dカード GOLDの審査は甘い?審査時間や落ちた理由、メリット・デメリットも詳しく解説

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dカード GOLDは大手携帯会社NTTドコモが発行するゴールドカード。

年会費11,000円(税込)と標準的なゴールドカードですが、ドコモユーザー向けの特典が充実しており、当サイト“ファイナンシャルプラス”が独自に行ったアンケート調査でも、「平均満足度ランキング」で楽天カードを上回り、1位を獲得しました。

このページではdカード GOLDの審査基準やメリット、デメリットを解説しますのでカードを作る際はぜひ参考にしてください。

dカード GOLDの審査は甘い?厳しい?

一般的にクレジットカードの審査難易度は、次のように難しくなる傾向があると言われています。

  • 消費者金融系<ネット系<流通系<信販系<鉄道・交通系<銀行系<外資系
  • 一般カード<ゴールドカード<プラチナカード<ブラックカード

dカード GOLDの審査会社はNTTドコモですが、難易度としては流通系と信販系の間くらい

独自の審査基準があり、ほかのゴールドカードと比べても「審査に通った」という口コミは多め。

しかし、パートの方やアルバイトの方が取得するのは難しいカードでもあります。

審査難易度:ゴールドカードの中では優しめ

年会費11,000円(税込)のdカード GOLDは、ゴールドカードの中では比較的取得しやすいと言えそうです。

カードの年会費が高くなると難易度は上がる傾向にあり、ゴールドカードの中では平均的なdカード GOLDは、難易度もそこそこ。

また同程度の年会費であっても、難易度は銀行系カードのほうが上

例えばJCBや三井住友など、由緒正しい大手ゴールドカードが難しい人でも発行できる可能性は大いにあります。

ファイナンシャルプラス編集部では口コミなどから審査難易度をG~AAにランク分けしており、dカード GOLDは上から3番目の審査難易度B。

若者向けゴールドカードより難易度は上ですが、よりステータス性の高いカードに比べると取得のハードルは低めです。

会員獲得に力を入れている

dカード GOLDの会員数は1000万人を突破と、急速に増えています(ドコモのニュースリリースより)。

これだけ普及しているのは敷居を下げて多くの人が発行できるようにしているからと考えられます。

申し込み資格:満18歳以上

dカード GOLDの入会条件は次のとおり。

  • 満18歳以上
  • 個人名義であること
  • ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと

「安定した継続収入」に関しての公式な見解はありませんが、収入が不安定なフリーランスの方は少し難しい印象。

とは言え、成人していて働いているならチャンスはあります。

アルバイトやパート、主婦、無職の方も申し込み可

職業の選択欄には、次のような選択肢があるのでアルバイトや専業主婦、無職の方でも申し込みはOK

職業の選択肢
  • アルバイト・有期雇用契約の社員
  • お勤めでない方・専業主婦の方

専業主婦の方は、配偶者の収入を記入しましょう。

「申し込みOK=審査に通る」ではない
カードに申し込めると言っても、審査に通るかどうかは別の話。

とは言え、申し込み自体はすぐにできるので可能性に賭けてとりあえず申し込んでみるのも◎。

無職の方は何らかの収入が必要

無職の方でも申し込みはOKですが、やはり本人か親(または配偶者)に収入がないと審査は厳しいです。

下記のものは継続収入として認められるため、無職の方でも審査に通過しやすくなります。

  • 不動産収入
  • 株の配当
  • YouTubeなどのアフィリエイト収入
  • 年金

継続収入がなくても、貯金が多い場合は審査に多少有利に働きますよ。

職業や年収:300万円の収入がある正社員なら十分

実際にどれくらいの職業や年収であれば、十分なのでしょうか。

口コミを元に、推察していきましょう。

職業:正社員なら十分

経営者や医者、弁護士、会社役員、公務員などはもちろんですが、正社員なら審査に通るには十分なはず。

専業主婦の方は夫の年収、パートやアルバイトの方も年収しだいですがチャンスはあります。

あくまで目安ですが、審査通過の口コミを元に判断すると、職業別では次のように考えてみてもいいかもしれません。

公務員
経営者・会社役員
会社員
個人事業主
自由業
専業主婦
学生 ×
パート・アルバイト
無職
パート・アルバイト、専業主婦、無職の方なら家族カードという手も
定職に就いている家族がいるなら、家族カードを狙うほうが早道になることも

