電話に出られないときに着信があった際、相手が用件をメッセージで残してくれると、事前にどんな理由で電話をかけてきたのかわかるので大変便利です。
しかし、格安SIMの中には留守番電話に対応していない会社もあるため、留守番電話を使いたい方は契約前に確認することが大切。
今回は、イオンモバイルの留守番電話のオプションについてくわしく解説します。
目次
【結論】イオンモバイルの留守電は有料オプション
イオンモバイルで留守番電話を使うことは可能ですが、有料オプションへの加入が必要です。
留守番電話のオプション料金は月額330円であり、有料の留守番オプションを取り扱っている他社格安SIMとほぼ変わりません。
イオンモバイルの留守番電話は有料オプションなので、加入の申し込み手続きが必要となります。
加入月は月額料金が日割りになりますが、解約月は満額発生するので注意しましょう。
留守電オプションの申し込み方法
留守電オプションを申し込む場合、現在イオンモバイルを契約しているかどうかによって方法が異なります。
これからイオンモバイルを契約する方は、申し込み時のオプション選択画面で留守番電話を選ぶことが可能です。
現在イオンモバイルを契約しており、留守番電話オプションを追加したい方は以下の方法で手続きをしてください。
- イオンモバイルの「マイページ」からネットで申し込む
- 近くのイオンモバイルショップへ行く
- 「イオンモバイルお客さまセンター」へ電話で申し込む
イオンモバイルの「マイページ」にログインし、ネットで簡単に留守番電話オプションを申し込むことができます。
操作が難しいという方は、近くの「イオンモバイルショップ」に相談しましょう。
イオンモバイルの店舗には3種類あり、契約内容の変更などのアフター業務が可能なのは「イオンモバイルショップ」のみです。
公式サイトに店舗一覧が記載されているので、近くにイオンモバイルショップがあるかどうかチェックしてください。
近くにイオンモバイルショップがない場合は、下記の「イオンモバイルお客さまセンター」へ電話し申し込むことも可能です。
イオンモバイルお客さまセンター
電話番号:0120-025-260
営業時間:10:30~19:30※年中無休
留守電の利用方法
イオンモバイルの留守番電話は、契約回線がドコモかauかによって若干操作が異なります。
それぞれの回線での留守電の利用方法についてくわしく解説します。
ドコモ回線の場合
留守番電話では、利用したいサービスや設定によってそれぞれ番号が割り当てられています。
下記の表を参考に、該当する番号を選びましょう。
用途 | 番号 |
留守番電話サービスの開始 | 1411 |
留守番電話サービスの停止 | 1410 |
新しい伝言メッセージの再生・保存・消去 | 1417 |
保存した伝言メッセージの再生・保存・消去 | 1416→1 |
呼出時間の設定 | 1419 |
応答メッセージの作成・変更 | 1416→9→2 |
上記の番号にかけた後は、音声ガイダンスに従って操作を進めてください。
au回線の場合
au回線で留守電を使う際の、用途別の番号は以下の通りです。
用途 | 番号 |
留守番電話サービスの開始 (常時) |
1412 |
留守番電話サービスの開始 (無応答時と話中) |
1411 |
留守番電話サービスの停止 | 1420 |
伝言再生 | 1417 |
総合案内の確認 | 141 |
呼出時間の設定 | 1418 |
伝言・ボイスメールの蓄積開始 | 1611 |
伝言・ボイスメールの蓄積停止 | 1610 |
遠隔操作 ※090-4444-XXXXに電話をかける (XXXXの番号は用途に応じて右から選択) |
総合案内:1416 伝言再生:1415 サービスの開始:1418 フル転送のみサービス停止:1419 サービスの停止:1430 |
英語ガイダンス | 英語設定:14191 日本語設定:14190 |
上記番号に電話をかけた後は、音声ガイダンスに従って操作を進めてください。
留守電オプションの代わりになるサービスはある?
