



毎月数百円とはいえ、年間にするとそれなりの金額になりますし、かといって加入していないと万が一壊れてしまった時にかかる費用が心配ですし…。
「保証に本当に加入した方がいいのか」をお悩みの方は多いかと思います。
そんな方のために、当記事ではワイモバイルの端末保証について解説していきます。
この記事さえ読めば
- ワイモバイルの保証サービスの概要
- 保証の中身
- 加入すべきスマホ
- 保証に加入していなくてスマホが壊れた場合の対象法
の4つが初心者の方でも100%分かるはずです。
最後まで読めば、あなたにとって保証サービスが本当に必要かどうか分かるでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ワイモバイルのスマホ保証は「故障安心パックプラス」
ワイモバイルで提供されている保証サービスは以下の1種類のみです。
- 故障安心パックプラス
以前は上記の他に「故障安心パックライト」という保証サービスも提供されてましたが、現在は新規受付を終了しています。
なお、iPhoneユーザー向けには「AppleCare+ for iPhone」が別途展開されているので後ほど紹介させていただきます。
要注意:契約時にのみ加入可能
故障安心パックプラスはワイモバイルを契約した時にのみ加入できます。
つまり「とりあえず加入しないでおいて、後で必要になったら加入する」ということが出来ません。


ただし、機種変更時には加入する事ができます。
故障安心パックプラスの概要
故障安心パックプラスはワイモバイルでスマホをセット購入した方用の保証で、月額759円のサービスです。


対象スマホはiPhoneとAndroid、そしてタブレット
故障安心パックプラスはワイモバイルで販売されているスマホとタブレットに対応しています。


故障安心パックプラスのサービス詳細
故障安心パックプラスで利用できる保証内容は以下の通りです。
- 自然故障時に0円での修理対応(iPhoneは対象外)
- 外装破損時に最大1,650円で外装交換(iPhoneは対象外)
- 各種故障時に新品同等の同一機種へ8,250~13,750円で交換
- 水濡れや全損時に5,500円で同一機種や指定機種を買える(iPhoneは対象外)
- 電池パック進呈や内蔵バッテリーを3,300円で交換
- 盗難・紛失時に同一機種・指定機種を会員価格で提供
- データ復旧を無料で支援

自然故障に加えて、外装の故障や水濡れの全損であっても、スマホを修理・交換してもらえます。
ただし、中には有償での対応になってしまうものもあるので、注意が必要ですね。


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故障安心パックプラスの利用の流れ
故障安心パックプラスを利用するにはワイモバイルの店舗へ足を運べばOKです。
契約時にオプション加入をしておいて、あとは故障した際にスマホを店舗へ持ち込んで保証サービスで修理や交換対応をしてほしいと伝えましょう。
近くに店舗がない場合や時間の都合で店舗まで足を運べない場合は、以下の窓口へ問い合わせてみてくださいね。
ワイモバイルカスタマーセンター
ワイモバイルスマホから:151
その他一般電話から0570-039-151
受付時間:9時〜20時
なお、修理の際は代替機を貸してもらえるので、電話や通信ができず困ってしまうことはありません。


保証に入った方がいいスマホはどんなスマホ?

故障安心パックプラスに加入したほうが良いのは定価6万円以上などの高額なスマホでしょう。
ちなみに、iPhoneは故障安心パックプラスでは対象外となってしまうサービスが多いため、保証が必要なら後ほど紹介するAppleCareに加入するのがおすすめです。
Androidスマホの場合、1〜5万円くらいで買った機種ならわざわざ保証をつけない方が良い可能性もありますね。

故障安心パックプラスは月々759円、年間9,108円ものコストがかかってしまい、さらに修理・交換時には数千〜数万円の代金も請求されます。
高い費用を支払ってまで安いスマホを何年も使い続けるなら、いっそのこと壊れた時に新しいスマホに買い替えてしまった方が費用を抑えられることも多いでしょう。
一方、6万円以上などの高額な機種を使う方は、そう何度も買い換えたくはない方が多いのではないでしょうか。コストがかさむのはもちろんのこと、スマホが新しくなるとデータ移行やLINEのアカウント引き継ぎなどの手間も生じますからね。

