イオンモバイルは格安SIMですが、SMSもしっかり利用可能です。
この記事では、イオンモバイルにおけるSMSの利用方法や料金などについて解説します。
目次
イオンモバイルはドコモ・au回線で利用可能な格安SIM
イオンモバイルは、スーパーでおなじみのイオンが展開している格安SIMです。
インターネット上の公式サイトや、町中にあるイオンの携帯電話コーナーで契約ができますよ。
回線はドコモ回線とau回線に対応しているので、ドコモやauのユーザーなら面倒なSIMロック解除なしでも基本的に乗り換え可能です。
格安SIMなので月額料金はもちろん安価、3GB1,078円や20GB2,178円などの価格でスマホを使えます。
イオンで料金プランの変更や端末の修理受付などのサポートを受けられるので、サポート対応の充実度を重視する人も安心ですよ。
SMSって、そもそも何?
SMSとはショートメッセージサービスの略で、電話番号を使ってメッセージを送受信できるサービスです。
相手に情報が残る文字で連絡事項を伝えたいものの、メールアドレスがわからない…といったことがありますよね。
そんな時はSMSを使えば、相手に連絡を届けられます。
また最近では、PayPayやLINEなど様々なサービスでログイン時にSMS認証という手続きが採用されています。
SMSで送られてきたメッセージに記載されている暗証番号を入力する工程を挟むことで、不正ログインなどのトラブルを避けられるしくみです。
イオンモバイルで、SMSは使えるの?使い方や送信・受信料を紹介
イオンモバイルは、しっかりSMSに対応しています。
ただし、全てのSIMがSMSに対応しているわけではありません。
イオンモバイルでSMSを使うには、音声プランを契約するか、SMS対応のデータプランを契約しなければいけません。
データプランはau回線なら追加料金不要・標準でSMSに対応していますが、ドコモ回線の場合は月額154円のSMS月額利用料が必要です。
SMSはスマホに入っているメッセージアプリで使える
イオンモバイルでSMSを使うために、特別なアプリなどをインストールする必要はありません。
スマートフォンに最初から入っているSMS用メッセージアプリで、メッセージの送受信ができますよ。
SMSの送受信方法は?
SMSの受信のために特別な設定などは必要なく、メッセージが送られてくれば自動的にメッセージアプリ内に表示されます。
SMSを送信する際はメッセージアプリを開いて、送信画面に贈りたい電話番号とメッセージを入力して送信すればOKです。
イオンモバイルの国内におけるSMS利用料
イオンモバイルに限らず、SMSでメッセージを送る際は送信料金がかかります。
受信料金はかかりません。
SMSの送信料金は文字数によって変化します。
国内SMS送信料 | |
全角文字数 | 送信料金 |
1~70文字 | 3.3円 |
71~134文字 | 6.6円 |
135~201文字 | 9.9円 |
202~268文字 | 13.2円 |
269~335文字 | 16.5円 |
336~402文字 | 19.8円 |
403~469文字 | 23.1円 |
470~536文字 | 26.4円 |
537~603文字 | 29.7円 |
604~670文字 | 33円 |
+メッセージも利用可能
ドコモなどの大手キャリアでは、「+メッセージ」という電話番号で文字だけでなく写真や動画、スタンプなどを送り合えるサービスを展開しています。
スマートフォンに+メッセージアプリが入っていればすぐ利用可能、入っていなければKDDIの公式ページからダウンロードできますよ。
+メッセージは元々大手キャリアのみのサービスでしたが、格安SIMでも使えるように仕様が変更されます。
イオンモバイルの場合、ドコモ回線は2021年11月24日、au回線は2021年9月2日に提供開始されています。
イオンモバイルのSMSは海外でも使えるの?海外での送受信料
イオンモバイルのSMSは、海外でも利用可能です。
海外でも受信料は無料ですが、送信時の利用料金は異なっています。
ドコモ回線の場合は以下のとおり、最大500円の送信料がかかります。
国際SMS送信料(ドコモ回線) | |
全角文字数 | 送信料金 |
1~70文字 | 50円 |
71~134文字 | 100円 |
135~201文字 | 150円 |
202~268文字 | 200円 |
269~335文字 | 250円 |
336~402文字 | 300円 |
403~469文字 | 350円 |
470~536文字 | 400円 |
537~603文字 | 450円 |
604~670文字 | 500円 |
au回線で使う場合は1回100円が固定で発生しますよ。
音声通話も海外で利用可能!イオンでんわで通話料金もお得に
イオンモバイルでは、音声通話も海外で利用可能となっています。
イオンでんわアプリを利用して発信することで、対象となる32カ国での国際電話は一律30秒10円で利用することができますよ。
イオンでんわアプリは2023年7月31日をもって、サービスを終了しました。
2023年8月1日からは、標準の通話アプリからそのまま発信するだけで、自動的にイオンでんわで発信できます。また、かけ放題や割引通話も対象となります。
メールなどのデータ通信サービスは、海外で利用不可!対処法はある?
