ジャパネットたかたではワイモバイルのスマートフォンが販売されていますが、ワイモバイルで普通にスマホを契約するのとジャパネットたかた経由では、少しプランの仕様などが異なっています。
この記事ではジャパネットたかたの場合はどのような特徴があるのか、どっちがお得なのか等を含めて、それぞれの違いについて解説させていただきます。
目次
【結論】ジャパネットのワイモバイルはどのような人におすすめ?
まず先に結論からいうと、ジャパネットのワイモバイルがおすすめな人は以下に当てはまる人になります。
- かけ放題を使いたい方
- 訪問サポートを受けたい人
ワイモバイルは通常30秒22円の通話料金が発生しますが、ジャパネットは標準で国内通話が無料でできる仕様です。
ワイモバイルでもオプション料金を支払うことでかけ放題は付けられますが、ジャパネットのプランよりも高くなってしまいます。
また、ワイモバイルは店頭で契約した場合であっても初期設定などはしてもらえないので、設定や使い方などのレッスンを受けたい場合はジャパネットのワイモバイルに契約するのがおすすめです。
ジャパネットで契約できるワイモバイルスマホの特徴|AQUOSの端末と回線がセットになっている
ジャパネットで契約できるワイモバイルは普通のワイモバイルと特徴が異なります。
ではジャパネットのワイモバイルにはどのような特徴があるのでしょうか。
月額料金にスマホの機種代・かけ放題のオプション料が含まれている
ジャパネットのワイモバイルは月額4,580円です。
その内訳は以下になります。(AQUOS sense6sの場合)
- シンプルM(15GB):3,278円
- スーパーだれとでも定額(S):1,870円
- ジャパネット特別値引き①:-1,168円(永年)
- ジャパネット特別値引き②:-1,100円×36ヶ月
- 機種代金(AQUOS sense6s):1,100円×37ヶ月
⇒税込:4,580円
シンプルMとスーパーだれとでも定額(S)への加入と、指定機種(今回はAQUOS sense6s)の購入で、特別値引き①②が適用となります。
特別値引き②は指定機種を分割購入した場合の金額にあたるため、実質機種代金を0円にすることができるのです。
ちなみにシンプル(M)とスーパー誰とでも定額(S)とジャパネットでは指定していますが、本来ワイモバイルではシンプルプラン3種とかけ放題オプションになっています。
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
ワイモバイル本家の場合、かけ放題オプションは月額880円、月額1,980円で利用することができます。
ジャパネット独自のキャンペーンを利用するにはカケホーダイとMプランの契約が必須となり、途中でプランを変更したり、カケホーダイの停止を行ったりするとジャパネットの割引が効かなくなってしまうことに注意しましょう。
ジャパネットたかたなら無料で訪問サポートを受けられる
ジャパネットたかたのワイモバイルなら、スマホを契約するとスタッフが自宅まで来て、スマホの設定や操作方法の説明などといった訪問サポートをしてくれます。
ワイモバイルの店舗に行っても初期設定などの作業はしてくれないため、スマホの設定方法などがわからない方には非常に不便です。
また、スマホの操作方法をレッスンしてもらう場合に別で予約をしなければならないケースが多いです。
ジャパネットたかたのワイモバイルは訪問サポートの時、一緒に操作方法の説明などが受けられるため、訪問サポートを受けたい人はジャパネットたかたを選びましょう。
その他のサービス内容は通常のワイモバイルと同じ
上記以外のサービス内容は基本的に通常のワイモバイルと同じです。
オプションサービスは以下になります。
- 故障安心パックプラス:759円/月
- ワイドサポート:550円/月 ※加入月+加入翌月無料
特に故障安心パックプラスとワイドサポートはスマホのトラブルに備えたサポートや使い方のサポートになるのでおすすめのオプションサービスです。
2023年10月時点ではシャープのスマホ・AQUOSシリーズが販売されている
2023年10月の段階では、AQUOS sense6sのみがジャパネットたかたで販売されていました。
AQUOS sense6sを例に、特徴をまとめました。
価格(15GBのシンプルM+スーパーだれとでも定額込み) | 月々4,580円、37ヶ月目~3,980円 |
CPU | Snapdragon 695 |
メモリ | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
画面 | 6.1インチ、2,432×1,080 |
重さ | 156g |
カメラ | アウトカメラ4,800万画素+800万画素+800万画素/ インカメラ800万画素 |
バッテリー容量 | 4,570mAh |
おサイフケータイ/防水 | ◯/IP68 |
1週間の電池持ちや美麗な画面、望遠や超広角レンズに対応したカメラなど全体的に充実した仕様です。
CPUは高性能が求められる最新ゲームなどは苦手ですが、通常のネット検索やSNSなどは問題なくこなせますよ。
ジャパネットで契約できるワイモバイルスマホのデメリット
ジャパネットは普通のワイモバイルよりも料金が安くなりますが、デメリットもあります。
ジャパネットのワイモバイルに契約する前にこのデメリットについても確認しましょう。
