dカード GOLD(ゴールド)のメリット・デメリット

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dカード GOLDは、ドコモが発行するゴールドカード。

ドコモユーザー向けの特典が充実しており、2022年2月時点では会員数が869万人を突破(※参考:ドコモ決算資料)と、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気急上昇中です。

当サイト“ファイナンシャルプラス”が独自に行ったアンケート調査でも、「平均満足度ランキング」で楽天カードを差し置いて1位を獲得しています。

かんたんに特徴をまとめてみました。

dカード GOLD(ゴールド)のメリット・デメリット

dカード GOLDの9つのメリット

dカード GOLDの大きなメリットは、大別すると以下の9つ。

  1. ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
  2. ケータイ補償サービスに無料で自動加入
  3. 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
  4. 海外旅行保険が自動付帯
  5. 通常1.0%、dポイント加盟店・特約店で2倍以上の高還元率
  6. 貯まるdポイントは使い勝手が良く交換先も豊富
  7. ETCカードは年会費無料でポイントも貯まる
  8. カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
  9. 年間利用額に応じてクーポンがもらえる

メリットを一つずつ見ていきましょう。

1.ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元

dカード GOLDの一番の目玉は“10%還元特典”。(※1,000円(税抜)につき100ポイント)

dカードゴールド10%還元特典

以下のドコモ関連の料金に対して10%のdポイントが毎月もらえます

  • ドコモのケータイ料金
  • ドコモのインターネット回線「ドコモ光」の利用料金

月々9,000円以上で年会費の元を取れる

どのくらいポイントが貯まるのかシミュレーションしてみましょう。

月々のケータイ(光)料金 月々のポイント ポイント総額(年間)
3,000円 300ポイント 3,600ポイント
5,000円 500ポイント 6,000ポイント
9,000円 900ポイント 10,800ポイント
10,000円 1000ポイント 12,000ポイント
15,000円 1,500ポイント 18,000ポイント
20,000円 2,000ポイント 36000ポイント

仮に月々9,000円ほど使っているなら、年間10,000ポイント以上もらえるので、これだけで年会費の元が取れてしまいますね。

家族カードさえ発行すれば、家族のケータイ料金に対しても10%還元の特典がつくので、一家でドコモユーザーならほぼ確実にお得になりますよ。

注意
実際には思ったよりもポイントがもらえないこともあるので注意が必要です。(詳しくはデメリットの「10%還元を受けられないことがある」で後述します)

2.ケータイ補償サービスに無料で自動加入

10%還元特典と並んで、dカード GOLDの目玉特典となっているのが、「ケータイ補償サービス」

dカード GOLDで購入したケータイに対して、最大10万円の補償が付きます。

紛失・盗難・修理不能(水濡れ・全損)などあらゆるシチュエーションが保証の対象。

完全に無料で自動加入できるので、AppleCareや有料のケータイ保証サービスにも入らなくて済むので、大幅な節約になりそうです。

dカード GOLDケータイ補償サービスの仕組み

3.国内主要空港ラウンジを無料で利用可

dカード GOLDでは国内主要29空港・ハワイにある空港ラウンジを無料で利用可能。

いわゆるカードラウンジというもので、ソフトドリンクを無料で飲めるなど、空港での空き時間を有意義に過ごせます。

dカード GOLDで利用可能な空港を公式サイトで確認してみましょう。

MEMO
一部ですが、アルコール類も無料で飲める空港もあるみたいです。

高級空港ラウンジを使いたいなら...

ただしdカード GOLDで使える空港ラウンジ(カードラウンジ)は基本的に国内のみ(プラスでハワイ)で、簡易的なサービスしか受けられず、混雑していることもしばしば。

しかしゴールドカードの中には、海外の高級空港ラウンジを利用できるものも何枚かあります。

[get_Cards_byID ids="923,127,663" title="高級空港ラウンジ×ゴールドカード"]

