


IIJmioで選べるプランには「タイプD」と「タイプA」の2種類があります。
タイプDはドコモ回線、タイプAはau回線を使っていて、人によってどちらを選ぶべきかは変わってきます。
しかし、格安SIM初心者の方やソフトバンクからIIJmioへの乗り換えを検討している方にとっては、どちらの回線を選ぶべきか分かりづらいですよね。
私もよく「どちらの回線にどういった特徴があるのかが分からなくて、どちらの回線で契約すべきか迷ってしまいます」という声を耳にします。
ということで、この記事ではIIJmioの2種類のプランの違いや注意点をくわしく解説します。
この記事さえ読めば、あなたには「どちらの回線での契約が最適か」が分かるはずです。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
IIJmioのDプランとAプランの一番大きな違いは「回線」
IIJmioにおけるDプラン(タイプD)とAプラン(タイプA)の違いは回線です。
IIJmioは格安SIMであり、大手キャリアから回線帯域の一部を借りて運営しています。
Dプランはドコモ、Aプランはauから回線帯域を借りているので、どちらか選ぶ際に注意しましょう。


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IIJmioのDプランとAプランの料金の違い:利用できるSIMの種類が違う
DプランではSMSが使えない「データ通信専用SIM」の契約ができますが、Aプランでは「データ通信専用SIM」は提供されていません。
Dプラン | Aプラン | |
データ通信専用SIM | あり | なし |
代わりにAプランの「SMS機能付きSIM」は、Dプランのデータ通信専用SIMと同じ月額料金で利用できます。
それ以外の料金はAプラン・Dプランどちらも共通です。
データ通信専用 | SMS機能付き | 音声SIM | 音声eSIM | データeSIM | |
タイプD | タイプD/A | タイプD/A | タイプD | ||
2GB | 740円 | 820円 | 850円 | 440円 | |
5GB | 900円 | 970円 | 990円 | 660円 | |
10GB | 1,400円 | 1,470円 | 1,500円 | 1,100円 | |
15GB | 1,730円 | 1,780円 | 1,800円 | 1,430円 | |
20GB | 1,950円 | 1,980円 | 2,000円 | 1,650円 | |
30GB | 2,640円 | 2,680円 | 2,700円 | 2,340円 | |
40GB | 3,240円 | 3,280円 | 3,300円 | 2,940円 | |
50GB | 3,840円 | 3,880円 | 3,900円 | 3,540円 |
※この表は、右にスクロールできます
2022年10月に登場した音声eSIMは長らくタイプAでのみの提供でしたが、2023年9月22日よりドコモ回線にも対応しました。



国内通話料やオプション料金は同じ、SIMカード発行手数料はDプランが安い!
通話やオプションなどの各種料金設定はDプランもAプランも同じですが、SIMカード発行手数料は異なり、Dプランの方が12円だけ安価です。
SIMカード発行手数料 | |
Dプラン | 433.4円 |
Aプラン | 446.6円 |
データeSIM(Dプラン) | 220円 |
SIMカード発行手数料は申し込み時に初期費用として一度請求されるだけ、金額の違いも僅かです。とはいえ、Dプランの方がお得なのは間違いありません。


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結論:基本的にはDプランの方がおすすめ
IIJmioでどちらのプランを選ぶか迷ったら、おすすめはDプランです。
特に音声通話機能付きのSIM(みおふぉん)を契約するのであれば、月額料金に違いがないので、あえてAプランを選ぶ理由はないでしょう。


ドコモ回線は地方や山などでも繋がりやすい!
Dプランで使われているドコモ回線は、日本全国幅広いエリアでつながりやすいのが魅力です。
都市部に住んでいる場合はあまり違いがわからないかもしれませんが、地方や山道など、人が少ない地域では差が大きくなります。
地方などへ旅行・出張に行く機会が多いなら、つながりやすさにおいて有利なDプランを選ぶのがおすすめです。
これまでキャリアなどにおいて、特に問題なくau回線を利用していたとしても、今後も見通して考えると、Dプランがおすすめとなります。

