今使っているスマホをそのまま格安SIMでも使う場合はデータ移行をする必要はありませんが、スマホも新しくする場合は古いスマホから新しいスマホにデータ移行をしないといけません。
大手キャリアの場合は店舗でサポートを受けることができるため「これまでは店員さんに任せっきりだった」という方も多いのではないでしょうか?
一方、格安SIMの場合はデータ移行を全部自分でしないといけないことがほとんどです。
初めてデータ移行をする方だと、どうやってやればいいかさっぱり分からないという方も多いでしょう。
そこで今回は格安SIM乗り換え後のデータ移行を
- iPhoneからiPhone
- AndroidからAndroid
- AndroidからiPhone
- iPhoneからAndroid
の4パターンに分けて、とことん詳しく解説します。
本記事さえ読めば、どんな機種変更パターンのデータ移行でも自分でちゃんとできるようになること間違いなしです。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
前提:格安SIMは乗り換え・機種変更後のデータ移行を自分でやらなければならないことがほとんど
冒頭でもご紹介しましたが、格安SIMでは乗り換え後のデータ移行は自分でやらないといけないことがほとんどです。
契約後の機種変更時も同様です。
中には店舗や電話、遠隔操作でデータ移行をサポートしてくれる格安SIMもありますが、そういった格安SIMは限られますし、有料であることも多いです。
格安SIM乗り換え後のデータ移行は、基本的に自分でやらないといけないと思ったほうがいいでしょう。
データ復元でアプリは復元できても、再度ログインが必要なことがほとんどなので、事前にログイン情報をチェック!
SNSなどログインが必要なアプリについては、乗り換え前にログイン情報をチェックしておきましょう。
データを移行することで、古いスマホで使っていたアプリを新しいスマホでもそっくりそのまま復元できますが、あくまでも同じアプリがインストールされるというだけでログイン状態は維持されません。
SNSやショッピングアプリなど、ログインが必要なアプリについては復元後に再度ログインが必要なことがほとんどなので、IDやパスワードといったログイン情報が分からないとアプリを引き継いでも意味がありません。
データ移行をする前にIDやパスワードを確認し、分からない場合はパスワードの再発行手続きなどをしておきましょう。
LINE:別途データ引き継ぎ手続きが必要
データ移行をする際に気を付けたいのがLINEアカウントです。「LINEが特に心配…」という方も多いのではないでしょうか。
まずは古いスマホ側でLINEを起動し、[アカウント]の画面で
- メールアドレス
- パスワード
- 電話番号
の3つが最新の情報で設定されているかを確認してください。
設定されていない場合は、引き継ぎの前に必ず設定し直してくださいね。
古いスマホでの設定が完了したら、新しいスマホで以下の手順に沿って設定をしましょう。
- 古いスマホでLINEを開き、設定の「かんたん引き継ぎQRコード」からQRコードを表示
- 新しいスマホでLINEを起動し、QRコードでログインを選ぶ
- 古いスマホのQRコードを読み取る
- 画面の指示に従って操作すればデータが移行される
なおQRコードログインをしない場合は、以下の手順を進めてください。
- 新しいスマホにLINEアプリをインストール
- LINEを起動し、電話番号を入力
- SMSで届いた認証番号を入力
- 「はい、私のアカウントです」をタップ
- LINEアカウントのパスワードを入力
これでLINEアカウントの引き継ぎが完了です。
「LINEの引き継ぎ=恐怖」と考えている方は非常に多いのですが、実は手順は非常に簡単なんです。
LINEのトーク履歴を全部引き継ぐ場合は事前にバックアップが必要(同OS間のみ利用可能)
LINEのトーク履歴を引き継ぐ場合は、事前にバックアップを取り、アカウント引継ぎ時に復元する必要があります。
先ほどの手順でLINEアカウントを引き継ぐだけでは、トーク履歴は引き継がれません。
- 古いスマホでLINEを起動
- [友達]→[設定]→[トーク]の順にタップ
- [トークのバックアップ]→[今すぐバックアップ]の順にタップ
その後、新しいiPhoneでも事前にiCloudにログインし、LINEアカウントを引き継ぐ際に[トーク履歴を復元]をタップすればスムーズにトーク履歴を引き継げます。
Androidの場合は、Google Driveを利用してトーク履歴をバックアップします。
- 古いスマホでLINEを起動
- [友達]→[設定]→[トーク]の順にタップ
- [トーク履歴のバックアップ・復元]→[Google ドライブにバックアップする]の順にタップ
トーク履歴のバックアップが終わったら、新しいスマホにLINEアカウントを引き継ぎましょう。
その後、以下の手順に沿ってトーク履歴のバックアップを復元します。
- 新しいスマホでLINEを起動
- [友達]→[設定]→[トーク]の順にタップ
- [トーク履歴のバックアップ・復元]→[復元する]の順にタップ
なお、トーク履歴は同じOS間でLINEアカウントを引き継ぐ場合のみ引き継げます。
AndroidからiPhone、もしくはiPhoneからAndroidに引き継ぐ場合は履歴は、QRコードログインをした際の14日分のデータ以外は消えてしまいますのでご注意ください。
スマホごとのデータ移行手順・方法をチェック!