dカード GOLDを夫や父親が持っていると、ほぼ同じサービスが使える家族カードを妻や子どもが発行可能です。

家族に申し込んでもらうことも視野に入れて検討しましょう。

年収:200~300万円はほしい

年収300万円台で審査に通った口コミが多いので、会社員なら300万円あれば十分なはず。

20代なら年収が低くても当たり前なので、200万円台でも多くの人が発行できているようです。

100万円くらいだとさすがに厳しい様子ですが、家族に安定収入があれば可能性あり。

実際、年収100万で審査に通ったという口コミも見られます。

年収には寛容?
年収に自信がなくても審査に通ったという口コミがちらほら。

年収が300万円なくても、継続収入があれば可能性はありそうです。

勤続年数:1~3年はほしい

勤続年数は1年以上が望ましいですね。

  • 3年以上 審査に少し良い影響
  • 5年以上 審査に良い影響

審査は加点方式なので、勤続年数が短くてもマイナスにはなりません。

実際、社会人1年目で審査に通った人もいるので気にしすぎなくてOK。

気になる人は、1年以上勤めてから申し込みましょう。

審査基準:クレヒスは重要

クレジットカードの審査でみられるのは、以下の2つの項目。

  1. 申し込み情報(申し込みフォームで入力した年収や職業の情報)
  2. 信用情報(個人信用情報機関に登録されている情報や社内の顧客情報)

