



povo2.0は月額基本料金が0円で「トッピング」により高速データ通信量やかけ放題、対象サービスの使い放題などが利用できます。
通話・データ・コンテンツと幅広いサービスがトッピングでの提供になっています。
この記事では、povo2.0で使えるトッピングについて解説します。
目次
povo2.0はトッピングで高速通信やかけ放題などが利用できる!

povo2.0の大きな特徴として挙げられるのが「トッピング」という概念です。
スマホの料金プランは通常、1ヶ月間に使えるデータ容量とそれに対しての月額料金が設定されていますが、povo2.0は何もトッピングをしていないと月額料金は0円。通話はできるものの通信速度は最大128kbpsとなっています。

そして、この状態でデータトッピングを購入して容量を追加することで高速の通信ができるようになります。
povo トッピング概要 | |||||||||||
料金 | 390円 | 1,260円 | 990円 | 2,700円 | 6,490円 | 21,600円 | 12,980円 | 9,834円 | 24,800円 | 330円 | 9,834円 |
データ量 | 1GB | 1GB | 3GB | 20GB | 60GB | 120GB | 150GB | 300GB | 使い放題 | 使い放題 | |
有効期限 | 7日間 | 180日間 | 30日間 | 90日間 | 365日間 | 180日間 | 90日間 | 365日間 | 24時間 | 7日×12回 | |
低速時速度 | 128Kbps | ||||||||||
通話料 | 22円/30秒 | ||||||||||
データ繰り越し | × | ||||||||||
5G対応 | ◯ |
それぞれ利用期間が決まっていて、とくに1GBは7日間で期限が切れてしまうことにご注意ください。
小容量で充分なら3GB990円、ある程度大容量を使うならまず20GB2,700円を検討することになります。
そしてこれら以外にも、以下のような期間限定のデータトッピングも随時登場してます。
期間限定トッピングの例
- データ追加120GB(365日間):20,000円
- データ追加1GB(30日間):480円
- データ追加1GB(180日間):1,260円
- データ追加300GB(180日間):19,500円
- 【イコノイジョイCH】データ追加5GB(30日間):1,500円/回
大容量を選べばお得!30日2,163円で20~25GBを使える
60GBや150GBは一見高額ですが、利用できる期間がそれぞれ約3ヶ月、6ヶ月と長くなっていることにご注目ください。
30日単位で考えると60GBは20GBを3ヶ月、150GBは25GBを6ヶ月使えて利用料金が2,163円となるので、実は20GBを30日ごとに追加するよりも537円~お得になっています。


自分のスマホの使い方に合わせて、ベストなデータトッピングを追加していきましょう。
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データ容量が24時間使い放題になるトッピングはpovo2.0の大きな魅力!
povo2.0では24時間使い放題になるトッピングを1回330円で利用可能となっていて、同様のオプションなどは他社では提供されていない、povo2.0独自のサービスです。

データ使い放題を申し込めば24時間以内はデータ容量を気にせずに動画を見たり音楽を聴いたり、地図でナビを活用したりなど、自由に何でもできますよ。
ただし、一定期間内に大量のデータ通信をしてしまうと混雑する時間帯に速度が制限される場合があります。
使い放題だからといって延々通信していると、速度が落ちて用途が制限される可能性があるのでご注意ください。

通話のトッピングは5分かけ放題と無制限のかけ放題が選べる
povo2.0の通話料金は通常30秒22円です。

ただ、他社サービスと同様にかけ放題のオプションもトッピングという形で以下の2種類が提供されています。
通話トッピングの月額料金 | |
5分以内通話かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 |
かけ放題もトッピングで提供にすることで、povo2.0は基本料金が割安に抑えられています。

ahamo、povo2.0、LINEMOにおける、かけ放題利用時の月額料金を比べてみました。
ahamo、povo2.0、LINEMOのかけ放題込みでの月額料金(20GB利用時) | ||
5分かけ放題 | 分数無制限のかけ放題 | |
ahamo | 2,970円 | 4,070円 |
LINEMO | 3,278円 7ヶ月間はキャンペーンで2,728円 |
4,378円 7ヶ月間はキャンペーンで3,828円 |
povo2.0(20GBトッピング) | 3,250円 | 4,350円 |
povo2.0 (60GB・150GBトッピング、 30日ごとの料金) |
2,713円 | 3,813円 |
かけ放題を使う場合、標準料金はahamoが最安です。
LINEMOは申込みから7ヶ月間は通話オプションにキャンペーン料金が適用されるので、ahamoやpovo2.0の20GBトッピング利用時より安く使えるしくみです。

