格安SIMを利用する際に「セキュリティが心配」という人はいませんか?
確かに、スマホ代が安くなってもセキュリティが疎かになっては意味がありません。
結論から言うと格安SIMも安全に使え、セキュリティレベルは大手キャリアとほぼ同じです。
格安SIMにしたからといって危険性が増すわけではありませんが、最低限のセキュリティ対策は必要です。
本記事では格安SIMを使う際に覚えておきたいセキュリティ対策について解説します。
目次
格安SIMのセキュリティは安全なの?
格安SIMは名前の通り大手キャリアよりも安く使えます。
料金が安い分「セキュリティは大丈夫なのか」、「安全に使えるのか」と不安に思うかもしれません。
適切なセキュリティ対策をすることで安全に利用可能!
格安SIMでも適切なセキュリティ対策を取れば安全に使えます。
「セキュリティ対策」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、そこまで特別なことをする必要はなく、怪しいメールは開かない、セキュリティソフトを使う、といった基本的な対策でOKです。
セキュリティレベルはドコモ・au・ソフトバンクと同等
格安SIMのセキュリティレベルはドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアとほぼ同じです。
利用している回線自体は大手キャリアのものですし、セキュリティオプションなども各社から提供されています。
月額料金は安くなりますが、「格安SIMだから大手キャリアより危ない」ということは全くありません。
iPhoneとAndroidでは危険性に差がある
格安SIMと大手キャリアのセキュリティレベルはほぼ同じですが、iPhoneとAndroidでは危険性に差があります。
一般的にはiPhoneの方が安全性はより高めです。
iPhoneの安全性が高い理由
- App Storeはアプリの審査が厳しい
- iPhoneはApp Store以外からアプリをインストールできない
- OSサポートが長い
iPhoneは悪意のあるアプリをインストールする危険性が低い
iPhoneは悪意のあるアプリをインストールする危険性がAndroidよりも低めです。
アプリ開発者がアプリをストアに掲載する際は審査が必要です。
Android向けの「Google Play」は審査が緩めで、悪意のあるアプリが掲載されることも少なくありません。
また、AndroidはGoogle Play以外のサイトからもアプリがインストール可能なので、安全性の低いサイトから悪意のあるアプリをインストールしてしまう恐れがあります。
一方、iPhoneのApp Storeは審査が厳しめなのでGoogle Playに比べるとこのようなアプリは少なめです。
さらに、iPhoneは原則App Store以外からアプリをインストールできません。
悪意のあるアプリをインストールするリスクが少ない分、iPhoneのほうが安全に使えると言えます。
iPhoneはOSサポートが長い|最近はAndroidも一部メーカーで改善!
スマホのセキュリティでは最新のOSを利用することが重要です。
iPhone(iOS)はOSサポートが長く、1度購入すると4~5年は使えます。
例えば2015年に発売されたiPhone 6s/6s Plusは2021にリリースされたiOS 15まで対応しています。
発売から6回もOSアップデートが実施されたわけですね。
一方のAndroidはOSサポート期間がメーカーによってバラバラで、中にはリリースからほとんどアップデートされないモデルもあります。
ただし、近年では徐々にOSやセキュリティ対策のアップデートが長く提供されるメーカーも増えてきています。
例えばGoogleのPixelは8シリーズから7年間という、iPhone以上に長いアップデートが保証されています。
GalaxyもOSアップデート4世代、セキュリティ対策のアップデートなら最大5年ほど対応してくれるモデルがあります。(主にハイエンド~ミドルスペックのモデルが対象)
AQUOSも3年のアップデートがあるなど、機種選びの時点でサポートが長いモデルを選べばAndroidでも長く安全に使えますよ。
Androidが危険というわけではない
iPhoneとAndroidでは危険性に少し差があるということが分かりましたが、「Androidは危険だから使ってはいけない」ということは決してありません。
悪意のあるアプリについては提供元をしっかり確認し、Google Play以外からインストールしないように意識すれば問題ありません。
OSのサポートも2~3年周期で端末を買い替えるならそこまで気にする必要はありませんし、前述の通りPixelやGalaxy、AQUOSといったサポートが長いモデルを選べば長く使う場合でも問題にならないでしょう。
iPhoneにしろAndroidにしろ、セキュリティ対策を取れば安全に使えます。
なんでセキュリティ対策は必要?スマホを使用する際に注意すべき危険
スマホを使う上でセキュリティ対策は欠かせません。
これは大手キャリアでも格安SIMでも同じです。
スマホを使用する際に注意すべき危険がたくさんあります。
ココに注意
- 個人情報漏えい
- 乗っ取り・なりすまし
- 盗難・紛失
- ワンクリック詐欺・フィッシング詐欺
- 子供を狙ったネット犯罪
スマホは個人情報の塊であるから
