イオンモバイルで機種変更する場合、イオンモバイルで端末を購入するか、自分で他社で購入するなどして用意するかの2つの方法があります。
イオンモバイルにはさまざまな格安スマホが扱われているのでスマホ購入のコストを抑えたい方にもおすすめですが、欲しいスマホがない方はメーカーやキャリアでiPhoneなど、欲しい端末を購入することも可能です。
しかし、他社で購入したスマホは事前に設定が必要なので注意しましょう。
今回はイオンモバイルで機種変更するポイントについて解説します。
目次
イオンモバイルで機種変更する方法は2つ
イオンモバイルで機種変更する方法は以下の2つです。
- イオンモバイルで取り扱っている端末をネットで購入する
- イオンモバイル以外で販売されている端末を自分で用意する
下記にて、それぞれの方法について詳しく解説します。
イオンモバイルで取り扱っている端末をネットで購入する
イオンモバイルでもスマホを販売しているので、ネットで購入し機種変更することが可能です。
現在取り扱い中のイオンモバイルのスマホは以下のとおり。(2024年4月現在)
- motorola moto g24
- arrows We(ドコモ版未使用品)
- AQUOS wish2(ドコモ版未使用品)
- Redmi 12 5G 8GB/256GB
- Redmi 12 5G
- Redmi Note 11 Pro 5G
- Redmi Note 11
- AQUOS wish3
- AQUOS sense8
- AQUOS sense7
- moto g13
- moto g52j 5G
- iPhone XS 256GB(未使用品)
主にモトローラやXiaomi、SHARPなど格安スマホでおなじみの海外・国内メーカーの機種を取り扱っています。
基本的に60,000円以下で購入できる安価なスマホばかりなのでコストを抑えたい方にもおすすめです。
イオンモバイル以外で販売されている端末を自分で用意する
他社の格安SIMや大手キャリアで端末のみ購入する、Appleなどのメーカーで直接購入するなど、自分で用意する方法もあります。
ただし、機種によってはイオンモバイルで使えない可能性もあるため、事前に「動作確認端末一覧」にて動作確認されているかチェックしましょう。
他社で購入したスマホは別途設定が必要なので、後述にてその手順を詳しく解説します。
イオンモバイルで端末を購入して機種変更するメリット
イオンモバイルで端末を購入して機種変更するメリットは以下のとおりです。
- 店舗で機種変更すると設定などのサポートが利用できる
- 大手キャリアにはない格安スマホが手に入る可能性がある
下記にて、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
店舗で機種変更すると設定などのサポートが利用できる
イオンモバイルの店舗で機種変更するとデータ移行や初期設定などのサポートが有料で受けられます。
サポートが受けられるのはアフターサポートに対応している「イオンモバイルショップ」のみなので注意しましょう。
有料サポートは以下のとおりです。
サポート | 料金 | 内容 | |
スマホメンテナンス | 無料 | イオンモバイルユーザーを対象に、スマホの状態や利用状況を確認しメンテナンスする | |
スマホサポート | ゴールドパック ※所要時間:約80分 |
6,600円 | ・アカウントとスマホの初期設定 ・LINEの設定・移行 ・LINEなどの各種ID・パスワードの再設定 ・連絡先データの移行 ・写真データ移行 ・アプリのインストール ※3つまで |
シルバーパック ※所要時間:約60分 |
5,500円 | ・アカウントとスマホの初期設定 ・連絡先データの移行 ・写真データ移行 ・アプリのインストール ※3つまで |
|
スタートパック ※所要時間:約50分 |
4,400円 | ・アカウントとスマホの初期設定 ・LINEの設定・移行 ・LINEなどの各種ID・パスワードの再設定 ・アプリのインストール ※3つまで |
|
サファイアパック for iPhone ※所要時間:約40分 |
3,300円 | ・アカウントとスマホの初期設定 ・連絡先データの移行 ・写真データ移行 |
|
スマホレッスン | 有料 | 契約の有無にかかわらず利用できる、スマホ操作などのレッスンサービス ※店舗によって取り扱う内容や料金が異なる |
このように、スマホを変えたばかりの面倒な設定のサポートが利用できるので、スマホの操作に慣れていない方や設定が面倒で機種変更に抵抗がある方にもおすすめです。
大手キャリアにはない格安スマホが手に入る可能性がある
イオンモバイルにはモトローラやXiaomi、SHARPなどの格安スマホが充実しており、大手キャリアにはない機種が多く取り扱われています。
60,000円以下で購入できるスマホばかりなので以下のような方にも適しているでしょう。
- スマホ購入のコストをできるだけ抑えたい方
- ハイスペック性能のスマホが不要な方
- 高齢の親用など最低限のスペックの機種が欲しい方
イオンモバイルで機種変更をする際の注意点
イオンモバイルで機種変更をする際の注意点は以下のとおりです。
- 古い端末はSIMロック解除が必要な場合がある
- 販売元のキャリアと使う回線が異なる場合は電波の相性が悪い可能性
- eSIMは再発行手数料がかかる
- 他社で購入したスマホはAPN設定が必要
