


大手キャリアのドコモではスマホだけでなくタブレットも取り扱っています。
Apple社のiPadを中心にエントリーモデルからハイエンドモデルまで、ラインナップは幅広いです。
ただ、たくさんあってどれを買えばいいのか分からないかもしれません。
本記事ではドコモで購入できるタブレットの特徴・価格とおすすめプランについて解説します。
「ドコモで取り扱っているタブレットを知りたい」「維持費はどれくらいかかるのか気になる」という人は、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
タブレットの種類にはセルラーモデルとWi-Fiモデルの2種類がある
タブレットの購入を検討するにあたり、理解しておきたいのがタブレットの種類です。
タブレットの種類は大きく分けて「セルラーモデル」「Wi-Fiモデル」の2種類があります。
それぞれの違いは、以下のとおりです。
項目 | セルラーモデル | Wi-Fiモデル |
インターネットの接続方法 | Wi-Fi接続+モバイルデータ通信 | Wi-Fi接続 |
通信費用 | 発生する(モバイルデータ通信を利用する場合) | 発生しない |
GPS機能 | あり | なし |
両者におけるいちばんの違いは、インターネットへの接続方法です。
セルラーモデルはWi-Fi接続だけでなく、モバイルデータ通信も利用できる仕様なので、スマホと同じようにインターネットに接続することが可能です。
一方、Wi-FiモデルはWi-Fi環境が整備されているところでしか使用できません。


使い勝手を重視したい人はセルラーモデル、対して月額料金を抑えたい人はWi-Fiモデルを選ぶと良いでしょう!
ドコモで取り扱い中のタブレット
2025年2月現在、ドコモで取り扱っているタブレットは以下の通りです。
機種名 | ストレージ容量 | 5G通信 | 販売価格 |
iPad mini(第6世代) | 64GB/256GB | 対応 | 116,490円〜 |
iPad(第10世代) | 64GB/256GB | 対応 | 106,590円~ |
iPad(第9世代) | 64GB/256GB | 非対応 | 78,760円〜 |
12.9インチiPad Pro(第6世代) | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB | 対応 | 219,890円~ |
12.9インチiPad Pro(第5世代) | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB | 対応 | 198,440円~ |
11インチiPad Pro(第4世代) | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB | 対応 | 166,980円~ |
11インチiPad Pro(第3世代) | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB | 対応 | 140,690円~ |
iPad Air(第5世代) | 64GB/256GB | 対応 | 130,020円~ |
dtab d-51C | 64GB | 対応 | 65,230円 |
dtab Compact d-52C | 64GB | 対応 | 64,790円 |

ドコモで購入できるタブレットはiPadが8種類、Androidタブレットが2種類です。
では、各機種の特徴と価格について簡単に解説していきますね。
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iPad mini(第6世代)
iPad miniの第6世代は、2021年9月に発売したiPadのコンパクトモデルです。
「mini」の名の通り、iPadよりもディスプレイサイズと本体の重量をコンパクトにしたことで、特に普段の持ち運びに便利です。
iPad mini 第6世代では、第5世代の7.9インチよりひと回り大きくなった8.3インチのディスプレイを採用。
待望のApple Pencil(第2世代)に対応したことで、ちょっとしたメモやイラスト、学習アイテムとしても活躍が期待できます。

iPad mini 第6世代はA15 Bionicチップを搭載したことで、性能面も文句なし。ストレスフリーでサクサク利用できます。
Touch IDが継続されたことも、マスク時代であることを踏まえるとiPad mini 第6世代の大きなメリットと言えるでしょう。

ストレージ容量は64GBに加え、大容量256GBも選択可能です。
iPad mini 第6世代の価格は64GB版が116,490円、2556GB版が143,770円です。
iPad(第10世代)
iPad(第10世代)は2022年10月に発売したiPadシリーズのエントリーモデルです。
前回の9世代同様、64GB・256GBに対応しているた写真などのデータをたくさん入れたい方にもおすすめできます。
また、今まで非対応だった5G通信にもようやく対応しました。
価格は64GB版で106,590円、256GB版で135,960円と第9世代に比べてかなり高い価格設定となっています。
iPad(第10世代)は性能面についても妥協がなく、低価格モデルながらチップはiPhone 12シリーズにも搭載されているA14 Bionicを採用しているので、普段使いで困ることはまずないでしょう。

