



スマートフォンのテザリング機能を使えば、パソコンやタブレット、ゲーム機などをどこでもインターネットに繋げられます。
ドコモでテザリングを活用するにあたって、ドコモではそもそもテザリングをすぐに使えるのか、設定方法は?など疑問がありますよね。
この記事では、ドコモにおけるテザリングの方法や注意点などについて詳しく解説します。
目次
テザリングって何?特徴や活用方法をチェック!
まずは、そもそもテザリングとは何かについて簡単に解説します。
テザリングのメリットについて、おさらいしておきましょう。
テザリングを使えば、スマホをルーター代わりにして他の機器をインターネットに接続できる!
テザリング機能を使えば、スマートフォンから他の様々な機器をインターネットに接続できます。
例えばタブレットやパソコン、ゲーム機、電子書籍リーダーなど、あらゆるインターネット対応機器でネットを使えるようになりますよ。
主にWi-Fi接続や、Bluetooth接続、USB接続といった方法でテザリングができます。
テザリングはタブレットやゲーム機、パソコンなどで通信したい時に便利!どこでも通信可能
テザリングのメリットは、スマホの電波がつながってさえいればどこでも通信環境を用意できることです。

例えば車の中や電車・新幹線の中、喫茶店、宿泊先のホテルなどでも、パソコンやタブレットでインターネットを使えます。
空き時間に携帯ゲーム機でインターネット対戦をしたくなっても、スマホがあればすぐにできますよ。
自宅に光回線などのネット契約がない場合、家での通信環境を確保するのにもテザリングが役立ちます。

ドコモのスマホで、テザリングはできるの?料金や上限、対応端末は?

テザリングへの対応状況は、キャリアごとに異なっています。
ドコモのスマホにおけるテザリングの対応状況や、料金、通信上限などについて解説します。
ドコモのテザリングは料金が無料!申し込み手続きも必要なし
ドコモでは、使う機器が対応していればもれなくテザリングを無料で利用可能です。
しかも、申し込み手続きをする必要もありません。

auやソフトバンクでは、実はテザリングをしたい場合オプションへの申込みをしなければいけません。
しかもauやソフトバンクでは、テザリング料金が有料なケースもあります。


大手キャリアを契約し、テザリングを一切の負担・手間なしで使いたい場合は、ドコモが一番おすすめです!
ドコモ公式サイトahamoもテザリングに標準対応済み!
ドコモのオンライン向けプラン・ahamoでも、テザリングを利用可能です。
申込みは不要、ahamoを契約すればすぐにテザリングができますよ。

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乗り換えで20,000ポイント!
ドコモのテザリングは、契約しているプランの範囲内で自由に使える!
ドコモでは、テザリングの容量に特別な制限が設けられていません。
実はauやソフトバンクの場合、大容量・使い放題系プランにはテザリングの容量制限があります。
例えばauの使い放題MAX 5Gは、テザリングが毎月30GBまでしか使えません。
ソフトバンクのメリハリ無制限も、テザリングは毎月30GBまでです。
ドコモでは、どのプランを使っていても、プランの範囲内であれば自由にテザリングを行えますよ。

eximoや5Gギガホ プレミアはテザリングに最適な使い放題プラン!
ドコモでテザリングを活用したい場合は、eximoの契約がおすすめです。
eximo・5Gギガホ プレミアは通信量の上限がなく、使い放題で利用できます。
テザリングにおける制限がないので、テザリングだけで1ヶ月以内に何十GBも使ったとしてもとくに問題はありません。
ただしテザリング以外の利用も含め、直近3日間における通信量が極端に多くなった場合や、一定時間・1接続で膨大な通信をした場合などは、制限がかかるケースもあります。