口コミなどを見ると、現在の支払い能力などももちろんチェック対象ですが、②の信用情報(クレヒス)が悪いと審査に通過しづらい傾向が。

特に、NTTドコモが提供するサービスの支払い状況(いわゆる社内クレヒス)を重視するようです。

つまりドコモの携帯料金を何ヶ月も滞納した場合はさすがに厳しいかもしれません。

ただ、他会社で多少延滞してしまったくらいなら、審査にトライしてみる価値は十分にありますよ。

ブラックリストは即審査落ち
明らかに金融事故がある場合は、もちろん審査に落ちます。

  • 長期延滞をした(2〜3ヶ月以上)
  • 債務整理した
  • カードを強制解約された

これらに当てはまる人はまず瞬殺されるかと。

5~10年経ってクレヒスが回復したら、審査に厳しくないカードに申し込むと良いでしょう。

ドコモユーザー、dカード利用者は多少有利

下記のようなドコモのサービスを利用していると審査に通過しやすい傾向が。

  • スマホのキャリアがドコモ
  • ネット回線がドコモ光
  • dカードを使用している

ドコモとしても、利用者(特に優良ユーザー)は逃したくないはず。

実際、サービスを他社からドコモに乗り換えた際にdカード GOLDを申し込んだら通ったという驚きの口コミも。

ただし、もし滞納した覚えがあるなら審査は厳しいかもしれません。

dカード GOLDの審査時間と発行日数/期間

dカード GOLDの審査は早いことで有名です(もちろん個人差はある)。

  • 審査時間:最短5分~2週間ほど
  • 発行期間:最短5日~4週間ほど
  • 土日・祝日でも申し込みOK

審査とカード発行にどれくらい時間がかかるのかを解説していきます。

審査期間:最短5分~2週間ほど

dカード GOLDの公式サイトでは、審査は最短5分としています。

事実、Twitter上では「5分で通った」という口コミが多数。

5分とまではいかなくても、申し込み当日~1週間で結果がわかる人が多いようです。

なお審査が終わると、合否にかかわらず、結果がメールで届きます。

最短5分の即時審査には条件あり

最短5分の審査を受けるには、以下の条件を満たす必要が。

  • オンラインでの申し込み
  • 9:00~19:50に申し込みが完了
  • 申し込み時に引き落とし口座の設定が完了

つまり、夜までにスマホなどで申し込みを済ませ、あとは口座を登録するだけでOKなので、難なくクリアできそうですね。

ドコモショップで申し込んだ場合
ドコモショップから申し込んだ場合も同様に、最短5分で結果が分かるようです。

審査時間が長い=審査落ちではない

審査が長引くと2週間以上かかる場合もありますが、それほど心配しなくてOK。

時間がかかるのは、機械審査から担当者による手動審査に移行したから。

とは言え、機械審査だけでパスできるのは、以下のような信用力が抜群の人だけ

  • 職業や年収、クレヒスなどが文句なし
  • ドコモのサービスをすでに利用していて、信用されている

口コミでも2~3週間かかった人がちらほら見られるので気長に待ちましょう。

審査が長引くときもメールで通知
審査が長くなるときも、メールでお知らせが届きます。

発行期間:最短5日~遅いと4週間ほど

公式サイトには、Webで申し込むと最短5日で届くとあります。

郵送だと、「カード発送まで2~4週間ほどかかる」との文言も。

口コミを見ると、実際には1週間ほどで届いた人が多いようです。

Webで申し込んでも口座が未設定なら書類のやり取りなどで時間がかかるので、早めに受け取りたい人は口座設定まで済ましてしまいましょう。

ドコモショップで申し込んだ場合
ドコモショップから申し込んだ場合も、1週間ほどで届く人が多いようです。

受け取りは簡易書留

申し込みの際に口座設定が完了していると、受け取りは簡易書留になるので本人確認書類は不要です。

簡易書留になる条件は以下の2点。

  • オンラインでの申し込み
  • 申し込み時に、引き落とし口座の設定が完了

本人でなくても受け取れるので、家族に受け取ってもらうのもOK。

仕事が忙しいなど、本人限定受取が難しい人は簡易書留で受け取れるようにすると良いですよ。

本人限定受取の場合も
申し込み時に口座の設定をしなかった場合、本人限定受取で届きます。

その場合、下記のような本人確認書類の提示が必要。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード

多忙な人は、本人限定受取で受け取る時間があるかどうかも検討しておきましょう。

新カードを受け取るまでdカードは利用可能

アップグレードの場合、dカード GOLDを受け取るギリギリまでdカードが利用OK

公式サイトにも「dカード GOLDが届くまでdカードはご利用になれます」との文言が。

Q.dカードはいつまでつかえて、届いたdカード GOLDはいつからつかえますか?

A.今お持ちのdカードにつきましては、dカード GOLDが届くまで、ご利用になれます。

ゴールドカードを受け取ったら設定などは特に必要なく、カードの裏面に署名するだけですぐに利用可能です。

dカードはハサミやシュレッダーなどで切断してから破棄しましょう。

カード番号が変わるので注意
アップグレードすると、カード番号が変わるのでご注意を。

カードの自動引き落としを利用しているなら変更が必要

なお電子マネーiDの再設定は不要です。

土日・祝日でも申し込みOK

口コミを見ると、年中無休で申し込みに対応している模様。

最短5分の審査についても、公式サイトには曜日などの条件は書かれていないため、土日祝日も即時審査を行なっているようです。

そのため、平日に申し込んだ場合とそれほど差はないでしょう。

dカード GOLDの審査に落ちた理由と対処法

dカード GOLDの審査に落ちてしまった…。

その場合、やるべきことは以下の3ステップです。

  1. 審査に落ちた原因を究明する
  2. 別のゴールドカードを検討する
  3. 6ヶ月あけて再申し込みをする

審査に落ちた理由は?

最終的に、dカード GOLDの発行を目指すにしろ、別のゴールドカードを狙うにしろ、まずは原因の究明が先です。

ほとんどの場合、考えられるのは以下の2点。

  • 年収や職業で、支払い能力が不十分だと判断された
  • ブラックリスト入りしている

「どちらも問題ないはず」という場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

情報開示するという手も

年収や職業に自信があるなら、クレヒスに問題がある可能性が大

その場合、CICに情報開示請求するのもひとつの手。

入金状況や返済状況を確認できるので、クレヒスに傷がある、もしくはブラックリスト入りしているかがわかりますよ。

  • 入金状況に「A」があればクレヒスに傷アリ
  • 返済状況に「異動」の文字があればブラック

情報開示請求には1,500円(税込)かかりますが、PCやスマホから簡単に確認できます。

審査落ち後に申し込むべき別のカード

審査に落ちてしまったら、dカード GOLDはいったん諦めて、ほかのカードに申し込んでみるのもひとつの手です。

  • ほかのゴールドカード
  • dカード

別のゴールドカードに申し込む

年会費が格安のゴールドカードなら、取得できる可能性は高いです。収

年会費(税込) 申し込み資格 必要年収目安
楽天ゴールドカード 2,200円 20歳以上 100万円
MUFGカードゴールド 2,095円 18歳以上 100万円
エポスゴールドカード 5,000円(招待で無料) 20歳以上 100万円

