Suicaのチャージ残高で新幹線に搭乗!「タッチでGO!新幹線」について徹底解説!

この記事はPRを含みます

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品のご紹介を行なっております。
当サイトを経由しサービスの申し込みや商品の購入があった場合には、提供企業から報酬を受け取る場合がありますが、これは当サイト内の各サービスの紹介や評価、ランキング等に影響を及びすものではありません。

JR東日本は2018年の4月からSuicaのチャージで新幹線に乗車することが出来るサービスを開始しました。

従来の方式では乗車券を購入してから乗車するというシステムだったために、このサービスが提供されることによって、スピーディーに乗車することが可能になります。

こちらでは、JR東日本が新たに提供を始めた「タッチでGO!新幹線」のサービス内容について詳しく紹介していきます。

タッチでGO!新幹線とは?

タッチでGO!新幹線というのは、冒頭でも紹介した通りJR東日本が提供する新しいチケットレスサービスとなっています。

主なポイントとしては、Suicaを始めとする10種類の交通系ICカードにチャージした電子マネーを使って新幹線に乗車することが出来るというサービスになっていて、このサービスを利用することによってスムーズに乗車手続きをすることが出来るということがメリットです。

2018年4月からサービスの提供が開始されましたが、まだまだ対応エリアが少なくなっていますので、今後の発展に期待が持てるサービスだということが挙げられます。

新幹線の乗車では乗車券と特急券を購入するのが一般的ですが、タッチでGO!新幹線を利用すれば、これらのチケットを購入しなくてもチャージ残高だけで乗車することが可能です。

MEMO
ま在来線から新幹線に乗り換える、または新幹線から在来線に乗り換える際には別途で運賃が必要になってしまいますが、タッチでGO!新幹線を利用すれば0円~240円の値引きが適用されることになります。

サービスエリア

タッチでGO!新幹線を利用することが出来るエリアについては、下記の5区間のみとなっています。

  • 東北新幹線 東京~盛岡間、盛岡~新青森間
  • 秋田新幹線 盛岡~秋田間
  • 山形新幹線 福島~新庄間
  • 上越新幹線 東京~新潟間、東京~ガーラ湯沢間
  • 北陸新幹線 東京~上越妙高間

これらの区間のみで利用することが出来るサービスとなっていて、東京以西の人にとっては馴染みがない区間かもしれません。

また、盛岡駅をまたがって乗車する場合など、区間内であっても「タッチGo!新幹線」を利用できない場合があります。利用する際は、事前にJR東日本の公式サイトでチェックしてみてください。

購入できるのは自由席のみ
タッチでGO!新幹線で購入することが出来る席については普通車自由席に限られていますので、指定席を購入する場合には利用することが出来ないということを知っておいてください。

サービスエリア外にまたがって利用できるの?

タッチでGO!新幹線をサービスエリア外でまたがって利用することは出来ません。

MEMO
新幹線に乗車した場合は特定市内駅制度または都区内制度という指定された区間の在来線を無料で利用することが出来る制度がありますが、タッチでGO!新幹線を利用すると、これらの制度を利用することが出来ないために、乗車運賃だけを見ると結果的に高くなってしまう可能性もあります。

Suicaだけじゃない、今持っている交通系ICカードが利用可能(10種類対応)

タッチでGO!新幹線を利用することが出来るのはSuicaだけではなく、全国で提供されている10種類の交通系電子マネーなら利用することが出来ます

具体的な種類については下記の通りとなります。

  • Suica
  • PASMO
  • ICOCA
  • TOICA
  • MANACA
  • KITACA
  • PITAPA
  • SUGOCA
  • NIMOCA
  • はやかけん

これらの交通系電子マネーを利用することが出来ますので、乗車区間は東京駅発に限られていますが、関西圏で利用されているICOCAや九州地方で利用されているSUGOCAでもタッチでGO!新幹線を利用することが可能です。

もし交通系ICカードを持っていない人でPASMOとSuicaのどちらを持つか悩んでいる人はこちらの記事を読んでみる事をオススメします。

Apple Pay・モバイルスイカでも使える!

