
初めて格安SIMへ乗り換える場合は難しく感じるかもしれませんが、実は、ワイモバイルへの乗り換えは以下の3ステップで完了します。
また、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えにはMNP予約番号が必要ないので、手間が少なくとっても簡単です。
本記事では、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順やその際の注意点について詳しく解説します。
また、上記の方はワイモバイルがおすすめですので、ぜひ当記事を参考にしてみてください。
目次
乗り換え手順はたったの3ステップ

ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えはたったの3ステップで完了します。
- 利用するスマホを決める(手持ちのスマホor新規のスマホ)
- ワイモバイルを申し込む
- 初期設定を行う
それぞれについて詳しく解説していきますね。
①:手持ちのスマホで乗り換えorワイモバイルで新しいスマホを購入

まずは手持ちのスマホのままで乗り換えるか、乗り換えに合わせてワイモバイルで新しいスマホを購入するか決めましょう。
ワイモバイルはソフトバンクが展開していることもあり、ソフトバンクで使っていたスマホをそのまま使うことができます。
その他の端末を使う場合には、事前にワイモバイルの対応機種をワイモバイルの公式ホームページで確認しておきましょう。場合によってはSIMロック解除の対応が必要となってきます。
ワイモバイルへの乗り換えを機に新しいスマホにしたい場合は、ワイモバイルの回線契約時に購入しましょう。
Androidはもちろん、iPhone SE(第三世代)やiPhone 13を購入することもできます。
乗り換えで最大20,000円相当還元!
【参考】ソフトバンクから乗り換える場合、MNP予約番号は不要
電話番号を引き継いで回線を乗り換える際、乗り換え元と乗り換え先のどちらかが「MNPワンストップ」に対応していない、または店舗で申込をする場合は本来MNP予約番号という番号が必須です。
しかし、ソフトバンクからワイモバイルやLINEMOへの乗り換えは発行する必要がありません。
②:ワイモバイルの申込
ワイモバイルは店舗とウェブのどちらでも契約できますが、基本的にはウェブからの契約がおすすめです。
店舗の場合は受付時間が限られているほか、手続きの時間が長いこともデメリットとしてあります。
ウェブなら自宅から好きな時に待ち時間なしで申込ができ、店舗だとかかる事務手数料3,850円も無料で申し込みができます。
手続きも15分ほどでサクっと終わるので、ウェブのほうが圧倒的に楽ですよ。
- 端末セット購入:端末を選ぶ/乗り換え:SIMの種類を選ぶ
- 契約方法で「今の電話番号をそのまま利用する」を選び、現在使っているキャリアを「ソフトバンク」に設定。 →画面の指示に従ってMySoftBankにログインする
- 料金プランおよびオプションを選択
- 契約者情報(名前や住所)の入力
- 支払い方法の入力
ワイモバイルはnanoSIMもしくはeSIMの提供をしています。ご利用の際には自身の端末がどちらかに対応しているか、SIM動作確認済み機種一覧で確認し、microSIMなどを使う場合はSIMのアダプターなどを用意しておきましょう。
また、乗り換える際は転出元と転入先の契約者名義が同一でないといけないので注意してください。
どうしても名義を変えたい場合は先に名義変更を済ませてから乗り換えるか、元の名義でワイモバイルを契約した後に変更手続きを取りましょう。
支払い方法はクレジットカードか口座振替
ワイモバイルの月額料金は、クレジットカード払いか口座振替から選べます。
ただし、オンラインショップの端末代はクレジットカードが無い場合代引での購入となることにご注意ください。
③:ワイモバイルの初期設定!ソフトバンクは自動解約される
ここまで来たら申し込みの9割は終了なので、あとはワイモバイルの商品が手元に届くまで待ちましょう。
SIMカードまたはスマホ本体が届いたら最後に初期設定を行いましょう。
まずはこれまでの電話番号をワイモバイルで使うために「回線切り替え」をします。
専用受付サイトから9時~23時に手続きをすれば、15分以内には新しいワイモバイルのSIMが使えるようになりますよ。
回線切り替えが終わったらソフトバンクは自動的に解約されます。この回線切り替えを行うまでソフトバンクは通常通り通信や通話で使えます。
APN設定(SIMカードのみの場合)
SIMカードのみを契約した場合は回線切り替え後、さらにAPN設定を行います。
APN設定はワイモバイルでデータ通信を利用するのに必要な設定です。設定方法はAndroidとiPhoneで異なります。
- 「設定」をタップ
- 「無線とネットワーク」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名(APN)」をタップ
- APN一覧からワイモバイルを選択
もしもAPN一覧にワイモバイルがなかったら、「・・・」ボタンを押すと現れる設定項目一覧より、手動で以下の情報を入力・保存してから選択してください。
ワイモバイルのAPN設定 | |
名前 | Y!mobile APN |
APN | plus.acs.jp |
ユーザー名 | ym |
パスワード | ym |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
MMSC | http://mms-s |
MMSプロキシ | andmms.plusacs.ne.jp |
MMSポート | 8080 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri |
詳しくはスマホの取扱説明書やY!mobile公式の設定解説も参考にしてくださいね。
【iPhoneのAPN設定】
iPhoneは「構成プロファイル」という特殊なファイルをダウンロードするだけで完了します。
- iPhoneをWi-Fiに接続し、Safari(ブラウザ)を起動
- 「APN設定用の構成プロファイルについて」ページにアクセス
- あとはプロファイルが自動でダウンロードおよび設定されるのを待つ
APN設定が完了したら、ようやくワイモバイルが使えるようになります。
乗り換えで最大20,000円相当還元!