下記にて、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
古い端末はSIMロック解除が必要な場合がある
古い端末を使う場合は事前にSIMロックを解除しないとイオンモバイルで使えない可能性があります。
SIMロック解除が必要かどうかは、イオンモバイル公式サイトの「動作確認端末一覧」にて確認できます。
古い端末の場合はそもそも使えない可能性もあるので、必ず機種変更前に確認しておきましょう。
販売元のキャリアと使う回線が異なる場合は電波の相性が悪い可能性
イオンモバイルでは機種の販売元のキャリアとイオンモバイルの回線キャリアが異なる場合でも利用できますが、Androidスマホの場合は電波の相性が悪くなる可能性があります。
端末によって対応している電波の周波数が異なるため、他社キャリア回線のSIMに変えることで本来の通信性能を発揮できない恐れがあり、その場合は結果として場所によって繋がりにくくなるなどの現象がおきます。
iPhoneについてはこのような問題は起きませんが、Androidスマホを使う予定で電波の相性が心配な方は、スマホの販売元キャリアとイオンモバイルの回線キャリアを合わせると良いでしょう。
とはいえ現在販売されている端末などではこのような事は少なくなってきているので、そこまで心配をする必要はありません。
eSIMは再発行手数料がかかる
イオンモバイルではeSIMを使うことも可能ですが、1つのスマホにつき1つのプロファイルが割り当てられるので、機種変更の際は再発行の申請が必要です。
契約の重要説明事項にも以下のような文言が記載されています。
プロファイルを設定後にプロファイルを削除された場合、またはご利用端末を変更・交
換又は初期化された場合等は eSIM の再発行申請(有償)が必要です。出典:イオンモバイル公式(https://aeonmobile.jp/agreement/pdf/EC_aeonmobile_instructions_all.pdf)
再発行はWEBからの申し込みが可能であり、手数料などは公式サイトに明記されていませんが、電話確認したところ220円でした。
LINEMOや楽天モバイルなどは0円で再発行できますし、手数料がかかるとなると気軽にSIMを入れ替えて端末を買える事などが出来ないので、今後ぜひ改善してほしいポイントですね。
他社で購入したスマホはAPN設定が必要
他社で購入したスマホをイオンモバイルに持ち込む場合はAPN設定が必要です。
APN設定の手順は、端末のOSによって異なります。
この後、設定手順について詳しく解説するのでぜひチェックしてください。
自分で機種変更をする際の設定手順
ここからはiPhone、Android、eSIM別に設定手順について解説します。
APN設定の手順がわからない方はぜひ参考にしてください。
iPhoneでAPN設定する方法
iPhoneでAPN設定をする場合、対応しているiOSのバージョンによって異なるので注意しましょう。
iOS 7以降の端末
iOS 7以降の端末でのAPN設定手順は以下のとおりです。
- プロファイルをダウンロード
- 注意事項が表示されるので「許可」をタップ
- APN構成プロファイルをインストール
iPhoneは専用のプロファイルをインストールするだけでAPN設定が可能です。
iOS 6以前の端末
iOS 6以前の端末の場合も同様に、プロファイルのインストールをしてAPN設定をします。iOS 7以降の端末のプロファイルとは種類が異なるので間違えないようにしましょう。
AndroidスマホでAPN設定する方法
AndroidスマホでAPN設定する方法は以下のとおりです。
- 端末の設定画面を開く
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップし、イオンモバイルのAPN情報を入力して保存
- イオンモバイルのAPNを選択していることを確認
- 完了
AndroidスマホでAPN設定する場合は以下の情報を入力する必要があります。
イオンモバイルのAPN情報 | |
APN | n-aeonmobile.com |
ユーザー名 | user@n-aeonmobile.com |
パスワード | 0000 |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
機種変更した端末でeSIMを使う場合
eSIMを機種変更した端末で使う場合、まずイオンモバイルユーザー専用の「マイページ」にてeSIMの再発行をする必要があります。
再発行申請をすると専用のプロファイルのコードが送付されるので、それを使ってプロファイルをインストールする流れとなります。
eSIMは端末を変える度に再発行が必要なので忘れないようにしましょう。
イオンモバイルで機種変更する時はAPN設定を忘れずに!
端末の取り扱いがあるので、イオンモバイルで端末を購入して機種変更することが可能です。
欲しい端末がない場合は他社の格安SIMや大手キャリア、メーカーなどから自分の欲しい端末を購入しイオンモバイルで使うことも可能ですが、その場合は、イオンモバイルのネット回線を使えるようにするためのAPN設定も必要になるので忘れないようにしましょう。
イオンモバイルの端末は海外・国内の格安スマホでおなじみのメーカーが揃っており、60,000円以下の価格で購入できます。
スマホ購入のコストを抑えたい方は、ぜひイオンモバイルでの機種変更を検討してみてはいかがでしょうか。