毎月のスマホ代って高すぎですよね。
生活に必要なものとはいえ、1人1台持たなきゃいけないし、これからもずっとかかり続けるものかと思うと頭が痛くなる気持ちもよく分かります。
でも、そんなスマホ代を安くするとっても簡単3つの工夫があるんです。
今回は誰でも今すぐ簡単にできるスマホ代を安くする3つの工夫をご紹介します。
知識があるのとないのでは、毎月数千円、年間数万円の差が生まれますよ。
大手キャリアのスマホ料金が高いのはなぜ?安くする方法は?
大手キャリアにおいてスマホ代が高くなってしまう理由として、主に下記の3つのケースが考えられます。
少しでも安くするための対策法と合わせて見ていきましょう。
- 契約時のオプションのままだと高い
- 通話料が高い
- データ容量が足りず追加購入している
契約時にオプションに加入させられたままだと高い
現在キャリアを契約したときに何らかのオプションを申し込んだことが原因で、スマホ代が高くなっているのかもしれません。
特にキャリアの契約時は「割引が適用される」もしくは「契約時しか申し込めない」という理由で店員に勧められて、有料のオプションサービスを契約することがあります。
契約させられるオプションは、例えば端末補償やセキュリティサービスなどです。
各オプションの料金自体は数百円なので、1つ1つは決して高額なものではありません。
しかし、複数のオプションを契約していると毎月1,000円以上も余分なスマホ代が発生することがあります。
そのままにしておくと料金がかかり続けるので、不要なオプションがあればマイページなどから解約して、少しでもスマホ代を安くしましょう。
通話料が高い
電話の通話料金が原因でスマホの月額料金が高くなってしまうこともあります。
通話料はほとんどの事業者で30秒あたり22円となっており、意外と高額です。
1ヶ月あたり30分電話をかけただけでも、1,320円も高くなります。
電話をよくかける方は「かけ放題」のような通話オプションを利用するか、できるだけLINEなどのメッセージアプリの通話で代用しましょう。
逆に、あまり電話をかけないのに通話オプションに加入している場合も月額料金が高くなるので注意が必要です。
データ容量が足りず追加購入してる
データ容量不足を解消するためのデータチャージが、スマホ代が高くしている原因かもしれません。
使い放題の料金プランを契約していない限り、データ容量の残量は誰でも気になるでしょう。
月末に足りなくなって通信制限をかけられてしまうことも。キャリアによっては速度が非常に遅くてストレスがたまることがありますが、データチャージオプションを使えば速度が回復するので便利ですよね。
しかし、データチャージは500MBで500円など、データ量あたりの料金が割高です。
毎月1GBチャージすれば、それだけで1,000円高くなってしまうことも。
スマホ代をキャリア契約のままで少しでも安くしたいなら、自宅のWiFiや公衆WiFiを活用して節約するようにしましょう。
毎月のスマホ料金を安くしたいときの8つの工夫
それでは早速、スマホ代を安くする工夫を8つ紹介していきます。
結論からお見せすると、とくに重視したい3つの工夫方法は以下のとおりです。
内容 | 難易度 | 効果 | |
工夫① | プランを見直す | 1 | 500円〜1,000円 |
工夫② | インターネットとの併用割引を利用する | 3 | 1,000〜1,500円 |
工夫③ | 格安SIMに乗り換える | 2 | 3,000円以上 |
他にも色々チェックしたいポイントがあるのでご覧ください。
スマホ代を安くする工夫①難易度1:料金プランを見直す
まず1つ目はご自身が今契約しているプランを見直す方法です。
節約の効果度は高くはありませんが、誰でもすぐに簡単にできるので難易度は極めて低いでしょう。
契約している料金プランが自分にあっていない場合は、データ容量があまりすぎているため簡単に確認できます。
今契約している料金プランがわからない場合は、以下のページから確認してみましょう。
- ドコモ→ご利用料金の確認方法
- au→請求内容をWEBで確認する
- ソフトバンク→ご利用料金の確認
上記のページにアクセスし、ログインすることで現在契約している料金プランがわかります。
契約プランを変更するだけで月額料金を安く抑えられる可能性があるため、忘れずに確認しておきましょう。
スマホ代を安くする工夫②不要なオプションの見直し
不要なオプションというと、まずエンタメ系が挙げられます。