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるメリット
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えると、月額料金を抑えつつ大手キャリアのような高品質なサービスを受けることができるのが最大のメリットとなっています。
- 月々の料金が安くなる
- 乗り換えに関する手数料がかからない
- ワイモバイルに乗り換えても高品質なサービスが受けられる
- テザリングが無料
- Yahoo!プレミアムを乗り換え後も無料で利用できる
- LINEなどのアプリもこれまで通り利用可能
- おうち割光セットは乗り換え後もワイモバイルのスマホにも適用できる
- ワイモバイルは海外でも利用できる
以下で、詳しく紹介していきます。
1.月々の料金が安くなる
ソフトバンクとワイモバイルの料金を比較する、ソフトバンクの半額程度でワイモバイルの利用が可能です。
おうち割光セットを使えばソフトバンクも2,178円から使えますが、ワイモバイルはおうち割光セット(A)とPayPayカード割を使うと4GB/1,078円で使えてしまうため、やはりワイモバイルがおトクと言えるでしょう。
容量の大きい料金プランで比較すると、ソフトバンクはデータ無制限で7,238円です。一方のワイモバイルは最大30GBまで使えて5,115円となっています。
もしご自身のデータ使用量が30GB以下であればワイモバイルがおすすめと言えます。
また、余ったデータ容量の繰り越しができるのも嬉しいメリットです。
とくにシンプル2 M以上なら、速度制限中も最大1Mbpsで通信できるので、YouTubeを見たりSNSを楽しんだりなどのことが普通にできてしまうのも見逃せません。(ただしMは10GB・Lは15GB以上低速通信をすると速度が最大128kbpsに制限されるので注意!)
2.乗り換えに関する手数料がかからない

ワイモバイルは事務手数料をはじめ解約金やMNP転出手数料が無料です。
余計な費用がかからないので契約ハードルが非常に低くリスクが抑えられる点が嬉しいポイントですね。
万が一「やっぱりソフトバンクに戻したい」という場合でも解約金や手数料が無料なので、契約期間に縛られずに乗り換えられますよ。
3.ワイモバイルに乗り換えても高品質なサービスが受けられる
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで不便になるようなことはありません。
格安SIMへの乗り換えには「料金が安くても品質が落ちるのでは?」という不安もありますよね。
しかし、ソフトバンクのサブブランドという強みを生かし、他の格安SIMではできない手厚いサービスも展開しています。
ワイモバイルなら通信速度が速く店舗サポートも受けられるので、安心して使えますよ。
ワイモバイルは通信速度が速い
ワイモバイルは格安SIMながらも通信速度が速く安定していることが大きな魅力です。
以下の速度比較表をご覧ください。

※速度の引用元:みんそく
特に通信が混み合いやすいとされる昼間(47.23Mbps)や夜(43.07Mbps)でも安定した通信速度が報告されています。
他社の格安SIMだと速度が落ちやすい時間帯でも安定しているため、それらと比べたらストレスを感じにくく通信ができますよ。
純粋な速度ではソフトバンクにやや劣るものの、スマホで速度が重要とされる4K動画の視聴でも30Mbps程度の速度で快適に見れることから十分な品質と言えるでしょう。
店舗サポートが受けられる
全国のワイモバイルショップ(ソフトバンクショップに併設)で店舗サポートが受けられ、料金プランの相談から購入した端末の修理サポートまで幅広い用件に対応可能となっています。
「格安SIMに乗り換えるとサポート面が不安」という方にはぴったりです。
4.テザリングが無料
ワイモバイルのテザリングは無料で申し込みも不要です。通信制限時でも最大1Mbpsで無制限にテザリングを使うことができますよ(一部プランは最大300kbps)。
ソフトバンクでも2021年3月17日より開始されたプランであればテザリングは無料ですが、旧プランをお使いの場合には月額550円のオプションサービスとなっているので、ワイモバイルが無料でテザリングサービスを提供していることはメリットと言えるでしょう。