データ移行の方法は、どのスマホからどのスマホに乗り換えるかで大きく異なります。
ここではデータ移行手順を、
の4パターンに分けて解説します。該当のところをチェックしてみてくださいね!
①iPhoneからiPhone:iOS12.4以降はiPhone同士で直接データ移行が可能
これまでiPhoneからiPhoneへデータ移行する際はiCloudでバックアップを作成し、それを新しいiPhoneで復元していました。
しかし、iOS12.4以降搭載のiPhoneであれば、iPhone同士で直接データを移行することが可能です。
バックアップの作成が不要になり、従来よりさらに楽に乗り換えができるようになりました。
- LINE、Apple PayのSuica、ゲームアプリを引き継ぐ準備
- 古いiPhoneと新しいiPhoneのiOSが12.4以上かをチェック
- 新しいiPhoneを初期化
前述の通り、LINEについては別途引き継ぎ手続きが必要です。
また、詳しくは後述しますがこの方法ではApple PayのSuicaおよびゲームアプリについても別途引き継ぎ作業をしてください。
次に古いiPhoneと新しいiPhoneの両方のiOSバージョンが12.4以上かをチェックしてください。
[設定]→[一般]→[ソフトウェア・アップデート]からチェックできます。チェックが完了したら、新しいiPhoneは[設定]→[リセット]→[すべてのコンテンツと設定を消去]の順にタップして初期化してください。
これで移行する準備は完了です。
iPhoneからiPhoneへ直接データ移行する手順は以下の通りです。
- 古いiPhoneのBluetoothとWi-Fiをオンにし、その近くに新しいiPhoneを置いて電源を付ける
- 古いiPhone側に「新しいiPhoneを設定するのにApple ID"○○"を使用します。」と表示されたら[続ける]をタップ
- 新しいiPhoneの画面に表示される青いイメージ映像を古いiPhoneのカメラで読み取る
- 古いiPhoneのパスコードを入力する(パスコードを設定していた場合)
- 新しいiPhoneに表示される[iPhoneから転送]をタップ
- 利用規約への同意やSiriなどの各種設定を行う
- 最後に古いiPhoneから新しいiPhoneへデータの転送が行われる
- 転送が完了したら古いiPhoneで[続ける]をタップ
これでiPhoneからiPhoneへのデータ移行は完了です。
画像やアプリなどのデータはもちろん、Apple IDや待受け画像、Wi-Fiパスワードといった情報もすべて移行されます。
面倒な手続きがなく、とても簡単ですね。
長い場合は1時間以上かかることもあります。
バッテリーが切れないよう、電源に接続したうえで行ってください。
古いiPhoneから以降する場合はiCloudを使う
iOS12.4以前の古いiPhoneからiPhoneへ乗り換える場合は「iCloud」を使うことでデータ移行ができます。
これ↓
iPhoneユーザーなら無料で利用でき、しかも簡単にデータ移行ができます。バックアップ・復元共にネット環境が必要ですので出来れば安定したWiFiがある場所で作業をしてくださいね。
- iPhoneをWi-Fiに接続する
- [設定]→[自分の名前]→[iCloud]→[iCloudバックアップ]の順にタップする
- [今すぐバックアップを作成]をタップする
バックアップの作成が終わったら、新しいiPhoneで復元します。
- 新しいiPhoneの電源を入れる
- 画面の指示に従って初期設定を進める(言語設定やWi-Fiへの接続など)
- [Appとデータ]の画面まで進んだら[iCloudバックアップから復元]をタップする
- 古いiPhoneで使っていたApple IDにサインインする
- バックアップを選択する画面になるので、新しいiPhoneに復元したいバックアップを選択する
後は画面の指示に従ってiPhoneの初期設定を進めていけば、復元が完了です。
以下の手順で初期化をしてから、初期設定を進めてください。
- 新しいiPhoneで[設定]→[一般]→[リセット]の順にタップする
- [すべてのコンテンツと設定を消去]をタップし、パスコードを入力する
直接移行/iCloudで移行できないデータはある?