契約時に「初月は無料だから」とつけられてしまったオプションが、今だに付いていませんか?これらをを外すだけで1つあたり300円〜500円は月額料金が安くなりますから、ぜひ見直して見てください。
docomoであればMy docomo、auであればMy au、SoftBankであればMy Softbankを利用してチェックして見ましょう。
スマホ本体の保証についても「今でも必要か」を再度考えてみてください。特に大手キャリアの本体保証は毎月1,000円近くかかる高いものがほとんどです。
「だいぶ古くなってきたから、壊れてしまったら新しいものを購入予定」という方は、今すぐ保証オプションを外してしまいましょう。
通話オプションはかけ放題だと損してるかも
続いては通話オプションですね。
通常、大手キャリアには以下の2種類が用意されています。
- かけ放題オプション
- 5分以内のかけ放題オプション
最近はLINEの無料通話を利用する方も多いですから、加入しているオプションが自分に合っているのかを見直してみてください。
通話オプション適切な物に変えるだけで、月額1,000円程は変わるかと思います。
残念ながらMy docomo、My au、My SoftBankから通話時間は確認ができませんが、ショップやカスタマーセンターに電話をすれば確認できることもあります。
厳密な通話時間が知りたいという方は少し面倒かもしれませんが試してみるといいでしょう。
電話での通話が美容院や病院への連絡だけという場合は、5分かけ放題に変更するだけで十分ですよ。
スマホ代を安くする工夫③安い機種を選ぶと良い
契約している料金プランが自分にピッタリのもので、不要なオプションに加入していない場合でも、端末代金の負担が大きくて月額料金が高くなっていることがあります。
今すぐ安くできるわけではありませんが、今後スマホを買い替えるときは、ある程度価格が抑えられた機種を選ぶこともおすすめです。
とくに人気が高いiPhoneシリーズは、最新のシリーズではなく、一世代前のシリーズでも十分なスペックです。
また、Androidスマホは無駄な機能を削ぎ落とした格安スマホも販売しているため、使い方によっては十分なケースも多いでしょう。
他にもスマホを買い替えるときにキャンペーンを受けることで、端末代の負担を抑えることも可能です。
スマホ代を安くする工夫④2年後返却プログラムで端末代を抑える
大手キャリアのスマホ購入代金は、2023年現在だと2年後に端末を返却するプログラムを利用すれば一気に抑えられます。
例えばドコモのiPhone 14(128GB)は通常138,930円ですが、いつでもカエドキプログラムに加入して2年間の分割払いをするなら、2年後の返却で支払額を実質69,690円まで抑えられます。
2年毎に必ず機種変更をしている場合は、返却プログラムを利用する事で高額な端末でも出費を大幅に抑えられますよ。
スマホ代を安くする工夫⑤難易度3:固定インターネットとの併用割引を利用する
続いては、固定インターネットとの併用割引を利用する方法で、以下のような方におすすめです。
- これからも同じ携帯会社を利用予定の方
- 家族全員で同じ携帯会社を利用している方
- 多少手間がかかっても問題ない方
家のインターネットを新規契約する、もしくは乗り換える必要があるので難易度は高めです。
しかし、インターネットとの併用割引は割引額が非常に大きく、通常安くても500円程度、高いと1,000円程度の月額割引になるので検討してみる価値はあるでしょう。
また、インターネットとの併用割引は家族全員に適用させることができます。例えば、家族4人でソフトバンクを使っていてSoftBank光を契約した場合、全員が毎月1,000円程度の割引が受けられ、合計4,000円の節約になります。
申し込みは携帯ショップでも可能ですが、公式ウェブサイトや代理店から申し込みをした方がキャッシュバック等の割引を受けられる可能性が高く、よりお得になります。
キャリアごとのセット割引対象のネット回線は以下のとおりです。
キャリア | セット割引対象ネット回線 | 割引額 |
ドコモ | ドコモ光 | 永年最大1,100円 |
au | auひかり、ビッグローブ光、WiMAXなど | 永年最大1,100円 |
ソフトバンク | ソフトバンク光、SoftBank Air | 永年最大1,100円 |
契約しているキャリアによってセット割引が受けられるネット回線は異なるため注意してください。
スマホ代を安くする工夫⑦家族割引を利用する