5.Yahoo!プレミアムを乗り換え後も利用できる
ワイモバイルに乗り換えてからもYahoo!プレミアムは無料で使えます。
Yahoo!プレミアムはYahoo!の月額会員サービスで、会員になるとYahoo!ショッピング利用時の還元率が+4倍、お買いものあんしん補償といった特典を受けられます。
通常は508円の月額料金がかかりますが、ソフトバンクユーザーは無料で使うことができ、ワイモバイルについても「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」という特典によって無料で使えるようになります。
ソフトバンクユーザーはYahoo!ショッピング利用時の還元率がさらに+5倍されるという特典があり、ワイモバイルではその特典がなくなりますが、代わりに月額500円の「Enjoyパック」に加入することで還元率が+5倍されます。
EnjoyパックにはYahoo!ショッピングで使える500円のクーポンがついているので、実質無料で利用可能です。
6.LINEなどのアプリもこれまで通り利用可能
ワイモバイルではソフトバンクで使っていたアプリも今まで通り使えます。
ソフトバンクで使っていたスマホをそのまま使う場合は設定等も必要なくそのまま利用可能です。
LINEもSNSもゲームもソフトバンクの時と同じように使えますよ。
ワイモバイルはソフトバンクと同じくLINEの年齢認証、ID検索がこれまで通り使える点も、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルならではでしょう。
7.おうち割光セットは乗り換え後もワイモバイルのスマホにも適用できる

ソフトバンクでおうち割光セットを利用していた場合はワイモバイルにも引き続き適用されます。
おうち割光セットはご存知の通り、ソフトバンクの固定通信サービスとスマホをセットで契約するとスマホ代が割引されるサービスですが、ワイモバイルも対象です。
おうち割光セットが適用されるとワイモバイルの月額料金がシンプル2 Sで1,100円、シンプル2 M/Lで1,650円割引されます。※旧プランは550円や1,188円
例えばシンプル2 Sなら1,100円割引されて月額1,265円で利用できます。ソフトバンクでおうち割光セットを利用していた場合は、ワイモバイルに乗り換えてもお得ですね。
8.ワイモバイルは海外でも利用できる
ワイモバイルは海外でもそのまま使うことができます。
一般的な格安SIMでも「ローミング」オプションを使えば海外で電話とSMSが利用可能ですが、データ通信は原則使えません。
そのため、格安SIMを海外で使う場合は海外用WiFiをレンタルしたり、現地のSIMカードを購入したりする必要があります。
一方、ワイモバイルであれば音声通話とSMSはもちろん、データ通信も海外でそのまま使えます。
データ通信が定額で使い放題になる「海外パケットし放題」が利用可能なので、頻繁に海外に行く人でも安心ですね。
乗り換えで最大20,000円相当還元!
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるデメリット
ソフトバンクからワイモバイルへ乗り換える際のデメリット・注意点もご紹介します。
以下の9点に注意が必要です。
- ソフトバンクからの乗り換えだとキャンペーン対象外になることが多い
- 本体代金の残債は割引なしの残金を支払う必要がある
- 端末が変わる場合、データ移行は自分で行う必要がある
- キャリアメールのアドレスが変わる
- 最新のiPhoneの販売が無い
- 大容量のデータプランが無い
- 格安SIMの中で最安値ではない
- 家族間無料通話が無い
- ソフトバンクの長期継続割引は非対応
- ソフトバンクを解約してソフトバンク光を放置すると、ソフトバンク光の料金が上がる
いずれも、乗り換えてから気づいてしまっても遅い注意点です。ワイモバイルに乗り換える前にしっかりチェックしておきましょう。
1.ソフトバンクからの乗り換えだとキャンペーン対象外になることが多い
ワイモバイルのこと調べていると「ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えは損」といった記事をよく見かけませんか…?
