学生の皆さんでもゴールドカードという言葉を聞いたことがあると思います。
ゴールドカードは今も昔もステータスシンボルであり、社会的信用の証でもあります。学生でも、かっこいいからゴールドカードが欲しい!と思っている人もきっといるでしょう。
でも、学生でもゴールドカードって持てるの?と思いますよね。
結論から言うと、ゴールドカードって実は学生でも持てちゃうんです。
この記事ではゴールドカードってそもそもどんなカードか、どのゴールドカードなら学生でも持てるのか、という点をご紹介します。
学生でもゴールドカードを持てる!
ゴールドカードは、クレジットカードの中でも上位のステータスに位置するカードのことを指し、一般のカードだと無料または数千円程度の低価格設定となっている年会費が、平均して1万円以上と非常に高価です。
ただ、年会費が一般カードより高い分、受けることのできるサービスが充実しています。(もちろんクレカによっても異なりますが)
そんなゴールドカードですが、学生でも持つことができるのでしょうか?
学生が持てるゴールドカードは年会費が安い
ゴールドカードは、入会資格として20歳以上や満30歳以上からしか申し込むことができないというカードが多いです。
仮に入会資格がなく学生でも申し込むことができたとしても、一般のカードより高い審査基準があるため、学生がゴールドカードを持つことは基本的に稀です。
しかし、そんな中でも学生が持つことのできるゴールドカードは存在しています。
大人が持つゴールドカードと比べるとサービス面や保険などの面で多少劣る部分はあるかもしれませんが、学生が持つということを考えると、非常に充実したカードとなっています。
年会費 | カード | 特徴 | |
---|---|---|---|
年会費が格安のゴールドカード | 無料 or 2,000円前後 |
・MUFGカード ゴールド ・セブンカード・プラスゴールド |
カード名にはゴールドという言葉が入っているものの、保険やサービスは一般カードよりも少しいいくらい。格安でゴールドカードを持ちたい人向けのカード。 |
学生や若者向けのカード | 5,000円前後 | ・JCB GOLD EXTAGE ・楽天ゴールドカード |
学生や若者向けのカードのため、年会費が一般的なゴールドカードの半額くらいだが、保険やサービスは引けを取らないくらい充実している。若者におすすめできるゴールドカード。 |
一般的なゴールドカード | 10,000円前後 | ・アメックスゴールドカード ・JCBゴールドカード ・三井住友ゴールドカード |
空港ラウンジの利用や旅行傷害保険に加えて、カードによってオリジナルのサービスが展開されている。 |
ゴールドカードでできること
先ほども述べた通り、ゴールドカードを持つことによって様々なサービスを受けることができます。
クレジットカードの特典・サービスは一般のカードでも受けることができますが、一般のカードとゴールドカードだとその内容が大きく異なります。
ゴールドカードを持っていると、以下のようなサービスを受けることができます。
- 高い限度額設定
- 高いポイント還元率
- 独自の割引や優待サービス
- エアポート送迎サービス
- 空港ラウンジサービス
- グルメ、レストラン優待サービス
- 旅行保険(海外旅行、国内旅行)の厚遇
ゴールドカードはこんな学生におすすめ
先ほど、ゴールドカードには様々なサービスがついているという話をしましたが、数あるサービスの中でも特に人気なのが旅行保険などといった旅行に関するサービスです。
海外旅行や国内旅行をするとなると、もしものことを考えて保険をかけておきたいという人は多いです。
そのため、旅行が趣味で頻繁にするという学生は、ゴールドカードを持っておくと便利です。
また、大きな買い物をする機会が多い学生や、緊急時にお金がなかったとき用に持っておきたいという学生にもおすすめです。
やはりゴールドカードは存在感があるので、ステータスを演出したい、モテたいという人にも良いでしょう。
飲み会の幹事を引き受けてサッとゴールドカードを出したら、周りがキョトンとするかもしれませんよ。
学生向けおすすめゴールドカード3選
ここからは、学生におすすめのゴールドカードを3つ紹介します。
カードブランドによって特徴や受けられるサービスが若干異なるので、自分に合ったカードを探してみてください。
楽天ゴールドカード
魅力はそのままに、年会費無料の楽天カードにはないゴールドカードならではの特典がたくさん。
- 高コスパ◎
- 電子マネー◎
- 買い物
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
2,000円 | 2,000円 | 1.00~5.00% |
楽天ゴールドカードは年会費が2,200円(税込)と格安ながら、通常時のポイント還元率は1,0%~3,0%とかなり高め。
さらに楽天市場では5倍以上ポイントが貯まるようになっているなど、楽天系のサービスをよく利用する人にはかなりオススメできるカードです。
未成年の学生は楽天カードで利用実績を積もう!