大手携帯キャリアでは、家族みんなで同じ会社を契約することで家族割引を受けられます。
例えばドコモの5Gギガホプレミアなら家族2人で550円、3人以上で1,100円の割引されます。
家族みんなで同じキャリアを契約し、スマホの料金プランを安く抑えましょう。
スマホ代を安くする工夫⑧WiFiスポットを活用
スーパーや駅などでは、誰でも無料で使えるWi-Fiスポットが提供されていることもあります。
毎月の通信量に応じて料金が変わるプランを契約している場合は、Wi-Fiスポットを積極的に活用することでデータ通信量の消費を抑え、支払額も安く済ませられますよ。
気づいていないだけで、街中の色々なところにWi-Fiスポットがあるので、ぜひ探してみてください。
スマホ代を安くする工夫⑨難易度2:格安SIMに乗り換える
最後は格安SIMに乗り換える方法で、以下のような方におすすめです。
- 長期的にスマホ代を安くしたい方
- とことん料金を見直したい方
①のプラン変更より難易度は高めですが、工事などが無いのでインターネット乗り換えよりは簡単にできるかと思います。
また、大手キャリアから格安SIMへの乗り換えによって毎月3,000〜5,000円はスマホ代が安くなることがほとんどなので効果としても高いですね。
例えばauの使い放題MAXから、UQモバイルのトクトクプランに乗り換えた場合をまとめてみました。
auとUQモバイルの料金比較 | |
au・使い放題MAX 5G | 7,238円 |
UQモバイル・トクトクプラン(15GB) | 3,465円 |
差額 | 3,773円 |
見ての通り、auからUQモバイルに乗り換えると3,773円も安くなることがわかりました。
「格安SIMは聞いたことはあるけど、よく分からない」という方もたくさんいらっしゃるかと思います。特に今までずーと大手キャリアを使ってきた方にとっては、全く馴染みのない存在でしょう
格安SIMとは一言でいうととっても安い携帯会社です。
回線の設備を持たず、大手キャリアの設備を一部借りサービスを提供することで半額ほどの安さを実現しています。
また、実店舗を構えていないところが多く、主な販売経路をインターネットにすることで経費を削り、さらに安くサービスを提供しています。
「格安SIM/格安スマホ」と聞くとどうしても「安かろう、悪かろう」のイメージを抱きがちですが、実際は全くそういったことはありません。
スマホ料金を安くしたいときにおすすめの格安SIM4選
最後に、2025年1月時点でおすすめしたい格安SIMを4つ紹介します。
大手キャリアから格安SIMなどへ乗り換えるにあたって、どこを選ぶかの参考にしてくださいね。
UQモバイル
UQモバイルはKDDIが提供している格安SIMで、4GB月額2,365円~の低価格で利用できます。
UQモバイル 料金プラン概要 | |||
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
月額基本料 | 2,365円 | 2,277円・3,465円 | 3,278円 |
月額基本料 (最大割引時) |
1,078円 | 990円・2,178円 | 割引無し |
データ量 | 4GB | 1GB・15GB | 33GB |
低速時速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
無料通話 | 付帯なし | 10分以内通話無料 | |
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
スマホ代が安くなるだけでなく、auの回線品質そのままなので動画を見たりゲームをしたりなどいつでも自由に使えるのも魅力です。
格安SIMは闇雲に選ぶと料金が安くなった代わりに速度が遅くて使いづらくなってしまった…ということも起こり得るのですが、UQモバイルならその心配はありません。
格安SIMへ乗り換える際は、まずUQモバイルを検討してみてください。
楽天モバイル
楽天モバイルは楽天が自社の回線を使って提供している大手キャリアの一つなので、厳密には格安SIMではありません。
ただ、データ通信量が3GBまでは月額1,078円、最大でも3,278円なうえ、20GB以上は使い放題という格安SIM以上にコスパの良いサービスのため紹介させていただきます。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」概要 | |||
