dカード GOLD(ゴールド)は「最悪」「騙された」の口コミ多数?10%ポイント還元特典の落とし穴

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ユーザー数500万人を突破、ゴールドカードながら人気の高い「dカード GOLD(ゴールド)」。

dカード GOLD

dカード GOLD

VISAカードマスターカード

ドコモユーザー必携、人気急上昇中のゴールドカード。

  • 節約◎
  • 電子マネー
  • 買い物◎
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
11,000円 11,000円 1.00~5.00% id
こんな人におすすめ!
  • ドコモユーザー
  • iDを使いたい
  • 旅行や出張の機会が多い
  • メリットデメリット
  • 通常1.0%、dポイント特約店で2倍以上の高還元率
  • dポイントが貯まるので交換先に困らない
  • ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
  • 年間利用額に応じてクーポン獲得
  • 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
  • 海外旅行保険が自動付帯、国内旅行保険は利用付帯
  • カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
  • 年会費は一般的なゴールドカード水準
  • ケータイ料金10%還元は全額適用ではない
  • 人気が高いためステータス性は低め
  • ドコモユーザーしか受けられない恩恵も多い
  • 家族カードは年会費あり(初年度無料)
  • 3,000人に聞いたクレジットカードランキングでも、多くの一般カードを抑えて上位にくる人気カードでした。

    高還元率カード、使いやすいdポイントなどdカードGOLDの利点はさまざまですが、その最たるは「ドコモユーザーなら携帯料金の10%をポイント還元」の特典。

    ただ、一部の人の間で「最悪」・「騙された」といった口コミも…。

    年会費を損するかも?と思ったら…
    先に悪い口コミの原因を言うと、dカードGOLDの10%還元はケータイ料金すべてに適用されるわけではなかったというもの。

    「10%還元で年会費の元が取れるか分からない」という場合は、とりあえず年会費無料のdカードにするのもおすすめです。

    dカード

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    ローソンで5.0%を始め多数の特約店を持つオトクな年会費無料カード。docomoユーザーならさらに◎。

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  • dポイント、d払いを使う機会が多い
  • メリットデメリット
  • 通常1.0%、最大5.0%の高還元率
  • ポイント特約店はローソンや三越伊勢丹など多数
  • 貯まるdポイントは汎用性が高い
  • 最短5分のスピード審査
  • ドコモユーザーなら携帯補償や割引も
  • dカードポイントアップモール経由の通販で還元率アップ
  • 海外での日本語サポート「VJデスク」などあり
  • 後払い電子マネー「iD」を一体型で搭載
  • 旅行保険が付帯されない
  • ETCカード年会費あり(年一回使えば無料)
  • ドコモユーザーしか使えない特典がある
  • ステータス性はない
  • 審査は早いが届くまでは最短数日かかる
  • 広範な店舗でかなりの高還元率、さらにドコモユーザーならケータイ補償や毎月ケータイ料金の1%還元も。

    このページでは、実際に筆者がdカードゴールドを利用して、悪評の原因となっている10%ポイント還元特典の注意点やデメリットをまとめました。

    すでにdカードゴールドをお持ちの方はもちろん、dカードゴールドの発行をするべきか悩んでいる方は必見ですよ!

    dカードゴールドの10%ポイント還元特典は「最悪」「騙された」の口コミが多い?

    ユーザーはdカードゴールドの10%ポイント還元特典のどんなところに腹を立てているのでしょうか?

    Twitter上での口コミを見て行きましょう。

    googleの関連ワードにも出てくる
    dカードゴールドと調べた時に、Googleの関連ワードにも「最悪」「騙された」という言葉が出てきます。

    悪い口コミは10%ポイント還元特典に集中

    低評価の口コミを調べてみると、dカードゴールドのある代表的な特典に対する不満が集中していました。

    その特典こそが“毎月のドコモのケータイ/「ドコモ光」ご利用料金の10%ポイント還元”です。

    dカードゴールドの10%還元とは?