普通にネットサーフィンなどをする分には問題ないと考えられますが、短時間で何十GB・何百GBといった大容量通信をするのには向いていないのでご注意ください。
料金プランの詳細はこちら!
ドコモのテザリングは、ドコモで販売されていた様々なiPhoneやAndroid端末で利用可能!
ドコモでは、iPhoneやAndroidなど様々な機種でテザリングを行えます。
少なくともドコモで販売されていたスマートフォンであれば、ほとんどの機種でテザリングを行えます。
iPhoneの場合、最新のiPhone 14シリーズはもちろん、最初にドコモで発売された5s・5cまで全てのモデルでテザリングができます。
Androidも、3G時代から今日の5Gモデルまでたくさんのテザリング対応機種が用意されていますよ。
詳しくは公式サイトより確認できるので、チェックしてみてください。
ドコモ販売以外の端末での動作確認は行われていませんが、基本的にドコモ回線とテザリングに対応していれば利用はできると考えられます。
しかし非対応な可能性も0とは断言できないので、心配な場合は事前にSNSなどで情報を調査してみましょう。
最新の端末情報はこちら!
最新iPhone14にも対応!
ドコモ端末でWi-Fiテザリングをする方法!
テザリングを使い始めるには、かんたんな設定が必要です。
ここからは、一般的なテザリング方法であるWi-Fiテザリングをする手順について解説します。
iPhoneでテザリングをする流れ
iPhoneでテザリングをするには、設定アプリから事前に設定を済ませておく必要があります。

- 設定アプリを開き、事前に「一般」→「情報」→「名前」でiPhoneを自分の好きな名称に設定しておく
- 設定アプリの一覧画面で「インターネット共有」を選択する
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにして、「Wi-FiとBluetoothをオンにする」を選ぶ
- 「"Wi-Fi"のパスワード」項目をタップして、パスワードを登録する
- インターネット接続をしたい機器のインターネット設定画面で、自分のiPhoneの名前になっているアクセスポイントを選ぶ
- パスワードを入力して、利用開始!
- 使い終わったらインターネット共有画面で「ほかの人の接続を許可」をオフにする
①と④の手順は初回のみ行えばOKで、普段は残りの項目を進めればテザリングを使えますよ。


Androidでテザリングをする流れ
Androidでも大まかな設定の流れはiPhoneと同じですが、項目名などが少し異なっています。
- 設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」を選ぶ
- テザリングの項目内にある、Wi-Fiテザリングの項目を選ぶ
- アクセスポイントの名前とパスワードを設定する
- テザリングをオンにする
- インターネットに接続したい機器でインターネット設定画面を開き、設定した名前のアクセスポイントを選ぶ
- パスワードを入力し、利用開始!
- 使い終わったらWi-Fiテザリングをオフにする
③の工程は1回設定すれば以降はとくに変更しなくてもOKです。
機種によっては少し項目名が異なる場合もあるので、ご注意ください。

スマホからは、BluetoothやUSB接続でのテザリングもできる
ドコモのスマートフォンでは、接続先が対応していればWi-FiだけでなくBluetoothやUSB接続でのテザリングもできます。
Bluetoothテザリングは、接続したい機器のBluetooth画面からドコモのスマホにペアリングを行うことで利用できます。
Bluetoothテザリングは電池持ちがWi-Fiテザリングより良いので、長時間通信したい場合におすすめです。

USBテザリングは、USBテザリングをオンにした状態で対応するパソコンなどとスマホをUSBケーブルで接続すれば使えます。
速度が速く電池の消費もないので、長時間パソコンなどで通信し続けたい場合に活用してみてください。
ドコモ公式サイトテザリング以外に、タブレットなどで通信をする方法はある?

