



ドコモでは、キッズケータイを販売しています。
キッズケータイは子供に持たせるための携帯電話で、普通のスマホと違って子供向けに特化した機能・性能が備えられています。
この記事では、ドコモのキッズケータイの特徴や料金プランなどについて解説します。
目次
キッズケータイとは?通常のスマホとの違いを解説!
キッズケータイとは、ドコモなどの大手キャリアで積極的に展開されている子供向けの携帯電話のサービスです。

キッズケータイは、主に保護者と電話で連絡をするために持たせるためのものです。
近年ではスマートフォンが普及し、スマホでは電話やメールだけでなく、ネットやSNS、動画、音楽など、様々なコンテンツを楽しむ人も増えました。
しかしキッズケータイはあくまで電話がメインです。
基本的にインターネットをしたり、アプリをインストールしたりする機能はありません。

塾や習い事をしていて帰りが遅くなる子供などに、連絡・防犯用として持たせるのがキッズケータイとなっています。

インターネットやアプリなどが使えないと大人の場合は困ってしまうことも多いですが、キッズケータイは子供に連絡用として持たせるためのものです。

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キッズケータイ用の料金プランは「キッズケータイプラン」
ドコモで展開されているキッズケータイ向けの料金プランは、「キッズケータイプラン」という名称です。

キッズケータイプランは月額550円(税込)で、データ通信は利用できません。
プランの契約でできることは、音声通話とSMSとなっています。
キッズケータイの通話・SMS利用料 | |
国内通話 | 家族(ファミリー割引グループ)間通話無料、家族以外は30秒22円 |
SMS | 送受信無料(国際SMSは50円~) |
国内通話はファミリー割引のグループに含まれる家族への発信なら無料で、グループ外の人に発信するときのみ30秒22円の通話料がかかります。

ドコモのファミリー割引では、家族でグループを組むことで最大20回線の通話料金が無料になります。
離れて暮らす家族や親戚も対象なので、家族みんなでドコモを使っていれば、キッズケータイで両親だけでなく祖父・祖母などにも無料で連絡できます。


SMSは国内・海外への発信に対応しているので、電話でなく文字でかんたんな連絡をしたい場合などに活用できますよ。
国内でのSMであれば送受信無料なので、気軽にメッセージが送れますね。

その他のドコモのプランはこちらから!
キッズケータイは12歳以下が利用者の場合に申込可能
キッズケータイプランは、利用者が12歳以下となっている場合にのみ申し込めます。

申込時に12歳以下であればOKなので、継続利用については13歳以上になってからも問題なく行えますよ。


ドコモで取り扱っているキッズケータイ機種のスペックや機能、料金をチェック!
ドコモで2023年現在購入可能なキッズケータイの端末は、KY-41Cです。
カラーはイエローとブルー、ラベンダーがあり、価格は22,000円となっています。


KY-41Cの主なスペックは、以下のとおりです。
KY-41Cの主なスペック | |
画面 | 3.4インチ |
ストレージ容量 | 8GB |
重量 | 109g |
防水・防塵 | IPX5/8・IP6X |
バッテリー容量 | 1,500mAh(連続待受時間約320時間) |
KY-41Cではバッテリーが連続待受時間320時間、つまり2週間ほどとなっているので、スマホのように毎日充電する必要はありません。

防犯ブザー搭載!ブザーを鳴らすとすぐにわかる機能も
KY-41Cは防犯ブザーが内蔵されていて、本体の紐を引っ張ると大音量のブザーが鳴ります。
さらに防犯ブザーを鳴らすと、連動して指定済みの連絡先に発信できる機能もあります。

誘拐などのトラブルが発生しそうになっても、SH-03Mがあれば危機を回避できますよ。
見守り機能が充実!
KY-41Cでは、子供が指定の範囲から離れたら通知を送る「みまもりアラート」機能や帰宅時にSMS通知が届く「おかえり通知」があり、見守り機能が充実しています。
ドコモで月額220円+1回5.5円(探す方がFOMAプランの場合)の「イマドコサーチ」を契約していれば、子供が今どこにいるのかを保護者が自分のスマホから地図で確認できます。


本体は頑丈、耐久性に優れている
KY-41Cは耐久性能が高く、落としても壊れにくくなっています。
画面はアクリル素材が採用されていて割れにくくなっていますし、活発な子供に持たせても安心です。
2~3年、あるいはそれ以上使うこともあるキッズケータイですが、KY-41Cなら長い間壊さず清潔に使えます。
知らない人から電話がかかってこないように設定できる
電話とSMSしか使えないキッズケータイですが、それでも知らない悪い人から電話がかかってきてトラブルに巻き込まれるなどのリスクは心配ですよね。

KY-41Cでは、登録済みの連絡先からのみ連絡を取れるように設定できます。
さらに機能を細かく保護者が自分のスマホから設定可能なので、安心して子供に電話をもたせられますよ。
キッズケータイのその他機能
KY-41Cにはアラーム機能やスケジュール機能、タイマー、ストップウォッチといった機能も備えられています。