    特典の内容は上記の言葉通りですが、一応解説しておきます。

    dカードゴールドを持っていれば、以下のドコモ関連の料金に対して10%のdポイントが毎月もらえるよ、というもの。

    • ドコモのケータイ料金
    • ドコモのインターネット回線「ドコモ光」の利用料金

    「年会費1万円の元を取れる!」という旨をドコモ側がプッシュしていることもあり、多くの人がこの特典を目当てにdカードゴールドを発行しています。

    10%分のポイントが貰えない人が続出

    一見すると非常にお得な気がしますよね。どこにも文句のつけどころが無いようにも思います。

    しかし不満を唱えるdカードゴールドユーザーの多くが「10%もポイント貰えていない!」と怒り心頭のようなんです。

    10%分のポイント還元がされない口コミ

    dカードゴールドでポイントが10%還元されない!?原因と注意点

    なぜ、10%分のポイントが貰えていないと感じるのでしょうか?原因と注意点を解説していきます。

    原因は10%還元の対象外があること

    10%還元がきっちりされていない理由はいたって単純。

    ポイントが付与されない利用料金があるからなんですね。dカードゴールド公式ホームページには以下のような記述があります。

    各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料の金額となります(ただし、FOMAサービスの利用金額のうちFOMA位置情報/FOMAユビキタスサービスにかかる基本使用料および通信料は除きます)。各種手数料、電報料、コンテンツ使用料/iモード情報料、コレクトコール通話料、ケータイのご購入代金分割支払金/分割払金、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税、「ケータイ補償サービス」「ケータイ補償 お届けサービス」ご利用時のお客さまご負担金、「ドコモ光」事務手数料・工事料および光訪問サポート利用料など1回ごとにお申込みが必要となるサービスなどはdポイント進呈の対象外となります。

    これだけ見てもわかりにくいですね...。

    ざっくり10%還元の対象を説明すると

    簡単に説明すると、10%還元の対象になるのは以下の料金だけ。

    • 基本使用料:カケホーダイプランなど
    • 通話・通信料:有料通話の代金
    • 付加機能使用料:パケホーダイプランなど

    消費税やケータイ本体の分割代金、d払いなどなどその他の料金は全て対象外になるんです。

    そのため実際にドコモに毎月支払っている料金のわりに、もらえるポイントが少ないと感じるんですね。

    筆者が体を張ってdカードゴールドの罠を体験

    上記の説明では、あまり「騙された」と感じる要素が少ないですね。公式サイトにも明記されていることですし、、、。

    しかし、掘り下げていくとさまざまな「落とし穴」があるんです。

    実際に筆者が「ドコモのケータイ×dカードゴールド」で実験した結果を元に、解説していきます。

    5,544円払っても1ポイントも貰えなかった

    2019年1月のドコモのケータイ料金は5,544円。

    ドコモ利用料金

    単純に10%還元なら、約500ポイントをもらえると思いますよね。

    しかし実際には、特典は一切適用されず、1ポイントも貰えませんでした

    内訳を見ればわかる

    この原因は内訳をみるとわかります。

    基本使用料 1,700円
    通話料・通信量 18円
    パケット定額量 2,700円
    その他のご利用料金 -4,494円
    代金分割支払 5,520円
    消費税 400円

    そもそも以下の二つはポイント付与の対象外。

    • ケータイ本体の「代金分割支払」
    • 消費税

    対象となるのは、基本使用料・通話料・通信量・パケット定額料の4つの料金です。

    しかし、これらの料金(合計4,418円)がさまざまなドコモの割引サービスでまるまる打ち消されているので、10%還元の対象になる支払いが0円と見なされてしまったんですね。

    注意点は3つ

    少し、10%ポイント還元の罠が見えてきましたね。

    どうやら「携帯本体の分割払い料金」と「割引サービス」がかなり邪魔しているみたいです。

    今回の実験で、ポイントが全く付与されなかった原因は以下の3つ。

    1. ケータイ本体の「代金分割支払」は10%ポイント還元の対象外
    2. 割引が10%ポイント還元対象の基本料金から行われる
    3. 支払いの一部をdポイントで行った

    これらを「注意点」としてまとめていきます。

    注意点1:ケータイ本体の分割払い代金は10%特典の対象外

    昨今のスマホは高機能と引き換えに、本体代金がとっても高いですよね。

    ざらに10万円以上するので、分割払いで支払っている人も多いと思います。

    しかし、機種代金は10%ポイント還元の対象外。思ったよりもポイントが貯まっていないのはこれのせいかもしれません。

    12万円のスマホを分割払いした場合は...