SIMカードのみの契約ができない
ジャパネットのワイモバイルはSIMカードのみの契約をすることができません。
必ずジャパネットたかたの指定機種とSIMカードのセットで契約しなければなりません。
今持っている機種をそのまま使ってSIMカードのみ契約したい場合でも、新しく端末を使わなければならないのです。
しかも、セットになる端末はひと昔前の端末のため、今ワイモバイルで扱っている端末よりもスペックが低い傾向にあります。
そのため、スマホで写真を撮ることが多い方やゲームやアプリの利用が多い方、より高性能なスマホを求める方はワイモバイルで性能の高いiPhoneなどを購入したほうが満足できます。
かけ放題への加入が必須
ジャパネットたかたのプランではMプランとカケホーダイに加入しないと割引対象外になってしまうため、カケホーダイへの加入が必須となります。
そのため、あまり通話をしない方からするとジャパネットたかたのワイモバイル契約は損となってしまいます。
そもそも、ワイモバイルも1回10分までなら通話料金が無料・Mプランなら3,278円になるため、あまり電話をしない方はワイモバイルがおすすめです。
1回10分以上の電話が多い方は公式ストアではなく、ジャパネットたかたで契約したほうがお得です。
取り扱っている端末が少ない
ジャパネットのスマホは、AQUOS sense6sやAQUOS sense5Gといったワイモバイルで取り扱われている中の一部の端末しか契約することができません。
上記の機種は少し前の端末のため、あまりスペック的には良くありません。
とりあえず電話とLINEができて、アプリを少しやりたいというだけなら問題ありませんが、より性能の高さを求める場合はジャパネットたかたで取り扱っている端末では役不足です。
そのため、高性能な端末にしたい方にはジャパネットたかたのワイモバイルは合いません。
スマホを買うならワイモバイル公式とどっちがお得?
では実際、ワイモバイル公式とジャパネットたかたならどちらのほうがお得なのでしょうか。
SIMのみ契約するならワイモバイル一択
端末は自分が持っているのを使ってSIMカードのみ契約したいという場合はワイモバイル一択です。
先ほども触れましたが、ジャパネットたかたではSIMカードのみの契約ができないため、端末セットの契約でない方にはおすすめできません。
中には「端末セットで購入・SIMカードは自分が元々持っている端末に入れ、ジャパネットたかたで買った端末はフリマサイトで売る」といった人もいますが、普通にワイモバイルでSIMカードを契約したほうがわかりやすくて楽です。
スマホとの端末セット&かけ放題ありならジャパネットがお得
最新機種じゃなくてもOKで、かけ放題ありのスマホを安く使いたいという方はジャパネットがお得でおすすめです。
ワイモバイルの場合は端末代金+月額料金+かけ放題の金額になるため、どうしても高くなってしまいます。
しかしジャパネットたかたは最初に端末を一括で支払ったあと、月額料金にその端末の分割代金が24回の間割引になるため、実質端末代が0円になり、端末セットでかけ放題ありにしたい場合はジャパネットたかたの方がお得です。
ワイモバイルでは現在契約事務手数料が無料になるキャンペーンを行っているため、初月料金はジャパネットたかたのほうが高いですが、翌月からはジャパネットたかたのほうが月額料金が1,000円近く安いため、長く使うと結果的にジャパネットたかたのほうが安くなります。
そのため、機種にこだわりがなくてかけ放題にしたい場合はジャパネットたかたにするのがおすすめです。
60歳以上ならワイモバイルのほうがお得の可能性大
ワイモバイルでは60歳以上の場合、国内通話かけ放題の「スーパーだれとでも定額(S)」の月額料が1,100円(永年)割引されるキャンペーンを実施しています。
キャンペーンに加え、各種割引を適用することでワイモバイルの方がお得に契約できる可能性があります。
ワイモバイルの料金プランを以下にまとめましたので、見てみましょう!
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
このようにシンプル2 Mが20GBで4,015円、Softbank光・Air加入&PayPayカード払いだと2,178円になります。
ただし、上記の金額は端末代やかけ放題が入っていないため、端末を購入した場合は上記の料金+端末代+かけ放題料金になります。
また、ジャパネットたかたの場合は自分に合ったプランへの変更ができないため、プランを変更する可能性がある場合はワイモバイルにするほうが良いでしょう。
今使っている端末をそのまま使う場合や、別で端末を用意してワイモバイルでSIMカードのみ契約したい場合は、ジャパネットたかたよりも料金がお得です。
まとめ
ジャパネットたかたの端末+SIMのセットは元々プランの中にかけ放題が組み込まれており、さらに訪問サポートもついているため、かなりお得感があります。
ただし、選べる端末が少なく、プランの変更ができないため普段あまり電話をしない方には向きません。
また、端末セットでしか契約ができないのでSIMカードのみを購入したい場合は本家ワイモバイル一択になります。
以上を参考に、ジャパネットたかたか、ワイモバイル公式サイトで契約をするか決めていきましょう。
なお、ワイモバイル公式サイトでの乗り換え方法が知りたい方は下記記事も参考にしてみてください!