細かく時間や予定をチェックできるので、自己管理の能力を高められたり、物忘れを防げたりするのも嬉しいですね。
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キッズケータイと格安スマホ、どっちにするべき?それぞれのメリット・デメリット
キッズケータイと合わせて、格安スマホの契約を検討している方もいるのではないでしょうか。
最後にキッズケータイと格安スマホのメリット・デメリットを踏まえつつ、それぞれどんな人におすすめかを解説します。
キッズケータイは見守り機能に特化しているのが魅力
キッズケータイは、トラブル時にすぐ連絡ができたり、防犯ブザーを鳴らせたり、場所を確認できるといった見守り機能が充実しています。
格安スマホでも見守り機能や子供に持たせるにあたっての細かい機能制限などは行なえますが、流石に防犯ブザー機能はありません。

子供の連絡手段や見守り用に万全な機能の携帯電話をもたせたいなら、おすすめなのはキッズケータイです。
ネットやアプリが使えないのはキッズケータイのデメリットでもある
キッズケータイではインターネットやアプリ機能が使えませんが、ネットが使えないのはメリットでもあればデメリットでもあります。
もちろん、子供が有害サイトにアクセスしてしまったり、誤ってアプリの課金などをしてしまったりするリスクがないのは大きなメリットです。
しかし完全に電話とSMSでの連絡用である分、他の家族が使っているメールやLINEが利用できなかったり、子どもたちの間で人気のゲームなどができなかったりするため、不便なこともあります。

完全に連絡用としてキッズケータイを持たせるか、フィルタリング機能などを活用しつつ格安スマホを持たせるかは、子供も交えてじっくり相談して決めましょう。

格安スマホはできることが多いのがメリットかつデメリット
格安スマホも、通信料金的には例えば楽天モバイルなら3GBまで月額1,078円、IIJmioなら2GB850円など、ドコモのキッズケータイと比べても悪くない低価格プランが数多く存在しています。

格安スマホを選ぶメリットでもありデメリットでもあるのが、できることが多いことです。
格安スマホならゲームやYouTubeなどの色々なアプリを使えるので、子供的には満足度が高いと考えられます。
もちろん、防犯系のサービスも個別にiフィルターなどを契約すれば導入可能です。
しかし何でもできる結果、子供がずっとスマホを触ってしまうなどの問題も発生しやすくなることに注意しなければいけません。
フィルタリングサービスにはスマホのアプリの利用時間などを制限できる機能が用意されているものもあるので、格安スマホを持たせる場合はしっかり必要に応じた制限をかけておくことをおすすめします。

こちらも参考に!
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ドコモのキッズケータイでよくある質問
次に、ドコモのキッズケータイでよくある質問についてまとめました。
下記にてそれぞれの質問について回答するので、ぜひチェックしてください。
GPSで居場所がわかるなど見守り機能はある?
子どもが帰宅した際に親のスマホに通知が届く機能があるので、子どもがしっかりと帰宅しているかどうか遠隔でも確認可能です。
さらに月額220円のイマドコサーチを契約すれば、子どもの現在地を確認することも。
ドコモのキッズケータイは見守り機能が充実しているので、12歳以下のお子様に持たせるのに最適ですよ。
2023年現在キッズケータイで使えるキャンペーンは?
2023年現在、キッズケータイで利用できるキャンペーンはありません。
今後キャンペーンが出たらすぐにお知らせします。
キッズケータイは通話やSMSが無料になるの?
キッズケータイは家族間通話と国内SMSの送受信が無料になります。
家族以外の方に通話すると30秒あたり22円かかるので注意してください。
SMSは国内であれば送受信無料なので、電話できない時など気軽にメッセージが送れます。
ドコモオンラインショップでキッズケータイは購入できる?
ドコモオンラインショップでキッズケータイを購入することは可能です。
dカードで購入するとポイント還元率が2%になるので、dカードを持っている方はぜひ活用しましょう。
ahamoで契約している回線から機種変更はできないので注意してください。
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まとめ
今回は、ドコモのキッズケータイについて解説しました。
ポイント
- ドコモのキッズケータイプランは月額550円
- キッズケータイでは電話とSMSを利用可能
- KY-41Cはアクリルディスプレイで頑丈
- KY-41Cには防犯ブザーの機能があり、鳴らすと指定した連絡先へ通知を送れる
- 見守り機能が充実、いる場所がわかったり帰宅時に通知を送れたりする
- 格安スマホと比べるとできることは少ないので、家庭内でしっかり相談した上でどちらを持たせるかを決めよう!
キッズケータイは子供の連絡や見守りに特化した端末で、550円という低価格な料金で子供の安全をしっかり守れます。
今回の解説を参考に、キッズケータイの導入について検討してみてくださいね。
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