上記に挙げたカードなら、主婦や学生、アルバイトなどの方の審査通過事例が多くあるので、年収や職業がネックな人でも申し込む価値あり。

以下の記事を参考に、発行できそうなゴールドカードを探してみましょう。

一般カードでクレヒスを積むのも◎
いきなりゴールドカードに申し込むのではなく、同じカード会社の一般カードでクレヒスを積むのも手。

通常、一般カード→ゴールドカードの流れで申し込むと審査に多少有利に。

良好なクレヒスを積めば、ゴールドカードを発行できる確率は上がります。

dカードでクレヒスを積む

dカード GOLDよりワンランク下のdカードに申し込むのもひとつの手。

dカードの申し込み資格は次のとおり。

  • 満18歳以上であること(高校生を除く)
  • 個人名義であること
  • ご本人名義の口座をお支払い口座として設定いただくこと

学生(高校生は除く)OKの年会費無料カードなので、年収や職業が問題なら、取得できる可能性は大いにあります。

再度申し込みは6ヶ月後

どうしてもdカード GOLDがほしい場合、次に申し込むのは最低半年は経ってから

カードの申し込み情報が個人信用情報機関に6ヶ月保存されるので、その状況で申し込んでも否決される可能性が非常に高いです。

審査に通るかは別の話

審査に落ちた原因を解決してから申し込まないと、再び否決されるのは確実。

半年後にクレヒスの傷が消えるなどであれば再度申し込む意味はありますが、年収や職業などが原因なら改善するのは困難です。

それなら、ほかのゴールドカードを目指すほうが早いですよ。

dカード GOLDの9つのメリット

dカード GOLDの大きなメリットは、大別すると以下の9つ。

  1. ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元 ※
  2. ケータイ補償サービスに無料で自動加入
  3. 国内主要空港ラウンジを無料で利用可
  4. 海外旅行保険が自動付帯
  5. 通常1.0%、dポイント加盟店で2倍以上の高還元率
  6. 貯まるdポイントは使い勝手が良く交換先も豊富
  7. ETCカードは年会費無料でポイントも貯まる
  8. カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可
  9. 年間利用額に応じてクーポンがもらえる

※1 ドコモ mini/ahamo/irumoを除くドコモケータイ料金およびahamo光を除くドコモ光ご利用料金をさします
※2 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外
※3 ドコモ mini/ahamo/irumo利用料金・端末代金・事務手数料など一部対象外です

メリットを一つずつ見ていきましょう。

1.ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元

dカード GOLDの一番の目玉は“10%還元特典”。(※1,000円(税抜)につき100ポイント)

dカードゴールド10%還元特典

以下のドコモ関連の料金に対して10%のdポイントが毎月もらえます

  • ドコモのケータイ料金
  • ドコモのインターネット回線「ドコモ光」の利用料金

※1 ドコモ mini/ahamo/irumoを除くドコモケータイ料金およびahamo光を除くドコモ光ご利用料金をさします。
※2 端末など代金分割支払金・各種手数料など一部の料金はポイント進呈の対象外。
※3 ドコモ mini/ahamo/irumo利用料金・端末代金・事務手数料など一部対象外です

月々9,000円以上で年会費の元を取れる

どのくらいポイントが貯まるのかシミュレーションしてみましょう。

月々のケータイ(光)料金 月々のポイント ポイント総額(年間)
3,000円 300ポイント 3,600ポイント
5,000円 500ポイント 6,000ポイント
9,000円 900ポイント 10,800ポイント
10,000円 1000ポイント 12,000ポイント
15,000円 1,500ポイント 18,000ポイント
20,000円 2,000ポイント 36000ポイント

仮に月々9,000円ほど使っているなら、年間10,000ポイント以上もらえるので、これだけで年会費の元が取れてしまいますね。

家族カードさえ発行すれば、家族のケータイ料金に対しても10%還元の特典がつくので、一家でドコモユーザーならほぼ確実にお得になりますよ。

注意
実際には思ったよりもポイントがもらえないこともあるので注意が必要です。(詳しくはデメリットの「10%還元を受けられないことがある」で後述します)

2.ケータイ補償サービスに無料で自動加入

10%還元特典と並んで、dカード GOLDの目玉特典となっているのが、「ケータイ補償サービス」

dカード GOLDで購入したケータイに対して、最大10万円分の補償が付きます。

紛失・盗難・修理不能(水濡れ・全損)などあらゆるシチュエーションが保証の対象。

完全に無料で自動加入できるので、AppleCareや有料のケータイ保証サービスにも入らなくて済むので、大幅な節約になりそうです。

3.国内主要空港ラウンジを無料で利用可

dカード GOLDでは約40か所の空港ラウンジが無料で利用可能。

いわゆるカードラウンジというもので、ソフトドリンクを無料で飲めるなど、空港での空き時間を有意義に過ごせます。

dカード GOLDで利用可能な空港を公式サイトで確認してみましょう。

MEMO
一部ですが、アルコール類も無料で飲める空港もあるみたいです。

高級空港ラウンジを使いたいなら...