ワイモバイルではさまざまなキャンペーンを実施していますが、ソフトバンクから乗り換える場合は対象外になる場合があることが原因です。
例えばYahoo!が運営するYahoo!モバイルオンラインストアではワイモバイルのSIM単体を申し込むと最大33,000円相当のPayPayポイントがもらえますが、このキャンペーンは新規契約か、ソフトバンク以外からワイモバイルに乗り換えた場合のみ対象です。
ソフトバンクから乗り換えた場合は「新どこでももらえる特典」のキャンペーンを活用できますが、その他キャンペーンは対象外である事が多いのはデメリットです。
2.本体代金の残債は割引なしの残金を支払う必要がある

スマホ本体の残債がある状態でソフトバンクを解約しても残金を支払続ける必要があります。もちろんですが、ソフトバンクを解約したからといって本体代金の残金は免除にはなりません。
そして、ソフトバンクの回線を契約中だと受けられる割引は適用外になるので、支払い額が増加してしまう可能性があります。
ワイモバイルに乗り換えたことによって損にはなりませんが、分割にした機種の支払い自体は続く点に注意をしましょう。
本体代金の残債があるかどうかはMy Softbankから確認できます。
- My Softbankにログインし、トップの「〇月ご請求」を選択
- 「料金・支払い管理」→「請求情報・設定」の順に選択
- 「請求情報・設定」画面にある「割賦契約」という項目の「確認する」を選択
事前に残債があるかどうかの確認を忘れずに行いましょう。
分割で支払い続ける場合は特に手続き不要で、一括精算したい場合のみソフトバンクショップで手続きが可能です。
3.スマホが変わる場合はデータ移行は自分でやらないといけない
ワイモバイルへの乗り換えにともない、スマホが変わる場合はデータ移行をご自身で行わなければなりません。
最近は個人情報の関係で、店舗契約であってもデータ移行は自分で行う必要があります。
新しいスマホに移行しないといけないものとしては以下のようなものがあります。
- 電話帳
- LINEのアカウント
- 写真や音楽などのメディアデータ
- ゲームアプリのデータ
特に電話帳とLINEの引継は忘れないようにしましょう。
なお、TwitterなどのSNSは新しいスマホでアプリをダウンロードし、アカウントにログインすれば引き継がれるのでご安心ください。
4.キャリアメールのアドレスが変わる
ワイモバイルに乗り換えるとキャリアメールのアドレスが変更となります。
そもそも、一般的な格安SIMではキャリアメールがないので、乗り換え後も継続して使うには月額制の持ち運びサービスを利用する必要があります。
それに対してワイモバイルは「@ymobile.ne.jp」というアドレスのキャリアメールが使えます。
ただし、当然ですがソフトバンクのころからアドレス自体は変わってしまいます。
アドレス変更を通知したり、会員サイトの登録アドレスを変更したりといった手間がかかるので気を付けましょう。
なお、どうしてもソフトバンクのキャリアメールを使い続けたい場合は月額330円(年額3,300円)のキャリアメール持ち運びサービスを契約すれば引き継ぎが可能です。
乗り換えで最大20,000円相当還元!