楽天ゴールドカードは学生でも申し込みができるカードですが、申し込み条件は
「20歳以上の安定した収入があること」
となっているため、未成年の方は学生だとしても申し込むことができません。
そのような場合は20歳を過ぎた時に楽天ゴールドカードの審査に通りやすくなるようするために、楽天カードで利用実績を積むのが良いでしょう。
さらにランクが上の楽天プレミアムカードもオススメ!
楽天ゴールドカードのさらに上のランクには楽天プレミアムカードというものがあります。
オールマイティな楽天カードの二ランク上のゴールドカード。ポイント還元率と充実したサービスを見事に両立。
- 高コスパ◎
- スピード発行
- 海外◎
- 電子マネー◎
- 買い物
- 初めて
- ステータス
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
11,000円 | 11,000円 | 1.00~5.00% |
楽天プレミアムカードは年会費が11,000円(税込)と一般的なゴールドカードに分類されるので、楽天ゴールドカードで受けられるサービスに加えて
- プライオリティ・パスのプレステージ会員付帯で世界中の空港ラウンジを利用可能
- 国内・海外旅行傷害保険が最高5,000万円と充実
- ネット不正安心制度・商品未着安心制度という安心できる保険がついている
- 海外優良レンタカーサービスを割引
- Wi-Fiレンタル費用を15%割引
という風に非常にサービスが充実しているため、将来的に発行することを非常にオススメできるカードです。
SAISON Gold Premium
コンビニ・カフェ・マクドナルドで最大5%還元、映画料金1,000円など特典満載のゴールドカード。
- お買い物
- 高還元
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
11,000円 | 11,000円 ※年間100万円以上利用で翌年以降永久無料 |
0.5~5% |
SAISON Gold Premiumや年会費11,000円とやや高めではあるものの、一度でも年間100万円以上利用をすれば翌年以降は永久無料になるので長い目で見ればかなりコスパが高い事、申込条件が「18歳以上のご連絡が可能な方」と低ハードルな点を踏まえて学生におすすめです。
コンビニやカフェ、マクドナルドであれば最大5%の還元が受けられる、映画料金が1,000円になる等、特典も満載ですよ。
将来ゴールドカードを持てるおすすめカード2選
ゴールドカードによっては学生の申し込みを受け付けていないカードもあります。
確かに学生のうちにゴールドカードを持つことに憧れを抱く気持ちはわかりますが、
- 将来的にゴールドカードに自動でランクアップするカード
- ゴールドカードのインビテーションが届くカード
というように将来的にゴールドカードを持つことに繋がるカードを発行することもオススメしていきます。
JCB CARD EXTAGE
学生や20代の方向けのカード。JCB一般カードよりポイント還元率も高く、初めての一枚としては十分な機能。
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
無料 | 無料 | 0.5%~2.5% |
JCBゴールドカードを将来的に持ちたい人はまずはJCB CARD EXTAGEを発行するのが良いでしょう。
その理由はクレジットカードを大まかに分けると以下の2つに分類できるということに起因します。
- 提携カード
- プロパーカード
プロパーカードとはJCBやアメックス、ダイナースなどの国際ブランドが直接発行しているカードのことでゴールドカードの中でもプロパーカードはステータスが高いとされています。
一般的に審査が厳し目と言われているプロパーカードのJCBゴールドカードを持つには他のJCBカードで利用を積み重ねることが重要です。
JCB CARD EXTAGEは5年後に自動的にJCB一般カードへ切り変わるので、JCBのハイステータスカードを将来的に持ちたい人は、JCB CARD EXTAGEから、JCB一般カードを持ちJCB内でコツコツランクを上げていきましょう。
エポスカード
年会費無料店舗受取なら最短即日発行OK。全国10,000以上の店舗で割引やポイントアップも。
- 節約◎
- 海外◎
- スピード発行
- 買い物◎
- 初めて
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
無料 | 無料 | 0.5%~1.25% |
「エポスカード」は、マルイでのポイント還元率やラオケチェーン店や映画館での割引が魅力のクレジットカードです。
エポスカードの上位カードにエポスゴールドカードというものがありますが学生は申し込みができません。
招待or年50万以上の利用で年会費ずっと無料。最大還元率1.5%でポイント有効期限もないハイスペックゴールド。
- 買い物◎
- コスパ
初年度年会費 | 2年目~年会費 | 還元率 | 電子マネー等 |
5,000円 | 5,000円 | 0.5%~1.50% | - |
エポスゴールドカードはインビテーションを受けなくても申込むこと自体は可能ですが年会費が5,000円(税込)かかります。
