「毎月のスマホ代が高すぎる」とお悩みのauユーザーの方いらっしゃいませんか?
スマホ代って高いですよね。毎月1人1万円近い固定費がかかるのって家計の負担でしかないです。とはいえ、高いからって「もう要らない。」と解約できるものではないし…と頭を悩ませてしまう気持ちもよく分かります。
ということで、この記事ではauのスマホ代を1円でも安くする方法をご紹介します。
やり方次第でスマホ代って5,000円近く安くなりますよ。
ということで、スマホ代を安くしたいauユーザーのみなさん、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
auの高いスマホ代を安くする方法3つ
では、早速auの高いスマホ代を少しでも安くする方法を見ていきましょう。
今回は難易度と効果の高さ別に3つほどご紹介します。
- 難易度1効果1:プランを安いものに変更する
- 難易度3効果2:auひかり/スマートポートを契約する
- 難易度2効果3:格安SIMに乗り換える
auの高いスマホ代を安くする方法①難易度1効果1:プランを安いものに変更する
まずはプランを安いものに変更する方法です。
これはいたって単純明快で、高すぎるのであれば安いプランに変更するだけですね。
プランの確認、変更にはMy auの利用が便利ですよ。
不要なエンタメ系オプションは放置されていない?
次に確認したいのは不要なオプションの有無です。
auでは初月無料のオプションがたくさん用意されており、契約時に店員さんに「初月はお金がかからないので試してみませんか」と言われ、使いもしないオプションが放置されていませんか?
代表的なのが、
- スマートパス=毎日お得な特典の配信サービス
- ブックパス=週刊誌やファッション誌、漫画が読み放題
- ビデオパス=ドラマ・アニメ・映画が見放題
- グルメパス=レストラン・レシピ検索
- うたパス=音楽聴き放題
- AppleCare+ &au端末サポート=iPhoneの保証
- 電話きほんパック=留守番電話や紛失時の捜索サービスがパックになったサービス
- 待ちうた=好きな歌を着メロに設定できるサービス
といったところでしょうか。この中で使っていないのに毎月料金が発生しているオプションがあったら今すぐ外してしまいましょう。
料金プランは適切?
続いては料金プランです。auの料金は
- 通話のオプション
- データのプラン
で構成されています。そして、通話とデータのプランの掛け合わせで毎月の基本料が決まるイメージですね。
通話はかけ放題を契約している場合、以下2つのうちどれかのサービスに加入しているでしょう。
- 通話定額2=24時間国内かけ放題(+1,980円)
- 通話定額ライト2=5分かけ放題(+880円)
この中で通話定額2を選択している方は、再度「自分は毎月どの程度電話をするか」を考えてみて下さい。場合によっては「通話定額ライト」で事足りるかもしれません。
また、ほとんど通話しないなら30秒22円で通話できるかけ放題なしの状態でもOKです。
データプランは
- スマホミニプラン(1~4GB、月額3,465~6,215円)
- 使い放題MAX(使い放題、月額7,238円)
となります。
例えば使い放題で契約しているけど毎月のデータ使用量が少ない方の場合、スマホミニプラン(毎月の使用分で料金が変動するプラン)に変更するだけで半額程度まで安くなる場合があります。
プラン変更はMy auで行うか、157に電話しオペレーターに行ってもらうことも可能です。もしくは近くのauショップに出向いて店員さんと相談することもできるでしょう。
いずれにしても、ちょっとの工夫で数千円の差が出る可能性がありますから、試してみる価値は確実にあります。
auのスマホ代を安くする工夫②難易度3効果2:auひかり/スマートポートを契約する
次はauひかりやスマートポートを契約する方法です。
auではスマホとインターネットとの併用で高い割引を受けることができます。
auひかりはプロバイダーを選ぶことができるので、現在契約中のプロバイダーも継続して利用することもでき、なおかつスマホ代も毎月500〜2000円ほど安くなりますよ。
スマホ代を安くするためにインターネットと携帯会社を1つにまとめる方法は主流になりつつあります。
代理店を利用すると高いキャッシュバックも受けられますからぜひ利用してみて下さいね。以下の代理店はキャッシュバック金額も高く、振込も翌月なので安心して使えると思います。
auのスマホ代を安くする方法③難易度2効果3:格安SIMに乗り換える
最後は格安SIMに乗り換える方法で、一番効果が高いです。
格安SIMはキャリアから回線を借りて運営しているものや、大手キャリアが自ら手掛けるサブブランド・格安プランなど色々ありますが、auを使っている皆さんにはUQモバイルが一番馴染み深いかもしれません。最近ではテレビCMもたくさんやっていますしね。
UQモバイルは割引を組み合わせると一番安くて月額990円でスマホを契約することが出来ます。さらにすごいのは、学割やスマホ本体の割引などauにも劣らないキャンペーンが展開されていることです。回線のスピードが有名な格安SIMでもあるため、「乗り換えたからスマホがサクサク使えなくなった」という状況にはなりにくい点も特徴です。