5.新しいiPhoneは販売されていない(動作確認は済)
ワイモバイルではiPhone 15シリーズ以降が販売されていません。
現状、最新iPhoneはドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアと楽天モバイルの4社のみ取扱があります。
とはいえ、iPhoneSE(第3世代)などのリーズナブルな機種はすぐに発売されています。また、最新iPhoneが欲しい場合はApple Storeやソフトバンクオンラインショップで購入できますよ。
6.データ大容量プランがない
ワイモバイルは増量オプションを含めても月間最大データ量は40GB(シンプル2 L)です。
40GB以上のデータを使う場合は1GBあたり550円でデータを追加する必要がある点に注意をしましょう。
40GB以上の超大容量プランを使いたい場合は格安でデータ通信無制限の楽天モバイルなどがおすすめですよ。
7.格安SIMで最安値ではない
ワイモバイルは状況次第でソフトバンクの半額以下で使えますが、格安SIM全体で見た場合に最安値ではありません。
おうち割光セット(A)を適用できるなら安い水準ではあるものの、それでもIIJmioなどの最安値クラスのサービスと比べるとやや料金が高くなります。
【格安SIMの料金比較】

おうち割光セット(A)や家族割が適用できない場合、格安SIMとしてはかなり高額な水準になります。
それでも高品質な通信や店舗サポートがあるため契約メリットはあるものの「料金が最優先」という方は慎重に検討をしましょう。
8.家族間の無料通話がない
ソフトバンクは3種類の通話プランがありますが、いずれも家族間の通話は24時間無料です。「家族とだけ電話をする」という人ならかけ放題がないプランにすることで月額料金を節約できました。
しかし、ワイモバイルには家族間無料通話がありません。
また、最新のシンプル2に関しては10分かけ放題も付帯していません。
ワイモバイルでは回数・時間ともに無制限にかけ放題の「スーパーだれとでも定額+」が月額1,980円で利用できます。
月額1,980円の有料オプションですが、付けてもソフトバンクよりは確実に安いですよ。
また10分かけ放題のだれとでも定額+なら、月額880円ともっと安く利用することも可能です。
9.ソフトバンクの長期継続割引は非適用
ワイモバイルに乗り換えると、ソフトバンクの長期継続割引がもらえなくなります(当たり前といえば当たり前ですが…)。
長期継続割引ではソフトバンクを長く利用しているユーザーが以下のような特典を受けられます。
- 契約更新時にPayPayポイントがもらえる(初回3000円分、2回目以降1,000円分)
- 毎月、最大5%のPayPayポイントがもらえる(契約年数と利用金額によって変動)
PayPayポイントはスマホ決済サービス「PayPay」の残高として利用可能です。
どちらもお得な特典ですので、無くなってしまうのは正直もったいないですよね…。
ですが、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えることで大幅に月額料金が安くなります。
なのでワイモバイルに乗り換えるほうがトータルではスマホ代が安くなり、お財布には優しいんですね。
10.ソフトバンクを解約してソフトバンク光を放置すると料金が上がる
ソフトバンク光でおうち割光セットを利用していた方が、おうち割光セットの対象にならない他社に乗り換える場合は要注意です。
もしソフトバンクを解約してワイモバイル以外に乗り換え、ソフトバンク光を放置した場合はソフトバンク光の料金が高くなります。
おうち割光セットの適用条件は以下の2つです。
- ソフトバンクの固定通信サービスとソフトバンクもしくはワイモバイルのスマホをセット契約すること
- ソフトバンク光の場合、必須オプションに加入すること
②つ目の条件に出てくる「必須オプションに加入」ですが、必須オプションは以下3つのオプションより構成されています。
- 光BBユニットレンタル
- Wi-FiマルチパックまたはWi-Fi地デジパック
- ホワイト光電話またはBBフォンまたは光電話(N)+BBフォン
おうち割光セットが適用される場合、オプション料が割引されて3つ合計で550円から契約できます。
しかし、おうち割光セットがない場合は通常通り個々のオプション料金を請求されるため、結果的にソフトバンク光の料金が高くなってしまいます。
例えば、光BBユニット、Wi-Fiマルチパック、ホワイト光電話(基本プラン)の場合、月額料金は990円+467円+467円=1,924円です。
おうち割光セット適用中は3つのオプションで合計550円なので、それよりも1,424円も高くなる計算ですね。
ソフトバンク解約後にワイモバイルを使わない場合は、これらのオプションのうち不要なものを解約してしまう、もしくはソフトバンク光を解約して他の光回線にしてしましょう。
- ソフトバンク光・Airを契約している場合はおうち割光セットが適用されるため、ワイモバイルがお得
- 特にソフトバンク光の場合は、ワイモバイルがおすすめ
となるわけですね。
乗り換えで最大20,000円相当還元!
