IIJmioで複数回線契約をすると、他の格安SIMにはないデータ容量をシェアできるサービスが利用できるようになります。
ということで、今回はIIJmioで複数回線を利用したい人向けに、
- IIJmioで複数契約での容量シェアは何台目から適用されるのか?
- 複数回線を契約する際の注意点
の2点について詳しく解説していきます。
この記事をしっかり読めばIIJmioを一番お得に複数契約する方法が分かるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
IIJmioで2台目を契約:SIMカードを複数契約すればOK!必要なら容量シェアも可能
IIJmioは音声通話SIMであれば最大5回線まで契約をすることができます。
また、同mioID内で契約をしている回線内でデータ容量をシェアでき、回線の機能やタイプ(ドコモ・au)が異なっても利用できるようになっています。
名義を統一せずにMNPが可能
以前はMNPで他社から複数回線乗り換える場合、名義を統一しておく必要がありました。
しかし、2019年9月24日からは「家族みんなでもっとカンタン乗り換え」がスタートし、名義を統一する必要がなくなりました。
例えば夫婦それぞれの名義で大手キャリアを契約していて、IIJmioを夫名義で契約し、夫婦で乗り換える場合を考えてみましょう。
- 2019年9月23日以前:大手キャリアの名義を夫に統一してからIIJmioに乗り換え
- 2019年9月24日以降:そのままIIJmioに乗り換え(名義は夫に統一される)
以前は上記のように乗り換える前に名義を統一する必要がありましたが、現在はそのシステムが改善され、名義が別々のままMNP乗り換えできるようになりました。
家族契約・容量シェアの注意点
シェアプランを利用する際は以下の2点に注意しましょう。
- MNPで一斉に乗り換えると名義がIIJmioの契約者で統一される
- 容量シェアでは誰かが使いすぎると巻き添えで他の人も速度制限にかかってしまうので無理に適用させないほうが良い
前述の通りIIJmioは契約元の名義が別々のままMNPで乗り換えることが可能ですが、乗り換え後は名義がIIJmioの契約者で統一されます。
例えば乗り換え前は夫婦がそれぞれの名義で利用していたとしましょう。
この状態でIIJmioを夫名義で契約し、夫婦でMNP転入すると乗り換え後の名義は夫で統一されます。
あまりないと思いますが、どうしても別名義のまま使いたい方はそれぞれがmioIDを取得し、個別にプランを契約してください。
データ容量シェアの使い方
データ容量シェアはさまざまな場面で便利に使えます。
今回は以下の4パターンを取り上げました。
- 家族でシェアしたい
- タブレットなどの端末を使いたい
- 家族それぞれで複数端末使いたい
- ひとりで複数端末使いたい
家族でシェアしたい
データ容量シェアなら家族で無駄なく容量を使うことができます。
データ通信の使い方によってはちょうど良い容量のプランが無いケースもありますが、これでは無駄が出てしまいもったいないですよね。
家族でシェアできれば無駄が出る心配がなく、容量を適切に使えるようになります。
タブレットなどの端末を使いたい
タブレットなどの端末を使う場合もデータ容量シェアが便利です。
タブレットのために新しくプランを契約するのは手間になる上、料金が高くなってしまう恐れがあります。
データ容量シェアを使えばタブレットなどの別端末でも手軽にデータ通信が可能です。
家族それぞれで複数端末使いたい
家族それぞれで複数端末を使いたい場合にもデータ容量シェアを活用できます。
たとえば夫婦がそれぞれ、スマホ・タブレットの両方を持っているとします。
データ容量シェアなら、これらすべての端末で容量のシェアが可能、SIM契約できる数の範囲内であれば各人の端末数は関係ありません。
ひとりで複数端末使いたい
データ容量シェアはひとりで複数端末使うことももちろん可能です。
人によっては用途毎にスマホ端末を使い分けるケースもありますが、このような場合でもデータ容量シェアが便利ですね。
ひとりがスマホ複数台とタブレットを持っているような組み合わせでも、データ容量シェアでお得に運用できます。
IIJmioのギガプランとは?ギガプランでデータ容量シェアを使う手順も紹介
本章ではデータ容量シェアが利用できるギガプランの詳細について解説します。
あわせてデータ容量シェアの申し込み方法も紹介するので、ぜひチェックしてください。
ギガプランは最大50GBまで使える定額プラン
IIJmioのギガプランは以下の通りです。
IIJmio 「ギガプラン」概要 | ||||||||