タッチでGO!新幹線は、モバイルSuicaやApple payで提供されているSuicaにも対応していて、スマホやアップルウォッチなどを持っていればそのまま利用することが出来ます

モバイルSuicaの場合は、携帯電話からチャージをすることも可能となっていますので、チャージ残高が不足していたというような場合でも簡単にチャージをすることが可能です。

日常的に使用しているとSuicaのチャージを忘れることがありますが、モバイルSuicaなどの場合はその場でチャージをすることが出来ますので安心できるということです。

タッチでGO新幹線を利用してみよう


ここからは、タッチでGO!新幹線の利用方法について紹介していきます。

基本的には現金をチャージして改札でタッチするのみとなっていますので、どの交通系ICカードでも同じように利用することが出来ます。

タッチでGO!新幹線は、従来の方式での利用に比べると結果的に運賃が高くなってしまうこともありますが、それらの詳細についても紹介していきます。

まずは利用開始登録をしよう

タッチでGO!新幹線を利用するためには、利用開始登録をしなければいけません。

まずは、タッチでGO!新幹線を利用することが出来る交通系ICカード、モバイルSuicaもしくはApple payのSuicaを用意しましょう。

現在使っている交通系ICカードをそのまま使えるので、新たにカードが必要ないというのはうれしいポイントですね。

そして、交通系ICカードを首都圏のSuicaエリアに設置されている「自動券売機」・「チャージ専用機」・「多機能券売機」のいずれかで利用開始登録をすることになります。

注意
モバイルSuicaやApple payのSuicaの場合はスマホ上では利用開始登録をすることはできなきく、「チャージ専用機」のみで利用開始登録をすることになりますので、その点については注意しなければいけません。

肝心の利用開始登録をするための手順については、券売機にICカードを挿入して、画面の案内に沿って操作をするだけとなっていますので、5分程度の時間があれば利用開始登録を完了することが出来ます

手続きが完了すれば、現在持っている交通系ICカードで、タッチでGO!新幹線の利用が可能になります。

利用方法

利用開始登録が完了すれば、タッチでGO!新幹線を利用することが出来るようになります。

こちらではタッチでGO!新幹線の利用方法について紹介していきますが、使い方については交通系ICカードに対応している在来線を利用する際の手順と同じように使うことが出来ます。

具体的な手順については下記の通りとなります。

  1. 在来線の乗車駅で交通系ICカードを使って入場
  2. 新幹線の乗車駅で交通系ICカードを使って入場
  3. 新幹線の降車駅で交通系ICカードを使って退場
  4. 在来線の降車駅で交通系ICカードを使って退場

このようなステップになっていて、従来の方式では在来線のみを交通系ICカードで入退場する仕組みとなっていましたが、タッチでGO!新幹線を利用することによって新幹線の入退場に関しても交通系ICカードで対応することが出来るようになりました。

注意
基本的には交通系ICカードに現金がチャージされていることによって利用することが出来る仕組みになっていますので、その点については注意してください。
焦らないためにも、事前にチャージをしておくのがようでしょう。

タッチでGO!新幹線を利用する際の注意点

こちらでは、タッチでGO!新幹線を利用する際の注意点について紹介していきます。

タッチでGO!新幹線は、交通系ICカードを使って新幹線に乗車することが出来るというサービスになっていて、従来の券売機で乗車券を購入する方式に比べると料金が少しだけ安くなっていることが特徴的です。

しかし、例えばタッチでGO!新幹線を使って、新幹線から在来線に乗り換えて移動する場合には、特定市内駅制度や都区内制度を利用することが出来なくなりますので、結果的に見るとタッチでGO!新幹線を使ってしまうと運賃が高くなってしまうということにも繋がります。

タッチでGO!新幹線では利便性が向上している代わりに運賃については割高になってしまうケースもありますので、その点については注意しなければいけません。

子どもが利用する場合は、子ども用のSuicaを発行しないと自動的に大人料金で精算されてしまうので注意してください。この点は在来線と同じです。

また、新幹線の改札機ではオートチャージをすることはできません。

しかし、在来線の改札ではオートチャージをすることができるので、チャージ額を新幹線に乗るのに十分な金額に設定すれば、より便利にタッチでGO!新幹線を利用することができますね。

タッチでGO!新幹線は使うとおトクなの?それぞれの精算パターンについて解説

タッチでGO!新幹線では、主な利用別の精算パターンとして下記の3つに分けられています。

  • 定期券のないSuicaカードを利用して精算
  • Suica FREX定期券を利用して精算
  • 新幹線の降車駅が2駅以上含まれるSuica定期券を利用して精算