ただしdカード GOLDで使える空港ラウンジ(カードラウンジ)は基本的に国内のみ(プラスでハワイ)で、簡易的なサービスしか受けられず、混雑していることもしばしば。

しかしゴールドカードの中には、海外の高級空港ラウンジを利用できるものも何枚かあります。

軽食、アルコール無料、シャワーなども完備しているので、海外旅行が多い人は持っておきたいところです。

4.充実の海外旅行保険が自動付帯

dカード GOLDには充実した海外旅行保険がついています。

補償額 保険の対象
傷害死亡 最大1億円 ※ 死亡した時
死亡後遺障害 程度により400万~1億円 後遺症が残った時
傷害治療 300万円 ケガをした時
疾病治療 300万円 病気をした時
携行品損害 最高50万円/盗難時30万円 ケータイやカメラなど所持品を盗難・破損したとき
賠償責任 5,000万円 他人をケガを負わせた時や他人のモノを壊した時
救援者費用 500万円 入院時・行方不明時の救援者の旅費や探索費用

※dカード GOLDで支払いなどの条件はありません。ただし、dカード GOLDでの海外旅行費用支払いの有無により、一部保険金額が異なります

また、航空機が遅延した時に発生する宿泊費や食事料、手荷物遅延などにも使える保険も用意されています。

海外で怪我や病気になると100万円単位で治療費がかかることもあるので、旅行好きの人にはかなりのメリットです。

自動付帯なので、事前に手続きは一切必要なく、カードを持って行くだけでOKですよ。

クレジットカードの旅行損害保険の自動付帯と利用付帯の違い

補償額は十分なの?

海外旅行保険で最も重要視したい項目は、病気や怪我をした時の治療費(障害治療・疾病治療)。

よく例に出される盲腸の手術でも最大300万円ほどなので、dカード GOLDを持っていれば十分なのかな、と思います。

心配な人は、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯する、エポスカードレックスカードなどと併用がおすすめ

補償額を合算できる(死亡・後遺障害を除く)ので、追加の維持費ゼロでさらに充実した補償を受けられますよ。

国内旅行保険は利用付帯

利用付帯ですが、dカード GOLDには国内旅行保険もついています。

傷害死亡 最大5,000万円 ※
傷害後遺障がい 程度により200万~5,000万円
入院保険金日額 5,000円
通院保険金日額 3,000円
手術保険金 入院保険金日額の5倍または10倍

※国内旅行費用をdカード GOLDで事前にお支払いの場合に限り補償対象

「国内の旅行で保険なんていらないよ...」という人が大半だと思いますが、無料ですし、あるに越したことはないです。

“もしも”に備える転ばぬ先の杖です。

5.通常1.0%、dポイント加盟店で2倍以上の高還元率

dカード GOLDは1.0%と高還元率のクレジットカード。

さらにdポイントカードとしての役割も果たすので、dポイント加盟店での還元率がアップ。

カードを提示するだけで100円につき1ポイントをプラスでもらえるので、カード決済と合わせて還元率は2.0%になります。

ジャンル 店舗名
ファーストフード マクドナルド
ショッピング ブリーズ・アルジー・高島屋など
カフェ フロレスタ・エクセルシオールカフェなど
レストラン ペッパーランチ・かっぱ寿司など
居酒屋 遠藤水産・チムニー・おたる亭本店など
ホテル ホテルメルパルク・仙台国際ホテルなど
アミューズメント うみたまご・イオンシネマ・パルコミュージアムなど
レンタカー/駐車場 オリックスレンタカー・エイブルパーキングなど
書店 ジュンク堂・文久など
美容/健康 グローバル治療院・ネイルクイックなど
ネットサービス DHC・無印良品ネットストアなど

普段から使うお店が多く、気が付いたら意外とかなりポイントが貯まっているはず。たかがプラス1%と侮るなかれ。

6.貯まるdポイントは使い勝手が良く交換先も豊富

dカード GOLDで貯まるdポイントは交換先が豊富で使いやすく、無理くりいらない商品に交換、なんてことにもなりません

  • ケータイ料金の支払い
  • d払い
  • iDにキャッシュバック
  • JALやANAのマイル
  • Pontaポイント
  • Amazon

基本的に1ポイント=1円分として使えます。

dポイント
主な交換先
必要dポイント 交換後
ANAマイル
JALマイル 5000ポイント ⇒2500マイル
Amazonギフト
iTunesギフト
Google Playギフト
iDキャッシュバック 2000ポイント ⇒2000円分
Pontaポイント 5000ポイント ⇒5000Pontaポイント

Amazonやメルカリ、あるいは全国の様々な店舗で、「d払い」や「iD」が使えればdポイントを決済に充てられるため、使い道は実質無限大ですね。

ちなみに筆者は、マクドナルドなどのdポイント加盟店で消化しています。

ケータイ料金の支払いだけはダメ!