月額基本料 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,700円 | 3,300円 | 3,900円 |
データ量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
低速時速度 | 300Kbps | |||||||
通話料 | 11円/30秒 | |||||||
データ繰り越し | ◯ | |||||||
5G対応 | ◯ |
2GBから50GBまで8種類のプランが選べます。
5GBの時点で1,000円以下で利用できるので、LINEMOやpovo、UQモバイルなどの他社よりも安いのが特徴です。
上記料金は音声通話SIMの料金ですが、データ通信専用になるとさらに少しだけ安くなりますよ。
データ容量をシェアするメンバー全員がそれぞれギガプランに加入することで、最大10回線までシェアグループに追加できます。
ギガプランでデータ容量シェアを申し込む方法(既存ユーザー)
既存ユーザーがギガプランでデータ容量シェアを申し込む方法は以下の通りです。
- データシェアページにアクセスしログイン
- 「データシェアの確認・編集」を選択
- 「グループの新規作成」を選択
- グループ名を記入して作成完了
- 「回線の変更」を選択しグループに追加する回線を選ぶ※最大10回線まで
- データシェアする回線の残データ量を全て移行するか、残すかを選択
- 完了
既存ユーザーがデータ容量シェアを申し込む場合、専用のWEBページにて必要情報を入力する必要があります。
ギガプランでデータ容量シェアを申し込む方法(新規ユーザー)
契約と同時にデータ容量シェアを申し込む場合の手順は以下の通りです。
- IIJmio公式サイトより回線契約を申し込む
- 「もう1枚同時にお申し込みしますか?」の項目が表示されたら「もう1枚 申し込む」を選択
- 2枚目のSIM情報を入力後、確認画面の「お申し込みの全てのSIMのデータをシェアしますか?」で「する」を選択
- 完了
IIJmioでは新規契約時に2枚目のSIMも同時契約が可能であり、契約と一緒にデータ容量シェアにも申し込めます。
最初から家族など複数で利用を検討中の方は契約時に手続きをしておくとスムーズですよ。
ギガプラン加入時に利用できるキャンペーン
IIJmioでは日々豪華なキャンペーンが行われており、現在は以下が開催中です。
IIJmioは定期的にスマホセールを実施してますが、なんと乗り換えであれば最安980円という破格で端末を手に入れる事ができます。
他社から乗り換えでスマホが最大58,780円割引等、今月はスマホ端末がお得になるものが多いですね。大容量プランの月額料金が400円割引になるのも見逃せません。
より詳しいキャンペーン内容は下記記事で解説してますので、乗り換えを検討している方は必ずチェックしてください!
IIJmioでは端末が最安1,000円以下で購入できるなど、魅力的なキャンペーンが目白押しですよ。
家族でIIJmioを利用する場合、毎月の料金はどの程度?
IIJmioのギガプランは家族で容量シェアができるので、家族でIIJmioを利用したいという人も多いでしょう。
では、実際に毎月の料金は具体的にどれくらいなのでしょうか。
例として、家族3人(両親と子供1人)でIIJmioを契約する場合の料金をシミュレーションしてみました。5GBを3人で契約して容量をシェアするとします。
1人当たりのデータ通信量 | 月額料金(音声通話SIM) |
5GB | 2,970円 (990円×3) |
家族3人で2,970円という結果でした。
容量シェアにより、例えば子供が多めに10GB、保護者が2.5GBずつ使うなど色々な使い方ができますよ。
まとめ:IIJmioは名義が別々でも、乗り換えと同時に統一することができるので家族でもとても使いやすい!基本は容量シェアがお得!
今回はIIJmioを複数回線契約する方法や注意点、お得に契約するコツを紹介しました。
ポイント
- IIJmioを複数契約をすると容量シェアができる
- 名義を統一せずにMNP転入可能、ただし乗り換え後は名義が統一される
- 複数契約する場合は同一mioIDで容量シェアできるためお得
- どうしても名義を分けて契約したい場合は個別にmioIDを取得し、契約する
IIJmioで複数契約をすると、同mioID内で契約をする回線内でデータ容量をシェアできるので、家族で契約をするとお得です。
IIJmioに家族で乗り換える場合、乗り換え元の名義はバラバラでもMNP転入できます。
ただし、乗り換え後の名義は契約者名義に統一されます。どうしても別名義でIIJmioを使いたい場合は、個別にmioIDを取得して申し込みましょう。
こちらも参考に!