    例えば12万円のスマホを24回払いにした場合、月々支払う機種代金は5,000円。

    ケータイの基本料金が6,000円だったとすると、1ヶ月あたりにもらえるポイントは以下のようになります。

    実際の支払い代金 11,000円(基本料金+分割払い代)
    実際に付与されるポイント 600ポイント(基本料金の10%還元のみ)

    毎月11,000円支払っていても、実際には600ポイントしか貯まらないんですね

    1,100ポイント貯まると勘違いしていた人からすると、大きな乖離が生まれてしまっていますね。

    ドコモユーザーの筆者の場合

    筆者もドコモでiPhone XSを分割払いしています。

    ドコモケータイ料金の携帯本体分割払いの欄

    毎月5,000円以上支払っていますが、これには全くポイントが付与されていないんですね。

    なんだか悲しくなります...。

    注意点2.月々サポートでポイントが激減

    ※月々サポートはXi/FOMAにおいて2019年5月31日に終了したサービスなので、2022年4月現在適用されている人はほとんどいないと思われます。

    ※以下の情報は過去のものとなりますが、基本料が割引されて還元されるポイントが少なかった事例として、是非参考にしてください。

    ドコモでは購入した機種に応じて、毎月の利用代金から割引が行われる「月々サポート」というサービスがあります。

    「実質本体代金無料!」のような話を聞いて申し込みをした人も多いのではないのでしょうか?

    しかし、この「月々サポート」が10%ポイント還元特典のメリットを大幅に阻害しています。

    ポイントが貯まりにくい...と感じている人の多くは、この「月々サポート」が原因のはずです。

    基本料金から割引される

    その理由は、月々サポートの割引の対象が「基本料金」だからです。

    ご購入月の翌月を1か月目とし、最大24か月間、ご購入機種に応じた「月々サポート割引額」を毎月のご利用料金から割引きます。

    10%ポイント還元の対象になるのは「基本使用料・通話料・通信量・パケット量」の代金の基本料金のみでしたね。

    ここから割引されてしまうので、当然もらえるポイント数も激減してしまいます。

    分割払いで購入した人は勘違いしがち
    勘違いしがちなのが、分割払いで携帯を購入している場合。

    月々サポート分は決して、分割払い料金から割引されるわけではありません。

    • 間違い:携帯電話の分割代金が割引される
    • 正解:基本料金から割引される

    注意点3.携帯料金をdポイントで支払うと損

    ドコモの携帯料金はdポイントで支払うこともできます。

    しかし、これがとっても損。絶対にやめておいた方がいいです。

    dポイントで支払ってみると...

    考え方としては「月々サポートの割引」が損なのと同じ。

    筆者の場合は、手持ちのdポイント2,943円分をすべてケータイ料金の支払いに当てました。

    これは当然10%還元対象の基本料金から引かれます

    つまりdポイントで支払っても全くポイントが貯まらないばかりか、本来もらえるはずだった200〜300ポイントを貯め損ねていることになるんです。

    dポイントは優秀なポイント
    dポイントは交換可能なポイントが多く、マクドナルド・ローソンなど実店舗でも使えるところがたくさんあり、優秀なポイントです。

    携帯料金の支払いに充てなければいいだけの話で、使い勝手がいいポイントであることには変わりありません。

    10%のポイント還元特典のその他の落とし穴(デメリット)

    dカードゴールドの10%還元特典に対する「悪評」の原因は主に、「還元の対象外がわかりにくい」ことにありました。

    しかし、他にもいくつか注意するべきデメリットがあります。

    1. ポイントの取りこぼしが多い
    2. 家族分の携帯料金は家族カードを発行しないと適用外
    3. dカードゴールドで携帯料金を支払うと損
    4. dポイントのステージ判定が改悪

