



ソフトバンクでは下取りプログラムを提供していて、今使っているスマホを下取りに出すことでお得に新しい機種を入手できますよ。
この記事ではソフトバンクの下取りプログラムの特徴や、「新トクするサポート」との違いについて解説します。
目次
ソフトバンクでは、「下取りプログラム」が提供されている!
新しいスマートフォンを購入する時、できるだけ購入価格は抑えたいですよね。
最近のスマホには2~3万円程度で買える安い機種ももちろんありますが、8万、10万円オーバーなどもっと高いものもあります。

下取りプログラムを利用すれば、手持ちの機種を下取りとしてソフトバンクに提供することで還元を受けられます。
還元額を手に入れることにより、事実上新しいスマートフォンを割安で購入することができますよ。

下取りプログラムは、乗り換えと機種変更で利用可能
ソフトバンクの下取りは、他社からソフトバンクに乗り換える際に機種を購入する時とソフトバンクユーザーが機種変更をする時に利用できます。
つまり下取りに出す機種はソフトバンクの端末である必要はなく、ドコモやauなどで購入した機種でもOKです。
WEBでの機種変更方法はこちら!
ソフトバンクの下取りプログラムによる還元方法は、端末代の値引きかPayPayポイント還元
ソフトバンクで手持ちの端末を下取りに出すと、新しく購入する端末の値引きかPayPayポイント還元を受けられます。
端末代の値引きを選べば、合わせて購入した機種の代金を安く抑えられます。

PayPayポイントを受け取る場合は、受け取った残高を使ってPayPayで自由に買い物ができますよ。
PayPayポイントは出金や残高を送る機能、わりかん機能といったサービスに非対応で、支払いにのみ使える残高のことです。
PayPayはコンビニや家電量販店、スーパーなどたくさんのお店が対応しているので、現金と同じように便利に支払いに使えます。


PayPayポイント還元のほうが、端末代値引きより還元が高額になる
ソフトバンク公式サイトでは、手持ちの端末を下取りに出すことでもらえるPayPayポイントや端末代割引額をチェックできます。
調べてみると、ソフトバンクの下取り額はPayPayポイントで受け取ったほうが機種代金値引きより高額になることがわかりました。
ソフトバンク・iPhone 11下取り額の例(乗り換え) | ||
PayPayポイント | 機種代金値引き | |
還元額 | 19,200円 | 18,000円 |
※金額は2023年9月時点のものです。
例えばiPhone 11の場合は、PayPayポイントだと最大19,200円還元ですが、機種代金値引きを選ぶと1,200円安い18,000円の割引になります。
出費そのものを減らしたい場合は機種代金値引き、できるだけ高く還元を受けたい場合はPayPayポイントの還元を選ぶのがおすすめです。

端末が破損していると、下取り額は下がるので注意!
ソフトバンクの下取り額は、端末が「破損品」だった場合に大幅に下がります。
ソフトバンク・iPhone 11下取り額の例(乗り換え・機種代金値引き) | ||
正常品 | 破損品 | |
還元額 | 18,000円 | 5,040円 |
※金額は2023年7月時点のものです。
例えばiPhone 11の場合、破損品だと正常品より12,960円も下がった5,040円になってしまいます。

破損品は、以下のような状態の端末です。
- ひび割れや破損、欠陥がある、筐体が変形している
- 画面に液漏れや焼付き、線があったり、暗くて文字が読めなかったりする
- タッチパネルが操作不能
状態が悪いと大幅に減額されてしまう恐れがあるので、ご注意ください。

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ソフトバンクの下取り価格一覧【iPhone・Android】
ソフトバンクの下取り対象機種・下取り額(特典金額)については、以下の表を参考にしてください。
iPhone | 正常品 | 破損品 |
iPhone 14 Pro Max | 58,800円相当 | 17,640円相当 |
iPhone 14 Pro | 44,400円相当 | 13,320円相当 |
iPhone 14 | 40,800円相当 | 12,240円相当 |
iPhone 14 Plus | 51,600円相当 | 15,480円相当 |
iPhone 13 Pro Max | 58,800円相当 | 17,640円相当 |
iPhone 13 Pro | 55,200円相当 | 16,560円相当 |
iPhone 13 | 44,400円相当 | 13,320円相当 |
iPhone 13 mini | 33,600円相当 | 10,080円相当 |
iPhone SE(第2世代) | 12,000円相当 | 3,600円相当 |
Google Pixel | 正常品 | 破損品 |
Google Pixel 6 | 19,200円相当 | 5,760円相当 |
Google Pixel 6 Pro | 19,200円相当 | 5,760円相当 |
Google Pixel 5a(5G) | 9,600円相当 | 2,880円相当 |
Google Pixel 5 | 9,600円相当 | 2,880円相当 |
Xperia | 正常品 | 破損品 |
Xperia 5 Ⅲ | 19,200円相当 | 5,760円相当 |
Xperia 1 Ⅲ | 19,200円相当 | 5,760円相当 |
AQUOS | 正常品 | 破損品 |
AQUOS zero 6 | 19,200円相当 | 5,760円相当 |
AQUOS R6 | 19,200円相当 | 5,760円相当 |
シンプルスマホ | 正常品 | 破損品 |
シンプルスマホ5 | 720円相当 | 360円相当 |
すべての端末は「下取りプログラム」でご覧ください。
なお、上記はPayPayポイント還元を選択した場合の下取り額です。購入機種代金の値引きを選んだ場合は、上記よりも若干金額が安くなります。
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ソフトバンク下取りプログラムの申し込み手順