軽食、アルコール無料、シャワーなども完備しているので、海外旅行が多い人は持っておきたいところです。

4.充実の海外旅行保険が自動付帯

dカード GOLDには充実した海外旅行保険がついています。

補償額 保険の対象
傷害死亡 1億円 死亡した時
死亡後遺障害 程度により400万~1億円 後遺症が残った時
傷害治療 300万円 ケガをした時
疾病治療 300万円 病気をした時
携行品損害 最高50万円/盗難時30万円 ケータイやカメラなど所持品を盗難・破損したとき
賠償責任 5,000万円 他人をケガを負わせた時や他人のモノを壊した時
救援者費用 500万円 入院時・行方不明時の救援者の旅費や探索費用

また、航空機が遅延した時に発生する宿泊費や食事料、手荷物遅延などにも使える保険も用意されています。

海外で怪我や病気になると100万円単位で治療費がかかることもあるので、旅行好きの人にはかなりのメリットです。

自動付帯なので、事前に手続きは一切必要なく、カードを持って行くだけでOKですよ。

クレジットカードの旅行損害保険の自動付帯と利用付帯の違い

補償額は十分なの?

海外旅行保険で最も重要視したい項目は、病気や怪我をした時の治療費(障害治療・疾病治療)。

よく例に出される盲腸の手術でも最大300万円ほどなので、dカード GOLDを持っていれば十分なのかな、と思います。

心配な人は、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯する、エポスカードレックスカードなどと併用がおすすめ

補償額を合算できる(死亡・後遺障害を除く)ので、追加の維持費ゼロでさらに充実した補償を受けられますよ。

card
dカードGOLD
[get_CardImg card_id="45"] card
Delight JACCS CARD
合計
年会費 11,000円(税込) 無料 無料 11,000円(税込)
傷害死亡・後遺障害 障害死亡:1億円

障害後遺障がい:程度によって400万~1億円

500万円 2,000万円 障害死亡:1億2500万円

障害後遺障がい:2,900万円~1億2500万円

傷害治療費用 300万円 200万円 200万円 700万円
疾病治療費用 300万円 270万円 200万円 770万円
携行品傷害 50万円 20万円 20万円 90万円
賠償責任 5,000万円 2,000万円 2,000万円 9,000万円
救援者費用 500万円 100万円 100万円 700万円

国内旅行保険は利用付帯

利用付帯ですが、dカード GOLDには国内旅行保険もついています。

補償額
傷害死亡 5,000万円
傷害後遺障がい 程度により200万~5,000万円
入院保険金日額 5,000円
通院保険金日額 3,000円
手術保険金 入院保険金日額の5倍または10倍

「国内の旅行で保険なんていらないよ...」という人が大半だと思いますが、無料ですし、あるに越したことはないです。

“もしも”に備える転ばぬ先の杖です。

5.通常1.0%、dポイント加盟店・特約店で2倍以上の高還元率

dカード GOLDは1.0%と高還元率のクレジットカード。

さらにdポイントカードとしての役割も果たすので、dポイント加盟店での還元率がアップ。

カードを提示するだけで100円につき1ポイントをプラスでもらえるので、カード決済と合わせて還元率は2.0%になります。

ジャンル 店舗名
ファーストフード マクドナルド
ショッピング ブリーズ・アルジー・高島屋など
カフェ フロレスタ・エクセルシオールカフェなど
レストラン ペッパーランチ・かっぱ寿司など
居酒屋 遠藤水産・チムニー・おたる亭本店など
ホテル ホテルメルパルク・仙台国際ホテルなど
アミューズメント うみたまご・イオンシネマ・パルコミュージアムなど
レンタカー/駐車場 オリックスレンタカー・エイブルパーキングなど
書店 ジュンク堂・文久など
美容/健康 グローバル治療院・ネイルクイックなど
ネットサービス DHC・無印良品ネットストアなど

普段から使うお店が多く、気が付いたら意外とかなりポイントが貯まっているはず。たかがプラス1%と侮るなかれ。

6.貯まるdポイントは使い勝手が良く交換先も豊富

dカード GOLDで貯まるdポイントは交換先が豊富で使いやすく、無理くりいらない商品に交換、なんてことにもなりません

  • ケータイ料金の支払い
  • dポイント特約店
  • d払い
  • iDにキャッシュバック
  • JALやANAのマイル
  • Pontaポイント
  • Amazon