ですから、auユーザーで「格安SIMを調べたりするのは正直めんどう」という方には、UQモバイルが一番オススメだと思います。このあとさらに詳しく紹介しますので、ぜひご覧くださいね。
【参考】格安SIMはテザリングが無料なので、iPadなどの運用費用も抑えられる
auなどの大手キャリアだとテザリングは有料になるケースもありますが、格安SIMでは基本的にテザリングに料金がかかりません。
iPadのようなタブレットやパソコンなどをインターネットに外で接続する際は、スマホからテザリングを行うようにすればタブレット側で有料の通信プランを契約する必要がなくなり便利ですよ。
auからの乗り換えにオススメの格安SIM7社
現在auを使っている方が格安SIMに乗り換える場合、オススメになるのは主に以下の7社です。
- UQモバイル
- mineo
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- NUROモバイル
- イオンモバイル
- povo2.0
なぜオススメなのか、詳細も含めて見ていきましょう。
au回線の格安SIMへ乗り換えるならSIMロック解除が不要
今回紹介する格安SIM7社は、いずれもau回線のSIMカードを使えるプランが提供されており、結果として今auで使っているスマホを乗り換え後もそのまま使えます。
同じau回線の格安SIMなら、他社回線のSIMを使う場合に必要な手続き「SIMロック解除」もほとんどの場合必要ありません。
現在販売されている機種は原則SIMロックはかかっていませんが、古いスマホを引き続き利用したい方には重要なポイントです。
【重要】解約時に違約金はかからない
auでは以前、プランによっては2年契約となっていて契約更新月以外に解約すると10,450円などの高額な違約金がかかっていました。
2023年現在、過去の2年縛りプランも含めてauの違約金は撤廃されているため、auから格安SIMに乗り換える際に面倒な手数料がかかることはないのでご安心ください。
ちなみにMNP予約番号を発行して他社への乗り換え時に番号を乗り換え先に伝えると、au側の解約は自動で行われるのでauショップなどで解約手続きをする必要はありません。
au回線の格安SIMなら通信・通話できるエリアも変わらない
現在auを使っている人がau回線の格安SIMに乗り換えても、通信や通話ができるエリアは変わりません。
結果として今までと同じ場所で問題なくスマホを使えます。
もしもドコモやソフトバンクの回線を使った格安SIMへ乗り換えると回線が異なる関係上、使える場所が変わる可能性があります。
また、au端末で他社回線の格安SIMを使う場合、iPhoneなら基本的に問題ありませんが、Androidの場合は端末側がドコモ・ソフトバンクの回線で使われる「周波数帯」にしっかり対応していない機種も多く存在します。
Androidスマホの場合、他社のプラチナバンドに非対応な結果、地方や山間部などで繋がりにくくなるケースがあるのも他社回線のSIMでauスマホを使う際の注意点です。
それでは、オススメの格安SIM7社の特徴をそれぞれチェックしていきましょう。
オススメ格安SIM7社の特徴を徹底比較
前章で紹介した格安SIM7社の特徴を見ていきましょう。
UQモバイル:速度の安定や自宅セット割サポートが魅力
UQモバイルは、auを提供するKDDIが自ら手がけている「サブブランド」と呼ばれるタイプの格安SIMです。
自ら提供している関係上、自社回線を使っているため、お昼や夜でも安定した高速通信が可能となっています。
そして、月額料金も大手キャリアと比べるとかなり安く設定されており、「UQでんき」や「auひかり」などのネット回線との自宅セット割を適用する事でスマホ代を大幅に下げる事が出来ます。
UQモバイル 料金プラン概要 | |||
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
月額基本料 | 2,365円 | 2,277円・3,465円 | 3,278円 |
月額基本料 (最大割引時) |
1,078円 | 990円・2,178円 | 割引無し |
データ量 | 4GB | 1GB・15GB | 33GB |
低速時速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
無料通話 | 付帯なし | 10分以内通話無料 | |
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
auだと1GBでも3,465円の月額料金がかかってしまいますが、UQモバイルに乗り換えれば3分の1以下で同じギガ数を使えてしまえますね。
現在使い放題MAX5Gを使っている人は通常月額7,238円かかっていますが、UQモバイルのコミコミプラン+に乗り換えれば料金は半額程度に抑えられますよ。
〜15GB・30GBのプランは容量を使い切ってもYouTube動画などを快適に楽しめる最大1Mbpsの速度で通信できるのも嬉しいポイントです。(ただしコミコミプラン+は月間50GB以上通信していると制限速度が128kbpsまで制限あり!)