高いスマホなら保証をつけておいて、いざという時は修理・交換も利用しつつ長期的に活用するのがオススメです。
ココがポイント
保証加入の目安は本体代6万円!それ以下なら保証をつけずに壊れてしまった時は新スマホにした方が安く上がる可能性大!
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【現在は終了】故障安心パックライトの概要
現在は新規受付を終了していますが、以前には「故障安心パックライト」という保証サービスもありました。
ここでは記録として詳細な内容を残しておきます。
故障安心パックライトは月額550円で手持ちのスマホに付けられる保証でした。
他社の格安SIMでも手持ちのスマホ向け保証サービスが展開されていますが、内容が大きく異なっています。
対象スマホはSIMフリースマートフォン、USIMカード単体契約者のみが対象
ワイモバイルの故障安心パックライトは、USIMカードの単体契約をしている人のみが対象です。


そして保証対象になるスマホは「ワイモバイルで使用できる、SIMフリースマートフォン」に限られることにご注意ください。
手数料を支払って指定機種との交換ができる
故障安心パックライトは修理や同一機種との交換でなく「指定機種との交換」対応になります。
指定機種それぞれに取り替えの手数料が設定されていて、サービスを利用するタイミングによって料金が変わります。
取替手数料 | ||
6ヶ月以内 | 7ヶ月以降 | |
P30 lite、P20 lite、nova lite for Y!mobile、Android One S5、S4、S3 | 13,750円 | 8,250円 |
かんたんスマホ、Android One X4、X3、X2、X1 | 16,500円 | 11,000円 |
Android One X5 | 19,250円 | 13,750円 |
iPhone 6s(32GB) | 22,000円 | 16,500円 |
iPhone 7(32GB)、iPhone 6s(128GB) | 33,000円 | 27,500円 |
iPhone 7(128GB) | 44,000円 | 38,500円 |
※価格は店舗によって異なる場合があります。


故障安心パックライトでは修理対応は一切ありません。お手持ちのスマホが故障してしまったら「ワイモバイルが指定する機種」とのみ交換が可能となります。


繰り返しになりますが、手持ちのSIMフリースマートフォンが気に入っていてもワイモバイルの指定機種としか交換できないのでご注意ください。
また選べる機種は、ワイモバイルショップの在庫によって変わります。

故障安心パックライトの利用の流れ
故障安心パックライトはワイモバイルショップで利用できるサービスで、ワイモバイルショップに足を運ぶ以外の利用方法はないので、近くに店舗がない方は注意が必要です。
契約時にオプションに加入しておけば、保証サービスに店舗で「保証を利用して、指定機種と交換したい」と申し出ることで、指定機種を手に入れられます。
保証に入った方がいいのはどんなスマホ(人)?
故障安心パックライトに加入したほうがいいのは、「とくに機種にこだわりがない人」です。
サービスを利用すると、機種がワイモバイルの指定するものに変更されてしまうので、今使っている機種を今後も使い続けたいなら、保証には入らない方が良いでしょう。

機種にこだわりがなく、壊れたら別のスマホをすぐに使える環境さえ手に入れられれば良いなら、故障安心パックライトに加入しておくのがおすすめです。
ココがポイント
利用機種にこだわりがないなら、加入の価値あり!
対象外となってしまうスマホはある?
故障安心パックライトの対象スマホはSIMフリーのスマホのみです。
例えば「ワイモバイルのSIMロックがかかっている中古スマホ」などは、保証対象にできない可能性があります。今使っているスマホが保証対象か確認したい場合は、念のためワイモバイルへ問い合わせておくことをおすすめします。
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ワイモバイルでiPhoneを買う場合は、AppleCare+ for iPhoneへの加入も可能
ワイモバイルでiPhoneをセット購入する際は「故障安心パックプラス」でなく、「AppleCare+ for iPhone」へ加入することもできます。
利用できるのは2年間で月額料金は以下の通りとなっています。
AppleCare+ for iPhoneの月額料金 | |
iPhone 14、iPhone 13、iPhone 12、 iPhone 12 mini、iPhone 11 |
975円(~2023年12月12日までに申し込み) 992円(2023年12月13日以降に申し込み) 984円(2023年12月13日以降に申し込みの24回目のみ) |
iPhone SE(第2世代),iPhone SE(第3世代) | 1回目~23回目:492円 24回目:484円 |
iPhoneの画面が割れたら3,700円、その他の修理時は12,900円で対応してもらえます。
iPhone専用の保証であるため、
- ワイモバイルの故障安心パックプラスより安心
- サービスが充実(故障安心パックプラスでは対象外サービスも対象)
- 月額料金が故障安心パックプラスより安い
といったメリットがあります。

