当記事で解説している「長得」は旧プランで適用される内容となっており、現在の「ギガプラン」は対象外です。
最新のギガプラン詳細については下記記事をご覧ください。
IIJmioでは、長期契約者向けに「長得」の特典が用意されています。
格安SIMの中で長期契約者向けの特典を用意している会社は少なく、特典があるだけ魅力的ではあるのですが…
実は特典の中身は「月額割引」といった皆さんが一律に恩恵を受けられるものではなく、「長期契約した方が絶対にお得」とは言い切れません。
ということで、この記事では他社とも比較しつつIIJmioの長得がお得なのか検証を行います。
IIJmioを契約中の方や、これから契約して将来長得を活用したい方は参考にしてくださいね。
結論:IIJmio長期割「長得」は料金割引ではないので、そこまでお得では無い
結論から言いますと、IIJmioの長期利用者向け特典「長得」はそこまでお得ではありません。
例えばドコモの「ずっとドコモ割プラス」(2019年9月まで契約できたドコモの「カケホーダイ&パケあえる」で利用できた、契約期間に応じて最大2,500円の月額割引を受けられる特典)のような、月額料金の割引を受けられるわけではないからです。
長得の特典は、以下の2点となっています。
- 対象モバイルオプション4つのうち1つが無料になる
- データ容量1GBのクーポンを1年につき3枚プレゼント
対象モバイルオプションは、以下の4つです。
対象モバイルオプション
- マカフィーモバイルセキュリティ(月額250円)
- 迷惑電話を知らせてくれるトビラフォンモバイル(月額300円)
- Wi-Fiスポット75,000箇所以上を使えるIIJmio WiFi by エコネクト(月額362円)
- 子供向けフィルタリングアプリ・i-フィルター for マルチデバイス(月額360円)
その他のオプションは長得の対象外なので、無料にはできません。
データ容量1GBのクーポンは、任意のタイミングで発行して自分や家族などに適用・通信量を増やせるしくみです。
なお、長得の特典を受けられる条件は「2年以上の継続利用」と、少々ハードルが高くなっています。つまり、IIJmioを2022年12月に契約した場合、長得を適用できるのは2024年12月以降となります。
正直なところ、無理に2年以上契約を続けてまで長得を活用する必要はありません。
特典内容は、2年以上契約を続けてまで手に入れるべき豪華な内容とは言えないのが事実です。
乗り換えに抵抗がなければ、ホットなキャンペーンを行なっている格安SIMへ乗り換えるのもあり!
IIJmioの長期割がそこまで魅力的ではないことを考慮すると…
IIJmioを一定期間契約したら、他の格安SIMに乗り換えて新規契約者向けのキャンペーンを適用するのもおすすめです。
IIJmioで利用中のサービス・月額料金に満足しているなら無理に乗り換える必要はないですが、格安SIM各社では日々新規契約者向けの豪華な入会キャンペーンが行われています。
ここからは、2023年10月時点でLINEMOにおいて行われているホットなキャンペーンを紹介します。
今月ホットなキャンペーンを行なっている格安SIM:LINEMO
LINEMOは「おトクすぎて、あぁ、も~~キャンペーン」が開催中です。(終了日未定)
キャンペーンは期間限定で、LINEMOを新規契約または他社から乗り換えると11,940円のPayPayポイントが還元されます。
IIJmioと比べてのLINEMOのメリットは、主に以下の3点です。
LINEMOを選ぶメリット
- LINEギガフリーで、LINEのデータ使用量がカウントされない
- ソフトバンク直回線を使用できる
キャンペーンやLINEMO独自のメリットに魅力を感じた方は、LINEMOの乗り換えを検討してみてはどうでしょうか。
LINEMOベストプランV申し込みで最大20,000円相当のPayPayポイントが一押しですね。
これ以外にも季節ごとのポイント還元キャンペーンや、不定期で開催される「フィーバータイム」によってさらにお得になる事も。
より詳しいキャンペーン内容は下記記事で解説してますので、乗り換えを検討している方は必ずチェックしてください!
LINEMOでは他社から乗り換えで最大6ヶ月分の料金が実質無料になるキャンペーンを開催中です!
ただし、IIJmioのオプションを利用しているなら長期割はお得!
