


スマホの解約って何かと面倒ですよね…。
手続きだけでも面倒なのに、想定外の手数料が発生したりして嫌な思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ワイモバイルは以前と比べるとかなり解約の手順が簡単になり、費用も少なくなりました。
この記事ではワイモバイルの解約の流れや注意点、解約費用について解説します。
事前に注意点や解約の流れを確認しておけば、怖いことはありません。
目次
ワイモバイル解約時の、事前チェックリスト!必要なものは?
ワイモバイルを解約する前に、まず以下のチェックリストを確認しましょう。
- 解約のみ?電話番号をそのままで他社へ乗り換える?
- 今使っているスマホの分割代金は、支払い終えている?
ワイモバイルは契約状況によって解約の手続き内容や費用が変わってきます。
先に結論から言うと費用を抑えられるのは「スマホの本体代金を払い終えている」ケースです。
本体代金の残債が残っていると、解約費用が大幅に上がってしまう可能性があるのでご注意ください。

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ワイモバイルの解約には大きく分けて2種類がある!MNPする場合と純粋に解約する場合
ワイモバイルの解約方法には、ただの「解約」と「MNP転出」の2種類があります。


MNP転出で他社に乗り換える場合:Webまたは電話・ショップでの対応
ワイモバイルから他社にMNP転出をする場合に一番簡単な方法はWebでの手続きとなります。
解約・乗り換え手順の説明ページからMy Y!mobileにログインすれば、24時間いつでも電話番号そのままでの乗り換えに必要な「MNP予約番号」の発行手続きを行えますよ。
かつては電話での対応になっていましたが、2023年現在はWebからすぐ解約できるようになったので、だいぶ手続きが手軽になりました!
ワンストップ対応キャリアへの乗り換えなら転出手続き不要
ワイモバイルから「MNPワンストップ」に対応しているキャリアへ乗り換えるのであれば、ワイモバイルで転出手続きを行う必要はありません。


対応しているキャリアは、以下のとおりです。
- ドコモ
- ahamo
- au
- UQモバイル
- ソフトバンク
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- 楽天モバイル
- povo
- ジャパネットたかた通信サービス
上記以外のキャリアへ乗り換える場合や、店頭で乗り換えの手続きを行う場合はMNP予約番号の取得が必要です。

MNP予約番号の有効期限は15日間、乗り換えが完了した時点でワイモバイルは自動解約
ワイモバイルから他社へ乗り換える際に発行された「MNP予約番号」は15日で有効期限が切れます。
乗り換え先の携帯会社によっては「有効期限が残り○日ないと申し込みできない」といったルールを設けているところも多数ありますので、期限切れを防ぐためにも、発行されたら早めに乗り換え先での契約手続きを行うのがオススメです。

MNPで乗り換えた場合は乗り換えが完了したタイミング(他社の回線が使えるようになったタイミング)でワイモバイルは自動解約となります。
別途電話をする必要やワイモバイルショップに足を運ぶ必要はありませんのでご安心くださいね。

SoftbankやLINEMOへの乗り換えはMNP予約番号不要
ワイモバイルからSoftbankやLINEMOへ乗り換える場合は「番号移行」という手続きになるためMNP予約番号を発行する必要はありません。
回線契約手続き時に「ワイモバイルから乗り換え」といった項目を選べばスムーズに乗り換えられますよ。

純粋に解約する場合:Webか店頭
ワイモバイルを解約・他社へ電話番号を引き継がない場合は、Webかワイモバイルショップでの対応になります。
Web手続きはMNPと同様に、解約・乗り換えの説明ページからMy Y!mobileにログインして手続きを進めればOKです。
かつてこのページでは難しい解約手順について長々と解説していたのですが、現在は簡潔な説明で解約方法を説明されています。