ソフトバンクで手持ちの機種を下取りに出す時は、ソフトバンクの店頭か郵送で手続きをすることになります。
ソフトバンクオンラインショップを利用して機種変更や乗り換えをした人は、郵送でのみ手続き可能です。
手続きの流れについて、解説します。
郵送で端末を下取りに出す流れ
ソフトバンクに郵送で端末を下取りに出す際は、以下の手順を進めましょう。
- 機種変更や乗り換え時に下取りを申し込み、「端末回収に関する添え状」や「端末回収に関する申込書兼同意書」を受け取る
- 店頭で、または指定した住所へ送られてきた送付キットを受け取る
- 下取りに出す機種を初期化して、送付キットに添え状と同梱・発送する(送付キット受け取りから3ヶ月以内)
- 下取り可能ならSMSが届き、査定完了から2週間程度で特典が適用、不可だった場合は返却される

店頭で下取りしてもらう流れ
ソフトバンクの店頭で下取りを行って貰う場合の手順は、以下のとおりです。
- 来店前に、下取りに出す機種の初期化を行っておく
- 店頭で下取りを希望し、査定をしてもらう
- 下取り可能な場合は本人確認書類を提示して、同意書に署名する
- 店頭で端末が回収され、機種代金は端末購入時に値引き、PayPayポイントは2週間後に付与される
店頭の場合は発送などの手続きが不要、よりかんたんに下取りをしてもらえますよ。
なお本人確認書類は、以下の5種類を利用可能です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 日本国パスポート
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者手帳
- 在留カード+外国パスポート、特別永住者証明書
なお、上記書類に記載の住所と現住所が異なる場合、現住所の確認できる補助書類が必要です。
補助書類は発行から3ヶ月以内の、公共料金の領収書・官公庁発酵の印刷物やソフトバンクの請求書・領収書、住民票記載事項証明書を利用できます。
ソフトバンクの「新トクするサポート」とは?下取りプログラムとどう違うの?

参照:ソフトバンク公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/products/tokusuru-support-plus/)
ソフトバンクでは下取りプログラム以外にも、端末を安く購入できるプログラム「新トクするサポート」が展開されています。
新トクするサポートは48回、つまり4年間かけて端末を分割購入することで利用でき、25ヶ月目に端末を返却すれば残り24回分の機種代金が支払い不要になるしくみです。

参照:ソフトバンク公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/products/tokusuru-support-plus/)
例えばiPhone 14は本来140,400円ですが、新トクするサポートを利用して購入・25ヶ月目に返却すれば実質価格は60,840円まで抑えられます。

もっと早く機種変更などのために特典を利用したくなった場合は、「1年くりあげオプション」により13ヶ月目以降であればすぐに返却可能です。
ただし「1年くりあげオプション」を利用する際も、機種代金自体は24ヶ月目まで支払わなければいけません。

最新の端末情報はこちらから!
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下取りプログラムと新トクするサポート、機種変更時はどちらを使うべき?
下取りプログラムと新トクするサポートは、どちらも利用すると手元からは今まで使っていた端末が離れていくことになります。
下取りプログラムは一旦端末代を全額払ったうえで、還元を受けられるしくみです。
新トクするサポートは分割代金最大24回分、機種によっては半額以上の支払いを不要にできるサービスなので、端末代の支払額自体を安く抑えられます。