iPhone同士の直接移行やiCloudによる復元では、以下のデータは移行できません。
iCloudで移行不可!
- LINEアカウント
- Suicaの残金(iPhone 7以降)
- 各種ゲームアプリのデータ
- 銀行アプリのログイン情報
また、一部の銀行アプリも旧機種での「引き継ぎ設定」や、生体認証ログインの再設定が必要になる場合があるので、iCloudでのデータ移行が完了したあと、個別に引き継ぎを行いましょう。
その他に注意したいのが「Suicaの残金」と「各種ゲームアプリのデータ」です。
iPhone 7以降ではApple PayでSuicaが使えますが、Suicaの残金はiCloudでデータ移行をしても引き継がれません。古いiPhoneからSuicaを削除した後、別途新端末のWalletアプリでSuicaを追加すると残金を移行できます。
引き継ぎ方法はアプリによって異なるので、各種アプリのマニュアルなどを参考にしてください。
②AndroidからAndroid:グーグルアカウントやJSバックアップが便利!SDカードも使える
AndroidからAndroidへデータ移行する方法は、大きく以下の3つがあります。
- Googleアカウント(+Google フォト)
- JSバックアップ
- SDカード
基本的にはGoogleアカウントで連絡先や設定を移行し、Googleフォトで画像や動画を同期するのがおすすめです。
その他のデータも移行したい場合は、JSバックアップやSDカードも併用しましょう。
最も簡単なのはGoogleアカウントによるバックアップ
一番簡単なのがGoogleアカウントによるバックアップを使う方法で、Googleアカウントを持っていれば誰でも簡単に利用できます。
- [設定]→[システム]→[バックアップ]の順にタップ
- [Google ドライブへのバックアップ]をタップしてオン
- 新しいAndroidスマホで初期設定を進める
- バックアップを取ったGoogleアカウントにログイン
- バックアップを復元
これでGoogleアカウントによるデータ移行が完了です。
実際の移行手順はAndroidスマホによって異なる可能性があるので、取扱説明書も合わせて参考にしてくださいね。
それから、Googleバックアップはバックアップを作成したデバイスよりも古いバージョンのAndroidでは復元できません。
例えば、Android 8.0の端末で作成したバックアップを復元できるのはAndrod 8.0以降の端末だけとなります。
なお、Googleバックアップで移行できるのは
- アプリのデータ
- 通話履歴
- 連絡先
- 端末の設定(壁紙やデフォルトアプリなど)
- SMSテキストメッセージ
の5つのみです。
アプリ自体や画像・動画などのメディアファイルは移行できません。
アプリについては、新しいスマホでGoogle Playを開き、[マイアプリ&ゲーム]→[ライブラリ]の順に進むと、これまでにインストールしたアプリが表示されるので、そこから新しいスマホにインストールしたいものを選択すればOKです。
- Googleフォトを起動する
- [設定]→[バックアップと同期]の順にタップする
- [バックアップと同期]をタップしてオンにする
JSバックアップなら複数のデータを一括移行できる
連絡先や画像だけでなく、音楽や文書なども一括で移行したいならバックアップアプリを使うのがおすすめです。
バックアップアプリはたくさんありますが、その中でもおすすめなのが無料で使える「JSバックアップ」です。
こんなアプリ。
- 古いAndroidスマホにJSバックアップをインストール
- JSバックアップを起動し[バックアップ&復元]→[バックアップする]の順にタップ
- バックアップ先を[Google]に
- バックアップに使うGoogleアカウントにログイン
- バックアップ画面になったら右上の[歯車マーク]をタップし、移行したいデータを選択
- データの選択が終わったら[バックアップスタート]をタップ
ここまでで、JSバックアップによるデータのバックアップが完了です。
バックアップが終わったら新しいスマホで「復元」を行います。
- 新しいスマホにJSバックアップをインストール
- JSバックアップを起動し、[バックアップ&復元]→[復元する]の順にタップ
- バックアップ時と同じように[Google]を選択し、アカウントにログイン
- 内容を確認し[復元スタート]をタップ