基本的に1ポイント=1円分として使えます。

dポイント
主な交換先
必要dポイント 交換後
ANAマイル
JALマイル 5000ポイント ⇒2500マイル
Amazonギフト
iTunesギフト
Google Playギフト
iDキャッシュバック 2000ポイント ⇒2000円分
Pontaポイント 5000ポイント ⇒5000Pontaポイント

Amazonやメルカリ、あるいは全国の様々な店舗で、「d払い」や「iD」が使えればdポイントを決済に充てられるため、使い道は実質無限大ですね。

ちなみに筆者は、マクドナルドなどのdポイント加盟店で消化しています。

ケータイ料金の支払いだけはダメ!

dポイントはドコモケータイ料金の支払いでも使えます。しかし、これがとっても損。絶対にやめておいた方がいいです。

筆者は、手持ちのdポイント2,943円分をすべてケータイ料金の支払いに当てました。

dポイントでドコモの携帯料金を支払うと損

しかし、これは10%還元対象の基本料金から引かれます

つまりdポイントで支払っても全くポイントが貯まらないばかりか、本来もらえるはずだった200〜300ポイントを貯め損ねていることになるんです。

7.ETCカードは年会費無料でポイントも貯まる

dカード GOLDではETCカードを無料で追加発行可能

ETCカード発行手数料 無料
ETCカード年会費 無料
ETCカード解約金 無料
家族カードのETCカード 無料

「ETCカードの年会費無料!」とうたっているカードでも、「発行手数料が有料」など罠があることも多いんですが、dカード GOLDは諸々の費用が全て完全に無料

さらに、カード払い同様100円につき1ポイント貯まってお得なので、年に1回でも高速に乗るならETCカードも併せて申し込みをしてしまいましょう。(あとからでも申し込めますが、どうせ面倒くさくなるので…)

家族カードでも発行できる

本カードで発行できるETCカードは1枚のみです。

しかし、家族カードの枚数に応じてETCカードも追加で発行できます。

夫婦で2台の車を使っている場合でも、家族カードさえあればそれぞれでETCカードを使って高速に乗れますよ!

dカードのETCカードは条件付きで無料
一般カードのdカードのETCカードは年に1回でも利用しないと、年会費が550円(税込)かかります。

一方dカード GOLDは1回も使わなくても、完全に無料で持ち続けらるので気が楽ですね。

年会費無料のETCカードを探している人は、以下の記事も参考にしてみてください。

8.カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可

dカード GOLDは、電子マネー“iD”と一体型。

ポストペイ型(後払い式)の電子マネーであるiDでは、事前にチャージも必要なくサインレスで決済できるので便利ですよ。

Apple Payでも使える

dカード GOLDはApple Payにも登録でき、iDの加盟店ならiPhone一つで決済できるようになります。

dカードゴールドをApple Payに登録

9.年間利用額に応じてクーポンがもらえる

dカード GOLDでは、年間の利用額に応じて割引クーポンの特典がもらえます。(年間ご利用額特典)

年間利用額 特典
100万円以上 11,000円相当
200万円以上 22,000円相当

これはすごい...。メインで利用していたら、意外とあっさり100万円は使ってしまうものです。

これだけでも、年会費と同等の、はたまたそれ以上の価値がありますね。

特典は5種類から選択可能

“どんなクーポン”か気になるところですが、個人的にはかなり使いやすいと思います。

特典は以下の5種類から選択可能。

  1. ケータイ購入割引クーポン
  2. d fashion
  3. dトラベル
  4. dショッピング
  5. dデリバリー

この中でもとくにおすすめなのが、「ケータイ購入割引クーポン」です。

筆者はiPhone XS MAX購入時に、22,000円の割引に成功

年間利用額はとくに意識していなかったので、単純に“ラッキー”と思え、お得感を味わえましたよ!