    これから説明する内容は公式サイトに明記されていることですし、発行後にブーブー文句を言うのもナンセンスだと思うので、事前に把握しておきましょう。

    デメリット1.ポイントの取りこぼしが多い

    10%還元特典は正確に言うと、「1,000円(税抜)につき100円のポイントが付与される」です。

    これがなぜデメリットなのかと言うと、“切り捨てられるポイントが多い”んですね。

    999円以下の端数は全て切り捨て

    利用料金ごとに付与されるポイントを表にしてみました。

    利用代金 付与されるポイント
    5,000円 500ポイント
    5,500円 500ポイント
    5,999円 500ポイント
    6,000円〜6999円 600ポイント
    7,000円〜7,999円 700ポイント

    5,000円でも5,999円でも付与されるポイント数は500ポイント。999円以下の端数は全て切り捨てです。

    “思ったよりもポイントが貯まりにくい”という不満が生まれる原因は、ここにもありそうですね。

    デメリット2.家族分の携帯料金は家族カードを発行しないと適用外

    dカードゴールドの本カード1枚で10%還元特典の対象になるのは本人分の携帯料金のみ。

    奥さん(旦那さん)や子供の携帯料金は対象外です。

    つまり、家族の携帯料金を10%ポイント還元させるには、家族カードを発行する必要があります。

    不評の原因
    特典が本人にしか適用されないのは、当たり前っちゃあたりまえの話のようにも感じます。

    ただ意外と「家族の携帯料金がポイント付与されなかった!」と怒っている人が多いのもまた事実。

    おそらく、「家族でドコモユーザーならお得!」という文言だけ覚えて注意点をよくよく見なかったんでしょうね。

    家族カードは2枚目以降は有料

    家族カードの年会費は以下の通り。

    • 1枚目:無料
    • 2枚目:1,100円(税込)

    奥さん(旦那さん)だけでなく、子供の分まで家族カードを作ったら必ず年会費が発生するわけです。

    ただやはり、10%還元を天秤にかけたらお得なので、家族カードは発行した方がいいと思います。

    18歳以下の子供がいる場合は注意

    家族カード申し込み条件は18歳以上。

    18歳以下は家族カードを発行できないので、当然ながら10%ポイント還元特典も対象外となってしまいます。

    お子さんが中学生や高校生の場合は、その金額分を差し引いて損益分岐点として判断しましょう。

    • 子供が18歳以上:夫+妻+子供の携帯料金が9,000円以上で年会費の元を取れる
    • 子供が18歳以下:夫+妻の携帯料金が9,000円以上で年会費の元を取れる
    MEMO
    「高校生の息子の携帯料金でポイント還元ができなかった!」と怒ってる人も何人か見かけました。

    デメリット3.dカードゴールドで携帯料金を支払うと損

    10%ポイント還元を受けるための条件は「dカードゴールドを所有していること」のみ。

    正確にはdカードゴールドとdアカウントが紐づいているだけでOKなんですね。

    つまり何が言いたいのかと言うと、dカードゴールドで携帯料金を支払う必要がないということなんです。

    dカードゴールドで携帯代を払うのは100円1ポイントの対象外

    しかもdカードゴールドで携帯代やドコモ光の料金支払いは、100円1ポイントの対象外になっています。

    そのため1,000円未満の端数は切り捨てられてしまうのです。

    これは公式サイトにも明記されています。(サイトの深層部でようやく見つけました...。dカード側からするとあまり知られたくないようですね)