また、大手キャリア提供の格安SIMなのでauショップやau Style、UQスポットといった実店舗でサポートを受けられることも見逃せません。
格安SIMに乗り換えて料金を抑えつつ大手キャリアのような快適さ・便利さも求める方は、UQモバイルを検討してみてください。
BIGLOBEモバイル:動画や音楽アプリを使い放題
BIGLOBEモバイルはインターネットプロバイダのBIGLOBEが提供するしており、「エンタメフリー・オプション」の存在が魅力です。
月額料金は以下のとおりです。
BIGLOBEモバイル 料金プラン概要 | ||||||
月額基本料 (音声SIM) |
1,078円 | 1,320円 | 1,870円 | 3,740円 | 5,720円 | 8,195円 |
月額基本料 (データSIM) |
- | 990円 | 1,595円 | 2,970円 | 4,950円 | 7,425円 |
データ容量 | 1GB | 3GB | 6GB | 12GB | 20GB | 30GB |
低速時速度 | 200Kbps | |||||
通話料 | 9.9円/30秒(BIGLOBEでんわアプリ利用時) 22円/30秒(標準アプリ使用時) |
|||||
データ繰り越し | ◯ | |||||
5G対応 | △ ※ドコモ回線のみ |
UQモバイルよりも料金は安く設定されてますね。
これに月額308円(初回申込時最大6ヶ月間無料)の「エンタメフリー・オプション」を契約する事でYouTubeなど様々なアプリがデータ容量を消費する事なく使い放題になります。
- YouTube
- YouTube Music
- YouTube Kids
- ABEMA
- U-NEXT
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- Amazon Music
- LINE MUSIC
- TOWER RECORDS MUSIC
- 楽天ミュージック
- radiko
- らじる★らじる
- dヒッツ
- RecMusic
- dブック
- dマガジン
- 楽天マガジン
- 楽天Kobo
- au PAYマーケット
- Facebook Messenger
動画や音楽、電子書籍などのサービスで通信量を気にせず使いたい人はBIGLOBEモバイルを検討してみてください。
エンタメフリー・オプションはどのプランで利用可能、1GBのプランであれば合計で1,386円から使えますよ。
NUROモバイル:とにかく料金を安くしたい方におすすめ
NUROモバイルはソニーグループが提供する格安SIMで、5つの料金プランがあり、au回線はもちろん、ドコモ、ソフトバンクの回線にも対応しています。
プラン名 データ容量 | データ専用 | データ+SMS (ドコモ・au回線のみ提供) | 音声通話付き |
---|---|---|---|
NEOプランW(40GB) | 3,980円 | ||
NEOプラン20GB | - | - | 2,699円 |
NEOプラン Lite20GB | 2,090円 | ||
VSプラン3GB | 627円 | 792円 | 792円 |
VMプラン5GB | 825円 | 990円 | 990円 |
VLプラン10GB | 1,320円 | 1,485円 | 1,485円 |
かけ放題プラン1GB | - | - | 1,870円 |
音声通話付きSIMの場合、「VSプラン3GB」であれば792円と、今回ご紹介する格安SIMの中では最安を誇ります。
また、「NEOプラン20GB」であればLINEやTwitter、インスタグラムなどの通信量がカウントされない「NEOデータフリー」を提供しているのも魅力です。
その他のプランも3ヶ月おきにデータ容量をプレゼントするサービスや、Xperia専用の通信帯域を提供してる等、他社には無いユニークな特徴が満載です。
IIJmio:プラン料金が割安
IIJmioはインターネットプロバイダなどの事業を手掛けるIIJの格安SIMで、月額料金の安さが魅力です。
回線はauとドコモのものを提供していて料金設定は以下のとおり、2GB 850円からスマホを持つことができます。
IIJmio 「ギガプラン」概要 | ||||||||
月額基本料 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,700円 | 3,300円 | 3,900円 |
データ量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
低速時速度 | 300Kbps | |||||||