メールやSNS、LINE、ネットサーフィンなどはデータ通信機能を使って行われますが、イオンモバイルのデータ通信は海外では使えません。
海外でメールなどのデータ通信サービスを使いたい場合は、以下のような対処法を駆使しましょう。
- 現地で購入した、旅行者用のプリペイドSIMを使う
- ホテルなどのWi-Fiスポットに接続する
- 海外旅行用のモバイルWi-Fiルーターをレンタルする
- 海外旅行用に、楽天モバイルやahamoなど海外利用に対応した格安携帯キャリアを別途契約する
海外でのデータ通信に関する記事はこちらです!
イオンモバイルユーザーがメッセージのやりとりをもっとお得に使う方法は?
イオンモバイルではもれなく、SMS送信時に利用料金がかかります。
イオンモバイルユーザーがメッセージをお得に送受信したい場合の、おすすめの方法を解説します。
メールが使えるなら手っ取り早い
相手のメールアドレスを知らない場合は、SMSを最初に送る時に自分のアドレスを伝えて、今後はメールアドレスで連絡し合いましょう。
一度メールアドレスを伝えてしまえば、今後SMSの料金を気にして連絡を取り合う必要はありません。
プライベートのアドレスをあまり教えたくない相手の場合は、GmailやYahoo!メールなどのアドレスを無料発行して連絡用に使うのもおすすめです。
楽天モバイルをSMS用に契約し、AndroidスマホでデュアルSIM運用する
イオンモバイルをメイン回線として使いつつ、SMSをもっと割安で使いたい場合は、楽天モバイルの追加契約を検討してみてください。
楽天モバイルは、Androidスマートフォンだと「Rakuten Link」アプリを使うことで国内SMSの送信料や海外から日本へのSMS送信料を無料にできます。
日本から海外、海外から海外へのSMS送信も、指定70カ国では無料で行なえますよ。
さらに楽天モバイルは、毎月の通信量が3GBまでなら月額料金が1,078円と格安です。
XS/XR以降のiPhone、Reno5 AやPixel 6などのデュアルSIM対応スマートフォンを用意すれば、イオンモバイルと楽天モバイルのSIMを同時に使えます。
SMSの送受信を楽天モバイルで行うようにすれば、イオンモバイルをメイン回線で使いつつSMS代を無料に抑えられますよ。
SMSから相手をLINEに招待できる!
相手がLINEを使っているなら、SMSを利用して友達登録の招待ができますよ。
LINEの友だち追加画面で「招待」を選んで、「SMS」から招待を行いましょう。
まとめ
今回は、イオンモバイルにおけるSMSの利用方法や料金などについて解説しました。
イオンモバイルではSMSの受信料が無料、国内SMSの送信料は最大33円となっています。
海外でもSMSや音声通話は利用できますが、データ通信による通常のメールなどは利用できません。
今回の解説を参考に、イオンモバイルでSMSサービスを活用してみてくださいね。