    dカードゴールドのポイント付与対象の表

    ドコモのケータイ料金は別のカードで支払おう

    裏を返せば、別カードでケータイ料金の支払いをすれば、ポイントの2重取りができるということです。

    楽天カードのような高還元率カードがいいですね。

    楽天カード

    楽天カード

    VISAカードマスターカードJCBカードAMEXカード

    年会費無料、買い物する度ポイントがどんどん貯まって使い道も無限大。 圧倒人気のオールマイティカード。

    • 節約◎
    • 電子マネー
    • 買い物◎
    • 初めて
    初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
    無料 無料 1.00~3.00% google-pay apple-payedy
    こんな人におすすめ!
    年会費無料の高還元率カードがほしい人
    楽天市場をよく利用する人
    初めてクレジットカードを作る人
    国際ブランドを選びたい人
    メリットデメリット
    通常1.0%、楽天市場で3.0%の高いポイント還元率
    年会費無料で海外旅行保険も利用付帯
    学生や主婦、フリーターでも可能性十分
    身分証明書要らずで簡単ネット申し込み
    Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
    国際ブランドもデザインも豊富
    ANAマイルを貯めたい人にもそれなりに○
    ポイントは楽天市場や楽天ペイで使えるので、交換できるアイテムは実質無限大
    ETCカードは年会費が500円+税(無料にする方法も)
    所有者が多いのでステータスは低い
    審査結果は最短即日だが、届くまでは一週間程度
    Amazon派はJCB CARD W等の方がお得
    楽天からのメルマガが多い(解除可能)
    期間限定ポイントは慣れが必要(楽天ペイで消化も◎)
    楽天市場で月9,000円以上使う人は楽天ゴールドカードの方がお得
    1. dカードゴールドを所有:10%還元特典を受けられる
    2. 楽天カードで支払い:1%のポイント付与

    合計で11%もポイントが貯まりますよ。

    デメリット4.dポイントのステージ判定が改悪

    dポイントを管理・利用するために登録が必要なのが「dポイントクラブ」

    「dポイントクラブ」では獲得ポイントやドコモ契約継続年数などに応じて、会員ランクを4段階に分けていました。

    dポイントクラブの旧会員ランク表

    ランクに応じて優待サービス(携帯料金割引など)が受けられるので、これ目的でdカードGOLDを保有する人も多かったんですね。(一番上の「ゴールド」ランクに無条件でなれたので)

    改悪でdカードゴールドの強みが減衰

    しかし2018年5月にステージ判定が変更。

    dポイントクラブの新会員ランク表

    dカードGOLDはステージ判定に無関係になってしまったため、改悪と感じるユーザーが多くなったみたいです。

    dカードゴールドには10%還元の特典があるので、4thランクやプラチナランクくらいは目指せそうに思いますが、それは残念ながら曲解。

    というのも10%還元の特典で得たdポイントはステージ判定対象外なんですね。

    dポイントクラブ会員を対象としたポイント進呈 (1%)と、「dカード GOLD特典」としてのポイント進呈(9%)の合計となり、「dカード GOLD特典」分の進呈ポイントはdポイントクラブのステージ判定対象外となります。

    もう少し正確にいうと、10%のうち1%しかステージ判定の対象になりません。

    不平の原因はドコモショップにあり?

    dカードゴールドはオンラインの他にもドコモショップで申し込みができます。

    どうやらこれもまた、以下のような低評価の口コミを生み出す原因となっているみたいなんです。

    ドコモショップの店員に「dカードゴールドがあればdポイントクラブですぐにゴールドになれるから」と営業をかけられたが、その数ヶ月後にステージ分けがリニューアルされた。

    いくらドコモ店員といえども、ステージの変更はリニューアル発表までは把握していないので仕方がないことです。知識不足な方も当然いるでしょうし...。

    しかしユーザーからするとそれが「騙された」という感覚に繋がっているみたいですね。

    2022年6月3日にdポイントクラブが改定!

    dカード ゴールドによるランクアップが廃止され、さらにdカード ゴールドのポイント分が判定対象外となるという改悪に、dポイントクラブを利用するのを諦めていた人も多いと思います。

    しかし、2022年6月3日にdポイントクラブが改定されることがわかりました。

    2022年6月3日dポイントクラブ改定

    出典:NTTドコモ公式サイト(https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2022/02/25_00.html)

    以前のようにdカードゴールドを持っているだけでランクアップすることはできませんが、ステージ判定にdカードゴールドの特典(ドコモ利用料金1,000円(税抜)ごとに100ポイント獲得)で獲得したポイントが対象になります!

    そのため、以前よりもdカードゴールドの恩恵が得られるようになるのではないでしょうか?