通話料 | 11円/30秒 | |||||||
データ繰り越し | ◯ | |||||||
5G対応 | ◯ |
また、IIJmioは端末のセット販売も充実していて、他社からの乗り換えにより数百~数千円からスマホが買えるのもメリットです。
例えばおサイフケータイや防水に対応する中価格帯のスマホ・Reno7 Aは通常39,800円、他社からの乗り換えなら7,980円で購入可能ですよ。
スマホの料金プランや購入費用を徹底的に下げたい方は、IIJmioを選んでみてください。
mineo:最大1.5Mbpsで使い放題のオプションも魅力
mineoは光回線の「eo光」なども手掛けるオプテージが提供している格安SIMで、サポートの充実や独自サービス「パケット放題Plus」が魅力です。
au・ドコモ・ソフトバンク三種類の回線に対応してるので、auユーザーでも安心して使えますね。
料金プランは以下の表にまとめたとおりで、月額1,298円から使えます。
mineo 「マイピタ」概要 | ||||
月額基本料 (音声SIM) |
1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
月額基本料 (データSIM) |
880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
データ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
低速時速度 | 200Kbps | |||
通話料 | 22円/30秒 | |||
データ繰り越し | ◯ | |||
5G対応 | ◯ |
また、ユーザーサポートが充実していたり、「マイネ王」というWebサイトからユーザー同士でわからないことを相談したりできます。
日本全国にショップや取り扱い店舗があり、お店で申し込みやサポートを受けられるのも魅力ですよ。
さらに、月額385円(10GB以上のプランは無料)のオプション「パケット放題Plus」を契約すれば、通信速度を最大1.5Mbpsに制限する代わりに容量消費なしでデータ通信が可能になります。
制限されるものの、1.5Mbpsのスピードがあれば標準画質でYouTube動画閲覧やストリーミングで音楽を聴く、SNSを楽しむなどは問題なく行えるので、実質無制限で利用可能となります。
余ったデータ容量を「パケットシェア」で友人や家族とシェアや、「パケットギフト」で送る事ができるのも他社には無い魅力的なサービスです。
サポートの充実やパケット放題Plusなどに魅力を感じる方は、mineoを検討してみてください。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
イオンモバイル:全国各地のイオン店舗で申し込める
イオンモバイルは大手スーパーマーケットで有名なイオンリテール株式会社が提供している格安SIMで、全国各地のイオン店舗で申し込める利便性が魅力です。
回線はauとドコモに対応。料金プランは下記の表にまとめたとおりで月額803円から使えます。
イオンモバイルの月額料金 | |
0.5GB | 803円 |
1GB | 858円 |
2GB | 968円 |
3GB | 1,078円 |
~10GB | 1,848円(1GB毎に+110円) |
20GB | 1,958円 |
~90GB | 5,808円(10GB毎に+550円) |
100GB | 6,358円 |
150GB | 9,108円 |
200GB | 11,858円 |
最大200GBまで選択が可能ですが、大手キャリアの無制限プランが7,000円前後なので、100GBを超える場合はあまり選ぶメリットがありません。
高速通信と低速通信を切り替えられる「速度切り替えアプリ」を無料で利用でき、いつでも低速通信に切り替えられ、その間はデータ容量を消費しません。
低速通信時は最大200Kbpsとかなり遅くなりますが、テキスト主体のWebサイトを閲覧する際に低速モードに切り替えれば、データ通信量を効果的に節約できます。
また、一番の魅力である全国のイオンでサポートを受けられることも見逃せません。
豊富な料金プランから自分に合うものを選んだり、店舗でしっかりサポートを受けたい方はイオンモバイルを検討してみてくださいね。
povo2.0:基本料0円で使いたい時だけ課金できる
povo2.0はauのオンライン申込専用料金プランで、基本料金は0円、必要な時だけデータを「トッピング」することで高速通信が可能となります。
povo トッピング概要 | |||||||||||