しかし、実はpovo2.0を60GBや150GBのトッピングにすれば30日の料金は1ヶ月あたり2,163円となるため、かけ放題を追加しても最安値になります。
通話込みの料金を徹底的に下げたい方は、povo2.0で60GBや150GBをトッピングしつつかけ放題を利用しましょう。

コンテンツトッピングで対象サービスを使い放題にできる
povo2.0では対象のサービスが使い放題にできる「コンテンツトッピング」というものも存在します。
コンテンツトッピングの利用料金 | ||
利用期間 | 料金 | |
smash.使い放題パック | 24時間 | 220円 |
コンテンツトッピングを追加すれば、利用期間の間は対象サービスを利用した際に通信量が消費されません。
ただし、ネットワーク混雑時や動画の利用時などには速度が制限されることもあるのでご注意ください。

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povo2.0でトッピングを追加する方法を解説!
出典:povo2.0公式サイト(https://povo.au.com/support/app/)
povo2.0でトッピングを追加する際はアプリを利用することになります。
アプリから申し込みをして決済が完了すればその場ですぐにデータ容量が追加され、高速通信が可能となります。
3GB990円のトッピングはオートチャージにも対応!
出典:povo2.0公式(https://povo.jp/news/newsrelease/20230411_02/)
有効期限内にトッピングのデータ残量が0GBになった場合、自動的に3GBを990円で追加できる機能が「オートチャージ」です。
オートチャージ機能はON/OFFを自由に切り替えることができ、その都度買い足す必要性がありません。
対象トッピングの初期購入時はオートチャージがONになっていますが、必要がなくなったらOFFにできますよ。
かけ放題のトッピングは基本的に自動継続なのに注意
かけ放題のトッピングを申し込む際もpovo2.0のアプリを利用しますが、他のトッピングと異なる点としては、翌月以降の継続が自動的にされるという点です。
1ヶ月だけ利用したい、という場合はトッピングの解約が必要なので、これもアプリから忘れず行うようにしましょう。
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povo2.0のトッピングを活用した使い方の例を紹介!
povo2.0はトッピングで機能を増やせる新料金プランということで、各トッピングの使い方の例を考えてみました。
データ使い放題で、休みの日や旅行中の通信量を補おう!
休日やお盆休みのような長期休暇で、スマホをたくさん使うこともありますよね。
休みの日などに一気に通信をたくさん行いたい場合に出番となるのが「データ使い放題」です。
330円で丸一日のデータが使い放題になるので、1日中家でスマホを見たり、動画を楽しんだりする際はどんどん活用しましょう。
旅行でナビを見たり、乗り物での移動中に子供に動画を見せたりする時にも「データ使い放題」は役立てられますよ。


1GBのデータトッピングをタブレットで活用!


povo2.0における1GBのデータトッピングは390円で7日間利用が可能です。
1GBは容量があまり多くなく、期間も短いので使いづらいように見えますが、タブレットやルーターで使うときだけチャージするという活用方法もあります。
例えばタブレットを1ヶ月に1回だけ外に持ち出して、旅行で地図を見る、喫茶店でネットサーフィンをするといったことをするなら、povo2.0のSIMを入れて1GBチャージをするのが便利ですよ。

150GB契約でコスパ最強の大容量通信をしよう!
povo2.0は20GBだと30日2,700円ですが、150GBのトッピングなら6ヶ月間、月々に換算すると2,163円で25GB使えます。
あらかじめ150GBをトッピングしておくだけで、20GBより5GB多くて537円安い料金になるのは大きなメリットですよね。
まとめて大容量をトッピングして、お得に得られたデータ容量で動画やアプリのダウンロード、電子書籍などを自由に活用しましょう。