    年会費分をどう捉える?ほとんどの人はdカードでも◎

    dカードゴールドの10%還元特典で年会費の元を取るのは、意外とハードルが高いことがわかりましたね。

    そこでおすすめしたいのがdカードの一般カード

    dカード

    dカード

    VISAカードマスターカード

    ローソンで5.0%を始め多数の特約店を持つオトクな年会費無料カード。docomoユーザーならさらに◎。

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  • 旅行保険が付帯されない
  • ETCカード年会費あり(年一回使えば無料)
  • ドコモユーザーしか使えない特典がある
  • ステータス性はない
  • 審査は早いが届くまでは最短数日かかる
  • dカードとdカードゴールドの違い

    dカードとdカードゴールドの違いを簡単に表にまとめてみました。

    card
    dカード
    card
    dカードGOLD
    年会費 無料 11,000円
    (税込)
    ドコモ利用での
    還元率
    1% 10%
    ケータイ
    補償額
    10,000円 100,000円
    ケータイ
    保証期間
    購入後1年 購入後3年
    空港ラウンジ ×
    海外旅行保険 × 最高5,000万円

    ドコモ利用での還元率は大幅に下がりますが、通常時の還元率は1.0%と高く、年会費無料で一般カードとしてはかなり優秀

    dポイントが貯まり、d払いやiDも使えるので、ドコモユーザーには使いやすいカードですよ。

    年会費の元が取れなくてもdカードゴールドはおすすめできる

    そもそもゴールドカードは年会費が高い代わりに、海外旅行保険や空港ラウンジサービスが使えるよ、というもの。

    年会費の元を取り戻せる可能性があること自体すごいことなので、dカードゴールドは、ゴールドカードとしては非常にコスパがいいです。(多くの日本人が“年会費アレルギー”であることもまた事実ですが...)

    たとえケータイ料金の還元特典が年会費未満だとしても、dカードゴールドを発行してもいいのかなと思います。

    デメリットを理解した上でdカードゴールドを発行しよう

    ここまでは10%還元の罠について詳しく解説してきました。

    こう見ると負のイメージが強くなってしまいますが、当然恩恵を受けられる人もたくさんいます。

    あなた自身が特典のメリットを享受できるかどうか判断した上で発行すれば、非常にお得で使い勝手がいいことは間違いないです。

    年会費と10%還元特典の損益分岐点

    dカードゴールドの年会費は11,000円(税込)。

    「11,000円(税込)÷12ヶ月≒900円/月」となり、月々900ポイント以上獲得できれば、10%還元特典で年会費を相殺できます。

    つまり、ケータイ料金・光料金のうち9,000円以上が10%還元の対象料金であればいいわけです。

    自分のドコモ携帯料金をチェックしよう!

    まずは一度ご自身のドコモの携帯料金を調べてみてください。

    My docomoという専用ページからスマホやパソコンで簡単にチェックできます。

    先ほど挙げた注意点を参考にして、紙に書き出して計算してみるといいですよ。

    • ドコモ光を契約している人
    • 家族でドコモユーザー

    の場合は、10%還元の対象になる料金が9,000円を超えている可能性が高く、dカードゴールドを発行して良さそうですね。

    dカードゴールドは満足度が高いカード

    ファイナンシャルプラスが独自に行ったアンケートでも、dカードゴールドは「平均満足度ランキング」で楽天カードを差し置いて1位を獲得しています。

    アンケート結果による平均満足度の高いクレジットカードランキング

    空港ラウンジサービスや携帯補償サービスなども付帯しており、コストパフォーマンスの高いゴールドカードと認識されているみたいですね。

    dカードゴールドのメリットは?

    ここまでdカードゴールドの気になる点を中心に紹介してきましたが、もちろん使うメリットもあります

    具体的には以下のような点です。

    • 最大10万円のケータイ補償が端末購入後3年間続く
    • 年間利用額に応じた特典がある
    • 旅行関連の補償・サービスが受けられる
    • 専用の問い合わせ窓口を利用できる
    • 特約店を利用すれば獲得できるポイントがアップ

    ひとつずつ見ていきましょう。

    最大10万円のケータイ補償が端末購入後3年間続く

    ドコモショップで購入した携帯電話を紛失した場合や、故障時に修理できないと判断された場合に、同じ機種で同じカラーの携帯電話を再度購入すると最大で10万円まで補償してもらえます

