イオンモバイルは用途に合わせて契約するデータ容量が選びやすく、子ども向けのフィルタリングサービスも充実しているので、子どもに持たせるスマホとしておすすめです。
そこで今回は、イオンモバイルが子どもにおすすめな理由と、使わせる上での注意点・デメリットについて触れていきます。
新生活を控えて子どものスマホの契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【結論】イオンモバイルは子どもに持たせるのにも最適
イオンモバイルは、子どもに持たせる格安SIMとして適したサービスです。
格安SIMなので大手キャリアよりも料金が安く、子どものスマホ料金をできるだけ安く抑えたい保護者の方にも安心です。
またフィルタリングサービスも使えるので、子どもをネット上のトラブルや犯罪に巻き込まれる危険から守ることもできます。
家族向けのシェアプランもあるので、家族みんなでイオンモバイルを使うのもおすすめですよ。
ただし、通信品質やキャンペーンなど注意点もあるので、イオンモバイルで契約を考えている方はデメリットも合わせて確認しましょう。
イオンモバイルが子どもにおすすめな理由
イオンモバイルが子どもにおすすめな理由は以下のとおりです。
- 料金が安い
- シェアプランで子どもに使わせることも可能
- 通話不要ならデータプランも安い
- 子ども用の見守り系オプションもある
下記にてくわしく解説します。
料金が安い
イオンモバイルは格安SIMなので、大手キャリアよりも安い料金で利用できます。
子どものスマホ契約を考える際、毎月かかる費用なのでできるだけ安くしたいと思いますよね。
イオンモバイルであれば2GBまでなら1,000円以下の料金で利用可能です。
さいてきプラン (音声プラン) |
月額料金 |
0.5GB | 803円 |
1GB | 858円 |
2GB | 968円 |
3GB | 1,078円 |
4GB | 1,188円 |
5GB | 1,298円 |
6GB | 1,408円 |
7GB | 1,518円 |
8GB | 1,628円 |
9GB | 1,738円 |
10GB | 1,848円 |
20GB以上の大容量プランもあるので、高校生などインターネットをたくさん使いたい子ども用のスマホにもおすすめです。
さいてきプラン 20GB以上 (音声プラン) |
月額料金 |
20GB | 1,958円 |
30GB | 2,508円 |
40GB | 3,058円 |
50GB | 3,608円 |
60GB | 4,158円 |
70GB | 4,708円 |
80GB | 5,258円 |
90GB | 5,808円 |
100GB | 6,358円 |
150GB | 9,108円 |
200GB | 11,858円 |
※上記は2024年4月1日から提供開始のプランです。
このように、0.5GBから10GBまで1GB単位でデータ容量を選べるので、子ども用スマホの用途に合わせて適したプランを選択できるのがイオンモバイルの特徴です。
シェアプランで子どもに使わせることも可能
イオンモバイルにはデータ容量を家族でシェアできるシェアプランもあるので、子どもだけでなく家族みんなでイオンモバイルを利用するのもおすすめです。
シェアプランは以下のプラン料金のほかに、回線数に応じてSIMの月額料金が220円~440円かかります。
さいてきプラン (シェア音声プラン) |
月額料金 |
1GB | 1,188円 |
2GB | 1,298円 |
3GB | 1,408円 |
4GB | 1,518円 |
5GB | 1,628円 |
6GB | 1,738円 |
7GB | 1,848円 |
8GB | 1,958円 |
9GB | 2,068円 |
10GB | 2,178円 |
シェアプランにも20GB以上の大容量プランがあるので、家族人数が多い方やインターネットの利用量が多い方にも適しています。
さいてきプラン 20GB以上 (シェア音声プラン) |
月額料金 |
20GB | 2,288円 |
30GB | 2,838円 |
40GB | 3,388円 |
50GB | 3,938円 |
60GB | 4,488円 |
70GB | 5,038円 |
80GB | 5,588円 |
90GB | 6,138円 |
100GB | 6,688円 |
150GB | 9,438円 |
200GB | 12,188円 |
※上記は2024年4月1日から提供開始のプランです。
シェアプランは最大8回線まで(2024年4月1日から)使えるので、家族利用はもちろん兄弟姉妹でシェアすることもおすすめです。
通話不要ならデータプランも安い
通話をLINEで済ませる場合は、音声通話機能のないデータ通信専用プランがお得です。
音声通話が使えないプランなので、より安い料金で利用できます。
さいてきプラン (データ通信専用プラン) |
月額料金 |
1GB | 528円 |
2GB | 748円 |
3GB | 858円 |
4GB | 968円 |
5GB | 1,078円 |
6GB | 1,188円 |
7GB | 1,298円 |
8GB | 1,408円 |
9GB | 1,518円 |
10GB | 1,628円 |
データ通信専用プランにも、20GB以上の大容量プランがあります。
LINE通話の場合は通話料ではなくデータ容量を消費するので、高校生などLINE通話のほかに動画やSNSをたくさん使う場合は20GB以上のプランがおすすめです。
さいてきプラン 20GB以上 (データ通信専用プラン) |
月額料金 |