料金 | 390円 | 1,260円 | 990円 | 2,700円 | 6,490円 | 21,600円 | 12,980円 | 9,834円 | 24,800円 | 330円 | 9,834円 |
データ量 | 1GB | 1GB | 3GB | 20GB | 60GB | 120GB | 150GB | 300GB | 使い放題 | 使い放題 | |
有効期限 | 7日間 | 180日間 | 30日間 | 90日間 | 365日間 | 180日間 | 90日間 | 365日間 | 24時間 | 7日×12回 | |
低速時速度 | 128Kbps | ||||||||||
通話料 | 22円/30秒 | ||||||||||
データ繰り越し | × | ||||||||||
5G対応 | ◯ |
トッピングは3GBで990円(有効期限30日間)や、20GBで2,700円(同30日間)など非常に低価格となっています。
330円で24時間使い放題などもあるので、休日に動画などをたくさん楽しみたい。といった場合も役立ちますよ。
ただし、180日間に1回は有料のトッピングを行わないと利用停止や強制解約になってしまう恐れがあるので、完全無料で永久に使い続けられるわけではありません。
また、povo2.0にはauショップでのサポート対応がなく、オンライン対応のみとなる点にもご注意ください。
格安SIMへの乗り換え手順|MNP予約番号の発行を忘れずに
auから格安SIMへは簡単な3つの手順を進めれば乗り換えられます。
- My auの「スマートフォン・携帯電話」内にある「ご契約内容/手続き」からMNP予約番号を発行
- 乗り換えたい格安SIMの公式サイトから、契約の申し込み手続きを行う
- SIMカードが届いたらスマホに入れ、APN設定を行う
MNP予約番号は24時間いつでも発行可能、発行が終わるとSMSでスマホに番号が届き、申込時に入力することで、auと同じ電話番号のまま格安SIMへ乗り換えることができます。
15日間の有効期限があるので、発行したらすぐに乗り換え手続きを行うようにしましょう。もしも期限が切れたら、また発行や乗り換えの申し込みをし直さなければいけなくなってしまいます。
なお、乗り換え先の格安SIMがMNPワンストップに対応してる場合、予約番号の取得は不要です。
最後に行う「APN設定」は、各社の公式サイトやSIMカードに導入された書類を見ながら行いましょう。
iPhoneはSafariから専用のURLを開いて「プロファイル」をダウンロードし、設定アプリからインストールすれば完了です。
Androidは設定アプリの「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント」より設定登録画面へ移動し、SIMに同封されていたガイドや公式サイトを読みながら必要事項を入力・保存すれば完了します。
新しいスマホとSIMをセットで契約した場合は、機種によっては設定が保存済みで、SIMカードを入れるだけで利用を開始できる場合もありますよ。
一部の端末で必要なSIMロック解除はMy auから行える
iPhone 6s、7シリーズなどの一部au端末では、格安SIMでの利用にあたってSIMロック解除が必要になります。
au端末のSIMロック解除はMy auから無料で行なえます。
受付時間である9時~21時にMy auの手続きページへアクセスし、解除しましょう。
なお、SIMロック解除はauを解約済みでもauIDを発行する事で無料で行なえます。中古でSIMロックのかかったスマホを買った場合はこの方法で解除をしてください。
格安SIMへ乗り換える際のデメリットと注意点
auから格安SIMへ乗り換える際は、いくつか気をつけたいポイントがあります。
それぞれ解説するので、自分にとって問題がないかどうか確認してみてください。
キャリアメールは使えなくなる→auメール持ち運びで対応可能に
auから他社へ乗り換えると、auで発行されたキャリアメールアドレスは失われます。
UQモバイルやワイモバイルといったキャリアメール対応の格安SIMもありますが、乗り換えた時点で今持っているauのアドレスは使えなくなることにご注意ください。
ただし現在、auを含めた大手キャリア3社では回線解約後も有料のオプションでキャリアメールを使い続ける事も可能となっております。
どうしてもキャリアメールを継続したい場合はオプションを申し込んでみましょう。
とはいえ有料なのは難点なので、こだわりがなければ無料で発行でき、今後他社乗り換えても自由に使い続けられるGmailやYahoo!メールを使うことをおすすめします。