dカード GOLDの4つのデメリット

dカード GOLDのデメリットは、ざっくり言えば以下の4つに集約できます。

  1. 年会費は一般的なゴールドカード水準
  2. 10%還元を受けられないことがある
  3. ステータス性は低め
  4. 家族カードは2枚目以降有料

一つひとつ見ていきましょう。

1.年会費は一般的なゴールドカード水準

dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)。

年会費 特徴
年会費格安ゴールドカード 無料〜2,000円 保険内容やサービスは一般カードよりも少しいいくらい
ヤングゴールドカード 3,000〜5,000円 20代だけが発行でき、年会費こそ安めだが、サービス内容は標準的なゴールドカードに遜色なし
標準的なゴールドカード 10,000円〜 空港ラウンジ・旅行傷害保険が充実
ハイステータスなゴールドカード 20,000円〜 ステータス性が高く、カード会社ごとにオリジナルのサービスも付帯

一般的なゴールドカード水準に設定されており、年会費無料のクレジットカードを使ってきた人にとっては、少し高いと感じてしまいますね。

しかしポイント還元特典が充実しているので、年会費の元を取るのは意外と簡単です。

年会費の元を取るのは簡単

とくに家族でドコモユーザーなら、年会費を実質無料にするのはとっても簡単。

  • 毎月の携帯代、ドコモ光の利用料金を10%還元
  • 年間利用額によって1〜2万円分の特典を付与

ケータイ料金が1か月9,000円超えていれば、年間で10,000ポイント以上もらえるので、年会費は簡単に相殺できます。

数あるゴールドカードの中でも、“コスパ最強”とも言える、実用的なカード。それがdカード GOLDです。

初年度は年会費無料

dカード GOLDは初年度のみ年会費が完全に無料

まずは1年間無料でお試しでゴールドカードを体験できます。

使ってみて自分に合わなそうだと感じたら、解約(無料)すればいいだけの話なので、とりあえず発行してみるのもアリだと思いますよ。

2.10%還元を受けられないことがある

dカード GOLDの人気に火をつける要因となったであろう、「ドコモユーザーなら携帯・ネット料金の10%還元」という、あり得ないくらいお得そうな特典。

しかし実際には、利用者の多くが「10%もポイント貰えていない!」と怒り心頭のようなんです。

結果として、口コミ上では「最悪」「騙された」の文言が飛び交う仕末となっています。

原因は10%還元の対象外があること

簡単に説明すると、10%還元の対象になるのは以下の料金だけ。

  • 基本使用料:カケホーダイプランなど
  • 通話・通信料:有料通話の代金
  • 付加機能使用料:パケホーダイプランなど

消費税やケータイ本体の分割代金、d払いなどなどその他の料金は全て対象外になるんです。

そのため実際にドコモに毎月支払っている料金のわりに、もらえるポイントが少ないと感じるんですね。

発行前に自分のドコモ携帯料金をチェックしよう!

こう見ると負のイメージが強くなってしまいますが、当然恩恵を受けられる人もたくさんいます。

発行前に一度、携帯料金をチェックして年会費の元を取れそうかチェックしましょう。

もし、損益分岐点を超えていない場合は、一般カードのdカードを発行するのも一つの手でしょう。

年会費の元が取れなくてもdカード GOLDはおすすめできる

そもそもゴールドカードは年会費が高い代わりに、海外旅行保険や空港ラウンジサービスが使えるよ、というもの。

年会費の元を取り戻せる可能性があること自体すごいことなので、dカード GOLDは、ゴールドカードとしては非常にコスパがいいです。(多くの日本人が“年会費アレルギー”であることもまた事実ですが…)

たとえケータイ料金の還元特典が年会費未満だとしても、dカード GOLDを発行してもいいのかなと思います。

3.ステータス性は低め

ゴールドカード=ステータス性が高い、という共通認識があるかと思います。

しかし、dカード GOLDの発行者数は2019年には500万人を突破。

今や所有者も多く、ゴールドカードの割にはステータス性は高くないかもしれません。

「ステータス性よりもお得さ重視」で実用性を求める人には、ピッタリのカードでしょう。

高ステータスのクレカが欲しいなら...