20GB | 1,738円 |
30GB | 2,288円 |
40GB | 2,838円 |
50GB | 3,388円 |
60GB | 3,938円 |
70GB | 4,488円 |
80GB | 5,038円 |
90GB | 5,588円 |
100GB | 6,138円 |
150GB | 8,888円 |
200GB | 11,638円 |
※上記は2024年4月1日から提供開始のプランです。
連絡手段に通話機能を使わない場合は、データ通信専用プランの利用も検討しましょう。
子ども用の見守り系オプションもある
イオンモバイルには、有料で使える子ども向けのフィルタリングサービスが2種類あります。
サービス名 | イオンモバイルセキュリティPlus | Filii(フィリー) |
月額料金 | 220円 | 400円 |
特典 | 初月無料 | |
特徴 | ・専用ブラウザ以外にSNS内のブラウザもフィルタリング対象 ・位置情報やスマホロック・初期化などのリモート操作が可能 ・フィッシング詐欺サイトへのブロック機能 ・マルウェア対策に対応 ・位置情報の確認機能 ・紛失時のリモートロック |
・SNSでつながっている人を把握 ・危険なメッセージをアラートで通知 ・アプリの利用状況の確認 |
「イオンモバイルセキュリティPlus」では、ブラウザやSNSに関するフィルタリングや位置情報の確認、リモート操作などのフィルタリングサービスが利用できます。
Filiiはどちらかというと、SNSに特化したフィルタリングサービスです。SNSでの交流が増えやすい中高生にも適しているでしょう。
イオンモバイルを子どもに使わせる注意点・デメリット
一方で、イオンモバイルを子どもに使わせる際に注意するべき点もあります。
- 通信品質はそれほど高くない
- もっと安い格安SIMがある
- 学割がない
- 取り扱い端末が多くない
下記にてくわしく見ていきましょう。
通信品質はそれほど高くない
イオンモバイルは大手キャリアから回線を借りている格安SIMなので、大手キャリアよりも通信品質が落ちやすい傾向にあります。
時間帯 | イオンモバイル | ドコモ |
朝 | 44.13Mbps | 119.85Mbps |
昼 | 2.47Mbps | 111.23Mbps |
夜 | 45.02Mbps | 79.24Mbps |
※上記の通信速度は直近3ヶ月間の下り平均速度です。
※出典:みんそく
※計測期間:2023年12月25日~2024年3月25日
格安SIMは混雑時に通信速度が遅くなりやすく、イオンモバイルも昼間の通信速度がかなり遅いことがわかります。
連絡手段や軽くSNSを閲覧する程度であれば問題ありませんが、スマホゲームで遊ぶなど容量の大きなアプリを使う場合はストレスを感じるかもしれません。
Wi-Fiでネットを使うことが多いのであれば、それほど気にする必要はないでしょう。
もっと安い格安SIMがある
イオンモバイルの料金も確かに安いですが、さらにリーズナブルな格安SIMもあります。
例えば、IIJmioであれば5GBまで1,000円以下の料金で利用できます。
IIJmioの月額料金 | |
2GB | 850円※1 |
5GB | 990円※1 |
10GB | 1,500円※1 |
15GB | 1,800円※1 |
20GB | 2,000円※1 |
30GB | 2,700円※2 |
40GB | 3,300円※2 |
50GB | 3,900円※2 |
※1 別途最大440円の割引(最大6ヶ月間)キャンペーン実施中
※2 別途5GB増量&月額料金半額(最大3ヶ月間)キャンペーン実施中
シェアプランで家族利用を検討しているのであれば、1回線あたりの料金はイオンモバイルの方が安くなるでしょう。
しかし、子ども単体で格安SIMを使うのであれば他社の方が安くなる可能性があります。
学割がない
イオンモバイルには学割など子ども向けのキャンペーンがありません。
以前は各プランに1GB増量などの学割キャンペーンがありましたが、現在は開催していないようです。
学割がなくてもイオンモバイルの料金は安いので、学割を適用した大手キャリアよりもお得に使えるでしょう。
取り扱い端末が多くない
イオンモバイルで販売されている端末の種類は少なく、選べるものが限られています。
現時点でイオンモバイルで取り扱い中の端末は以下のとおり。
- moto g24
- AQUOS sense8
- AQUOS sense7
- AQUOS wish3
- AQUOS wish2※ドコモ版中古品
- moto g13
- moto g53j 5G
- Redmi 12 5G 8GB/256GB
- Redmi 12 5G
- Redmi Note 11 Pro 5G
- Redmi Note 11
- iPhone XS 256GB※未使用品
- Xperia Ace Ⅲ※au版中古品
イオンモバイルで欲しい端末がない場合は、スマホのメーカーや大手キャリア・他社格安SIMで購入しましょう。
イオンモバイルは子どもも安心してスマホが使える!プランも種類豊富
イオンモバイルは料金が安く、フィルタリングサービスも充実しているので、子どもも安心してスマホを使うことができます。
1GB単位でデータ容量を選べるので、料金をできるだけ抑えて無駄なく使える点も魅力です。
一方で、通信品質が不安定なことや取り扱い端末が少ないこと、1回線のみ使う場合は他社の方が安くなるなど、注意点があることも知っておきましょう。
フィルタリングサービスを重視したい方や、家族での利用を検討している方は、ぜひイオンモバイルで契約を申し込みましょう!