キャリア決済など、キャリア独自のサービスも基本的に使えなくなる
大手キャリアではキャリア決済である「auかんたん決済」などのように、様々な独自のサービスを提供しています。
大手キャリアを解約すると、これらのサービスは基本的に使えなくなることにご注意ください。
なお、「auかんたん決済」についてはUQモバイルへの乗り換えであれば継続して利用可能です。
通信速度が遅くなる場合がある
格安SIMはUQモバイルなどの一部の例外を除き、自社で回線を所有せずに大手キャリアから回線の一部分を借りて運営しているため、お昼や夜などに回線が混み合って速度が低下するケースがあります。
動画再生やSNSなどの読み込みが長くなってしまったり、遅い場合は表示自体ができなかったりすることにご注意ください。
これを避けたい場合はUQモバイルや、povo2.0を選ぶようにしましょう。
端末代金の残債に要注意
現在使っているスマホがauで分割購入したもので、まだ端末代金を完済していない場合は、乗り換え後も完済まで引き続き支払いを行わなければいけません。
乗り換えと同時に機種変更する場合、端末代金が二重にならないように注意しましょう。
月のデータ量が不足する可能性がある
格安SIMには使い放題の料金プランが基本的に存在しないため、auから乗り換えると毎月のデータ通信容量が不足してしまう可能性があります。
今回さまざまな格安SIMをご紹介しましたが、最も多いイオンモバイルの最大200GBは例外として、ほとんどの事業者は最大データ容量が30GB程度です。
一方でauには使い放題の「使い放題MAX 5G/4G」プランがあります。
キャリアと同じように使っていると、格安SIMでは物足りなさを感じてしまうかもしれません。
厳密には格安SIMではありませんが、楽天モバイルであれば、格安SIMのような月額3,278円という低料金で使い放題となっています。
また、povo2.0では24時間330円の使い放題トッピングがあるので、休日などに一時的にたくさん通信できれば良いという方はこちらを活用してみても良いですね。
週1回(月4回)使い放題のトッピングをすれば330円×4回=1,320円。それ以外は3GBで990円のトッピングを組み合わせれば合計で2,310円ですので、povo2.0もかなり安く利用可能です。
事前に自分が毎月どれくらいのデータ通信を行っているか確認をしたうえで、自分の使い方に一番合ったSIMへ乗り換えするようにしましょう。
auからの乗り換えでキャンペーン対象外になる格安SIMもある(主にUQモバイル)
UQモバイルでは他社からの乗り換え時に端末代の割引や、最大13,000円のau PAY残高還元といった特典を受けられます。
しかしauからUQモバイルへ乗り換える場合は、残念ながら端末代割引やau PAY残高還元を受けられません。
他社サービスでもキャンペーンによってはauからの乗り換えだと特典対象外になる可能性もあるので、乗り換え時にキャンペーンを利用する際は必ず自分が対象になるかどうかチェックしましょう。
3Gは終了済み、5Gは一部格安SIMで未対応
現在auユーザーの方はご存知かと思われますが、auの3G回線は2022年3月をもって終了しました。
格安SIMでも同様にauの3G回線は提供終了済みなので、3G端末を使っている方は回線契約にあたって4Gまたは5G対応スマホの購入が必要となります。
また、auの5G回線は一部の格安SIMでは未提供です。
5Gを使いたい方は、乗り換え先が5対応しているかどうか確認しておきましょう。
無制限かけ放題を提供していない格安SIMもある
格安SIMだと無制限かけ放題の提供がないケースもあります。
例えばBIGLOBEモバイルだと、3分または10分などと時間の決まっているものしか選べません。
通話をたくさん行う方は乗り換えようと思っている格安SIMが無制限かけ放題を提供しているかどうかをしっかりチェックしましょう。
eSIM契約は対象端末が必須、機種変更時にちょっと不便なのも注意点
eSIMで契約する場合はiPhoneのXS・XR以降の世代やPixelシリーズ(4以降)など対象端末の用意が必要です。
eSIM契約で特典が増額するなど、豪華なキャンペーンを開催している格安SIMもたくさんありますが、手持ちのスマホがeSIM非対応の場合は選んでもSIMが使えないのでご注意ください。
また、eSIMはSIMの発送がなくすぐにダウンロードして使えるのが便利ですが、代わりに機種変更時にWebサイト等で手続きが必要という手間がかかります。
eSIMにはメリットもデメリットもあるので、理解した上で利用を検討しましょう。
auと格安SIMどっちがオススメ?