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ただし!auのスマホをIIJmioで使う場合はAプランもあり
Aプランはauからの乗り換えなどで、auスマホをIIJmioで使う方におすすめです。
au端末の中にはau回線で使うのに最適化されているものがあるので、ドコモ回線で使われている電波の周波数に対応していないケースが多々あります。
特に「Band19」という地方で広く使われている周波数は、au端末だと基本的にiPhoneくらいしか対応していません。
つまりau端末にDプランのSIMを入れて使うと、Dプラン本来の実力を発揮できず、繋がりづらくなってしまう傾向にあります。
そのため、auのスマホをIIJmioで使いたいなら、au回線の実力を100%発揮できるAプランを選ぶのがおすすめですね。

場所によってはau回線の方がつながりやすいこともある
ドコモは地方などにも強い回線ですが、場所によってはauの方がつながりやすいこともあります。

auとドコモを使い比べたことがあり、普段の行動範囲ではauの方がつながりやすかったなら、Aプランを選ぶのがおすすめですよ。
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SIMロック解除が必要な場合もあるので要注意!
2021年10月以降に発売された端末は原則SIMロックがかかっていないので関係ありませんが、それより前に発売されたものでau端末をIIJmioのタイプDで使う場合や、ドコモ端末をタイプAで使う場合はSIMロックを解除しなければいけない場合もあります。
また、タイプAでau端末を使う場合も、実は機種によってはSIMロック解除が必要です。


2017年の秋以降に発売されたauスマホはタイプAで使う場合SIMロック解除が不要な物が多いですが、2017年夏以前の機種は必須なモデルもあります。
IIJmio公式サイトの「動作確認済み端末」で使いたい端末の項目をチェックして、利用したい回線のSIMにおいてSIMロック解除が必要かどうか確認しましょう。なお、au端末のSIMロックはMy auやauショップで解除できます。
VoLTE非対応のau端末は、IIJmioでは使えない
IIJmioのタイプAはVoLTE対応のマルチSIMのみで展開されています。

VoLTE非対応の端末しか持っておらずIIJmioを契約したい場合は、乗り換え時にIIJmioでSIMフリー端末をセット購入するのがおすすめです。
IIJmioのスマホによってはDプランでしか使えないこともあるので要注意
IIJmioで販売されているスマホの中にはDプランでしか使えないものもあります。

端末で使える周波数がau回線と合致していなかったり、auのVoLTEに非対応だったりすることが原因です。
IIJmioへ乗り換える際にSIMフリースマホを購入する予定でAプランを利用したい場合は、Aプランで使えるかどうか必ず確認しましょう。
乗り換える際に新しいスマホを買うなら、こだわりがなければDプランを契約・Dプラン対応端末を選ぶのがおすすめです。
今後IIJmio内で機種変更をすると時も、Dプランで契約しておけば豊富なラインナップから機種を選択できて便利ですよ。
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まとめ:音声通話SIMならDプランがおすすめ!Aプランは注意点が多い
今回はIIJmioで選べるプラン(タイプD、タイプA)について解説しました。
ポイント
- Dプラン(タイプD)はドコモ回線、Aプラン(タイプA)はau回線
- 基本的には選べる端末が豊富で電波がつながりやすいDプランがおすすめ
- au端末を使い回す予定、または電波が入りやすいならAプランがおすすめ
- Aプランは端末とSIMカードの相性に注意が必要
ご紹介してきたように、Aプランは端末のSIMロック解除が必要だったり、そもそも対応していなかったりなど少々複雑になっているので注意して選びましょう。
基本的にはドコモのDプランで契約するのがオススメですね。
なお、契約時には最新のキャンペーンをフル活用してお得にIIJmioデビューをしてくださいね!
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