


スマホの乗り換えを検討する際、気になるのは契約初月にかかる費用ではないでしょうか。
以前は契約解除料やMNP転出手数料などさまざまな費用がかかり、初月の費用負担が大きい傾向にありました。
しかし現在は事務手数料も発生しない会社が多く、より気軽に乗り換えられるようになっています。
この記事では、LINEMOの初期費用について詳しく解説します。
【結論】LINEMOで事務手数料やSIMカード発行手数料は発生しない

出典:LINEMO公式サイト(https://www.linemo.jp/plan/payment/)
LINEMOでは事務手数料やSIMカード発行手数料などの費用は一切発生しません。


以前は契約事務手数料が3,300円ほど、SIMカード発行手数料で400円ほどかかる格安SIMや大手キャリアが多かったですが、最近はオンライン契約が推進されたこともあり、事務手数料がかからない会社が増えています。
中にはショップでは契約事務手数料がかかるものの、オンラインで契約すれば無料という会社もあります。
LINEMOもオンライン契約のみの格安料金プランで事務手数料は発生しないため、契約する際にかかる初期費用を気にする必要はありません。
事務手数料がないのでエントリーパッケージも販売されていない
通販サイトや家電量販店で購入することで契約事務手数料が無料になる「エントリーパッケージ」を扱っている格安SIMもありますが、LINEMOはそもそも事務手数料がかからないのでエントリーパッケージもありません。
ネットでLINEMOの公式サイトにアクセスし契約手続きを進めるだけで、事務手数料などの初期費用なく契約することが可能です。

LINEMOではSIMの再発行手数料・変更手数料も無料
LINEMO契約後にSIMカードが故障した・物理SIMからeSIMに変更したい時も、SIMの再発行手数料や変更手数料は一切かかりません。
初月に解約する場合のみ、契約解除料990円が発生する
LINEMOでは基本的に、解約時の契約解除料も発生しないので契約後も手続きにかかる費用を気にせずに利用することができます。
ただし例外として、初月にサービスを解約する場合のみ990円の契約解除料がかかる点にご注意ください。
どうしてもサービスが自分に合わなくてすぐに解約することになった…といった場合は、追加料金がかかります。
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LINEMOで契約初月にかかる費用は?
では、LINEMOで契約初月にかかる費用にはどのようなものがあるのでしょうか?
この章では、LINEMOの初月料金と乗り換え時に他社で発生する料金についてまとめました。
LINEMOの初月料金
- 【新規契約】基本料金・オプション料金の日割り※一部オプションは初月無料
- 【他社から乗り換え時】乗り換え月の利用料金
下記にて詳しく解説します。
【新規契約】基本料金・オプションの日割り
LINEMOで契約月に発生する料金は基本料金とオプションの日割り料金です。
締め日は月末なので、加入した日から末日までの料金が日割り計算されて請求されます。
例えば、2024年8月26日にLINEMOベストプランVを契約した場合、日割り料金は574円となります。(2,970円÷31日=95円、95円×6日(26日から31日まで)=574円)
オプション料金も同様に日割り計算されるものが多いですが、中には満額発生するもの、初月無料になるものもあるので注意しましょう。
日割りになるオプション
日割り計算されるオプションは以下の通りです。
日割り計算されるオプション
-
- 持込端末保証 with AppleCare Services
- 持込端末保証(Android)
- 通話定額(完全かけ放題)※キャンペーン適用で1,100円の日割り
- 留守電パック
LINEMOで利用する端末の持込保証オプションは、加入した日から日割り計算されます。
完全かけ放題の通話定額は、LINEMOベストプランの場合キャンペーンで7ヶ月間1,650円から550円割引されて1,100円で使えるため、初月も1,100円の日割り料金となります。
なおLINEMOベストプランVだと1,100円が7ヶ月間550円となるので、初月は550円の日割り料金になりますよ。
初月に料金がかからないオプション
初月に料金がかからないオプションは以下の通りです。
初月に料金がかからないオプション
- 通話準定額(5分かけ放題)※LINEMOベストプランにおいてキャンペーンで7ヶ月間無料、LINEMOベストプランVは無料で標準付帯
- LINE MUSIC fot SoftBank※初回申し込みで6ヶ月間無料
- セキュリティパックプラス(L)
5分かけ放題の通話準定額はLINEMOベストプランにおいてキャンペーンで7ヶ月間無料で使えるため、初月以降も料金は発生しません。
LINE MUSIC fot SoftBankも初回申し込みであれば、初月から6ヶ月間無料で利用できます。
通話料やデータチャージなど初月内にかかった料金はそのまま請求
契約当月に発生した通話料や、データ容量が足りずに追加チャージした料金はそのまま請求されます。
初月なのに料金が高いと感じた時は通話料やデータチャージ料金、合算請求にしているアプリの課金や月額料金が原因である場合が多いので、必ず内訳をチェックしましょう。

【他社から乗り換えの場合】乗り換え月の利用料金
他社からLINEMOへ乗り換える場合は、乗り換えた月の利用料金が発生します。
乗り換え月の他社利用料金の内訳
- プラン料金※満額
- オプション料金※満額
- 通話料やデータチャージ料・アプリ課金など
- 端末代金※分割の場合
主に上記のような費用が発生すると思われます。
基本的にどの会社も解約や他社に乗り換える月は日割り計算がなく満額請求します。

幸いLINEMOの料金は初月日割りとなるので、他社から乗り換える際は締め日に近いタイミングで乗り換えることをおすすめします。
違約金がかかる会社はほぼない
以前は契約更新月以外に解約すると高額な違約金がかかる会社がほとんどでしたが、現在は違約金が廃止され解約・他社へ乗り換える際に料金がかかる会社はほぼありません。
そのため、「契約更新月じゃないから」という理由で乗り換えを諦める必要もなく、お得なキャンペーンを実施している時など自分の好きなタイミングで気軽に乗り換えられます。

なおLINEMOにおいては初月に解約した場合のみ990円の契約解除料がかかるので、ご注意ください。
MNP転出手数料は発生しない
主に格安SIMなどから他社へ乗り換える際には「MNP予約番号」を発行する必要があり、以前はMNP転出手数料と呼ばれる費用が発生していましたが、現在は廃止されています。
そのため、どの会社からLINEMOの乗り換えてもMNP転出手数料はかからないので安心してください。
ちなみに大手キャリアを中心に、現在は「MNPワンストップ」という制度があり、こちらに対応している事業者からLINEMOへの乗り換えであればMNP予約番号の発行は不要となっています。
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まとめ:LINEMOの初期費用は初月の利用料金だけ!
今回はLINEMOの初期費用について解説しましたが、LINEMOではSIMの発行手数料や契約事務手数料が一切かからないことがわかりました。
契約初月はLINEMOのプラン料金やオプション料金が日割りで請求されるため、大きな負担になることはないでしょう。
他社から乗り換える際も契約解除料はほぼかからなくなり、MNP転出手数料も廃止されたため手数料を気にせずに乗り換えられますが、解約・乗り換え月の月額料金は満額発生するので、LINEMOへ乗り換える際は締め日に近いタイミングを狙うことをおすすめします。
初期費用の高さに乗り換えや契約を断念する必要はなくなったので、ぜひ自分の好きなタイミングで「ここだ!」と思った時にLINEMOを契約しましょう。
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