乗り換えた人の口コミ

実際にソフトバンクからワイモバイルに乗り換えた人の口コミを集めてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
良い口コミ
- 料金を大幅に下げることができました。 元々ソフトバンクでは夫婦で1.4万円ほどでしたが、ワイモバイルに変えたことで1/3以下の金額で使えるようになりました。 (私がMプラン、妻がSプラン)携帯電話の使い方を見直すきっかけになりました。 ギガ無制限プランを使っていたので、1日中You Tubeを見てしまっていました。乗り換え後には、毎月の上限ができたことで意識的に携帯を見る頻度を減らし、夫婦の会話が増えたように思います。 オススメ度: ソフトバンクと同じ品質の通信環境を使える上に、ソフトバンクより数1000円も毎月の通信料金を抑えられるため、利便性を下げずに通信料金を下げられる点がメリットです。 オススメ度:
悪い口コミ
- 乗り換える前は、次の3点がデメリットになるかと考えていました。 ・最新機種がワイモバイルになかったこと ・乗り換えるまでは通信速度が不安だったこと ・毎月のギガ数が足りるか不安だったことただ、 ・私も妻も最新機種にはあまり興味がなく、固定費を下げることを重視していたこと ・乗り換えたら、全く気にならない快適な速度だったこと ・自宅にWi-Fiもあるので、十分な量だったこと →自分たちが毎月どのくらいのギガ数を使っているか把握していなかったので、いいきっかけになりました。 これらのことから、乗り換えて非常に満足をしています。 オススメ度: ソフトバンクユーザー限定のサービスが利用できなくなるため、PayPayクーポンやYahooショッピングの優待サービスが使えなくなる点がデメリットです。普段、これらのサービスをたくさん使う人は、通信料金の差額以上に損をする可能性があります。 オススメ度:
乗り換えで最大20,000円相当還元!
ワイモバイルがおすすめな人はこんな人
ここまで、ワイモバイルの料金プランやメリット・デメリットを見てきましたがそれを踏まえて、ワイモバイルは一体どんな人におすすめなのでしょうか?
- ソフトバンクの料金を高く感じて乗り換え先を探している人
- 料金は安くしたいけどサービスの質も落としたくない人
- データ使用量が月35GB以下の人
- ソフトバンク光・ソフトバンクAirを契約中の人
- Yahoo!のサービスやPayPayをよく使う人
上記のうち一つでも当てはまれば、あなたもワイモバイルがおすすめな方です。以下で詳しく説明していきます。
ソフトバンクの料金を高く感じて、乗り換え先を探している人

まずは、現在ソフトバンクをお使いの方で月額料金を負担に感じている方です。
記事の最初で紹介した通り、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとして展開されている格安SIMです。
ワイモバイルでは、ソフトバンクの安定した回線を使いつつソフトバンクより安くスマホを使うことができます。
料金は安くしたいけど、サービスの質も落としたくない人
続いておすすめの方は、料金は今より安くしたいけど、サービスの質も一定以上求める方です。
デメリットでもお伝えしたように、ワイモバイルよりも安く利用できる格安SIMはほかにもあります。
しかし他の格安SIMと比べるとサービス品質の高さは圧倒的と言えるでしょう。
また、ソフトバンクの回線を使っていることもあり安定した通信ができるほか、ソフトバンクから継続して使える機能やサービスもあります。
ワイモバイルは「ソフトバンクよりは安く、でも格安SIMの中では高品質なキャリアがいい」という方にはピッタリな格安SIMとなっています。
データ使用量が月35GB以下の人
最後は毎月のデータ使用量が40GB以下の人です。
ワイモバイルは最大40GBまでしか提供していません。
ソフトバンクとワイモバイルの料金比較でも紹介した通り、毎月のデータ使用料が40GB以下であればソフトバンクよりワイモバイルがおすすめです。
しかし、毎月40GB以上データを使う場合は他の格安SIMも検討してみることをおすすめします。
- ahamo:最大110GB
- 楽天モバイル:使い放題
ソフトバンク光・ソフトバンクAirを契約中の人
ワイモバイルがおすすめな人の特徴をご紹介しましたが、実はソフトバンク光・ソフトバンクAirを契約している人はもっとワイモバイルがおすすめです。
なぜならソフトバンク光・ソフトバンクAirを契約しているならワイモバイルでも「おうち割光セット」が適用されます。
このおうち割光セット、実はソフトバンクだけでなくワイモバイルも対象になっています。
ソフトバンク光またはソフトバンクAirとワイモバイルをセットにすることで、1回線につきシンプル2 Sは月額1,100円、シンプル2 M/Lは月額1,650円の割引を受けられます。
割引を受けられるのはソフトバンク光/Airの契約1つにつき、最大10回線までです。