ドコモでは、専用のSIMカードを使ってスマホと通信量を共有できるデータプラスというプランを提供しています。
データプラスは月額1,100円で、別途ドコモの通信プランをスマホなどで使っている人が申込可能です。
データプラスのSIMをSIMカードに対応するタブレットやルーター、パソコンなどに入れれば、テザリング設定をしなくても通信を行えますよ。
月額料金は追加でかかってしまいますが、より手間をかけずにタブレットなどの機器で通信をしたい場合におすすめです。
ただし注意したいのは、データプラスに関してはeximo、5Gギガホ プレミア、5Gギガホ、ギガホ プレミアといったプランでの通信量が上限30GBに設定されていることです。
上限を気にせず通信をし続けたい場合は、データプラスはおすすめできません。

タブレット用プランについては下記記事で解説中!
テザリングをする時の注意点は?
最後に、ドコモのスマホでテザリングを利用する際の注意点を解説します。
1点目は使いすぎによる速度制限や料金アップに注意しましょう。
ギガライトでスマホを使っている場合、通信量は毎月最大7GBです。
しかも使えば使うほど月額料金は上がり、最大6,765円となるため、ギガライトでテザリングをする場合は使いすぎに注意しましょう。
一方、eximoや5Gギガホ プレミアはデータ量に上限がないので、自由に通信できます。
ahamoも毎月20GBの容量があるので、よほどたくさん使う人でなければ速度制限をあまり気にせず使い続けられますよ。

また、ドコモでは、街中で使えるWi-Fiスポット「d Wi-Fi」を提供中です。
コンビニや喫茶店などの対応店舗でなら、dポイントクラブ会員で申し込みを済ませておけば無料で利用できますよ。
とくにギガライトでテザリングをする方は、行き先が対応していればd Wi-Fiを利用すれば通信量を節約できるので、活用してみてください。

2点目は外部からの不正接続に注意が必要です。
テザリングで入力するパスワードが「0000」などかんたんなものだと、外部の人に勝手に使われてしまう危険があり、その結果スマホ内のデータなどを盗まれてしまう恐れもあります。
テザリングに使うパスワードはしっかり設定し、不正利用をされないように気をつけておきましょう。
ドコモ公式サイトドコモのテザリングでよくある質問
本章では、ドコモでテザリングを使う時によくある質問についてまとめました。
それぞれの質問について詳しく回答するので、ぜひ参考にしてください。
Q1. ドコモでテザリングを使う時の速度は遅い?
ドコモでテザリングを使う時は、通信速度が遅くなることが多いといわれています。
速度が遅くなる原因として考えられるのは、テザリングを利用する際にスマホを介して通信機器に接続しているため、スマホの機種によって遅くなっている可能性があるという点です。
スマホをモバイルルーターとして使うことになるので、スマホの性能に左右されることがあると思った方が良いでしょう。
機種の性能以前に、スマホのテザリングはもともと通常の速度よりも遅くなるので、通信品質を重視する方は注意が必要です。
筆者はオンラインゲームをドコモのテザリングでプレイした時は快適に遊べたので、種類によってはオンラインゲームもテザリングで問題なく遊べますよ。
Q2. ドコモのテザリングを使う時のパスワードは?
ドコモのテザリングを使う時はパスワードは、機種によって異なります。
テザリングの設定画面に英数字が混ざったパスワードが記載されているので、チェックしてみてください。
かなり複雑なパスワードなので、自分の覚えやすいものに変更することも可能です。
Q3. ドコモでテザリングは無制限で使える?
ドコモのテザリングは、プランのデータ容量に応じて利用可能です。
eximoや5Gギガホ プレミアであれば無制限で使えるためテザリング容量を気にする必要はありません。
ただし無制限と言っても混雑時はネットワーク公平措置のため一時的な制限がかかることもあるため注意しましょう。
旧プランのギガライトは最大7GBまで使えるので、テザリングをよく利用する方はテザリングありきのデータ容量でプランを選ぶと良いでしょう。
まとめ
今回は、ドコモでのテザリング方法や注意点、料金などについて解説しました。
ドコモではテザリング料金が無料、申込みも不要ですぐに使い始められます。
対応端末も豊富で、ドコモスマホであれば殆どの機種が利用できますよ。
さらにドコモなら、eximoを使っていれば通信量の上限も気にせずテザリングを使えるメリットがあります。
テザリングを便利に使いたい場合は、ドコモでeximoを申し込んで使ってみてください!
ドコモ公式サイト