽天への愛」が強い方に楽天ブラックカードのインビテーションが届くような気がしますね。
中でも楽天トラベルユーザーは届きやすい傾向に
記事前半で述べた通り楽天ブラックカードは空港ラウンジ・海外旅行保険など海外でのサービスが充実。
海外旅行好きには都合が良いクレジットカードなので、カードの利用見込みがある楽天トラベルヘビーユーザーにインビテーションを送りやすいのも頷けます。
全くカード利用をしないユーザーに発行しても楽天側からするとなんの意味もないですからね。
2016年度末〜楽天ブラックカード「バラマキ」からも推測できる
2016年度末に多くのユーザーに楽天ブラックカードを発行する、いわゆる「バラマキ」が行われていました。
通ってしまいました。全く不明です。楽天市場もゴールド会員で特にヘビーユーザーでもなんでもありません。
出典:農夫。旅に出る
この時も、楽天カード利用者というよりは、他の楽天サービス利用者にインビテーションが届きました。
カードを持っていないとすれば、評価対象は「楽天サービスの利用度合い」しかありません。このことからも楽天系サービスの利用は評価基準においてかなりのウェイトを占めると予測されます。
次のバラマキに備えて楽天トラベルを利用し始めるのも1つの手ですね。
コツ3:楽天ポイントクラブでダイヤモンド会員をキープ
楽天ポイントクラブでは直近6ヶ月のポイント獲得回数・獲得数に応じて変化するランク制度を採用。
獲得ポイント数(過去6ヶ月) | ポイント獲得回数(過去6ヶ月) | |
---|---|---|
レギュラーランク | 200ポイント | 2回 |
シルバーランク | 700ポイント | 7回 |
プラチナランク | 2,000ポイント | 15回 |
ダイヤモンド | 4,000ポイント | 30回 |
最上級のダイヤモンドランクを維持するのも楽天ブラック取得への過程として重要そうです。
楽天サービスに大金を費やしている立派な証拠ですものね。
ただプラチナ会員の方にもインビが届いたという例もあるのであくまで推測の域を出ませんが。
インビテーションを受けるためのコツまとめ
インビテーションを受けるコツをおさらいしておきましょう。
- 楽天ポイントクラブはダイヤモンドをキープ
- 楽天市場、楽天トラベル、楽天銀行、楽天証券を継続利用
- 楽天カードを継続して年間数100万円利用する
かなり曖昧ですね。兎にも角にも楽天経済圏に取り込まれるしか方法はないみたいです。
どうして楽天カードヘビーユーザーでも取得が難しいの?
楽天ブラックカードは楽天カード以外の楽天系サービス利用者にインビテーションが届きやすい傾向にありましたね。
これは楽天カードにあまり接点がない人へのマーケティング戦略が背景にある気がします。
例えば、楽天市場で多額を他社のカードで決済している人。
こういった人は優良顧客になる可能性が高いので楽天側も自社のエコシステムに取り込みたいはずです。
そこで楽天ブラックカードのインビテーションをチラつかせて、囲い込みをしているとも考えられそうですね。
楽天ブラックカードのメリット
所持条件が厳しいだけあって、楽天ブラックカードのメリットは無数に存在しています。
本項では、楽天ブラックカードを持つメリットについて紹介していきます。
年会費が比較的安い
楽天ブラックカードはブラックカードでありながら、年会費33,000円と比較的お手頃な値段でカードを維持することが可能です。
楽天ブラックカードのメリットは他のカードに見劣りしないものが揃っているため、この年会費で所持できるのは極めておトクといえます。
楽天グループ内でのポイント還元率が高い
そもそもの高還元率に加えて、楽天市場や楽天ブックスで使うと、通常の5倍のポイントを受け取ることができます。
さらに、毎週火曜・木曜には「プレミアムカードデー」が開催されており、そのタイミングで利用すると還元ポイントが1倍アップします。
高級コンシェルジュサービスが利用できる
365日24時間対応のコンシェルジュサービスを電話利用することができます。
レストランや宿の手配はもちろん、コンサートのチケットやベストな手土産の相談まで、困りごとのほとんどを有能なコンシェルジュが解決してくれます。
世界148カ国・1300カ所以上の空港ラウンジを利用できる
楽天ブラックカードを持っていると、無料でプライオリティ・パス会員に登録することが可能です。
プライオリティ・パス会員は148カ国・1300カ所以上にある空港ラウンジを利用できるため、旅行を楽しむ方にとってメリットは絶大。
楽天ブラックカードの場合は、本人のみ利用可のプレミアムカードと違い、同伴者2名まで無料という点もうれしいですね。
充実した付帯保険がある