プラチナカードやブラックカード、格安・若者向けゴールドカードが乱立する現在、dカード GOLDに限らず、ゴールドカード全体のステータス性がかなり下がってきています。(取得難易度が下がったため)

ただ、歴史あるアメックスや三井住友・JCBあたりのゴールドカードは依然として高いステータス性を誇ります。

さらなるステータス性を求める人は、以下の記事も参考にしてみてください。

4.家族カードは2枚目以降有料

ETCカードこそ年無料で発行できるdカード GOLDですが、家族カードは1,100円(税込)の年会費がかかります。

ただ、年会費がかかるのは2枚目以降のみ。

1枚目の家族カードは完全に無料なので、夫婦で持つ分には維持費ゼロです。

dカード家族カードの年会費
1枚目 無料
2枚目 1,000円

有料でも発行する価値あり

2枚目以降の家族カード、つまり子供の分まで発行するかは年会費がかかってくるので悩ましいですよね。

ただ、家族カードは本会員カード同様のサービスを受けられます。

  • 海外旅行保険
  • 空港ラウンジサービス
  • ケータイ補償サービス
  • ケータイ・ネット料金の10%還元特典

海外旅行保険もしっかり適用されるので、お子さんが「大学の友達と初めての海外にいく!」なんて時もこれで安心です。

また、「ケータイ料金10%還元特典」は家族カード所有者のみに適応されるので、発行しておいたほうがいいですよ。

dカード GOLDに関するよくある質問

dカード GOLDに関するよくある質問をQ&A形式で回答していきます。

気になる項目をチェックしておきましょう。

Q.dカード GOLDの審査基準は?

dカード GOLDの申し込み条件は20歳以上(学生を除く)で安定した収入があること

300万円以上の年収があることが好ましいですが、20代であれば200万円代でも多くの人が発行できているみたいです。

ファイナンシャルプラスが独自に行ったアンケート調査では、dカード GOLDは人気のゴールドカード部門で見事1位に。

2019年1月には所有者数が500万人突破したとのことで、審査難易度を下げて多くの人が発行できるようにしていると考えられます。

ファイナンシャルプラスでは審査難易度B

ファイナンシャルプラス編集部が独自で発行者の口コミを調査しG〜AAクラスに審査難易度を分類しています。

dカード GOLDの審査難易度はBクラスに。

年会費格安・若者向けゴールドカードよりも、やはり高めの審査基準が設けられており、主婦やフリーランスは若干発行が難しいのかな、という印象。

公務員
経営者・会社役員
会社員
個人事業主
自由業
専業主婦
学生 ×
パート・アルバイト ×
無職 ×

審査時間はかなり早い

審査に通るかは別として、dカード GOLDは審査時間の早さにはかなり定評があります。

クレヒスに問題がなければ機会審査のみで終了するので、10分程度で結果が届き、最短で3〜4日後には手元に届くでしょう。

さらに審査にさえ通過すれば、Apple Payに登録してiDとして利用可能。

カードが手元に届く前から、コンビニなどで使えますよ!

Q.dカードとdカード GOLDの違いは?

dカード GOLDとよく比較されるのが、ワンランク下の一般カード、dカード。

dカード

dカード

VISAカードマスターカード

ローソンで5.0%を始め多数の特約店を持つオトクな年会費無料カード。docomoユーザーならさらに◎。

  • 節約◎
  • 電子マネー
  • 買い物◎
初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
無料 無料 1.00~5.00% id
こんな人におすすめ!
  • ドコモユーザー
  • ローソンや三越伊勢丹によく行く
  • dポイント、d払いを使う機会が多い
  • メリットデメリット
  • 通常1.0%、最大5.0%の高還元率
  • ポイント特約店はローソンや三越伊勢丹など多数
  • 貯まるdポイントは汎用性が高い
  • 最短5分のスピード審査
  • ドコモユーザーなら携帯補償や割引も
  • dカードポイントアップモール経由の通販で還元率アップ
  • 海外での日本語サポート「VJデスク」などあり
  • 後払い電子マネー「iD」を一体型で搭載
  • 旅行保険が付帯されない
  • ETCカード年会費あり(年一回使えば無料)
  • ドコモユーザーしか使えない特典がある
  • ステータス性はない
  • 審査は早いが届くまでは最短数日かかる
  • 果たして、どちらを選べばいいのでしょうか。

    dカードとdカード GOLDの違いを簡単に表にまとめてみました。

    dカード dカード GOLD
    年会費 無料 11,000円(税込)
    ドコモ利用での還元率 1% 10%
    ケータイ補償額 10,000円 100,000円
    ケータイ保証期間 購入後1年 購入後3年
    空港ラウンジ ×
    海外旅行保険 × 最高5,000万円

