複雑すぎる2年契約や高額な解約金が発生するスマホの解約金システム。
「いつ解約すればいいの?」「どうやったら無駄な料金を支払わなくて済むの?」と思われる方も多いですよね。
そんな方には、新旧プランの解約金を完全撤廃したワイモバイルがおすすめです。もちろん、現在ワイモバイルで契約中の方も解約金は0円。
当記事では、わかりやすい料金プランに生まれ変わったワイモバイルの契約期間や解約金について詳しく解説をします!
目次
ワイモバイルの最低利用期間は2022年2月より完全撤廃
ワイモバイルの契約期間は、元々契約するタイミングによって2種類に分かれていました。
- 2019年10月1日以降:契約期間の縛り・解約金ともになし
- 2019年9月30日以前:2年間の契約縛り、10,450円の解約金
しかし、2022年2月に全てのプランで解約金が撤廃されました。
現在のワイモバイルはどのプランでもいつ解約しても解約金は0円です。
①2019年10月1日以降の契約分:元々2年縛りもなく解約金も0円
ワイモバイルでは、2019年10月1日以降は2年縛りがない「スマホベーシックプラン」、2021年2月18日以降は「シンプルプラン」、そして2023年10月より「シンプル2」が契約できます。
従来のワイモバイルの主力プランだった「スマホプラン」は2年縛りがあり、更新月以外に解約すると高額な解約金がかかりましたが、スマホベーシックプラン以降は2年縛りがありません。
そのため、これらのプランは元々いつ解約しても解約金は0円です。
②2019年9月30日までの契約分:2022年2月から縛りが完全撤廃
2019年9月30日までのワイモバイルの契約は、原則として2年縛りがある「スマホプラン」でした。
契約開始日から算出し、2年後の同日が含まれる月が「満了月」となり、その月と翌月と翌々月の合計3ヶ月が「契約更新月」となる仕組みで、この契約更新月の間に解約されない場合はさらに2年間契約が自動更新されます。
大手キャリアで展開されていた「2年縛り」と全く同じ仕組みですね。
例えば2019年1月にワイモバイルを契約した場合は、
- 満了月:2021年1月1日~31日
- 契約更新月:2021年1月1日~3月31日
となっていました。
更新期間以外に解約すると10,450円という高額な契約解除料が発生していましたが、2022年2月からは旧プランにおける解約金が撤廃。
ワイモバイルで契約期間が設定されている古いスマホプランをいつ解約したとしても、現在は解約金がかからないようになっているのでご安心ください。
【共通】スマホ本体代金を分割している場合は、途中で解約しても残債は請求が続く
スマホの本体代を分割払いで払っていた場合は解約後も残債の請求が続きます。
当然ではありますが、解約したからといって残債が免除されることはありません。
なお、すぐに残債を支払いたい場合は解約時にショップで支払い方法を分割から一括に変更することも可能です。
おサイフに余裕があるなら、一括払いに変更して一気に支払ったほうが気が楽かもしれませんね。
新プランに変更する場合も手数料は0円
ワイモバイルで2年縛りがあった時代の古いプランを契約中で「最新プランに移行したい」という方もいらしゃるかと思います。
既にワイモバイルを契約している方も、もちろん新プランに移行可能、その際の手数料なども0円となっています。
旧プランから最新プランへ変更する方法は?
スマホベーシックプランなどの旧プランから最新のプランへ変更したい場合はMy Y!mobileへログインし、手続きを行いましょう。
「料金プラン変更」を選ぶことで、最新のシンプル2 S/M/Lへの切替が行えますよ。
申し込み翌月(月末21時以降の申込みだと翌々月の場合あり)より、新プランを使い始めることができます。
ワイモバイルは機種変更でも手数料は0円!手順も解説
解約をする訳ではないので当然ですが、ワイモバイルの解約金は機種変更を行う際にもかかることはありません。
また、機種変更も非常に簡単で2つのステップを順番に進めればあっという間に終えられます。
- 必要なものを準備
- オンラインストアなどから機種変更を申し込む
ここからは、ワイモバイルにおける機種変更の流れを紹介するので、参考にしてくださいね。
①機種変更に必要なものを準備する
機種変更をする際は、以下の4点が必要です。
- 運転免許証などの本人確認書類
- My! Ymobileのパスワード(オンラインで申し込む場合)
- 利用中のスマホ
- 必要な料金(新しく買うスマホなどの本体代金)
なお、オンラインから申し込む場合はMy! Ymobileで本人確認を行うため、本人確認書類は不要です。
準備を終えたら次のステップへ進みましょう。
②機種変更を申し込む
持ち物が準備できたら次はいよいよ申し込みです。
Y!mobileオンラインストア ヤフー店や、Yahoo!モバイルオンラインストアなどから、機種変更を申し込みましょう。オンラインストアを利用する場合は、My! Ymobileにログインし、欲しいスマホの購入ページで機種変更を選択して申し込み手続きをすればOKです。
ワイモバイルオンラインストアの場合
Yahoo!モバイルオンラインストアの場合
その後は画面にしたがって、住所や氏名など必要な情報を入力しましょう。
Web手続きで全て完結し、必要な時間も10~15分程度です。端末も最短翌日に発送されるため、2~3日で到着するケースが多いですよ!