12.9インチiPad Pro(第6世代)/11インチiPad Pro(第4世代)
iPad Proは、iPadシリーズの最上位モデルです。
最新のiPad Pro 12.9インチ第6世代と11インチ第4世代では、Appleが独自開発している「M2チップ」を搭載し、従来モデルから処理性能が大幅にアップしました。
動作の重い3Dゲームや動画編集、イラスト制作なども快適です。

12.9インチと11インチ、2種類のディスプレイサイズが用意されています。
2種類のiPad Proはサイズ以外のスペックがほぼ同じですが、12.9インチモデルはディスプレイのディスプレイにLiquid Retina XDRディスプレイを搭載。
明るい所と暗い所の明暗の差がよりクッキリと出るようになりました。


iPad Pro最新モデルは12.9インチが219,890円から、11インチは166,980円からとなっています。
スペックが高い分、価格は最安モデルでも16万円以上です。
iPad Air(第5世代)
iPad Airの第5世代は上位モデルであるiPad Proと、下位モデルであるiPadの間に位置するモデルです。
iPad Air 第5世代ではiPadProに搭載されていた「M1チップ」を採用しています。
5G通信にも対応し、処理能力はProシリーズに引きを取りません。

さらにiPad Air 第5世代では、iPad Proと違い電源ボタンにTouch ID(指紋認証)を内蔵しています。
電源ボタンを押すだけでスムーズに画面ロックを解除可能です。

本体カラーはパープル、ブルー、ピンク、スターライト(白)、スペースグレイの5色です。
他のモデルにはないカラフルな本体デザインもiPad Air(第5世代)の魅力と言えます。
iPad Air 第5世代の価格は64GB版が130,020円円、256GB版が156,860円です。
iPad(第9世代)
iPadの第9世代は、1世代前のiPadです。
価格は64GB版で78,760円、256GB版は103,070円。5G通信に対応していないため10世代よりかは低めの価格に設定されています。
チップセットはA13 Bionicを採用。

それまで上位モデルのみ対応だったApple PencilやSmart Keyboardにも対応しています。
イラストを描いたり、WordやExcelなどのオフィスソフトを使ったりすることも可能です。

12.9インチiPad Pro(第5世代)/11インチiPad Pro(第3世代)
iPad Pro12.9インチモデルの第5世代と11インチの第3世代は、それぞれ1世代前のiPad Proです。
iPad用にカスタマイズされた「Apple M1チップ」を搭載しています。
12.9インチiPad Pro(第6世代)/11インチiPad Pro(第4世代)には劣るものの、依然タブレットの中では最高クラスの性能です。
ストレージ容量も2TBまで用意されているので、パソコン並みにデータを保存可能です。

ドコモにおける12.9インチiPad Pro(第5世代)と11インチiPad Pro(第3世代)の価格は以下の通りです。
ストレージ容量 | 12.9インチiPad Pro(第5世代) | 11インチiPad Pro(第3世代) |
128GB | 販売終了 | 販売終了 |
256GB | 取扱いなし | 販売終了 |
512GB | 取扱いなし | 185,900円 |
1TB | 288,530円 | 245,960円 |
2TB | 348,700円 | 306,130円 |
少しでも安く、ハイスペックなiPadが欲しい人にピッタリですね。
dtab d-51C
dtab d-51Cは、5G対応の10.1インチの大画面Andoroidタブレットです。
d-51Cはさきほどのd-41Cと同様のサイズで動画、書籍、WEBページの閲覧を快適に楽しむことができます。

d-51Cは5G対応だからこそサクサク動画のダウンロード、WEB会議などの環境も安定します。
送受信速度が高速な為、メールやファイルも快適に閲覧できるのがいいところです。
4GBのRAMと6680mAhの電池で動画視聴やWeb閲覧もサクサクで電池も長持ちします。
なんといってもデザインもカッコよく、インテリア、ファッションとしても映える点も良いところ。
ドコモでの販売価格は65,230円です。
dtab Compact d-52C
dtab Compact d-52Cは2023年3月3日(金)に発売された最新モデルのAndoroidタブレットです。
ディスプレイのサイズは8.4インチを搭載。
さっきのd-51Cと同じく、5Gの対応もしてサクサク安定にネットもブラウジングも楽しめます。
重さも318gで軽量で、場所も取らず持ち運びもラクチンです。
ステレオスピーカーとDolby Atmosでダイナミックな音で動画や音楽を堪能できます。

ドコモでの販売価格は64,790円です。
最新機種が手に入れたい人への朗報で
ドコモのいつでもカエドキプログラムに加入する場合の支払いであれば
分割払いが月1,451円×23回(33,374円)で、24回目以降の31,416円の支払いが不要になります。
iPad、タブレットを使うのにオススメのドコモの価格プランは?