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
データ容量 | 3GBまで | 3~20GBまで | 20GB以上 |
通話料 | 国内通話無料(Rakuten Link使用時) 22円/30秒(標準アプリ使用時) |
||
5G対応 | ◯ |
使ったデータ容量に応じて月額料金が変わるため、スマホをあまり使わない月は安く済むのが良いですね。
さらに楽天モバイルは、Rakuten Linkというアプリから電話をかければ国内通話が無料&かけ放題になります。
通信料金も通話料金も抑えられるので、楽天モバイルもおすすめの乗り換え先です。
LINEMO
LINEMOはソフトバンクが提供している格安の料金プランで、ウェブからのみ契約できます。
格安SIMのように回線を借りているわけではなく、ソフトバンク自らが提供しているため、回線品質も安定しています。
LINEMOの料金プラン概要 | ||
LINEMOベストプラン | LINEMOベストプランV | |
月額料金 | 990円・2,090円 | 2,970円・3,960円 |
データ容量 | 3GB・10GB | 20GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps・ 128kbps(容量15GB超過後) |
最大1Mbps・ 128kbps(容量45GB超過後) |
通話料 | 22円/30秒 | |
データ繰り越し | × | |
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
料金プランは2種類あり、LINEMOベストプランは最大10GBまで月額2,090円、3GB未満利用時は990円で使える小容量プランです。
LINEMOベストプランVは最大30GBまで月額2,970円(キャンペーン実施中。通常は30GB利用時は3,960円・20GB未満利用時2,970円)で使うことができ、5分かけ放題が無料でついています。
10GB・30GBの定額だけでなく、データ利用量が少ないときはその分減額されるため、毎月のデータ利用量にばらつきがある方にもおすすめです。
特にソフトバンクから乗り換えを検討しており、データ利用量が30GB未満の方の場合は、まず最初に検討したい乗り換え先です。
mineo
格安SIMは大手キャリアの回線を借りる代わりに安い料金でサービスを提供していますが、au・ドコモ・ソフトバンクの中から好きなものを選べ、それでいて料金が安くて人気なのがmineoです。
mineo 「マイピタ」概要 | ||||
月額基本料 (音声SIM) |
1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
月額基本料 (データSIM) |
880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
データ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
低速時速度 | 200Kbps | |||
通話料 | 22円/30秒 | |||
データ繰り越し | ◯ | |||
5G対応 | ◯ |
1GB、5GB、10GB、20GBと低容量から大容量のプランが用意されており、月額料金は1,298~2,178円とお手頃。
もっと安い格安SIMもありますが、3つの回線から選べるものだと選択肢はmineoくらいになります。
さらに、通信速度がを制限する代わりに無制限でデータ通信が利用出来る「マイそく」というプランも提供。こちらは通常のプランよりもさらに安く利用が可能ですよ。
最新のキャンペーン情報などは下記記事で紹介してるので、興味のある方はぜひご覧ください!
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
まとめ
今回は、高すぎるスマホ代を節約できる方法紹介しました。
毎月のスマホ代って本当にバカにならないですが、毎月サラッと引き落とされていると、段々「まぁこんなもんか。仕方ないかな」と思い始めてしまいます。
しかし、高いスマホ代も工夫1つで安くできるんです。
「こんなもんだろ」と諦めずに、少しの工夫で毎月数千円の節約に繋げてみてはいかがでしょうか。
1年後に「あの時ちゃんとやっといてよかった」と思い返すこと間違い無いですよ。
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