


ソフトバンクが提供しているオンライン専用の低額プラン「LINEMO」。
しかし、LINEMOに乗り換えると基本的にアップルウォッチの単体利用ができません。
アップルウォッチと関連するプラン・機能ってかなり分かりにくいですよね。
この記事ではそんなアップルウォッチの、LINEMOだと利用できない機能や、その際の代替案などについて解説しています。
この記事で解説していること
- LINEMOでアップルウォッチの単体利用は難しい
- アップルウォッチ単体利用にどのくらいの価値があるか?コスパ検証
- GPSモデル、セルラーモデルはどちらがおすすめか
- LINEMOを利用しながら、アップルウォッチを単体利用する裏技

目次
LINEMOでアップルウォッチは使えるのか


リーズナブルなプランが魅力的なLINEMOですが、アップルウォッチを利用している場合、いくつかの注意点があります。
これから、アップルウォッチを利用している方が、LINEMOに乗り換えるときの注意点と利用できる機能の違いについてご紹介していきます。
【結論】アップルウォッチ単体契約・利用は不可!対象オプションが未提供
結論として、LINEMOへ乗り換える場合はアップルウォッチの単体利用はできなくなります。
アップルウォッチには「GPS + Cellular(セルラー)モデル」と「GPSモデル」がありますが、単体利用が可能な「GPS + Cellular(セルラー)」の一部機能が利用不可となります。


大手キャリア各社ではアップルウォッチ単体利用のために「アップルウォッチに番号をシェアする系サービス」が用意されてますが、LINEMOではこれの提供がありません。
各キャリアとアップルウォッチのプラン
- ドコモ =「ワンナンバーサービス」
- au =「ナンバーシェア」
- ソフトバンク=「Apple Watch モバイル通信サービス」
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利用できなくなるなる機能


GPS + Cellular (セルラー) のアップルウォッチを単体利用すると、以下のような機能が利用できなくなります。
アップルウォッチ単体で利用できなくなる機能
- モバイル回線によるインターネット通信
- 音声通話
- SMSの送受信
- メールの送受信
- アプリ通知の受け取り
- 音楽のストリーミング再生 など
普段からアップルウォッチ単体でランニング、軽い外出などでスマホを持ち歩かない生活をしている方にとっては不便に感じられるかもしれません。
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単体利用は本当に必要か?LINEMOとソフトバンクの料金を比較


LINEMOでアップルウォッチの単体利用ができないということで、LINEMOへの乗り換えを戸惑ってしまう方もいるでしょう。
ここからは「アップルウォッチの単体利用は本当にそこまで必要なのか?」という点を、コスパの観点から検証していきます。
ソフトバンクのプランとLINEMOを比較
はじめにソフトバンクの一般的なプランとLINEMOを比較していきます。
あくまで一例なので、各自加入しているプランとLINEMOのプランを比較してみて、実際のコスパの違いを計算してみてください。
(メリハリ無制限+の基本料は、メリハリ無制限+の価格に対して、新みんな家族割・おうち割などの割引を適用後の価格です)
メリハリ無制限+ | LINEMO | ||
基本料 | 4,928円 | 2,090円 | 3,960円 |
データ容量 | 無制限 ※200GB超過後は通常利用に支障がないレベルの速度制御あり |
10GB | 30GB |
Apple Watch モバイル通信サービス | 385円 | なし | |
合計料金 | 5,313円 | 2,090円 | 3,960円 |
ソフトバンクで加入しているプランによって「お得になる金額」は人によって異なるもの、LINEMOを選ぶと、多くの方が上記の表のように数千円ほど安くなることが多いでしょう。

セルラーモデルの機能はコストに見合っているのかチェック


細かなプラン・利用シーンによって異なるものの「アップルウォッチのためだけにLINEMOへの乗り換えを戸惑っている」という方には、乗り換えをおすすめします。
というのも、アップルウォッチの単体利用だけに、月々数千円ほど余分なコストが掛かってくるというのは「利便性とコスト」のバランスが釣り合っていません。
逆に、以下のような点において「ソフトバンクの一般的なプランに魅力を感じる」という方であれば、LINEMOに乗り換える必要はないでしょう。
LINEMOに乗り換えないほうが良い方
- メリハリ無制限などに価値を感じている方
- 店舗の手厚いサポートを受けたい方
- その他、ソフトバンクを利用する理由がアップルウォッチ以外にある方

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すでにアップルウォッチを持ってる場合の選択肢


これから、アップルウォッチを既に持っている方が取れる選択肢について、セルラーモデル(GPS + Cellular)・GPSモデルの2パターンに分けてご紹介していきます。
セルラーモデルの場合
もしも、すでにアップルウォッチのセルラーモデルをお持ち場合は、以下のような選択肢があります。
セルラーモデルの選択肢
- アップルウォッチの単体利用を諦める
- LINEMOへの乗り換えを諦める
- LINEMOに乗り換えた上で、iPhoneとの併用で上手に使う
LINEMOへの乗り換えに積極的な方に関しては、基本的に「iPhoneと併用していく」という形で、検討するのが良いでしょう。
一方で、そもそも「LINEMOのプランや価格にそれほど魅力を感じていない」という方は、アップルウォッチの単体利用ができなくなることも考慮すると無理に乗り換える必要はありません。
一概に「単体利用ができなくなってもLINEMOに乗り換えるべき」というわけではなく、総合的なメリット・デメリットを踏まえた上で判断するのが重要です。