ワイモバイルのポケットWiFiやタブレットの契約期間
ワイモバイルではスマホだけでなくポケットWiFiやタブレットも契約できます。
タブレットとポケットWiFiについても、2019年10月以降と9月30日以前で契約期間が異なります。
- 2019年10月以降:契約期間の縛り・違約金ともになし
- 2019年9月30日以前:3年縛り・10,450円の違約金 → 2022年2月以降は契約期間・違約金撤廃
2019年9月30日までは3年縛りのあるプランがメインでした。
こちらのプランでは3年ごとに契約が自動更新され、更新月以外で解約した場合は10,450円の違約金が発生しましたが、これらも2022年2月以降は違約金が撤廃されたため、古い違約金ありのプランを使っている場合も解約時に違約金はかからなくなっているのでご安心ください!
ワイモバイルの短期解約はおすすめできない!携帯会社版のブラックリストに載る可能性
契約解除料は発生しないものの、契約後短期間での解約はおすすめできません。
もちろん、契約をして使ってみたところ、自分の利用する地域や場所だと電波が繋がりにくかった、思ったより速度が遅いのですぐに乗り換えたい場合などもあるので、1回くらいであればそれほど問題になることは少ないですが、中には契約時の特典などを目当てにすぐに解約する人もおり、そのようなユーザーと認定され、ブラックリストに載ってしまう可能性があります。
ブラックリストのようなものに載ってしまうと、ワイモバイルが契約できなくなることはもちろん、親会社であるソフトバンクは確実に契約できなくなるでしょう。
正当な理由がない限り、なるべく短期での解約はしないようにしましょう。
ワイモバイルの乗り換え・解約は月末がおすすめ!
ちなみにワイモバイルを解約する場合は、なるべく月末に手続きをするのがおすすめです。
ワイモバイルの解約月の料金は日割り請求ではなく、満額請求されます。
つまり、月のどのタイミングで解約しても1ヶ月分の料金を丸々請求されるため、解約するのが早いほど損をしてしまうんですね。
例えば、2月1日に解約した場合、2月1日からスマホは使えなくなりますが、発生するのは2月の満額料金です。
1日しか利用していないのに満額請求とは甚だしい限りですが、仕組みなのでどうしようもありません。
解約は以前だと店頭受付のみだったが現在はネットでOK!
ワイモバイルの解約は原則として店舗でのみで受け付けていたのですが、現在はWebでの解約も可能になっています。
ネットで解約やMNP転出の手続きをしたい人は、「My Y!mobile」にアクセスしましょう。
受付時間は9:00~20:00(年中無休)です。
まとめ
以上、ワイモバイルの契約期間について解説しました。
ポイント
- 契約縛りも違約金も全プランで撤廃済み
- ポケットWiFiとタブレット用プランも撤廃済み
- スマホの分割代金は完済までしっかり支払う必要あり
- 解約月の料金は日割りされないので月末解約がおすすめ
- 解約は以前はショップでのみ受付可能だったが、現在はWeb申し込みも可能
以前のワイモバイルではスマホは2年、ポケットWiFi/タブレットは3年の契約縛りがありました。
しかし、2022年2月以降はどのプランも契約期間の縛りと違約金は撤廃されているので、いつ解約しても違約金はかかりません。
古いプランを使っている人は、My Y!mobileから最新プランに移行も可能です。
現在のワイモバイルは解約がしやすいので、まずは気軽に一度試してみる事をおすすめします。ただ、短期解約だけはご注意ください。
なお、ワイモバイルへの乗り換え方法は以下の記事で詳しくご紹介しています。
これから乗り換えの方はぜひ参考にしてみてくださいね!