



ドコモでは、料金プランに加えてかけ放題や補償など様々なオプションを契約できます。
どれを申し込めばいいのかわからず、困ってしまうかもしれません。
この記事では、ドコモのオプションの内容や料金設定などについて解説します。
最後まで読めば自分が選ぶべきオプションを見極められるので、参考にしてくださいね。
目次
ドコモの通話オプション紹介とそれぞれのメリット・デメリット
まずはドコモの主な通話オプションについて、解説します。
とくにかけ放題を申し込むかどうかは、ドコモの契約にあたってしっかり検討しておきましょう。
あまり通話時間が長くないなら、月額880円の5分通話無料オプションがおすすめ!
ドコモで電話をかけたときにかかる通話料金は、通常30秒22円となっています。
通話時間が長い場合は、そこそこ高額な費用がかかってしまうことに注意しなければいけません。
例えば1ヶ月に合計30分間の通話をすれば、1,320円もの通話料金がかかります。
しかし、月額880円の5分通話オプションに加入していれば、ドコモにおける1回につき5分以内の通話料金が追加でかかることはありません。
5分以上の通話をした際のみ、超過分の通話料金が30秒22円で発生します。
1回ごとの通話時間があまり長くない方は、5分通話無料オプションを申し込んでみてください。
通話時間が長い人には、月額1,980円のかけ放題オプションで国内通話かけ放題
1回1時間以上など長電話をする機会も多い方におすすめなのは、月額1,980円で国内通話をかけ放題にできる「国内通話かけ放題」です。
どれだけ通話時間が長くなっても、相手が日本国内の人であれば通話料金が毎月1,980円以上かかることはありません。

【参考】ドコモの通話料金はファミリー割引グループなら無料になる
ドコモの通話料金は、ファミリー割引グループに加入している家族との通話であれば無料です。
家族以外とは全然通話しない!という方は、無理にかけ放題を契約せずファミリー割引のみ設定しておくのがおすすめですよ。
ちなみにファミリー割引は、ドコモショップやドコモスマホからの151への電話、申込書の郵送などで申込可能です。
留守番電話は月額330円で利用可能
ドコモの留守番電話サービスは、月額330円で利用できます。
申し込んでおけば最長3分・最大20件を72時間ほど保存しておくことができますよ。
1417に発信することで、メッセージを再生可能です。
ただし現代ではメールやLINEなどでも連絡を取れる方が多いと思いますので、無理に留守番電話を追加する必要はないと思います。
最新iPhone14にも対応!
ドコモの通信オプション紹介とそれぞれのメリット・デメリット
続いて、ドコモの主な通信オプションについて解説します。
ドコモではテザリングができたり、容量制限があるプランで高速通信量を追加したりすることができますよ。
テザリングは無料で使える!申し込みも最新プランなら不要
ドコモでは、テザリング機能を追加料金無しの無料で利用可能となっています。
テザリングとは、スマートフォンなどの端末から他のタブレットやパソコン、ゲーム機などをインターネットに接続できる機能のことです。
最新のeximoやirumoなどであれば申し込み手続きも不要、使いたい時はスマホの設定アプリなどから機能をオンにすればすぐテザリングを行えますよ。

1GB追加オプションやスピードモードは、1GB1,100円で通信量を追加できる!
1GB追加オプションは、最新のirumo、はじめてスマホプランなどの通信量に上限があるプランで通信量を使い切ったときに1GB1,100円で通信量を追加できるオプションです。
個別に申し込みが必要、ドコモオンライン手続きや151への電話、ドコモショップからすぐに申し込むことができますよ。

「スピードモード」は、通信量が足りなくなったときに自動的に指定したデータ量まで追加チャージをしてもらえるサービスです。(1GB単位で10GBまで、または無制限チャージに設定することも可能)
面倒な追加チャージ手続きが不要になるのは便利ですが、スピードモードを設定してうっかりどんどん使った結果思わぬ高額を請求されてしまう危険性があるので気をつけながら使ってくださいね。