dポイントはドコモケータイ料金の支払いでも使えます。しかし、これがとっても損。絶対にやめておいた方がいいです。

筆者は、手持ちのdポイント2,943円分をすべてケータイ料金の支払いに当てました。

dポイントでドコモの携帯料金を支払うと損

しかし、これは10%還元対象の基本料金から引かれます

つまりdポイントで支払っても全くポイントが貯まらないばかりか、本来もらえるはずだった200〜300ポイントを貯め損ねていることになるんです。

7.ETCカードは年会費無料でポイントも貯まる

dカード GOLDではETCカードを無料で追加発行可能

ETCカード発行手数料 無料
ETCカード年会費 無料
ETCカード解約金 無料
家族カードのETCカード 無料

「ETCカードの年会費無料!」とうたっているカードでも、「発行手数料が有料」など罠があることも多いんですが、dカード GOLDは諸々の費用が全て完全に無料

さらに、カード払い同様100円につき1ポイント貯まってお得なので、年に1回でも高速に乗るならETCカードも併せて申し込みをしてしまいましょう。(あとからでも申し込めますが、どうせ面倒くさくなるので…)

家族カードでも発行できる

本カードで発行できるETCカードは1枚のみです。

しかし、家族カードの枚数に応じてETCカードも追加で発行できます。

夫婦で2台の車を使っている場合でも、家族カードさえあればそれぞれでETCカードを使って高速に乗れますよ!

8.カードにiD搭載、Apple Pay等も利用可

dカード GOLDは、電子マネー“iD”と一体型。

ポストペイ型(後払い式)の電子マネーであるiDでは、事前にチャージも必要なくサインレスで決済できるので便利ですよ。

Apple Payでも使える

dカード GOLDはApple Payにも登録でき、iDの加盟店ならiPhone一つで決済できるようになります。

dカードゴールドをApple Payに登録

9.年間利用額に応じてクーポンがもらえる

dカード GOLDでは、年間の利用額に応じて割引クーポンの特典がもらえます。(年間ご利用額特典)

年間利用額 特典
100万円以上 10,000円(税込)相当

これはすごい...。メインで利用していたら、意外とあっさり100万円は使ってしまうものです。

これだけでも、年会費と同等の、はたまたそれ以上の価値がありますね。

特典は数種類から選択可能

“どんなクーポン”か気になるところですが、個人的にはかなり使いやすいと思います。

特典は以下から選択可能。

  1. ケータイ購入割引クーポン
  2. d fashion
  3. dショッピング
  4. カタログギフト
  5. ふるさいとチョイス など

この中でもとくにおすすめなのが、「ケータイ購入割引クーポン」です。

筆者はiPhone XS MAX購入時に、22,000円の割引に成功

年間利用額はとくに意識していなかったので、単純に“ラッキー”と思え、お得感を味わえましたよ!

dカード GOLDの4つのデメリット

dカード GOLDのデメリットは、ざっくり言えば以下の4つに集約できます。

  1. 年会費は一般的なゴールドカード水準
  2. 10%還元を受けられないことがある
  3. ステータス性は低め
  4. 家族カードは2枚目以降有料

一つひとつ見ていきましょう。

1.年会費は一般的なゴールドカード水準

dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)。

年会費 特徴
年会費格安ゴールドカード 無料〜2,000円 保険内容やサービスは一般カードよりも少しいいくらい
ヤングゴールドカード 3,000〜5,000円 20代だけが発行でき、年会費こそ安めだが、サービス内容は標準的なゴールドカードに遜色なし
標準的なゴールドカード 10,000円〜 空港ラウンジ・旅行傷害保険が充実
ハイステータスなゴールドカード 20,000円〜 ステータス性が高く、カード会社ごとにオリジナルのサービスも付帯