- アプリも復元する場合はデータの復元後に[アプリの復元へ]をタップ
- [すべてのアプリを選択]にチェックを入れて[OK]を押せばアプリも復元される
これでJSバックアップによるデータ移行が完了です。
JSバックアップでは連絡先や設定だけでなく、画像や動画、音楽などのデータもすべて移行できます。
アプリをインストールする手間はかかりますが、複数のデータを一気に移行したい場合はおすすめですよ。
電話帳や画像・動画データはSDカードによる移行も可能
Androidスマホの場合は、SDカードを使ったデータ移行も可能で、連絡先、画像、動画などのデータを移行できます。
ただし、実際の移行手順は端末によって異なるので詳しくは取扱説明書なども合わせて参考にしてくださいね。
連絡先は電話帳アプリから移行できます。
- 電話帳アプリを起動
- メニューの[インポート/エクスポート]をタップ
- [ストレージにエクスポート]をタップ
- 保存する連絡先を選択し[OK]をタップ
これでSDカードへの連絡先の移行が完了です。
あとはこのSDカードを新しいスマホに差し、同様の手順で「インポート」すれば移行できます。
続いて画像・動画などの移行です。
これらのデータは「ファイル管理アプリ」を使うのが便利です。
ファイル管理アプリはどのAndroidスマホにも標準でインストールされています。
名称はメーカーや端末によって異なりますが、「ファイル」「ファイルマネージャー」といった名前であることが多いです。
- ファイル管理アプリを起動
- 「画像」「動画」といったジャンルに分かれているので、目的のデータを探す
- 目的のデータを見つけたらファイルを長押し
- [移動]をタップ
- 移動先で[SDカード]の中の任意のフォルダを選択
- [移動]をタップ
複数のファイルを一度に移動させたい場合は、③のステップで長押しをした後に、複数のファイルをタップしてチェックをつければOKです。
SDカードにデータを移行したら、新しいスマホにSDカードを挿し変えます。あとは同様にファイル管理アプリを利用し、SDカードから本体にデータを映せばOKです。
移行できないデータはある?
今回紹介した方法では、以下のデータは移行できません。
移行不可!
- LINEアカウント
- おサイフケータイのデータ
- 各種ゲームアプリのデータ
- 銀行アプリのログイン情報
おサイフケータイのデータは、サービスごとに個別に引き継ぎ設定をしないといけません。
例えばSuicaとWAONを利用している場合は、モバイルSuicaアプリとWAONアプリでそれぞれ引き継ぎ設定が必要です。新しいスマホでもおサイフケータイを使う場合は引き継ぎ設定を忘れないようにしましょう。
③AndroidからiPhone:Move to iOSアプリが便利
AndroidからiPhoneに乗り換える際は「Move to iOS」アプリを使うのがおすすめです。
こんなアプリ。
難しい操作が必要なく、誰でも簡単にiPhoneへのデータ移行ができます。
- 古いAndroid端末をWi-Fiに接続
- 古いAndroid端末に[Move to iOS]アプリをインストール
- Move to iOSを起動
- 利用規約が表示されるのでよく読み[同意する]をタップ
- [コードを検索]画面が出るので右上の[次へ]をタップ
- コード入力画面になるので、いったん待機しておく
コード入力画面が表示されたらAndroid端末はいったん置いておきます。
続いて、新しいiPhone側で作業をしていきます。
- 新しいiPhoneを初期化
- 初期化が終わったらiPhoneの電源を入れる
- 画面の指示に従って初期設定を進める(言語設定やWi-Fiへの接続など)
- [Appとデータ]の画面まで進んだら[Androidからデータを移行]をタップ
- [Androidから移行]画面が表示されるので[次へ]をタップ
ここまで進めるとiPhoneの画面にコードが表示されます。
あとはこのコードを先ほどのMove to iOSに入力し、転送するデータを選びます。これでMove to iOSによるデータ移行が完了です。
ポイントはWiFiが安定している環境で作業をすることですね。移行には安定した速度のネット環境が必要となります。WiFiが遅いとその分移行にも時間がかかりエラー等も発生しやすくなりますので、できるだけ良いWiFi環境で作業をしましょう。
Move to iOSで移行できないデータはある?