GPSモデルの場合
GPSモデルに関してはそもそもソフトバンクの「Apple Watch モバイル通信サービス」を利用することはありません。
つまり、LINEMOに乗り換えようと、乗り換えまいとアップルウォッチの使い方は変わらないということになります。
そのため、LINEMOに興味があるならアップルウォッチのことは気にせずLINEMOに乗り換えてしまいましょう。
さまざまな観点からLINEMOは多くの方にとってコスパが高いケースが多いので、気になる方はぜひ一度検討してみることをおすすめします。
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これから購入するなら「GPSモデル」がオススメ
2023年最新モデルのApple Watchについては「イマジネーション」


これから、新しくアップルウォッチを購入される方に向けて「LINEMOへの乗り換えにも興味がある」という前提条件のもと、おすすめのモデルをご紹介していきます。
セルラーモデルとGPSモデルの価格
まず、はじめにセルラーモデルとGPSモデルの価格をご紹介していきます。(Apple Watch series 8、41mmスポーツループの価格)
端末名 | 料金 |
GPS + Cellularモデル | 74,800円 |
GPSモデル | 59,800円 |
サイズやバンドによって細かな価格は変わりますが、基本的にセルラーモデルとGPSモデル間の価格差は1万5千円程度の金額になっています。

万人受けするのはGPSモデル
基本的に「LINEMOに興味がある上で、アップルウォッチも気になる」という方におすすめなのは、GPSモデルです。
GPSモデルなら、LINEMOの乗り換えに伴って利用できなくなる機能もありませんし、余分な費用を支払う必要もありません。
また、LINEMOに乗り換えない場合であったとしても、セルラーモデルの場合は本体価格が割高なのはもちろん、別途通信費といったお金が掛かります。
GPSモデルであってもアップルウォッチの機能自体は、iPhoneと併用している場合、問題なく利用できるものとなっているため、特段のこだわりがないならGPSモデルで問題がないことが多いでしょう。
GPSモデルがおすすめな人
- LINEMO、ahamo、povoを利用している or 検討している
- iPhoneとの併用で問題ない方
- 取り敢えず、アップルウォッチがほしい方
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どうしてもセルラーモデルが良い方へ


基本的にLINEMOに興味がある方の場合は、セルラーモデルのアップルウォッチの購入はおすすめできません。
ただし、以下のような点からセルラーモデルを使いたい上で、LINEMOも使いたいという方もいるでしょう。
セルラーモデルのメリット
- 単独で利用する機会が多い
- ランニングなどでiPhoneを持ち出しにくい利用シーンが多い
- アップルウォッチを利用することでスマホ離れをしたい
アップルウォッチはwatch OS 7 から「ファミリー共有設定」により、「iPhoneと別のApple ID・電話番号などを利用可能」になっています。
このことから、アップルウォッチがより独立した端末に近い状態で使用することが可能です。

この機能に対応したプラン「ウォッチナンバー」がauから提供されています。
月額料金は385円、SMSの送信ごとに料金も掛かってくるので「別途そこそこの通信費が掛かってくる」ということになります。
しかし、auのウォッチナンバーを利用すれば「格安系プランを利用しながら、アップルウォッチを単独利用」できます。
ウォッチナンバーの詳細についてはコチラ。

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アップルウォッチの単体利用がしたいなら楽天モバイルかahamoがおすすめ!
LINEMOだと非対応なアップルウォッチの単体利用ですが、楽天モバイルやahamoであればオプションの提供があるため単体での通話やデータ通信ができます。
それぞれのプランやオプションについて解説します。
楽天モバイルの電話番号シェアサービスは月額550円で提供中
楽天モバイルは楽天が展開している大手キャリアのサービスで、月額料金は段階的に金額が上がる「Rakuten最強プラン」の1種類のみです。
Rakuten最強プラン概要 | |
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB~ | 3,278円 |
最大でも使い放題で月額3,278円しかかからないので、気軽にたくさんの通信をできるのが嬉しいですね。
さらに楽天モバイルは通話料金もRakuten Linkアプリからの発信により無料でかけ放題になりますよ。
そして、楽天モバイルでアップルウォッチを単体利用できるオプションは「電話番号シェアサービス」で、月額550円で提供されています。
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ahamoのワンナンバーサービスは月額550円

ahamoはドコモがオンライン受付専用で展開している格安プランで、ドコモの高品質なネットワークで通信が可能となっています。
ahamoではスマートフォンと同じ番号をアップルウォッチなどで利用可能な「ワンナンバーサービス」を月額550円で提供しています。
登録手数料が1回550円発生することにご注意ください。
ahamoの料金プランは月額2,970円で20GB+5分かけ放題の1プランで、あとは1,980円の大盛りオプションを申し込めば通信量80GBの追加が可能となっています。
乗り換えで20,000ポイント!
まとめ
以上、この記事ではLINEMOとアップルウォッチの通信について解説しました。
ポイント
- LINEMOでアップルウォッチ単独利用は不可
- Apple Watchモバイル通信サービスはLINEMOでは申込不可
- アップルウォッチのためだけにLINEMOに乗り換えないのはコスパが悪い
- 基本的にはGPSモデルでOK
- 裏技はあるものの、ニーズがある方は限られる
- Apple Watchをどうしても単体利用するならahamoか楽天モバイルがおすすめ
アップルウォッチは実際に利用してみると、かなり便利で「iPhoneから離れているタイミングでも、常に使っておきたい」と感じる方も少なくないでしょう。
しかし、かなり注意点があるので乗り換えを行う際は「アップルウォッチをどうするか?」という点を考えておいたほうがよいでしょう。
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