IIJmioの長得がお得になるのは、無料対象のオプションをすでに利用している場合です。
オプション利用料分が割引になるため、月々の支払い額を削減できます。
対象オプションを活用していなかったら金額的なメリットは特にないですが、普段から対象オプションを愛用している方は、長期割の恩恵を受けるのもありですね。
IIJmioでは機種変更もできるので、新しい端末が欲しい場合は機種変更するのもあり!
IIJmioは、端末の機種変更に対応しています。
IIJmioから新しい端末を購入すれば割引なども適用できお得ですし、取り扱いスマホの数も格安SIMイチです。
販売されている端末の種類は豊富で、他社で取り扱っている端末をIIJmioで購入できるケースも多いでしょう。
新しい端末が欲しくて他社への乗り換えを考えていた方は、IIJmioに不満がないなら契約はIIJmioのままで、IIJmioから新しい端末を購入して機種変更してみるのも賢いと思いますよ。
IIJmioは機種変更でもキャンペーンにより端末を割引購入できるケースがあるので、公式サイトをチェックしてみてください。
IIJmioの長得クーポンについて
IIjmioの長得クーポンを使うには発行手続きが必要です。
とはいえ決して複雑な手順ではないのですぐに発行できます。
クーポンの発行方法と発行したクーポンの確認方法を解説します。
クーポンの発行方法
長得クーポンの発行方法は以下の通りです。
- 「IIjmioプレミアム特典(長得)」ページを開きログイン
- 「コードを1枚発行する」のボタンを選択
- 内容を確認しボックスにチェックを入れたら「申し込む」を選択
手順を終えるとクーポンコードが発行されます。このコードを入力画面に入れれば使用できます。
発行済みクーポンの確認方法
クーポンコードを控えていなくても、簡単に確認できるため問題ありません。
発行済みクーポンは、「IIjmioプレミアム特典(長得)」ページでログイン・同意した後に表示されるページに記載されています。
ページ最下部の「IIjmioプレミアム特典(長得)のクーポンコードの発行状況」で、発行済みクーポンのクーポンコードが確認可能です。
IIJmioから他の格安SIMへ乗り換える際の注意点
他社のキャンペーンに魅力を感じ、IIJmioから乗り換える場合は、注意したいことが2つあります。
- 契約解除料が発生する可能性あり
- 乗り換え時に乗り換え先での契約事務手数料が発生する
ここからはIIJmioから他社へ乗り換える注意点を解説するので、参考にしてくださいね。
①契約期間に注意:解除料が発生することも
IIJmioでみおふぉん(音声通話SIM)を契約している場合、12ヶ月以内に解約するといわゆる契約解除料である「音声通話機能解除調停金」が発生します。
ココに注意
ギガプランでは解除料は発生しません。
IIJmioを2019年9月30日までに契約した場合の金額は最大12,000円(税抜)で、毎月1,000円(税抜)ずつ減っていき、1年後には0円となります。
2019年10月以降に契約した場合は1,000円(税抜)に固定です。
まだ契約から1年経っていない場合は、「音声通話機能解除調停金」の発生に注意しましょう。
②事務手数料は発生するので初期費用も念頭に入れよう
IIJmioから他社へ乗り換える場合は、以下の手数料が発生します。
- 乗り換え先での契約事務手数料:3,300円~3,850円
ただしLINEMOやahamoでは契約事務手数料が無料です。
またIIJmioで端末を分割購入している場合は、完済まで残債を引き続き請求されます。残債をまとめて支払いたい場合は、IIJmio公式サイトの「月額支払終了申し込み」から一括払いが可能です。
まとめ
いかがでしたか。IIJmioで展開されている「長得」は、正直あまり充実した内容ではありません。
見出し(全角15文字)
- 長得はIIJmioを2年以上契約している人が対象
- 対象オプションの月額料金割引や1GBクーポンが長得の特典
- お得に格安SIMを使いたいなら、他社への乗り換えも要検討
- 2023年時点で他社へ乗り換える場合は、解約金や乗り換え費用は発生しない!
乗り換えの手間が多少かかっても充実したキャンペーンでお得に格安SIMを活用したい方は、他社に乗り換えて新規契約者向けキャンペーンを活用してみてみるのもありだと思います。
一方、IIJmioのサービス・料金に不満がないなら、必要に応じて機種変更などをしつつ、引き続き使い続けるのもおすすめです。
いずれにしてもあなたに合った方法でお得かつ快適にスマホを持ってくださいね。