ドコモでiPad・タブレットを使うのにおすすめのプランは「すでにドコモを利用しているかどうか」で異なります。
- すでにドコモを利用中:データプラス
- iPadまたはタブレットを単体で契約:ギガライト/ギガホ プレミア→2023年7月からはeximo、irumo
ドコモユーザーならデータプラスがおすすめ
すでにドコモのスマホを利用しているドコモユーザーなら「データプラス」でタブレットを使うのがおすすめです。


データプラスは月額1,100円でドコモのギガプランのデータ通信量をシェアできるサービスです。
データプラスは、以下の対象プランを契約している場合に利用できます。
データプラスの対象プラン
- eximoのみ(irumoはデータプラス対象外)
また、データプラスではペア回線を設定する必要があります。ペア回線に関しては下記のプランでOKです。
- 「5Gギガホ プレミア」
- 「5Gギガホ」
- 「5Gギガライト」
- 「ギガホ プレミア」
- 「ギガホ」
- 「ギガライト」
- 「ギガホ(2019年9月30日以前にお申込み)」
- 「ギガライト(2019年9月30日以前にお申込み)」
例えばeximoを利用している人なら、月額料金+1,100円でスマホだけでなくタブレットでもデータ通信を無制限に使えます。
月額料金(eximo+データプラス) | |
eximo | 7,315円 |
データプラス | 1,100円 |
合計(スマホ+タブレット) | 8,415円 |

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単体契約なら価格・料金プランはスマホと同じ(データ専用プランなし)



ドコモではタブレット用のデータ専用プランは用意されていません。
ドコモでタブレットの回線を単体契約する場合は、必然的にスマホ用のeximo/irumoを契約することになります。

irumo | eximo | |
データ通信量 | 500MB、3GB、6GB、9GB | 無制限(段階制) |
月額料金 | 500MB:550円 | ~1GB:4,565円 ~3GB:5,665円 無制限:7,315円 |
3GB:2,167円 | ||
6GB:2,827円 | ||
9GB:3,377円 |
これらのプランはドコモ光やhome 5Gを契約していればセット割で1,100円引き、dカードで支払いをすれば187円の割引を受けることができますよ。(irumoの500MBのみ割引対象外)
またeximoはみんなドコモ割により、3回線以上1,100円、2回線までなら550円の割引も受けられます。(irumoも3GB以上は回線のカウント対象にのみなります)
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あまり通信しない場合は格安SIMのデータ通信専用プランがおすすめ


ドコモにはタブレット用のプランがありません。
大容量のデータ通信を利用するならともかく、あまりデータ通信を使わない人だと少し割高です。
データ通信をあまり利用しないなら、端末のみ購入して通信に使うSIMは格安SIMのデータ通信専用プランを検討しましょう。

例えばmineoやIIJmioのデータ通信専用プランなら月額1,000円未満で使えます。
mineo | IIJmio(物理SIM) | IIJmio(eSIM) | |
データ通信量 | 1GB | 2GB/5GB | 2GB/5GB |
月額料金 | 880円 | 2GB:740円 5GB:900円 |
2GB:440円 5GB:660円 |
5G通信 | 対応(月額220円) | 非対応 | 非対応 |
ドコモ回線の格安SIMで、安さ重視の場合にとくにおすすめなのがIIJmioです。
IIJmioはeSIMにも対応しているので、iPadおよびdtab Compact d-42Aなら物理SIMなしで契約できます。
しかもIIJmioのeSIMは月額料金が安く、2GBなら月440円です。

大容量のデータ通信を利用しないのであれば、データ通信専用プランを安く使える格安SIMで運用するのがおすすめです。
3/31まで!最大6ヶ月月額割引!
ドコモならテザリングは無料!
外出時にスマホ以外のタブレットなどをインターネットにつなぐ際に重宝するテザリング。
他社であれば月数百円の回線料金がかかる場合もありますが、ドコモはテザリングが無料で使えることができ、面倒な手続きなども必要ありません。
端末を複数お持ちの方や、外出時にネットにつなぐ方は無料なので登録しておいて損はないでしょう。

下取りプログラムの利用方法と条件は?
下取りプログラムとは ドコモで端末を新規購入や機種変更する際、現在使用中の端末を下取りに出すことで、dポイントの加算や購入代金の割引をしてもらえるサービスです。



下取りプログラムを利用する際の条件は以下とおりです。
- タブレットの購入時にドコモ契約のiPadもしくはAndroidタブレットなどを下取りに出して買取をしてもらう
- ドコモビジネスプレミアクラブに加入