これらの精算パターンがありますが、それぞれのパターンによってタッチでGO!新幹線を利用することでどれくらいの運賃が異なるのかということについて詳しく紹介していきます。

定期券のないSuicaでの利用

こちらは、比較的ポピュラーなタイプの精算パターンとなっていて、定期券の無いSuicaでの利用です。

正確には定期券の区間ではないSuicaで、タッチでGO!新幹線を利用した場合の精算パターンとなっています。

基本的に東京駅から終点までの新幹線を利用すると、どの区間でも運賃が安くなる傾向にありますが、新幹線の区間から在来線に乗り換えたり、東京駅以外の途中の駅からタッチでGO!新幹線を利用したりすると運賃が高くなるケースが多いです。

山形新幹線(福島~新庄間)、秋田新幹線(盛岡~秋田間)は、在来線区間の新幹線停車駅発着となる場合に限り利用可能。

Suica FREX定期券での利用

Suica FREX定期券を利用する場合は、いくつかのパターンに分かれているのが特徴的です。

Suica FREX定期券を使ってタッチでGO!新幹線を利用するケースについては、下記の6つのパターンに分かれています。

  • FREX区間内のみの利用
  • FREX区間外のみの利用
  • FREX区間外に連続して利用
  • FREX区間の前後に連続して利用
  • 在来線も含めてFREX区間の前後に連続して利用
  • Suica FREX定期券でFREX区間外を連続して利用

それぞれのパターンを簡単に紹介していきます。

FREX区間内のみの利用

FREX区間内のみでの利用についてですが、こちらは新幹線の自由席を無料で利用することが出来ます。

FREX区間外のみの利用

FREX区間外の利用についてですが、こちらは定期券がないタイプのSuicaと同じ仕組みになりますので、現金をチャージして精算するという仕組みです。

FREX区間外に連続して利用

FREX区間外に連続して利用する場合には、FREX区間の運賃が無料となりますので、従来の利用と比較すると安くなります。

FREX区間の前後に連続して利用

FREX区間が乗車する区間の間にある場合については、従来の精算方法とタッチでGO!新幹線を利用した場合の精算方法を比較して安いパターンで精算されることになります。

在来線も含めてFREX区間の前後に連続して利用

在来線も含めてFREX区間の前後に連続して利用するケースについてですが、こちらは乗車する区間によってタッチでGO!新幹線を使うことで運賃が高くなるケースがありますので注意してください。

MEMO
以上見てきたようにFREXの利用が絡むと運賃が高くなる可能性が出てくることがありますので、なるべく安い運賃で乗車したいという人は事前に調べておく必要がありそうです。

新幹線停車駅が2駅以上含まれるSuica定期券で利用

最後に新幹線停車駅が2駅以上含まれるSuica定期券を利用した場合ですが、こちらはSuica FREX定期券と同じような仕組みで利用することになります。

FREX定期券と違って区間内のみで新幹線に乗車する場合には特急料金が必要となりますが、それ以外についてはFREX定期券と変わらない仕組みになっています。

そのため、使い方によっては運賃を安くすることが出来ますが、タッチでGO!新幹線を利用することによって運賃が従来よりも高くなってしまうケースがありますので、利用する際には十分に注意してください。

※定期券区内に新幹線停車駅が2駅以上含まれていても、経路により新幹線を利用できない場合があります。利用する前にJR東日本の公式サイトで確認しておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

タッチでGO!新幹線は、従来のサービスと比較すると利用者のメリットが多いようにも見えますが、使い方を間違えてしまうとデメリット部分だけがクローズアップされるような仕組みになっていることが挙げられます。

そのため、タッチでGO!新幹線を利用する場合には自分のスタイルに合わせてメリットが発生するのかということを十分に検討してから利用するようにしたほうが良いでしょう。

・当サイトで紹介の内容は各商品やサービス等を提供する企業様の意見を代表するものではありません
・当サイトで紹介されている内容は各商品やサービス等の内容について何らかの保証をするものではありません
・当サイトの内容は各記事の作成日・更新日現在のものとなっております。それ以降に内容が変更されている場合がございます。最新の情報は各公式サイトにてご確認いただきますようお願いいたします
・当サイトで紹介されている内容は当社の意見であり、各企業等の意見を代表するものではありません
・当サイトで紹介されている意見は、その内容および商品・サービスについていかなる保証をするものではありません
おすすめの記事