しかし、エポスカードで利用実績を積むとインビテーションが届き、年会費無料でエポスゴールドカードを持てるようになるのです。
エポスゴールドカードはエポスカードで受けられるサービスに加えて
- 300を超えるお店の中から自由にポイント3倍店を選択可能
- ポイント有効期限が無くなる
- 国内外22の空港ラウンジの利用が可能
などさらにサービスが充実したカードになります。
5,000円の年会費を払うとなると他の優れたクレジットカードも選択肢に入るので、新規ではなくエポスカードを育ててインビテーションを待つのがおすすめです。
学生がゴールドカードを作るメリット・デメリット
学生がゴールドカードを作るメリット・デメリットは何でしょうか?ここからは、学生がゴールドカードを作るメリットとデメリットについてそれぞれ見ていきましょう。
学生がゴールドカードを作るメリット
学生がゴールドカードを作るメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- ポイント還元
- 早くからクレヒスを蓄積できる
- 誰よりも早くランクアップできる
- 専用のサポートデスクがある
- ゴールド会員ならではの特典を受けることができる(旅行サービスなど)
- カードデザインのステータス性が高い
今回はこの中から「早くからクレヒスを蓄積できる」「誰よりも早くランクアップできる」の2点について、詳しく紹介します。
早くからクレヒスを蓄積できる
学生がゴールドカードを作るメリットとして、早くからクレヒスを蓄積できるという点が挙げられます。
クレヒスはクレジットカードを利用していないと登録されません。
学生のうちから、一般のカードより上位に位置するゴールドカードを支払いの延滞なく使っていれば、「この人はお金の面で信頼できる人だ」という履歴がクレヒスに登録されます。
そうすることで、別のクレジットカードを作ったり今後住宅ローンなどを組んだりする際に有利になります。
誰よりも早くランクアップできる
学生がゴールドカードを作ることによって、誰よりも早くランクアップできるというメリットもあります。
イメージとしてはクレヒスと若干似ているかもしれませんが、学生のうちからゴールドカードを使っておくことによって、クレジットカードにおいては一般のカードを使っている人たちより上のランクに位置することができます。
スタートが一般のカードを使っている人たちより上なので、問題なく使っていれば誰よりも早くランクアップすることが可能です。
ランクアップすることで、カードの利用限度額を上げることができたりより上等なサービスを受けることができたりするので、これは大きなメリットとなります。
学生がゴールドカードを作るデメリット
学生がゴールドカードを作るメリットがいくつかある一方で、デメリットもあります。学生がゴールドカードを作るうえでの最大のデメリットは、何といっても審査の厳しさです。
他にも、年会費が一般のカードより基本的に高いというデメリットもあります。
審査が年会費無料のカードより多少厳しい
ゴールドカードは一般のカードよりも上位のカードであるということもあって、審査が年会費無料の一般カードより厳しくなっています。
入会資格を満たしていたとしても、それぞれのカード会社が定めている審査条件に当てはまらない場合は、審査に通らない可能性もあります。
仮に審査に通ってゴールドカードを作ることができたとしても、高い年会費を支払うことができなくなることも考えられます。
ゴールドカードは本当に学生に必要?
学生がゴールドカードを持つことについて見てきましたが、実際学生にとってゴールドカードは必要なものなのでしょうか?
これを読んで、ゴールドカードでなくても普通のクレジットカードで良いのではないかと感じた人もいるかもしれません。
ゴールドカードを持つべきか持たなくても良いかの判断基準として1つ挙げるのであれば、ゴールドカードに年会費以上のメリットを感じることができるかという点があります。
年会費無料のカードが多くある中で、ゴールドカードはわざわざ年会費を支払ってカードを持つことになります。それなりの値段設定がされている年会費を払うだけのメリットが、自分の持つゴールドカードにあるのであれば問題ないでしょう。
しかし、年会費に見合ったメリットを感じることができないのであれば、それは非常にもったいないです。
その場合は一般のカードでも十分満足できる可能性が高いので、ゴールドカードを持つことにこだわらず、年会費無料の一般のカードを持つことをおすすめします。
学生にとってゴールドカードが必要かどうかは、それぞれのカードによって変わってきます。
先ほど紹介したカード情報を参考にしながら決めると良いのではないでしょうか?
まとめ
学生がゴールドカードを持つことについて、様々な面から見てきましたがいかがでしたか?
学生がゴールドカードを持つことは可能ですが、必ず持つべきかといわれるとそこまでではありません。
一般のクレジットカードを作ってそこからゴールドカードになることも可能なので、ゴールドカードを作ろうか迷っているという人は、本当に自分にゴールドカードが必要なのかを考えてみてください。
それでもゴールドカードが欲しい、と思う人はぜひこの機会に申し込みしてみてくださいね。