最後に、auと格安SIMはそれぞれどんな人におすすめかを改めてまとめます。
どっちを選ぶべきか判断しかねている人は、ぜひ参考にしてください。
こんな人にはauより格安SIMがおすすめ
以下の条件に当てはまる人には、auから格安SIMへ乗り換えるのがおすすめです。
- 使い放題などの大容量プランは不要
- サポートやキャリア限定サービスは不要で、とにかくスマホ代を下げたい
- iPadなどのデータ通信用として使いたい
格安SIMは50GBや使い放題などの大容量プランがあまり充実していないので、3GBや10GB、多くても20GB台くらいまでの通信量があれば大丈夫な人におすすめです。
また、多くの場合ショップでのサポートやキャリア決済などのサービスもauより充実していません。
細かい付帯サービスは不要で、とにかく料金そのものを下げたい場合は格安SIMを検討してみてください。
また、iPadなどでデータ通信専用のSIMとして使いたい場合、各社音声通話機能の付いていない「データ通信専用SIM」を提供していおり、さらに安い料金で利用する事が出来ますよ。
こういう人はauのままの方が良い
以下の条件に当てはまる場合、基本的に格安SIMへは乗り換えずauのままにしておくのがおすすめです。
- 毎月大容量の通信をしている
- 速度の安定を重視している
- キャリア決済などを活用している
- わからないことがあった時に、お店ですぐにサポートを受けたい
大容量の通信をする・速度重視
大容のデータ量通信や速度の安定を重視する場合はauのままの方が良いでしょう。
格安SIMのサービスにはデータ通信量が決まっているものが多いので、すぐに上限に到達してしまう可能性があります。
また3大キャリアに比べると、どうしても速度が遅くなりやすい・安定性しない点もデメリットです。
最新機種を使用したい
最新機種を使用したい場合も、格安SIMよりauの方が便利です。
auを含む大手キャリアは長期継続割引など、最新機種をお得な価格で購入できるサービスを提供しているケースがあります。
最新機種の購入しやすさは、auの方が上でしょう。
ただし、au Online Shopや家電量販店のauコーナーなどでは回線契約が無くてもスマホ本体のみを買うことができるようになっており、分割プログラムも利用可能なため、これだけが理由で無理にauにとどまり続ける必要はなくなってきています。
キャリア決済を使っている(UQモバイルなら利用可能)
キャリア決済を多く使う方も、auのままでいた方が良いでしょう。
利用方法が簡単な上、スマホの料金と合わせて支払いが出来るのは便利ですよね。
しかし格安SIMの場合、キャリア決済ができるケースはあまり多くありません。普段から使っている人は不便になってしまうため、auのままが無難でしょう。
ただしUQモバイルであれば問題なくauかんたん決済を使えるので、活用しつつスマホ代を下げたい場合は検討してみてください。
お店でサポートを受けたい
お店でサポートを受けたい方も、基本的にはauなど大手キャリアの方がおすすめです。
格安SIMは実店舗が少ないため、対面でのサポートが受けにくくなっています。
人件費や店舗維持費などの削減も格安SIMの安価な料金に欠かせないため仕方ない部分といえますが、お店でサポートを受けたい人は、店舗数の多いauが安心ですよ。
ただしこちらもUQモバイルやイオンモバイルであれば、店舗でのサポートもしっかり受けられます。
サポートを重視しつつスマホ代を下げたい場合は、それぞれ検討してみてください。
まとめ
今回はauのスマホ代を安くする方法を3つご紹介しました。
iPhoneが半額で買えるとか、家族で使うとこんなにもお得とか、様々な広告を打ち出しているauですが、正直どんなにキャンペーンや割引駆使しても格安SIMの価格に勝ることはありません。
ですから、一番効果的にスマホ代を安くしたいのであれば、格安SIMへの乗り換えをオススメします。
格安SIMと聞くと「安かろう、悪かろう」のイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、今の格安SIMは全くそんなことはありません。
事実、格安SIM最大手である楽天モバイルが、第四のキャリアとしてdocomo、au、SoftBankに加わり、大手キャリア自身も格安プランの提供をし始めるなど、業界としては常に競争が激しいですから、どこも品質を上げるのに一生懸命なんです。
そう考えるれば、格安SIMへの抵抗も減るのではないかと思います。
いつまでもauにで高い料金を支払っていても良い事はありません。この機会に格安SIMへ乗り換えて節約をし、浮いたお金を他のところに回せるようになりませんか。
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