楽しい旅行に必要不可欠なのが、もしものための保険ですよね。
楽天ブラックカードなら、海外旅行では最高1億円、国内旅行でも最高5,000万円の充実した付帯保険がついてきます。
また、最高300万円までのショッピング保険もあるため、日々の買い物も安心して行えます。
利用限度額が非常に高額
楽天ブラックカードの限度額は、300万から1000万円と非常に高く設定されています。
この金額は楽天のカード内でも最高額のものであり、限度額をほとんど気にせず買い物ができるでしょう。
楽天ブラックカードのデメリット
ブラックカードの名に恥じないメリットを持つ楽天ブラックカードですが、いくつかの欠点も存在しています。
招待制なので希望しても所持できない
魅力的な特典はいっぱいあれど、楽天ブラックカードは招待制なので、希望したからといって所持することはできません。
直接申し込みも通過率は低く、本ページでコツを学んで招待確率を上げることしかできないのが難点といえます。
Web以外でのポイント還元率はそれなり
楽天グループ内の利用では絶大なポイント還元率を誇る楽天ブラックカード。
しかし、実店舗での利用時は1%ほどの還元率のため、他のカードと比べるとやや還元率が低めになります。
実店舗で使う場合は、他のカードとの併用をおすすめします。
直接申し込み(突撃)もできるが審査通過の可能性はかなり低い
楽天ブラックカードは基本的にインビテーション必要なクレジットカードですが、実は直接申し込むことも可能なんです。
ただし審査難易度は極めて高く、取得できる可能性は極めて低い(数%?)と考えられます。
突撃(=直接申し込み)用のURL
クレジットカードに見識がある方はご存知かもしれませんが、インビテーションが来ていない状況で申し込むことを突撃と言います。
インビテーションの対義語というイメージでOKでしょう。
楽天ブラックカードの突撃は以下のURLから可能。
https://www.rakuten-card.co.jp/card/black_card/inv/
これは楽天ブラックカードのインビテーション用紙に記載されているもので、一般公開されておらず公式サイトから探すことは不可能です。
ある程度利用に自身がある方はここから突撃してみてもいいかもしれません。
突撃は落ちる人がほとんど
ただ、残念ながら突撃した人はほとんどの方が審査に落ちている状況です。
一応、アメックスプラチナ持ち、ダイナースプレミアム持ち、JCBプラチナカード持ちなのですが、楽天ブラックカードの突撃では瞬殺となり、見事に撃沈しました。
出典:Creca-Style
JCB the classのインビテーションはきたが、楽天ブラックカードの突撃には失敗した。
the class早く拝みたいなあ。
あとはspg アメックス作りたい。https://t.co/Sqx40VIzou— ワンコイン投資家@JCB ザ クラス (@zako4400) 2018年12月1日
楽天ブラックカード否決で、楽天を使う意欲が急激に減退・・・。5月は久々に月間獲得5,000ポイント割れ。やっぱ時代はAmazon先生ですね!(`・ω・´) pic.twitter.com/93bTAUXD0f
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) 2018年6月1日
多くのブロガーの方(個人事業主)が撃沈しており、属性も重要視されるのかなという印象です。
可決事例もある
突撃が成功した事例もあります。
インビが全く届かないのでNETより4回目の突撃で突破! インビなしのレポートは貴重かと! ダイヤモンドランク6年弱継続 プレミアカード年間平均利用額600万 ビジネスカード・ETC保有 3/20申し込み3/29カード受領
出典:クレファン
年間600万円もカード決済している人でも難しいので突撃回数は4回。
難易度はかなり高く1回だけの突撃ではまず発行してもらえないでしょう。
しかしその難易度はかなり高く、ほとんどの人が撃沈しているようです。
ただ可決事例もあるので「どうしてインビテーションがこないかわからない」くらいの楽天ヘビーユーザーは突撃してみても良いと思いますよ!
まとめ
いかがでしたか?今回は楽天ブラックカードのインビテーション条件について考察し、招待を受けるコツを推測して見ました。
楽天カードの利用額がいくら多くてもインビテーションを受け取るのはなかなか難しいです。
やはり楽天トラベルや楽天市場など複数の楽天系サービスを利用して優良顧客であることをアピールする必要がありそうですね。
楽天ブラックカードのコスパの良さはカード界屈指なのでインビテーションが届いた方は迷わず申し込みましょう!