Move to iOSでは以下のようなデータは移行できません。
Move to iOSで移行不可!
- LINEアカウント
- 音楽、文書データ
- アプリ
- 各種ゲームアプリのデータ
LINEアカウントの各種ゲームアプリのデータは移行されません。別途、個別に引き継ぎ設定が必要です。また、音楽・文書データやアプリなどのデータも移行できません。
これらのデータを移行する場合はGoogleのクラウドアプリ「Google Drive」を利用しましょう。
古いAndroidからGoogle Driveに音楽や文書を手動でアップロードします。その後、新しいiPhoneにGoogle Driveアプリをインストールし、本体へダウンロードすることで移行が可能です。
④iPhoneからAndroid:Google関連のアプリを複数使う必要あり
iPhoneからAndroidへのデータ移行の方法はいくつかありますが、その中でも一番簡単なのはGoogleアカウントおよびGoogle関連アプリを使う方法です。
Googleアカウントを持っていない場合は事前に作っておきましょう。
まずはGoogleアカウントを使って連絡先、カレンダー、メモを移行します。
- iPhoneで[設定]→[パスワードとアカウント]の順にタップ
- [アカウントを追加]をタップしてGoogleアカウントを追加
- 追加したGoogleアカウントをタップ
- 移行したい項目(メール、連絡先、カレンダー、メモ)をタップしてオン
あとは新しいAndroidスマホで同じGoogleアカウントにログインすれば、連絡先やカレンダーの移行が完了です。
画像と動画については「Googleフォト」を利用します。
すでにiPhoneでGoogleフォトを利用している場合は新しいスマホのGoogleフォトに同じアカウントでログインすればOKです。Googleフォトを利用していない場合はiPhoneにインストールし、バックアップを取りましょう。
ただし、iPhoneの音楽データは直接Androidに移行することはできません。
iPhoneの音楽データを移行したい場合はパソコン(iTunes)とGoogle Play Musicを使う必要があります。
- パソコンにiTunesをインストール
- iTunesとiPhoneの音楽を同期
- パソコンのブラウザ(Chrome)からGoogle Play Musicにアクセス
- iTunesの音楽をGoogle Play Musicにアップロード
- AndroidスマホにGoogle Play Musicをインストールし、音楽をダウンロード
移行できないデータはある?
今回紹介した方法では以下のデータは移行できません。
移行不可!
- LINEアカウント
- アプリ
- 各種ゲームアプリのデータ
アプリについても引継ぎはできないので、自分でGoogle Playから再インストールを行いましょう。ゲームアプリのデータについても、アプリごとに引き継ぎ設定が必要です。
アプリによっては異なるOSへのデータ引継ぎができないことがあるので、事前にしっかり確認しましょう。
LINEのデータはQRコードですぐに移行可能になった!
