格安SIMへの乗り換えの際に「テザリングの利用可否が心配…」という方が意外と多いようです。
カフェや新幹線等でお仕事をされる方にとってはテザリングは非常に重要ですよね。
幸い、IIJmioでは無料でテザリングをすることができます。
ただし、IIJmioにはドコモ回線のタイプDとau回線のタイプAがあり、それぞれ対応する端末が異なるので注意しなければいけません。
ということでこの記事ではIIJmioでのテザリングについて詳しく解説します。
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
IIJmioにはドコモ回線とau回線があり、利用する回線・スマホでテザリング可否は決まる
IIJmioにはドコモ回線とau回線があり、ドコモ回線のSIMの名称はタイプD、au回線はタイプAです。
それぞれテザリングやデータ通信・音声通話に対応する機種が異なるので、手持ちの端末を使ってテザリングをしたい場合、まずは動作確認状況を調べてみましょう。
メーカー名や端末名で検索して、手持ちの端末がテザリングできるか確認できます。
今回はドコモモデルのiPhone 8でタイプDのSIMを使ってテザリングできるか調べてみました。
結果は「○」で、iPhone 8のドコモモデルはタイプDのSIMを使ってテザリング可能であることがわかりました。もちろん、LTEでのデータ通信や音声通話も可能です。
IIJmioはテザリング料金が無料!最新のギガプランやeSIMでもOK
キャリアだとテザリングが有料なケースもありますが、IIJmioなら利用料金は一切かかりません。
eSIM契約や、最新のギガプランの契約であってももちろん無料で利用できますよ。とくに申し込み手続きなども必要ありません。
テザリングのオプションなどもなく、対応端末にSIMカードを入れてテザリング設定をすればすぐに利用開始できます。
IIJmioを含め、格安SIMでは基本的にテザリングは無料で利用可能となっています。
iPhoneでIIJmioのテザリングを利用する際の注意点
ここからはiPhoneでIIJmioによるテザリングをする際の注意点を解説します。
IIJmioはドコモ回線でもau回線でもテザリング可能
iPhoneをIIJmioで利用する場合、ドコモ回線でもau回線でも問題なくテザリングできます。
ドコモで発売されたiPhone 5s・5c以降の端末はもれなくタイプDでテザリング可能、タイプAで契約する場合はSIMフリー版ならiPhone6以降の端末、キャリア版ならiPhone6s以降の端末であれば可能です。
ただし、SIMロックを解除してIIJmioで使えるソフトバンク版iPhoneは、iPhone 6s以降のモデルに限られます。
現在では少数はだとは思いますが、iPhone 6以前の機種を使っている方は中古でドコモ版やau版iPhoneを購入するか、Apple StoreでSIMフリーの新品を購入しましょう。
AndroidでIIJmioのテザリングを利用する際の注意点
IIJmioでAndroidスマホを使う場合、タイプDは端末ごとの相性があり、タイプAは基本的に全てでテザリングができます。
それぞれの状況を詳しく解説するのでご覧ください。
ドコモ回線は一部テザリング不可な機種があり!個別に確認する必要がある
タイプDでドコモのAndroid端末を使う場合は一部テザリングに非対応な機種があります。
2016年の夏よりも前に発売されたドコモのAndroidスマホの多くは格安SIMでのテザリングに対応していなく、他にも一部端末で、テザリング非対応な場合があります。
手持ちの端末でテザリングができるかどうかは、しっかりIIJmio公式サイトで確認しておきましょう。
au回線は動作確認済み端末であれば全てテザリング可能
IIJmioタイプA対応のAndroid端末は、基本的に動作確認済みなら全てテザリングできます。
ただし、IIJmioではVoLTE(高音質な通話規格)端末用のSIMカードのみが提供されている事と、周波数がドコモと異なるなどの関係で、そもそもタイプAでの通信に対応していない端末も色々あります。
タイプAをAndroidスマホで使う場合も、手持ちの端末がIIJmioに対応しているかをしっかり確認しましょう。
手持ちのスマホがテザリング利用不可だった場合は、IIJmioでスマホセット購入するのもあり
手持ちの端末がIIJmioでのテザリングに対応していなかった場合は、必要に応じてIIJmioでスマホをセット購入しましょう。
IIJmioでは30種類以上のラインナップで、たくさんのスマホが販売されています。
さらに!
IIJmioでは頻繁にキャンペーンが行われているので、お得にスマホを購入できるのも見逃せません。「手持ちのスマホがテザリングに対応していなかったけど、テザリング機能はどうしても必要」という方は、乗り換えと同時に新しいスマホを購入検討してみてくださいね。
IIJmioでは定期的にスマホの割引セールを実施
IIJmioでは定期的にスマホの割引セールを実施しており、対象機種が110円という安さで購入できることもあります。
2023年10月31日までのセール端末の一部を、以下の表にて紹介します。
端末 | セール価格 | 通常価格 |
OPPO A55s 5G | 110円 | 19,800円 |
Redmi 12C(3GB/64GB) | 980円 | 16,500円 |
moto g31 | 1,980円 | 16,500円 |
Redmi Note 10T | 2,990円 | 21,800円 |
通常10,000円台のエントリーモデルスマホが、セールで5,000円以下で購入できます。
人気機種がセール対象になっていることもあるので、ぜひIIJmio公式サイトをチェックしてみてください。
キャンペーン情報はこちら!
