



ドコモでは、スピードモードという通信量を追加チャージする機能が提供されています。
名前だけを聞くと「通信速度が早くなるの?」と思いがちですが、少し異なります。
この記事では、ドコモのスピードモードにおける特徴や利用方法、料金などについて解説します。
目次
ドコモの料金プランは、主に使い放題のeximoと最大9GBのirumoの2種類

ドコモの料金プランはたくさんありますが、2023年現在は主にeximoとirumoの2種類で展開されています。

出典:ドコモ公式サイト(https://www.docomo.ne.jp/charge/eximo/)
eximoは月額7,315円で、通信量が無制限の使い放題プランとなっています。

ちなみにまだ4Gスマホを使っている人でもプランはeximoもしくはirumoのみとなっています。

出典:ドコモ公式サイト(https://irumo.docomo.ne.jp/index.html)
irumoはデータ上限が設定されているドコモの格安プランで、0.5、3、6、9GBの4段階に料金が分かれています。
0.5GBは4Gにしか対応していないので注意しましょう。

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スピードモードは、irumoや5Gギガライトなどで高速通信のデータ量を自動的に追加チャージする機能
ドコモのスピードモードは、契約しているプランの通信量を使い切ってしまった時に1GB単位で高速通信量を設定した分自動的に追加できるオプションです。
スピードモードによる追加チャージは10GBまで1GB単位の設定が可能、たくさん使いたい場合は無制限に設定することもできますよ。
例えばirumoの場合、通信量を使い切ってしまったら本来は300Kbps(0.5GBは128kbps)まで速度が下がってしまいます。
128kbpsだと動画を見たりネットサーフィンをしたりするのは困難なので、快適にスマホを使いたい場合はスピードモードを利用して通信量を追加することになりますよ。
スピードモードの利用料金は1GBにつき1,100円
スピードモードを利用する際は、1GBにつき1,100円の利用料金がかかります。
例えば5Gギガライトで7GBを使い切ると通常月額6,765円ですが、3GB分スピードモードで追加チャージをすれば+3,300円なので合計10,065円となります。
使えば使うほど支払金額は上がっていってしまうので、ご注意ください。

1GB追加オプションとの違いは?どっちがおすすめ?
ドコモでは、通信量を1GB1,100円ずつ追加できる「1GB追加オプション」も提供しています。
1GB追加オプションは、手動で必要に応じて1GBをチャージできるオプションです。

どちらを利用してもOKですが、私としてはうっかり使いすぎて知らないうちに膨大な通信料金が発生してしまうトラブルを避けるため、スピードモードよりも1GB追加オプションを利用することをおすすめしたいです。
注意!追加チャージしたデータは翌月末まで使える
スピードモードで追加チャージした通信量は、購入翌月末の時点をもって使えなくなります。
使い切らずに放置しているとやがて使えなくなってしまうので、追加チャージした分はできるだけしっかり使い切るように気をつけましょう。
【参考】ahamoにも1GB550円や80GB1,980円の通信量追加オプションがある

ahamoはドコモがWeb申込み専用で展開している料金プランで、20GB+5分かけ放題で月額2,970円という低価格が魅力です。
ahamoにも通信量をチャージできるオプションがあり、1GBを550円で追加できます。
また80GB追加の大盛りオプションは、月額1,980円で利用できますよ。
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【参考】OCNモバイルONEもアプリから1GB550円で通信量を追加可能
ココがポイント
OCNモバイルONEは2023年6月30日をもって新規受付終了となりました。
申し込みを検討していた方はぜひ同じドコモの新プラン「irumo」のチェックを!
OCNモバイルONE同様に月額550円から利用可能です!
ドコモショップなどで申し込めるドコモ回線の格安SIM・OCNモバイルONEでも、通信量が足りない時に追加チャージができます。
OCNのアプリを経由して申し込めば、1GB550円で追加チャージができますよ。
ただしかつて申込可能だった旧コースユーザーや、アプリを利用しない場合の追加チャージでは0.5GB550円という料金設定になることにご注意ください。