    どっちがおすすめ?

    dカードは年会費が無料と、維持費をかけずに持ちたい人にはおすすめできます。

    しかし、10%還元特典や海外旅行保険などはなく、充実したサービス・特典は期待できません。

    以下の目安を参考に選ぶといいでしょう。

    • 維持費をかけずクレカを持ちたい→dカード
    • 年間利用額・ケータイ料金も少ない人→dカード
    • ケータイ保証を充実させたい→dカード GOLD
    • 空港ラウンジや海外旅行保険を充実させたい→dカード GOLD
    • ケータイ&ドコモ光ユーザー→dカード GOLD
    • 家族でドコモユーザー→dカード GOLD

    Q.ドコモユーザー以外でも発行する価値はあるの?

    dカード GOLDのメインの特典は、ドコモユーザー向け。

    • ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
    • ケータイ補償サービスに無料で自動加入

    ドコモ以外のキャリアを使っている人は、受けられるメリットが極端に減ってしまうので、年会費1万円を払う価値はそこまでないのかなと。

    dポイントを貯めたいならdカードが、ゴールドカードが欲しいなら高級空港ラウンジが使い放題の、楽天プレミアムカードなんかがオススメですよ。

    楽天プレミアムカード

    楽天プレミアムカード

    VISAカードAMEXカードJCBカードマスターカード

    オールマイティな楽天カードの二ランク上のゴールドカード。ポイント還元率と充実したサービスを見事に両立。

    • 高コスパ◎
    • スピード発行
    • 海外◎
    • 電子マネー◎
    • 買い物
    • 初めて
    • ステータス
    初年度年会費 2年目~年会費 還元率 電子マネー等
    11,000円 11,000円 1.00~5.00% edy
    こんな人におすすめ!
    楽天市場をよく利用する人
    世界中の空港ラウンジを使いたい人
    コスパの良いゴールドカードが欲しい人
    メリットデメリット
    楽天市場等で5.0%以上の驚異的なポイント還元率
    プライオリティパスが付帯するカードでは年会費最安
    国内の主要空港ラウンジももちろん無料
    家族カードの年会費が格安で非常にオトク
    Edy搭載、Apple Pay利用可とキャッシュレスにも◎
    ANAマイルを貯めるのにも適している
    国際ブランドを4種類から選べる
    楽天ブラックカードのインビテーションが届く
    年会費が税別10,000円かかる
    特典が豪華な割にステータスはそれほど高くない
    Edyより絶対にnanaco!という人には向かない
    楽天ブラックカードはかなりハードルが高い

    Q.限度額はどのくらい?

    dカード GOLDの限度額は10万〜300万円

    ワンランク下のdカードでは最大限度額は100万円なので大幅にアップです。

    しかし、最低限度額は10万。ショッピング枠の確保用には適しません。

    そもそもdカードの限度額が100万円未満の場合は、dカード GOLDになっても上がることはあまり期待できなそうです。

    総評:dカード GOLDはドコモユーザーなら是が非でも持っておきたいカード

    最後にdカード GOLDの要点をおさらいしましょう。

    • ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
    • ケータイ補償サービスに無料で自動加入
    • 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
    • 海外旅行保険が自動付帯
    • 通常1.0%、dポイント加盟店・特約店で2倍以上の高還元率
    • 貯まるdポイントは使い勝手が良く交換先も豊富
    • ETCカードは年会費無料でポイントも貯まる
    • カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
    • 年間利用額に応じてクーポンがもらえる
    • dカード GOLDの4つのデメリット
    • 年会費は一般的なゴールドカード水準
    • 10%還元を受けられないことがある
    • ステータス性は低め
    • 家族カードは2枚目以降有料

    ケータイ料金の10%還元特典や年間利用額に応じたクーポン、ケータイ保証など、ドコモユーザー向けのサービスが充実。

    年会費は1万円しますが、元を取るのはかなり簡単で、ドコモユーザーなら是非とも持っておきたいゴールドカードです。

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