IIJmioのテザリング設定方法
IIJmioでのテザリング設定方法はOSごとに異なります。
ここからはIIJmioでのテザリング設定方法を解説します。
iPhoneやiPadの場合:設定から行えばOK
iPhoneやiPadでのテザリング設定は設定アプリから行えます。
手順を以下にまとめたのでご覧ください。
- 設定アプリを開く
- 先に「一般」→「情報」から、iPhoneの名前を確認
- 設定アプリのメニューから「モバイルデータ通信」を選択
- インターネット共有の項目をタップ
- 「Wi-Fiのパスワード」をタップして、任意の番号に変更
- 画面上部の「インターネット共有」をオンに
- インターネットに接続したい端末で、Wi-Fi設定からiPhoneの名前を選択し、先程設定したパスワードを入力
iPhoneの名前がWi-Fiのネットワーク名(SSID)として他の機器に表示されるので、事前に必ず名前を確認しておきましょう。
名前は「〇〇(個人名)のiPhone」などになっているケースもあります。他の人から自分がテザリング可能な状態にしていることがわかると、不安な場合もありますよね。
名前をタップすれば好きな端末名に変更できるので、必要に応じて自分にしかわからない名前に変更するのもおすすめです。
アンドロイドスマホの場合:設定から行えばOK
Androidスマホの場合も、テザリング設定は設定アプリから行えます。
端末ごとに各項目の名称が異なる場合がありますが、今回はGalaxy S9を例に解説します。以下にまとめたので、ご覧ください。
- 設定アプリを開く
- 「接続」を選択
- 「テザリング」をタップ
- 「Wi-Fiテザリング」をタップ
- 「AndroidAP○○」をタップし、必要に応じて名前を変更
- パスワードをタップし、任意の文字に変更
- Wi-Fiテザリングのスイッチをタップして「ON」に
- インターネットに接続したい機器で、該当するネットワーク名を選択肢パスワードを入力
Androidの場合はWi-Fiネットワーク名もテザリングの項目から変更可能です。
また、Androidだと機種によっては一度設定すればコントロールセンターのショートカットボタンからすぐにテザリングを開始できることもありますよ。
IIJmioのテザリングにおける注意点
IIJmioでテザリングをする時には4つの注意点があります。
- データ消費が大きくなる
- スマホのバッテリーの消費が激しくなる
- 回線混雑時は、速度低下で読み込み時間が長くなる場合も
- 低速モードを利用する際は3日間の通信量を366MB以内に抑える
それぞれ解説するので、ご覧ください。
①テザリング時はデータ量消費に注意!
IIJmioでテザリングをする時はデータ量の消費に注意しましょう。
動画を見たりアプリをダウンロードしたりするとどんどんデータ量を消費します。
テザリングで様々な機器を使ってインターネットを行う場合は、20GB以上の大容量プランを契約するなどの対策がおすすめです。
②テザリング中はバッテリー消費が激しくなる
テザリングを利用していると、通信に使っているスマホのバッテリー消費が激しくなります。
必要に応じてモバイルバッテリーを用意したり、大容量バッテリー搭載端末を購入して通信に使ったりしてみるのがおすすめです。
③回線混雑時は、速度低下で読み込みに時間がかかる場合あり|遅い時はどうする?
IIJmioの利用中、他に使っているユーザーが多いお昼などの時間帯はデータの読み込みに時間がかかることもあります。
高画質な動画再生や大容量アプリのダウンロードなど、データ読み込みをたくさん行う作業の際は、午前中やお昼すぎなど回線が混雑していない時間に合わせてテザリングをしましょう。
④低速モードを利用する際は通信量を3日間366MBまでに抑える
速度制限時やMy IIJmioでのモード切替時に利用できる低速モードは最大200kbpsで通信できますが、通信量が3日間に366MBを超えると速度制限がかかります。
具体的な速度は公表されてませんが、恐らく一般的な制限時の速度である128kbps程度になると考えられ、この速度ではほとんどの事ができなくなってしまいます。
特にテザリングでパソコンや、複数の機器を繋いでいる場合はあっという間に366MBに到達してしまう可能性があります。
3日間の通信量が366MBを下回った翌日までは制限が解除されないので、注意しましょう。
まとめ:IIJmioでは無料でテザリング可能!ただスマホによってはできない場合もあるので要注意。
IIJmioでは特に申し込みなどの必要がなく、無料でテザリングをすることができます。
まとめ
- IIJmioのタイプD、タイプAともにテザリングができる
- iPhoneはタイプに限らずテザリング可能、Androidは機種によって対応状況が異なる
- 手持ちの端末がテザリング可能か、動作確認済み端末のリストで確認できる
- テザリングは設定アプリから利用設定ができる
- テザリング中はデータ量やバッテリーの消費、読み込み速度の変化に注意
IIJmioでテザリング機能を活用する際は、IIJmio公式サイトより必ず手持ちの端末で利用できるかどうか確認しましょう。
手持ちの端末がIIJmioでのテザリングに非対応だった場合は、キャンペーンなども活用しつつIIJmioでセット購入をするのがおすすめですね。