ギガプラン上限設定オプションは、5Gギガライトやギガライトの通信上限を設定できる
ギガプラン上限設定オプションは、通信量が上がるごとに段階的に通信金が変わる5Gギガライトやギガライトで高速通信の上限を設定できる無料オプションです。
例えば5Gギガライトで月額3,465円の1GBを使うと自動的に次の3GB4,565円まで料金が上がりますが、上限を1GBにしてあれば1GB使ったタイミングで速度制限がかかり、料金も3,465円から変動しません。
子供などのスマホの使いすぎを防ぎたい場合に、ギガプラン上限設定オプションがおすすめですよ。
なお、新プランのeximoは従量制のプランですが上限設定はできないので注意しましょう。
データ量到達通知サービスは、通信量が一定量になったら通知してくれる
データ量到達通知サービスは、ドコモでの通信量が指定した容量に到達した際にメールで知らせてくれる無料サービスです。
5Gギガライトなら料金変動の200MB前など、早い段階でも通知をしてもらえるので使いすぎを防ぎやすくなっています。
新プランのirumoもデータ量到達サービスに対応していますよ!
ただし3GB到達で料金が上がる、eximo、5Gギガホ プレミアやギガホ プレミアでデータ量到達通知サービスを使うことはできないのでご注意ください。
【参考】spモードは通信料金プラン申込時に契約されるプロバイダサービス
ドコモの料金明細などで「spモード」に金額が設定されていて、「コレは一体何の料金なの?」と疑問に思った方も少なくないのではないでしょうか。
spモードは、ドコモでインターネットを利用するために必要なプロバイダサービスのことです。
かつてはパケット料金と別に料金が発生するサービス(月額330円など)のような形になっていたこともありましたが、最新のeximoや5Gギガホ プレミア、5Gギガライトなどでは基本的にspモードの料金込みで金額が設定されています。
なお、irumoはSPモードに非対応です。


ドコモのサポートオプション紹介とそれぞれのメリット・デメリット
ドコモで提供されている、主なサポート・補償系オプションについて解説します。
スマホを安全に使いたい方やわからないことがあった時の対応を受けたい方は、サポート系のオプションにも加入しましょう。
言い換えると全然使わないということであれば、無理にサポートオプションを申し込む必要はありません。
ケータイ補償サービスでトラブル時の修理・交換対応が充実!(2022年8月31日までに発売の機種向け)
ケータイ補償サービスは、月額363円~1,100円(初回31日間は無料)で利用できるスマホやタブレットの補償サービスです。
2022年8月31日までに発売された機種に対応していますよ。
例えば端末が壊れた時は、ケータイ補償サービスに加入していれば修理や交換で対応してもらえます。
修理代はiPhoneなら購入から1年間無料・2年目以降や保証対象外の故障時5,500円、その他機種は基本的に保証対象なら無料・対象外でも3,300円と安価になりますよ。
端末交換は1回8,250円~12,100円、ガラケーなら5,500円で1年に2回まで利用できます。(東京23区内や大阪市なら最短4時間・3,300円の追加料金でのエクスプレス配送にも対応)
他にもデータ復旧サービスが通常8,800円のところ1,100円で利用可能、紛失時に使えるケータイお探しサービスを無料で使えるといった便利な特典もありますよ。
スマートフォンをトラブルに備えた万全の状態で使いたい場合は、申し込んでみてください。
料金はやや高めとなっているため、自分で保護ガラスやケースなどを使ってしっかりガード・管理できるなら、無理に申し込まなくても大丈夫です。
なおケータイ補償サービスは、基本的に端末の購入時に加入可能です。
端末の購入または持ち込み端末での回線契約から14日以内であれば、ドコモオンライン手続きやドコモショップ、151への電話で後から申し込むことも可能ですよ。
smartあんしん補償は最新スマホ対応・スマホ以外の補償も充実|smartあんしんパックならセキュリティや遠隔サポート付きで料金がさらにお得に
ケータイ補償サービスに代わって2022年9月15日以降発売の機種向けに提供されている補償サービスが、月額330~990円のsmartあんしん補償です。
スマホやタブレットなどの故障・盗難・紛失・水濡れといったトラブルだけでなく、他にも様々な補償が追加されました。
- 故障時の修理代サポートや交換サポート、データ復旧割引、ケータイお探しサービス無料
- パソコンやゲーム機などが故障・破損した際に最大7万円の補償を受けられる「イエナカ機器補償」
- QRコード決済などが不正利用した際に最大100万円補償してもらえる「スマホ不正決済補償」
- 申込翌月から1年間、外出先などで盗難や破損等にあった際に最大1万円分補償を受けられる「携行品補償mini」(smartあんしん補償契約から14日間限定で申込可能)
こちらもスマートフォンが壊れたときなどに備えておきたい場合に、申し込んでみてください。
また「smartあんしんパック」では、別途月額220円で提供されているスマホのセキュリティ対策「あんしんセキュリティ」や月額440円でトラブル時にオペレーターに相談できる「あんしん遠隔サポート」込みで572円~1,232円で利用可能です。
なおsmartあんしん補償も、対象端末購入または持ち込み機種での回線契約から14日以内に申し込みが必須となっています。
ちなみにドコモでは、iPhoneやiPadを買う場合Apple純正の補償サービス・AppleCare+に加入することも可能です。
例えばiPhone 14なら月額1,180円などの料金が発生、iPhone購入後に加入する場合は30日以内に設定アプリなどから加入もできますよ。
AppleCare+では画面・背面ガラスの交換が3,700円になるなど、安価な料金で修理対応をしてもらったりトラブル時に専任スペシャリストに相談ができたりします。
ネットトータルサポートは月額550円・様々な通信機器をサポート!
ネットトータルサポートは、月額550円・初回31日間無料でパソコンやプリンター、ルーターなど様々な機器のわからないことを相談可能です。
電話だけでなく、修理や訪問、データの復旧、さらには買い取りやオンラインのパソコン教室も利用可能です。
最新iPhone14にも対応!
ドコモのその他オプション紹介とそれぞれのメリット・デメリット
最後に、ドコモのその他の主なオプションについて解説します。
いちおしパックは3つのサービスがセットでお得に使える
いちおしパックは月額550円・初回31日間無料で、以下の3つのサービスを利用可能です。
- スゴ得コンテンツ(月額418円)
- my daiz(月額110円)
- クラウド容量オプションプラス50GB(月額440円)
通常これらのオプションは合計月額968円ですが、3つ申し込めばいちおしパックが適用されるため550円に割り引かれます。
スゴ得コンテンツは200種類以上のアプリを使えたり、家電量販店や映画館などの割引クーポンを利用したりできます。
my daizは様々な情報を届けてもらえるサービス、クラウド容量オプションプラス50GBは写真や動画などのデータを50GB保存できますよ。
2023年4月25日までは「エンタメオプション」として月額660円で動画や雑誌などを見られるサービスも提供されていましたが、5月31日でサービス終了となっています。
なおいちおしパックについては、サービスに魅力を感じた方のみ申し込めばOKです。