一般的なゴールドカード水準に設定されており、年会費無料のクレジットカードを使ってきた人にとっては、少し高いと感じてしまいますね。

しかしポイント還元特典が充実しているので、年会費の元を取るのは意外と簡単です。

年会費の元を取るのは簡単

とくに家族でドコモユーザーなら、年会費を実質無料にするのはとっても簡単。

  • 毎月の携帯代、ドコモ光の利用料金を10%還元

ケータイ料金が1か月9,000円超えていれば、年間で10,000ポイント以上もらえるので、年会費は簡単に相殺できます。

数あるゴールドカードの中でも、“コスパ最強”とも言える、実用的なカード。それがdカード GOLDです。

2.10%還元を受けられないことがある

dカード GOLDの人気に火をつける要因となったであろう、「ドコモユーザーなら携帯・ネット料金の10%還元」という、あり得ないくらいお得そうな特典。

しかし実際には、利用者の多くが「10%もポイント貰えていない!」と怒り心頭のようなんです。

結果として、口コミ上では「最悪」「騙された」の文言が飛び交う仕末となっています。

原因は10%還元の対象外があること

簡単に説明すると、10%還元の対象になるのは以下の料金だけ。

  • 基本使用料:カケホーダイプランなど
  • 通話・通信料:有料通話の代金
  • 付加機能使用料:パケホーダイプランなど

消費税やケータイ本体の分割代金、d払いなどなどその他の料金は全て対象外になるんです。
そのため実際にドコモに毎月支払っている料金のわりに、もらえるポイントが少ないと感じるんですね。

発行前に自分のドコモ携帯料金をチェックしよう!

こう見ると負のイメージが強くなってしまいますが、当然恩恵を受けられる人もたくさんいます。

発行前に一度、携帯料金をチェックして年会費の元を取れそうかチェックしましょう。

もし、損益分岐点を超えていない場合は、一般カードのdカードを発行するのも一つの手でしょう。

年会費の元が取れなくてもdカード GOLDはおすすめできる

そもそもゴールドカードは年会費が高い代わりに、海外旅行保険や空港ラウンジサービスが使えるよ、というもの。

年会費の元を取り戻せる可能性があること自体すごいことなので、dカード GOLDは、ゴールドカードとしては非常にコスパがいいです。(多くの日本人が“年会費アレルギー”であることもまた事実ですが…)

たとえケータイ料金の還元特典が年会費未満だとしても、dカード GOLDを発行してもいいのかなと思います。

3.ステータス性は低め

ゴールドカード=ステータス性が高い、という共通認識があるかと思います。

しかし、dカード GOLDの発行者数は2019年には500万人を突破。

今や所有者も多く、ゴールドカードの割にはステータス性は高くないかもしれません。

「ステータス性よりもお得さ重視」で実用性を求める人には、ピッタリのカードでしょう。

高ステータスのクレカが欲しいなら...

プラチナカードやブラックカード、格安・若者向けゴールドカードが乱立する現在、dカード GOLDに限らず、ゴールドカード全体のステータス性がかなり下がってきています。(取得難易度が下がったため)

ただ、歴史あるアメックスや三井住友・JCBあたりのゴールドカードは依然として高いステータス性を誇ります。

さらなるステータス性を求める人は、以下の記事も参考にしてみてください。

4.家族カードは2枚目以降有料

ETCカードこそ年無料で発行できるdカード GOLDですが、家族カードは1,100円(税込)の年会費がかかります。

ただ、年会費がかかるのは2枚目以降のみ。

1枚目の家族カードは完全に無料なので、夫婦で持つ分には維持費ゼロです。

dカード家族カードの年会費
1枚目 無料
2枚目 1,100円(税込)

有料でも発行する価値あり

2枚目以降の家族カード、つまり子供の分まで発行するかは年会費がかかってくるので悩ましいですよね。

ただ、家族カードは本会員カード同様のサービスを受けられます。

  • 海外旅行保険
  • 空港ラウンジサービス
  • ケータイ補償サービス
  • ケータイ・ネット料金の10%還元特典

海外旅行保険もしっかり適用されるので、お子さんが「大学の友達と初めての海外にいく!」なんて時もこれで安心です。

また、「ケータイ料金10%還元特典」は家族カード所有者のみに適応されるので、発行しておいたほうがいいですよ。

dカード GOLDに関するよくある質問

dカード GOLDに関する、よくある質問をQ&A形式で回答していきます。

気になる項目をチェックしておきましょう。

Q.審査状況・結果の確認方法は?

dアカウントを持っているなら、ドコモ会員サイト「My docomo(マイドコモ)」で確認を。

「契約内容・手続き」→「全てのご契約内容の確認」で、カードの審査状況が表示されています。

dカード GOLDを申し込むと「申込受付中」になり、審査の結果によって以下のように変化します。

  • 審査に通過 → 「ご契約中
  • 否決された → 「未契約」

PCやスマホからアクセスできるほか、「My docomoアプリ」でも簡単に確認できますよ。

Q.結果が来ないときの問い合わせ先は?