かけ放題のトッピングはLINE通話などと併用してうまく使おう
povo2.0でのかけ放題トッピングは前述の通り、月額料金は他社と比べると少し高めです。

povo2.0でかけ放題のトッピングを使う場合は「トッピング」という概念を意識して、必要なタイミングでだけ申し込むのがおすすめです。
スマホではLINEの無料通話機能を使えば、LINEで繋がっている友達同士なら無料でいくらでも通話できます。
LINEの無料通話で消費されるのはデータ通信量のみですので、長電話をする友人や家族と連絡を取る際はなるべくLINE通話での連絡しましょう。

povo2.0のかけ放題は、どうしても通常の音声通話で連絡しなければいけない場面が多い月のみ、必要に応じて申し込めばOKです。
例えば引っ越しをするため不動産と連絡を取る機会が多い月は、かけ放題を追加しておけば通話料金がかさむことなく安心ですよ。

ただしこれも前述のとおり、かけ放題トッピングは毎月自動継続されるので、不要な時は解約することを忘れないようにしましょう。
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povo2.0のトッピングは今後増える予定がある?
povo1.0時のトッピングはデータ通信2種類とかけ放題2種類の合計4種類だけでした。
しかし、2021年9月下旬にpovo2.0になったことでデータ容量がデータトッピング式に変更、コンテンツトッピングも追加されて一気にバリエーションが増えました。
今後も、さらにたくさんのトッピングが増える可能性がありますよ。
ケータイWatchでは2021年3月に、povo2.0の担当者へのインタビューが行われ、これからもトッピングが増える可能性があることが語られていました。
現在考慮されているのは「動画サービスなどの目的を絞ったトッピング」や「オフライン系」のトッピングです。
前者はまさにpovo2.0で追加された「コンテンツトッピング」です。
前者が実現したため、後者も将来的に追加される可能性は大いにあります。
目的を絞ったトッピングが今後も現れる可能性あり
通常のauではNetflixが使えるプランが提供されていて、povoも2.0ではDAZNやsmash.の使い放題トッピングが登場済みです。
povo2.0でも今後何らかの方法で、同じような目的に合致した使い放題などのトッピングがたくさん提供される可能性があります。
具体的な内容はまだまだ明かされていないので推測になりますが…
例えば「Netflixのベーシックプランを使える」「Netflix使い放題」といったトッピングには期待できますね。

インタビューでは「毎月トッピングのメニューが変わってもいいんだろう」と語られているので、もしかしたら「1ヶ月、低価格で有料サービスをお試しできるトッピング」などもでてくるかもしれません。

食べ物など、オフライン系のトッピング構想もある
これまでに登場しているのはpovo2.0自体のサービスを拡張するオプション系トッピングですが、auでは食べ物のようなオフライン系のトッピング構想もあることがインタビューで語られています。
具体的な発表はありませんが、もしかしたら「○○でハンバーガーが割引に」「契約すれば毎週、どこかのお店で無料プレゼントが」といった特典を得られるトッピングが出てくるかもしれませんね。
そして2024年1月現在だと実際にコンビニのコーヒーや、飲食店のギフト券付きのデータトッピングも期間限定で登場しており、今後もさまざまなものが登場すると予想されます。
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まとめ
povo2.0ではトッピングにより高速データ通信量の追加やかけ放題が利用できます。
従来のpovo1.0は20GBの基本容量がありましたが、povo2.0変わった事でデータ容量はすべてトッピングで追加して使う形になりました。
3GB990円、20GB2,700円などの利用料金ですが、60GBや150GBでまとめて追加するなら30日平均2,163円で20GB・25GBをお得に使えますよ。
24時間のデータ使い放題もpovo2.0でしか利用できない変わったトッピングで、1日330円で24時間の通信量を自由にできるので休日などに必要に応じて活用してみてください。
かけ放題もオプション化することによって、povo2.0の月額基本料金そのものを下げているのが魅力ですね。
DAZNやsmash.の使い放題トッピングも登場し、povo2.0のトッピングは大いに盛り上がりを見せています。
将来的には、さらにバリエーションに富んだトッピングが登場する可能性もあります。
povo2.0を使いこなすためには、トッピングの最新情報を追い続けるのがおすすめですよ。
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