d Wi-Fiは無料で利用できるWi-Fiスポット
d Wi-Fiは、無料でdポイントクラブ会員なら誰でも使えるWi-Fiスポットのサービスです。
ドコモ回線の契約がなくても、dポイントクラブの会員でさえあれば使えますよ。
WPA2方式による暗号化が行われているため、セキュリティ対策が万全なこともd Wi-Fiの魅力となっています。
無料で使えるキャリアメールサービス・ドコモメール
ドコモメールはドコモのキャリアメールサービスで、月額料金無しで利用可能です。
ドコモを解約すると、ahamoへのプラン変更も含めドコモメールは使えなくなります。

しかし解約から31日以内(ahamoへのプラン変更ならプラン変更と同時)にドコモメール持ち運びを申し込めば、月額330円・初回31日間無料でドコモメールを使い続けることもできますよ。
どのオプションに加入しておくべき?
ドコモユーザーが加入しておくべきオプションについて、解説します。
spモードは通信プランを契約する場合もれなく加入になる
spモードは、eximoや5Gギガホ プレミアなど通信料金プランを契約すれば基本的にもれなく加入となります。

通話をよくする方はかけ放題も忘れずに|LINEで済ませるなら無理に加入しなくてもOK
月額880円の5分通話無料オプションや1,980円のかけ放題オプションは、通話をする機会が多い方は申し込んでおくことをおすすめします。
しかし通話をほとんどしないような方は、無理に申し込まずLINEなどの無料通話サービスで済ませてしまうこともおすすめです。
サポートオプションは必要に応じて申し込みを
端末補償などサポート系のオプションは、便利ではあるものの月額料金の負担も大きめです。
万が一スマホが壊れたり、失くしたりしてしまったりなどのトラブルに絶対に備えておきたい場合はサポート系オプションを申し込んでみましょう。

自分で端末を管理・ケースや保護ガラスで保護できるのであれば、無理にサポートオプションを申し込まなくても大丈夫です。
ちなみに筆者は今まで一度もサポート系のオプションを申し込んだことがありませんが、ケースやガラスのお陰でとくに端末を壊してしまった経験はありません。
最新iPhone14にも対応!
ドコモのオプションを申し込む方法は?
ドコモでオプションを申し込む際は、基本的にMy docomoのドコモオンライン手続きを利用することになります。
手続き画面で申し込みたいオプションの項目を選択・「お手続きする」ボタンから申し込みを行えば、利用を開始できますよ。
オンラインでの手続きが苦手な場合は、ドコモショップに営業時間内に足を運んだり、151へドコモのスマホから電話をかけたりすることでも様々なオプションを契約できますよ。
ドコモのオプションを解約する方法は?
ドコモのオプションを解約する際も、主にMy docomoのドコモオンライン手続きで手続き可能です。
解約したいオプションの項目から、解約手続きをしましょう。
営業時間中のドコモショップへの来店や、151へのドコモ端末からの電話でも多くの場合手続きができますよ。
まとめ
今回は、ドコモで提供されているオプションについて解説しました。
ポイント
- ドコモでは、5分かけ放題と無制限の国内通話かけ放題がオプション提供中
- 速度制限時の通信量チャージオプションや、Wi-Fiスポットのサービスもある
- スマートフォンの補償サービスも、端末購入時やその14日以内に申し込めば利用可能
- オプションは基本的にMy docomoやドコモショップ、ドコモインフォメーションセンターへの電話で申し込みや解約を行える
- オプションは無理に申し込む必要なし、どうしても必要なものだけ申し込んで無駄な出費は減らそう!
今回の解説を参考に、ドコモのオプションを必要に応じて申し込んでみてくださいね。