他には、下取りを申込みするときに自回線の購入履歴がショップに登録されていて購入代金の未払いが今までにないことや、他社で販売してるiPad/Androidタブレットの場合、申込み機種が正規店新規契約(MNP含む)と同時に、ドコモでiPad・タブレットを購入して下取りの申込みをすることなどの条件があります。
このいずれかの条件に満たした場合に下取りプログラムの適用ができます。


2023年3月よりAndoroidタブレットもeSIM対応に!対応機種はどれ??


eSIMに対応している機種はiPadシリーズ全般です。
ただ、iPadは購入代金もAndoroidタブレットに比べ高くてなかなか手が届かないっという人も多いのではないでしょうか。
そんな中、2023年3月3日発売のAndoroidタブレット「dtab Compact d-42A」も対応するようになり、こちらであればeSIMでのタブレット購入でも手が届きやすくなるでしょう。
またd-51Cやd-52Cといったその後発売されたタブレットでも、eSIMが使えるようになっていますよ。

手軽に利用開始もできるので、ぜひこの機会に機種変更もご検討してみてはいかがでしょうか。
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ドコモ以外で購入したタブレットも利用可能?


ドコモ以外で購入したタブレットをドコモで使うことも、もちろん可能です。
iPadなら、Appleストアなどで買えるSIMフリー版iPadやau・ソフトバンクで買ったiPadも使えます。
Androidタブレットも、SIMフリーモデルならドコモで利用可能です。
ただし、SIMロックがかかったau・ソフトバンクのタブレットはそのままだとドコモで使えません。
必ずSIMロックを解除してください。
SIMロック解除は、My auやMy SoftBankから無料で行なえますよ。
au・ソフトバンクのSIMロック解除方法はこちら!
中古のタブレットを購入する際の注意点は?
中古であれば高価なiPadも安く手に入るものの、安全性や何か注意すべき点がないか気になりますよね。
中古のタブレットを購入する際は以下の点には気をつけるようにしましょう。
OSのバージョンが古いとセキュリティ的に危険
OSのサポートが終了しているタブレットはウイルス感染のリスクが高まります。
サポートが終了しているタブレットはなるべく購入しないようにしましょう。
Android・iPad・Windowsの最新バージョン(2023年6月時点)は以下とおりです。
・iPad OS16.5
・Andoroid 13
キズや汚れを確認
中古商品は経年劣化している事もあり、キズやスレが付きやすいです。
店舗で直接見る事のできないアマゾンなど通販の場合でも、基本的に商品の状態はランク分けされています。
ネットで購入する場合にはできるだけ写真や商品説明を確認したうえで問題無さそうな中古タブレットを見つけましょう。
付属品不足
基本的に新品であれば充電ケーブルなどが付属されていますが、中古の場合は揃っていない事もあります。
購入前に中古タブレットの付属品に足りないかものが無いか確認をしておかないと、別途自分で購入しなければいけなくなります。
せっかく安く購入できる中古品なので、なるべく余計なコストがかからないようにチェックを心がけましょう。
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まとめ
以上、ドコモで購入できるタブレットの特徴・価格と料金プランについて解説しました。
ポイント
- タブレットにはセルラーモデルとWi-Fiモデルの2種類がある
- iPad11種類、Androidタブレットは3種類取り扱い
- 一部のiPadは一時的に予約や販売を停止中
- スマホでeximoを契約しているドコモユーザーは、容量を共有できるデータプラスがお得
- タブレット専用プランはないため、単体契約の場合はスマホ用プランを利用
- あまり通信をしないなら格安SIMのデータ通信専用プランがおすすめ
- ドコモ以外で購入したタブレットも使えるがSIMロックに注意
iPadはハイスペックなiPad ProからコンパクトなiPad miniまで、幅広い機種を取り扱っています。
用途や重視するポイントに合わせて選びましょう。
Androidタブレットはコンパクトなdtab Compact d-52Cと、大画面のdtab d-51C、そして古めの機種ですが小型タブレットであるd-42Aの2機種です。
スペックは近いので、好みのサイズで選ぶと良いでしょう。
ドコモユーザーはデータプラスを利用することで、現在の料金プラン+1,100円でタブレットを使えます。
単体契約する場合はスマホ用のプランを利用するため割高です。
あまりデータ通信を利用しないなら格安SIMのデータ通信専用プランを検討しましょう。
月額1,000円未満でiPadやタブレットを利用できますよ。
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