法人で契約していた場合に解約する手順
ワイモバイルは法人契約もできますので、法人で解約する手順も紹介します。
- 0120-923-157にかける
- 音声ガイダンスに沿ってオペレーターに繋いでもらう
- オペレーターに繋がったら解約を伝える
- 指示に従い解約を完了
法人が契約を解除する場合には、電話をかける必要がありますので注意しましょう。
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ワイモバイルの解約タイミングは月末がいい?費用は?
ワイモバイルは月の利用料が日割り計算されないため、解約は月の途中ではなく月末に行うことがおすすめです。
スマホの本体代金の残債がかかる場合がありますが解除に関する手数料はかかりません。
人によって支払う費用が変わってくるので、自分が解約する際にいくら支払う必要があるかを必ず確認しましょう。

契約解除料(違約金)は2年縛りがあった古いプランも含めて全部無料
ワイモバイルの旧プラン(スマホプラン以前)では、通常解約時に「契約解除料」10,450円が発生していました。
2年契約を満了した翌月〜翌々月の「契約更新月」に限り、契約解除料なしで解約が可能となっていて、とても解約が不便でした…。
現在契約できるシンプル2 S/M/Lは、契約期間の縛りがないのでいつでも解約金なしで解約可能です。
そして、現在は契約期間がある古いプランも含めて解約金制度は廃止されています。
ソフトバンク株式会社は、“ソフトバンク”と“ワイモバイル”で過去に提供していた契約期間がある料金プランの契約解除料の免除と、一部の定額サービスと料金プランにおける長期継続特典の提供終了および変更、過去に提供していた端末購入プログラム「半額サポート」の特典を受けるための条件の改定を実施します。
出典:Softbank公式サイト(https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20211026_02?sbpr=info)
つまりワイモバイルをこれから解約する際、解約金に悩まされる心配はありません。
そのため、本体代金の残り分を気にしなければ解約タイミングは月末で問題ないでしょう。


MNP転出手数料も現在は無料
ワイモバイルから他社へ乗り換える際は元々3,300円の「MNP転出手数料」がかかっていました。
しかしこちらについても現在は完全に無料となっています。
つまり料金プラン関連の解約金は全て撤廃されています。


ワイモバイルで本体代金の残債がある場合はどうなる?
ワイモバイルでスマホを分割購入している場合は、解約後も残債を支払わなければいけません。

また、今まで月額割引を受けていた場合は解約後の残債に対して適用されないので、高額な残債になってしまう可能性もあります。

これまで分割支払いをしていた場合は、解約後もこれまで通り分割で支払いをすることができます。
一括で支払い終えてしまいたい場合は、ワイモバイルショップに足を運ぶことで手続きをすることが可能です。
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ワイモバイル解約前にチェックしておきたいこと
ワイモバイルを解約する前に、チェックしておきたいことはたくさんあります。
それぞれ解説していきますので、しっかり確認・納得した上で解約・MNPしましょう。

①今後セット割は受けられなくなる
ソフトバンク光やSoftBank Airをワイモバイルと合わせて使っている場合、ワイモバイルの解約でセット割は終了します。

ソフトバンク光やSoftBank Airとのセット割「おうち割光セット(A)」はスマホの料金に対して適用されているので、光回線自体の利用料金はワイモバイル解約後も変わりません。
しかし新しく使うスマホがソフトバンクでない限り、今後セット割引は受けられないことに注意しましょう。
他社回線へ乗り換える際はソフトバンク光やSoftBank Airの契約解除料に注意
自宅のインターネット回線を、今後利用するSIMとセットにして割引できるものに乗り換えれば、再びスマホ代+インターネット回線代の料金が下がる可能性があります。

ただし、ここで注意点が1つ。
ソフトバンク光は契約したタイミングによって解約金が変わりますが2年契約・自動更新では2022年7月1日以前に契約した場合は10,450円、それ以降に契約した場合は戸建てで5,720円、マンションで4,180円~の契約解除手数料がかかります。
SoftBank Airの契約解除料は2023年現在でも10,450円に設定されています。
ワイモバイルと違い、更新期間以外に解約すると普通に契約解除料があるのでご注意ください。
これに気づかず乗り換えを進めてしまい、後から請求を見て「しまった」となった時のガッカリ度は大きいです(笑)