ココに注意
OCNモバイルONEは2023年6月末をもって新規受付終了済です。
新規受付終了について
OCNモバイルONEは2023年6月30日をもって新規受付終了となりました。 現在利用されている方は引き続きサービスの利用が可能です。
【参考】TONEは高速通信時に1GB330~490円で1GBの動画チケットを購入!
ドコモショップなどで取り扱われているTONEも、必要に応じて1GB330円からの「動画チケット」という高速通信用の追加チャージを行えます。
購入日を含めて31日間利用可能で、Android端末では330円、TONE SIM(for iPhone)での契約なら490円、ドコモショップで取り扱われているTONE for Phoneだと370円となっています。

月額基本料金1,100円!
ドコモでスピードモードを申し込む方法は?
ドコモでスピードモードを利用したい場合は、事前に手続きをする必要があります。

ドコモオンライン手続きからすぐにスピードモードを申し込める
ドコモオンライン手続きで、24時間いつでもスピードモードを申し込むことができますよ。
dアカウントでログインをして、設定を行いましょう。
こちらの公式サイトの「お手続き」ボタンから、すぐに申し込めます。
なお1GB追加オプションも、同様にドコモオンライン手続きから申し込めるようになっていますよ。
ショップや電話での申し込みも可能
9時~20時の「151」への電話や、営業時間内のドコモショップ・d gardenへの来店でもスピードモードを申し込めますよ。
ネット上での手続きが苦手な方は、電話や店舗でスピードモードを申し込んでみてください。

ahamoやOCNモバイルONE、TONEの高速通信容量追加方法は?
ahamoやOCNモバイルONE、TONEといったサービスでの通信量追加も、簡単に行なえますよ。
ahamoの通信量チャージは、マイページへログインして「データ通信量の内訳」ページ内にある「データを追加」から行えます。
OCNモバイルONEは、新コースユーザーならOCNアプリ内のモバイルタブより「容量追加」から手続きをすることで、1GB550円の低価格で追加チャージを行えます。
TONEは「動画チケットアプリ」から、iPhoneで使っている場合は「TONE SIMアプリ」からすぐに動画チケットを購入可能です。
ココがポイント
OCNモバイルONEは2023年6月30日をもって新規受付終了となりました。
申し込みを検討していた方はぜひ同じドコモの新プラン「irumo」のチェックを!
OCNモバイルONE同様に月額550円から利用可能です!
スピードモードや1GB追加オプションは、dポイントを使って利用することもできる
dポイントクラブの専用ページを利用して、スピードモードや1GB追加オプションにおける通信量チャージをdポイントを使って行うことができます。
dポイントがたくさん貯まっている場合は、ポイントを使ってお得に通信量をチャージしましょう!
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ドコモのスピードモードは本当にお得なの?他の高速通信方法は?
ドコモのスピードモードでは1GB1,100円の料金で追加チャージを行えますが、実のところあまりお得とはいえません。
例えば5Gギガライトで7GBを使い切るとその時点で月額6,765円なので、1GBチャージしただけで7,865円まで料金が上がってしまいます。
実のところ、スピードモードが必要な状況になるならそもそも料金プランを見直しておいたほうが良いと考えられますよ。
たくさん通信するなら、最初からeximoを契約しておいたほうがお得!
たくさん通信を行うなら、eximoを利用するのがおすすめです。
eximoは月額7,315円で使い放題なので、5Gギガライトで1Gチャージをして8GB使ったときの月額7,865円よりも500円以上割安です。
毎月の通信量が多いなら、最初から使い放題のeximoを使うのがおすすめですよ。
100GBまで使えればOKなら5Gギガライトよりもahamoの方が割安!

ahamoは月額2,970円で20GB+5分かけ放題を利用できるので、20GB以内に通信量が収まるなら選んでおいて損はありません。
80GB追加・100GB使えるahamo大盛り契約でも月額4,950円なので、5Gギガライトで5GB使うよりも割安となります。

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まとめ
今回は、ドコモのスピードモードについて解説しました。
スピードモードは、1GB1,100円で通信量を自動的に追加できるオプションです。
しかし料金的には、ahamoやeximo、5Gギガホ プレミアを利用したほうが安上がりとなることにご注意ください。
スピードモードは普段あまり使わない人がたまたまたくさん使った月があった時などに設定してあると便利、といったところです。
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