LINEをこれから使う機種にデータ移行したい場合、以前は設定画面で細かい操作が必要でしたが、現在はかんたんな手順でOKとなっています。
旧スマホのLINEの設定画面で「かんたん引き継ぎQRコード」を選んだら、新スマホのLINEの初期設定時に「ログイン」→「QRコードでログイン」を選びましょう。
あとは旧スマホの画面に表示されているQRコードを読み取れば、14日間のトーク履歴とアカウント情報が移行されますよ。
15日以上前のトーク履歴は同じOS同士での引き継ぎのみ可能なので事前設定を忘れずにしておきましょう。QRコードログインでの機種変更では、14日間のトーク履歴のみを引き継げます。
Android→AndroidやiPhone→iPhoneの機種変更であれば、もっと前のトーク履歴も引き継げます。
LINEの設定画面で事前に「トークのバックアップ」を開いて、トーク履歴をバックアップしておきましょう。
あとは機種変更作業時に「トーク履歴を復元」ボタンを押せばデータが引き継がれます。
それでも不安…電話帳などのデータ移行を助けてくれる格安SIM
いずれの場合もアプリやクラウドを使うことで比較的簡単にデータ移行ができますが、それでもスマホ初心者だと自分でちゃんとできるかどうか不安ですよね…。
そんな時はデータ移行をサポートしてくれる格安SIMを選ぶのがおすすめです。
mineoでは直営店である「mineoショップ」で、有料で電話帳およびデータの移行サービスを行っています。
受けられるサービスや料金は店舗によって異なります。
NifMoと楽天モバイルでは専門スタッフが自宅を訪問してサポートをしてくれるオプションが利用可能です。
NifMoの「訪問レクチャー」は月額480円で端末の設定や基本操作の説明が受けられます。その追加サポートとして2,760円で連絡先のデータ移行をしてくれます。
楽天モバイルの「アドレス帳・写真移行サービス 出張設定プラン」は1回につき11,000円で利用可能です。料金がやや高いですが、連絡先だけでなく画像の移行もしてくれます。
スマホには写真や動画、LINEのやり取り等さまざまな「データ」がありますが、これらは絶対無くしたくないですよね。 iPhoneであればiCloud、AndroidであればGoogleドライブがデータのバックアップに使えるものの、どちらも容量が限られてますし、いっぱいになったら月額料金を払って追加容量を購入する必要があり、それでも容量は限りがあります。 今回おすすめするアプリ「らくらくバックアップ」は月額550円かかるものの、なんとデータ容量は無制限、しかもバックアップ方式が端末との同期ではなく蓄積型なので、間違ってデータを消してしまっても安心。データの一括復元や個別の復元も簡単にできます。 データ容量を気にする必要がない、面倒な設定をしなくても簡単にできるバックアップアプリをお探しの方はぜひ検討してみてください!【おすすめアプリ】データ容量無制限で使える「らくらくバックアップ」
まとめ
いかかでしたか。
以上、格安SIM乗り換え後のデータ移行の方法について詳しく解説しました。
ポイント
- 格安SIMでは乗り換え後のデータ移行は自分でやらないといけない
- iOS 12.4以降ならiPhoneからiPhoneへ直接データを移行できる
- iOS 12.4より古いiOSのiPhoneからiPhoneへの乗り換えはiCloudを使う
- AndroidからAndroidはGoogleアカウント、JSバックアップ、SDカードの3つの方法がある
- AndroidからiPhoneはApple純正アプリのMove to iOSアプリを使うと楽
- iPhoneからAndroidはGoogleアカウントやGoogleのアプリを使う
- mineo、NifMo、楽天モバイルはデータ移行をサポートしてくれる
データ移行を日常的に行う人は少ないと思うので、多くの人がちゃんとできるか不安だと思いますが、やり方さえ分かればデータ移行は意外と簡単です。
本記事では4パターンに分けてデータ移行の方法を詳しく解説しました。データ移行をしないといけない場合は、ぜひ本記事で紹介した方法を参考にしてみてください。
実際にやってみると、きっと「なんだ結構簡単じゃん」と感じると思いますよ。
どうしても自分でやるのが不安だという方は、データ移行をサポートしてくれる格安SIMを選びましょう。
mineo、NifMo、楽天モバイルの3つは店舗やスタッフの訪問でデータ移行をしてくれます。ただしいずれも有料なので、できる限り自分でやるのがおすすめです。 お手頃価格で高品質な通信サービスをお探しではないでしょうか? 当サイトでは、各格安SIMの速度、料金、サービス内容を徹底比較し、最適な格安SIMを見つける手助けをしております。 ユーザーの評価も参考に、あなたにぴったりの格安SIMを選んでください。さっそく、最新の格安SIMランキングをチェックしましょう! 詳細は以下記事からご覧ください!
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