結果が来ないときは、dカード ゴールドデスク(通話無料)に問い合わせてみましょう。

受付時間は午前10時~午後8時(年中無休)で、電話番号は下記のとおり。

  • ドコモのスマホから:(局番なし)*9010
  • それ以外から:0120-700-360

審査に2~3週間かかることもあるので、とりあえず1ヶ月ほど様子を見ても良いかもしれません。

1ヶ月経っても結果が来ないケースも

口コミを見ると、1ヶ月経っても審査結果の連絡が来ないというケースが。

ですが、結果が来ないまま突然dカード GOLDが届くということもあるようで…。

何の音沙汰もないまま審査→カード発行と進んでいる可能性はありますが、さすがに1ヶ月以上経っても連絡が一切ない場合は問い合わせたほうが良いでしょう。

Q.アップグレードでも落ちる?

dカードからのアップグレードなら多少有利になるとは言っても、審査に落ちる可能性はもちろんあります

実際、Twitter上では「落ちた」という口コミが。

自分は発行できそうかを見極めてから申し込みましょう。

Q.在籍確認の電話はあるの?

在籍確認の電話(職場にかかってくる)は、基本的になし

もしあったとしても、名前、生年月日、住所などを答えるだけでOK

本人が必ず電話に出る必要はなく、「○○は現在席を外しておりまして…」と同僚に言ってもらうだけでもOKなのでそこまで心配する必要はありませんよ。

Q.dカードとdカード GOLDの違いは?

dカード GOLDとよく比較されるのが、ワンランク下の一般カード、dカード。

果たして、どちらを選べばいいのでしょうか。

dカードとdカード GOLDの違いを簡単に表にまとめてみました。

dカード dカード GOLD
年会費 無料 11,000円(税込)
ドコモ利用での還元率 1% 10%
ケータイ補償額 最大10,000円分 最大100,000円分
ケータイ保証期間 購入後1年 購入後3年
空港ラウンジ ×
海外旅行保険 × 最大1億円 ※

※海外旅行費用をdカード GOLDにて支払いをした場合のお支払い保険金額です。条件を満たさない場合の保険金額は傷害死亡時最大5,000万円、傷害後遺障がい時200万円~最大5,000万円です

どっちがおすすめ?

dカードは年会費が無料と、維持費をかけずに持ちたい人にはおすすめできます。

しかし、10%還元特典や海外旅行保険などはなく、充実したサービス・特典は期待できません。

以下の目安を参考に選ぶといいでしょう。

  • 維持費をかけずクレカを持ちたい→dカード
  • 年間利用額・ケータイ料金も少ない人→dカード
  • ケータイ保証を充実させたい→dカード GOLD
  • 空港ラウンジや海外旅行保険を充実させたい→dカード GOLD
  • ケータイ&ドコモ光ユーザー→dカード GOLD
  • 家族でドコモユーザー→dカード GOLD

Q.ドコモユーザー以外でも発行する価値はあるの?

dカード GOLDのメインの特典は、ドコモユーザー向け。

  • ドコモのケータイと光回線の利用料が10%還元
  • ケータイ補償サービスに無料で自動加入

ドコモ以外のキャリアを使っている人は、受けられるメリットが極端に減ってしまうので、年会費1万円を払う価値はそこまでないのかなと。

dポイントを貯めたいならdカードが、ゴールドカードが欲しいなら高級空港ラウンジが使い放題の、楽天プレミアムカードなんかがオススメですよ。

Q.限度額はどのくらい?

dカード GOLDの限度額は10万〜300万円

ワンランク下のdカードでは最大限度額は100万円なので大幅にアップです。

しかし、最低限度額は10万。ショッピング枠の確保用には適しません。

そもそもdカードの限度額が100万円未満の場合は、dカード GOLDになっても上がることはあまり期待できなそうです。

Q.キャッシング枠ありだと審査に時間がかかる?

キャッシング枠を希望すると、3営業日ほど審査が長くなると考えたほうが良いでしょう。

あとからキャッシング枠をつけることも可能なので、キャッシング枠なしで申し込むほうが早いですよ。

まとめ:dカード GOLDの審査は比較的優しめ

このページではdカード GOLDの審査について、難易度や発行日数、落ちる理由などを解説しました。

最後に重要なポイントをおさらいしておきましょう。

  • 審査難易度:ゴールドカードの中では比較的優しめ
  • 申し込み資格:満18歳以上
  • 職業や年収:300万円の収入がある正社員なら十分
  • 審査基準:クレヒスは重要
  • 審査時間:最短5分~1週間ほど
  • 発行期間:最短5日~4週間ほど
  • 土日・祝日でも申し込みOK

敷居を低めに設定することで、会員数を急速に伸ばしていると見られるdカード GOLD

もちろんゴールドカードなので審査基準は一般カードよりも高めですが、申し込んでみたら案外アッサリ通るかもしれませんよ。

高い還元率や手厚いケータイ補償など、ドコモユーザーには非常に魅力的なカードなので、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。

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