イオンモバイルでは有料で留守電オプションが使えますが、「できるだけお金をかけたくない」「サービスが合わない」と感じる方もいるのではないでしょうか。
イオンモバイルの留守電オプションの代わりとして使えるサービスは、以下の2つです。
- 伝言メモ
- スマート留守電などの専用アプリ
下記にて、くわしく紹介します。
対応機種であれば伝言メモが使える
Androidスマホには「伝言メモ」という機能があり、留守電オプションに加入していなくてもスマホ本体に音声を録音することが可能です。
ただし、伝言メモに対応している機種はAQUOSやXperia、Galaxyなど一部のスマホに限られており、OPPOなど海外製の格安スマホではまず使えないと思って良いでしょう。
Androidスマホのみ対応なので、もちろんiPhoneも使えません。
伝言メモを使いたい場合は、対応しているスマホを購入することをおすすめします。
スマート留守電などの留守電専用アプリもある
イオンモバイルでも取り扱っていますが、「スマート留守電」など他社の留守電専用アプリの利用もおすすめです。
スマート留守電の場合は月額319円と、若干イオンモバイルの留守電オプションよりも安いのが特徴で、従来の留守電機能のほかに、留守電メッセージのテキスト表示や管理が可能となっています。
格安SIMで扱っている留守電オプションに不満がある方は、スマート留守電のような外部のアプリの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
留守番電話が無料で使える格安SIM
イオンモバイルでは留守電オプションが有料ですが、一部格安SIMでは無料で使うことも可能です。
無料で留守電オプションが使える格安SIMは以下の通りです。
- ワイモバイル
- 楽天モバイル
- mineo(ソフトバンク回線のみ)
- NUROモバイル(ソフトバンク回線のみ)
下記にてくわしく解説します。
ワイモバイル
ワイモバイルの留守電オプションは、無料で3分までの伝言を最大30件まで、最大72時間保存が可能です。
オプション申し込みも不要なので、必要になったときにすぐに使えるのがポイント。
ちなみに、最大100件を最大7日間保存できる月額330円の有料オプションもあります。
楽天モバイル
楽天モバイルでは無料で3分までの伝言を最大100件、最大7日間保存が可能です。
AndroidスマホとiOS 17.2未満のiPhoneは「Rakuten Link」、iOS 17.2以降のiPhoneは「iPhoneビジュアルボイスメール」での保存・管理ができます。
有料の留守電オプションはなく無料で最大100件まで保存できるので、留守電をよく使う方におすすめです。
mineo(ソフトバンク回線のみ)
mineoでは、ソフトバンク回線のみ「留守番電話」のオプションが無料で利用できます。
ドコモ・au回線向けに「スマート留守電」のサービスも取り扱っていますよ。
また、IP電話番号が付与される「LaLa Call」のサービスは月額110円で留守番電話の機能も利用できるので、ドコモ・au回線ユーザーで留守番電話オプションの月額料金を抑えたい方にもおすすめ。
mineoでオプション料金をかけたくない方は、ソフトバンク回線を選ぶと良いでしょう。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
NUROモバイル(ソフトバンク回線のみ)
NUROモバイルの留守電オプションも、ソフトバンク回線のみ無料で使えます。
保存件数と保存期間が長い「留守番電話プラス」は月額330円かかるので、用途に応じて選ぶことをおすすめします。
イオンモバイルで留守電を使うなら有料オプションへの加入が必要
イオンモバイルで留守番電話を使う場合、月額330円の有料オプションへの加入が必要だということがわかりました。
伝言メモに対応しているAndroidスマホであれば、留守電オプションに加入していなくても留守番電話が使えるので、オプション料金を抑えたい方は国産スマホやGalaxyなどの対応機種を選ぶと良いでしょう。
イオンモバイルの留守番電話はドコモ回線・au回線によってサービス内容が異なり利用手順も変わるので、使う際は間違えないようにしましょう。