iPhone 13の128GBモデルへ機種変更する場合を例に、定価から下取り額を引いた金額と新トクするサポート利用時の実質価格を比べてみました。
万が一どこかが壊れてしまった場合の、破損時の実質価格も合わせて調査してみました。
iPhone 13(128GB)の下取り後・新トクするサポート利用時の実質価格比較 | ||
iPhone 13(128GB)のソフトバンクにおける定価 | 138,240円 | |
実質価格 | PayPayポイント還元93,840円/端末代割引時95,040円 | 42,720円 |
破損時の実質価格 | PayPayポイント還元124,920円/端末代割引時125,280円 | 64,720円 |
実質価格と破損時の実質価格は、どちらも新トクするサポート利用時のほうが圧倒的にお得でした。
つまり分割払いをどうしてもしたくない場合以外は、後から機種変更時に下取りプログラムを利用するよりも新トクするサポートを使って端末を買ったほうがお得と考えられます。
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他にも新しいスマホへお得に買い換える方法はある?
下取りプログラムや新トクするサポート以外にお得に機種変更をする方法としては、手持ちの端末の売却が挙げられます。
手持ちの端末を中古ショップやフリマアプリに売却することで資金を得て、割安で機種変更などを行うことができますよ。

中古売買に期間の制限などはないので、いつでも自由に売却可能です。
ただし、分割購入中のスマホを売却するのはおすすめできません。
フリマアプリなどでは、そもそも代金を完済済みでなければ出費できないケースがあります。
中古ショップに売却する場合でも、完済前の端末だと査定額の一部しか受け取れないなど、デメリットが大きくなることがあります。


スマホを売却する場合は、代金を完済してから売りに出しましょう。
またフリマアプリなどで個人売買をする場合は、端末の状態などを正確に記載しましょう。
もしも見落としがあると、サイト内で悪い評価が付いてしまったり、取引の中止・返品を求められたりしてしまったりする恐れがあります。
下取りプログラム利用時の注意点
最後に、ソフトバンクで取りプログラムを利用する際の注意点について解説します。
手続き前に、チェックしておきましょう。
microSDなどを誤って送付してしまうと、処分される
下取りプログラムの利用時に、本来関係ないデータ保存用のmicroSDカードなどを一緒に同梱してしまうと、そのまま処分されます。

返却キットなどを利用して端末をソフトバンクに渡す際は、不要なものを入れないように気をつけましょう。
データ移行や初期化・ロック解除は忘れずに行っておく!
一度端末を下取りに出してしまうと、下取り不可で返却されない限りは端末が手元に帰ってきません。
新しいスマホにデータを移す場合は、事前にデータ移行を忘れず行っておきましょう。
また端末が初期化され、iPhoneの場合はさらに「iPhoneを探す」機能もオフになっていないと、下取りはしてもらえません。
正しく初期化をしてから端末を下取りに出すように、気をつけてくださいね。
郵送で下取りする場合の発送期限は送付キット受け取りから14日以内
郵送でiPhoneなどの下取りスマホをソフトバンクに発送する場合、期限は送付キット受け取りから14日以内です。
送付キット受け取りの際に本人確認があるので、免許証などの書類を用意しておきましょう。
送付キットの中にはスマホの他に添え状を入れる必要があります。
送付キット内に説明書があるので、内容を確認しながら梱包しましょう。
下取りプログラムとキャンペーンの併用は可能
下取りプログラムとソフトバンクで開催中のキャンペーンの併用は可能です。
下取りプログラムは基本的にキャンペーンと併用不可になることはないので、下取りと同時にソフトバンクへの契約を検討している方はぜひキャンペーンを有効活用してください。
機種の状態によっては条件が合わず査定結果が悪くなることも
破損や画面割れなどがある場合、査定額が下がるので注意が必要です。
また、改造などが見られた場合はそもそも下取りプログラム適用対象外となる可能性があるので、下取りプログラムを使うのであれば大事に使うように心がけましょう。
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まとめ
今回は、ソフトバンクの下取りプログラムについて解説しました。
ポイント
- ソフトバンクの下取りプログラムは、機種変更や乗り換え時に利用可能
- 下取りプログラムは郵送や店頭での対応、PayPayポイント還元か購入する機種代金の割引で使える
- 破損状態の端末は下取り額が減額される
- 新トクするサポートは48回の分割購入で利用可能、25ヶ月目に端末を返却すれば機種代金がお得になる
- 金額的には新トクするサポートの方が下取りプログラムを使った機種変更よりお得
- 下取りプログラム利用時は、ロック解除や初期化、データ移行を忘れずに!microSDカードなどは忘れず取り外しておく
- 端末は、中古ショップなどに売却するという方法もある
下取りプログラムを利用すれば、お得に機種変更を行えます。
しかし新トクするサポートの利用や、端末の売却といった方法でもお得な機種変更ができますよ。
今回の解説を参考に、自分に合った方法を活用してみてください。
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