例えば4人家族でワイモバイル(シンプル2 S)を利用し、ソフトバンク光とセットで利用すると毎月4,400円の割引です。
ソフトバンク光やソフトバンクAirを契約していても、ワイモバイル以外に乗り換えてしまうとおうち割光セットは適用されません。
Yahoo!のサービスやPayPayをよく使う人
ソフトバンクと一緒にYahoo!プレミアムやPayPayを利用している人にもワイモバイルはおすすめです。
- ワイモバイルユーザーはYahoo!プレミアムを無料で継続できる
- PayPayモール/Yahoo!ショッピングもお得なまま
- ソフトバンクまとめて支払いでPayPay残高をチャージできる
Yahoo!プレミアムはYahoo!が提供する有料会員サービスです。
通常は508円の月額料金がかかりますが、ソフトバンクユーザーは無料で利用できます。
前述もしましたが、ワイモバイルにも同様の特典があるため、ソフトバンクから乗り換えてもYahoo!プレミアムが無料です。
ソフトバンクユーザーは条件を満たすことでPayPayポイントの還元率が20%以上になることも。
ワイモバイルでも月額550円のEnjoyパックに加入すればソフトバンクユーザーと同じ還元率を維持することが可能です。
ワイモバイルはソフトバンクのキャリア決済である「ソフトバンクまとめて支払い」に対応していて、ソフトバンクまとめて支払いによるPayPay残高のチャージも可能です。
このように、ワイモバイルにはYahoo!のサービスやPayPayをよく使うユーザーにうれしい特典がたくさんあります。
Yahoo!のサービスやPayPayをよく使うならワイモバイルがおすすめです。
乗り換えで最大20,000円相当還元!
乗り換えにかかる手数料と日数
ソフトバンクからワイモバイルの乗り換えにかかる際にかかる事務手数料、解約金やMNP転出手数料はすべて無料です。
また乗り換えに要する日数は、最短2日~3日となっています。受付は24時間行っているのでお好きなタイミングで申し込めるのもうれしいポイントですね。
- WEB受付番号
- 申し込み時に登録したメールアドレス
また、上記2点を控えておけば、いつでもワイモバイルオンラインストアから審査状況や出家状況などを確認可能です。
乗り換えに使えるキャンペーン
先のデメリットでソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えには使えないキャンペーンがあることを紹介しましたが、一部の特典はソフトバンクからの乗り換えでも適用されます。
- 新どこでももらえる特典 ※終了日未定
- ワイモバ親子割 ※定期開催
新どこでももらえる特典は、名前の通り契約場所に関係なくもらえる特典です。
ワイモバイルオンラインストアだけでなくYahoo!モバイルオンラインストア、さらに店舗で契約しても適用されます。
特典はシンプルM/Lなら6,000円、シンプルSなら500円相当のPayPayボーナスです。
ワイモバ親子割は18歳以下の方、およびその家族の月額料金が割引される学割サービスで、こちらもソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えで適用されます。(毎年冬~春にかけての開催)
乗り換えで最大20,000円相当還元!
まとめ

以上、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える手順について解説しました。
- スマホはソフトバンクのものをそのまま使うか、ワイモバイルで新しく購入する
- ソフトバンクからMNP予約番号を取得しておく必要はなし、SIMロックも自動で解除される
- SIMカードのみを申し込む場合はSIMカードサイズに注意
- ソフトバンクから乗り換える場合は割引がなくなったり減ったりすることがある
- スマホも変更する場合はデータ移行を自分でする必要がある
- ワイモバイルでもキャリアメールは使えるがアドレスは変更される
ご紹介してきたように、ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えはたった4ステップで完了します。
始める前は「なんだか難しそう」と感じるかもしれません。
しかし実際に始めてみると、あっという間に終わってしまい「こんなんだったらもっと早く乗り換えておけばよかった。」と感じる方もたくさんいらっしゃいます。
「スマホ代は高い、高い」と思い続けているだけでは、料金が安くなりません。
しかし、たった30分程度の手続きで毎月通信固定費が一気に安くなるんです。
ワイモバイルであれば、その後もソフトバンクとほとんど変わらず快適に利用することができますので、満足度も高いと思いますよ。
あなたもそろそろソフトバンクへの貢生活に別れを告げ、ワイモバイルでスマホ代をとことん削ってみてはいかかでしょうか?きっと後悔することはないはずです。
乗り換えで最大20,000円相当還元!