    補償してもらえる期間は端末購入後3年間なので、期間内に紛失などをしてしまった場合は利用してみてください。

    ただし携帯電話を分割購入する場合は、頭金と事務手数料しか補償してもらえなくなるので注意しましょう。

    利用額に応じた特典がある

    dカードゴールドの年間利用額が税込み100万円を超えた場合、特典をもらうことができます。

    もらえる特典は、年間利用額が税込み100万円以上の場合は11,000円分のクーポン、税込み200万円以上の場合は22,000円分のクーポンです。

    クーポンには「dショッピング」「ケータイ購入割引」「d fashion」「メルカリ」「dミールキット」「dブック」の6種類があり、会員は好きなものを選択できます。

    なお年間利用額の累計期間は毎年12月半ばから1年間となっていて、翌年の6月上旬頃に利用特典に関するダイレクトメールが送られてきます。

    旅行関連の補償・サービスが受けられる

    dカードゴールドは旅行関連の補償やサービスが多数用意されています

    ここでは国内でのサービスと海外でのサービスを分けて紹介しましょう。

    国内向け補償・サービス

    dカードゴールドの国内向けの補償やサービスには、以下のようなものがあります

    • 国内旅行保険
    • 国内航空便遅延費用特約
    • 主要空港でのラウンジ利用無料

    気になるのは保険の内容ですが、本人会員だけでなく家族会員にも自動付帯されるタイプで、最大で5,000万円まで補償してくれます。

    担保項目 金額
    傷害死亡保険金 5,000万円
    傷害後遺症障がい保険金 200~5,000万円
    入院保険金 日額5,000円
    通院保険金 日額3,000円
    手術給付金 入院保険金日額の5倍または10倍

    海外向け補償・サービス

    海外向けの補償やサービスには、以下のようなものがあります。

    • 海外旅行保険
    • 海外航空便遅延費用特約
    • VJデスク(海外での日本語スタッフによる旅のサポート)
    • 海外緊急サービス(紛失時の暫定クレジットカード発行)
    • 海外レンタカー優遇サービス
    • ハワイの空港でラウンジ利用無料

    こちらの保険も、本人会員だけでなく家族会員にも自動付帯されるタイプで、補償額は最大で1億円となっています。

    さらに本人会員の家族にも補償がされるので、海外旅行へよく行く方は利用を検討してみてはいかがでしょうか。

    担保項目 本人会員、家族会員への補償金額 本人会員の家族への補償金額
    傷害死亡 1億円 1,000万円
    傷害後遺障がい 400~1億円 40~1,000万円
    傷害・疾病治療費用(一事故、一疾病の限度額) 300万円 50万円
    賠償責任(一事故の限度額) 5,000万円 1,000万円
    携行品損害(年間限度額) 最高50万円、盗難時30万円(一事故あたりの自己負担額3,000円) 15万円(一事故あたりの自己負担額3,000円)
    救援者費用(年間限度額) 500万円 50万円

    専用の問い合わせ窓口を利用できる

    dカードゴールドには専用の問い合わせ窓口「dカードゴールドデスク」が用意されています。

    様々なサービスに関する問い合わせはもちろん、ファイナンスサービスに関する相談までできるので、スタッフに対応してもらいたい方におすすめです。

    特約店を利用すれば獲得できるポイントがアップ

    こちらはdカードと共通するメリットになりますが、dカード特約店を利用すると獲得できるdポイントが1.5~5%アップします。

    特約店には書店やコーヒーショップ、ガソリンスタンドなど様々なお店があるので、多くの方が利用しやすいと感じられるはずです。

    他にも「dカード ポイントモール」を経由してネットショッピングをするとポイントが1.5~10倍たまるので、dカード会員の方はこちらも利用してみてください。

    まとめ

    いかがでしたか?今回は実際に筆者がdカードゴールドを利用して、悪評の原因となっている10%還元特典の注意点やデメリットを解説しました。

    dカード側の説明不足、注意書きがわかりにくい場所にあるので、「騙された」という印象を受ける人が多かったんでしょうね。

    年会費無料カードだったら、多少サービスに不満があっても仕方がないと諦めがつきますが、年会費が1万円するのでそういう訳には行かなかったみたいです。

    しかし人によっては絶対にお得になるので、ご自身の利用額と照らし合わせて損益分岐点を超えているなら発行をオススメしますよ!

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