また、解約して他社のインターネット回線へ乗り換える場合は、新しい回線の工事・導入が完了するまで自宅でインターネットができなくなる恐れがあります。
- 利用中の回線の解約と新しい回線の開通工事日をできるだけ近くする
- SoftBank Airの場合は契約解除料不要期間に他社へ乗り換える
- 新規回線の工事完了後に今の回線を解約する
スマホの乗り換えと同時に固定回線も乗り換える場合は、上記のような方法で「インターネットを自宅で使えない期間を短く抑える工夫」も必要です。
②Yahoo!プレミアムが使えなくなる
ワイモバイルを解約するとYahoo!プレミアムの特典が使えなくなります。

今後もサービスを使う場合は月額508円の料金がかかるのでご注意ください。


③今後他社でスマホを利用するならSIMロック解除を先にしておくべき
2021年9月以前に発売された古いワイモバイルのスマホは「SIMロック」がかかっています。
今後同じスマホを他社の格安SIMなどで使う場合は、解約前にSIMロックを解除しておきましょう。


My Y!mobileにログインして「契約内容の確認・変更」内にある「SIMロック解除の手続き」を選んで実行すればOKです。
なお、回線を解約済みでもMy SoftBankの専用ページを利用して無料でSIMロックを解除することもできます。
また、ワイモバイルからの乗り換え先がSoftbankやLINEMOであれば、乗り換え手続きをすると自動でSIMロックが解除されます。

乗り換え先によってはワイモバイルのスマホでうまく通信できないこともある
ワイモバイルスマホは、基本的にワイモバイルの電波で使えるように設計されています。
他社回線の格安SIMなどに乗り換えた場合、電波をうまく拾えずすぐ圏外になってしまうなど快適に使えないケースもあります。

あまり快適に使えなかった場合は、必要に応じて家電量販店などで新しいスマホを購入する必要があります。
④ワイモバイルのメールアドレスは使えなくなる
ワイモバイルから他社への乗り換えや解約をするとワイモバイルで発行されたメールアドレスが使えなくなります。

ワイモバイルのメールアドレスを活用していた方は別のアドレスを用意して、登録しているサイトや友人などにアドレス変更の連絡をしましょう。

なお月額330円のキャリアメール持ち運びサービスを申し込めば解約後もワイモバイルのメールアドレスは使い続けられます。
どうしても使い続けたい場合は、有料オプションを申し込んでみてください。
⑤家族でワイモバイルを使っている場合、家族割に注意
ワイモバイルを家族割を利用して家族で使っていた場合は、解約により家族割が適用できなくなる恐れがあります。
- 主回線を解約した
- ワイモバイルの回線数が1つ〜0になった
以上のような状況だと、家族割は利用できません。
なお、まだ複数の回線がある場合は家族でワイモバイルショップへ行き、主回線を別の回線に変更すれば、家族割を再び利用できますので忘れずに手続きを行いましょう。
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まとめ
今回は、ワイモバイルの解約方法や注意点、各種費用について解説しました。

ポイント
- ワイモバイルはWebから簡単に解約や乗り換えの手続きができる
- 解約する際はスマホ本体の残債に注意が必要
- 特別な割引を利用している場合は別途解除料がかかることも
- 契約解除料は古いプランも含めて無料になった
- ワイモバイルを解約するとインターネット回線とのセット割や、家族割がなくなる場合がある
- メールアドレスは使えなくなるが、有料のオプションを利用すれば今後も使い続けることは可能
これで後々の請求書を見て「なにこれ」となることも「しまった」となることもありません(笑)
解約の際は、当記事の注意点をしっかり確認した上で手続きを進めてみてくださいね。
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