なお、AppleCare+ for iPhoneはアップルのサービスであるため、修理などは対応する修理店などで行わなければいけないことにご注意ください。

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ワイモバイルの保証サービスを使わない場合、スマホが壊れたらどうする?
ここまで読んでみて「うーん。結構お金がかかるなぁ」と感じた方。
そうですよね。月額料金だけ払っていればあとは全部ただで直してくれるのならまだしも、修理・交換の度にさらにお金がかかるとなると、正直コスパはあまり高くないですよね(笑)

そんな方にご紹介したいのが、保証サービスなしでスマホを修理する方法です。
実はワイモバイルの保証サービスに入らなくてもスマホの修理は可能です。
しかし「費用が高くなる」「代替機をレンタルできない」などのデメリットもあります。デメリットも理解した上で、あなたにとってどの選択肢が一番良いかを見極めていきましょう。
メーカーに連絡して有償で修理してもらう
保証サービスに加入しておらずスマホが壊れてしまった時はメーカーに問い合わせて修理をしてもらいましょう。
修理代は1年以内の自然故障なら無料、その他の故障では数千〜数万円程度になります。
ただし、修理内容によっては修理代が高くなり「新しいスマホを買った方が割安」と言われることもあるので、ご注意くださいね(経験済みです(笑))。
新しいスマホへ買い換える
ワイモバイルは機種変更に対応しているので、使っているスマホが壊れたら機種変更可能です。
ただし、今使っているスマホの分割代金を支払い終えていない場合は、スマホを新しくした後も残債を支払わなければなりません(当たり前っちゃ当たり前ですが)。


そもそもスマホに保証は本当に必要?
スマートフォンの保証サービスには必ずしも入る必要はありません。
月々数百円でも、1年〜2年で考えると数千〜数万円のコストがかかってしまい負担は大きいです。


ですから、あえて保証サービスは利用せず保護フィルムやケースで万全な対策をすればOKな場合もあるでしょう。
いずれにしてもなんとなくで加入せず、本当に自分にとって保証サービスが必須なのかをじっくり考えるのが大事です。
個人的には、高額なスマホを2年間しっかり使うなら必要に応じて加入するのも良いと思いますが、5万円前後などの安価な機種なら保証サービスにあえて入らないのも賢いと思いますよ。
合わせてチェック!
壊れにくい機種を選ぶのもおすすめ
保証サービスに入らない場合、不安なのはうっかり落として壊してしまうことですよね。
私も何度も画面がバキバキになった経験があります。バキバキの画面を見たときの絶望感は半端ないです(笑)
そんな方にぜひ検討していただきたいのが「そもそも壊れにくいスマホを買う」という選択肢です!
ワイモバイルには、壊れにくいスマホがたくさん用意されています。
例えばAndroid One X3という機種は耐衝撃性能が非常に高く、ガラスは割れにくい「ハイブリッドシールド」仕様です。頑丈なスマホを使うことで、壊すリスクを抑えつつ、保証サービスに入るコストを削減するのもおすすめですね。
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まとめ
今回は、ワイモバイルの保証サービスについて解説しました。
ポイント
- ワイモバイルでは「故障安心パックプラス」の保証サービスが展開中
- ワイモバイルスマホが壊れた時に修理・交換対応をしてくれる
- iPhoneユーザー向けにはAppleCare+ for iPhoneを展開中
- 保証サービスは月々数百円のコストがかかるので、どうしても必要な場合にのみ申し込むのがおすすめ
- ワイモバイルではAndroid One X3などの頑丈なスマホも販売されている
加入できるのは契約時もしくは機種変更時のみですので、当記事を読んだ上で「必要」と感じた方は、申し込み時に加入を忘れないようにしてくださいね。
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