セキュリティ対策が必要な理由は「スマホが個人情報の塊だから」です。
ガラケーに比べてさまざまなことが出来るようになり利便性は向上しましたが、その代償としてスマホにはあらゆる個人情報が集約されています。
- ユーザーの名前や年齢、住所
- 指紋や顔写真
- 電話番号やメールアドレスなどの連絡先
- アカウントのID・パスワード
- クレジットカードの番号
- 銀行の口座番号
- インターネット通販の購入履歴
個人情報を守るためにも、スマホのセキュリティ対策は必要不可欠です。
個人情報漏えい
スマホに含まれている個人情報を狙った犯罪は後を絶ちません。
個人情報が漏えいする原因はさまざまなものがあります。
個人情報が盗まれる手口
- 悪意のあるアプリをインストールさせる
- SNSで公開されている情報(名前や生年月日など)を収集する
- スマホの画面をのぞき見される
- ワンクリック詐欺・フィッシング詐欺(詳細は後述)
個人情報の漏洩は非常に危険です。
例えばクレジットカード番号が盗まれると不正利用される恐れがありますし、IDやパスワードが盗まれると後述する乗っ取り・なりすましにも繋がります。
乗っ取り・なりすまし
個人情報の漏えいと同様に気を付けたいのが乗っ取りやなりすましです。
アカウントを乗っ取られると、そこから氏名や住所、クレジットカード番号などの個人情報がさらに流出します。
同じパスワードを使い回した結果、1つの乗っ取りが原因で他のアカウントが乗っ取られるケースも少なくありません。
乗っ取り同様にやっかいなのがなりすましです。
あなたになりすまして友人や家族をだましたり、SNSで詐欺情報を拡散されたりしてさらに被害が広まりますので、セキュリティ対策を怠ると自分だけでなく、他人にも被害が及ぶわけですね。
盗難・紛失
スマホ本体の盗難や紛失も危険です。
パソコンに比べると小さく軽いため、注意していてもうっかり落としてしまうことがあります。
セキュリティ対策を何もしていないと、取得されたスマホを不正に操作されるかもしれません。
スマホを盗まれない、失くさないのが一番ですが、万が一に備えて盗難や紛失対策もしておきましょう。
ワンクリック詐欺・フィッシング詐欺
さまざまな手法でクレジットカード番号やID、パスワードなどを盗み出すことをワンクリック詐欺やフィッシング詐欺と呼びます。
銀行やクレジットカード会社などになりすましたメールで偽のWebサイトに誘導し、個人情報を入力させる手順が一般的です。
例:銀行になりすましたフィッシング詐欺
- 「○○銀行」を装うメールを送信する
- メールに記載のURLから偽のWebサイトに誘導する
- アカウントや口座番号を入力させる
- 入力された情報を盗み、不正利用する
最近では手口が巧妙になっており、偽サイトのデザインが本物と区別がつかないほど精巧で、すぐに偽物と見抜くのは困難です。
また、SNSで他人になりすまして偽サイトのURLを踏ませるケースもあります。
子供を狙ったネット犯罪
最近では子供にスマホを持たせることも珍しくありませんが、それに伴って子供を狙ったネット犯罪も増えています。
とくに多いのが出会い系サイトやSNSを通じた犯罪です。
知識や経験が浅い子供だと、顔が見えないインターネットの相手でも信用してしまうことがあります。
これは覚えておきたい!日常的にできるセキュリティ対策
セキュリティ対策と聞くと、なんだか難しそうですよね。
しかし、実際にはそこまで難しいことをする必要はありません。
以下のような日常的にできるセキュリティ対策を取っておけばOKです。
日常的にできるセキュリティ対策
- 画面にロックをかける
- 二段階認証の設定
- OS・アプリ等は確認してから最新バージョンにする
- アプリのアクセス権限は必ず確認
- 詐欺サイト・メール・SNSに注意!安易にクリックしない
- 偽警告に慌てない
- 公共施設などの無料Wi-Fiへの接続に注意
- 子供の使用にはさらに注意が必要!
- セキュリティアプリを入れる
- セキュリティ対策のオプションをつける
画面にロックをかける
最も基本的なスマホのセキュリティ対策が画面のロックです。
画面にロックをかけることで、スマホを不正に操作されるのを防げます。
最近では指紋認証や顔認証などでサッとロックを解除できる機種が増えており、セキュリティと利便性の両立が可能です。
画面ロックの種類
- パターン
- PIN(数字4~6文字が一般的)
- パスワード(英数字4文字以上が一般的)
- 指紋認証
- 顔認証
利用できる画面ロックは端末によって異なりますので、設定画面や取扱説明書をチェックしてみましょう。
なお、PINやパスワードを設定する際は推測しにくいものを選んでくださいね。「1234」といった単純なものや同じ数字を並べる(1111など)のはNGです。
二段階認証の設定
スマホのセキュリティ対策でとくに重要かつ有用なのが二段階認証です。
アカウントにログインする際はIDとパスワードを利用するのが一般的ですが、二段階認証ではID・パスワードに加えてSMSや認証アプリによる本人確認を実施します。
IDやパスワードを盗まれても不正なログインやなりすましを防ぐことが可能です。
二段階認証には次のような種類があります。
主な二段階認証の種類
- SMS認証
- 電話による認証
- ワンタイムパスワード
例えば二段階認証としてSMS認証を登録しておけば、電話番号が盗まれない限り不正にログインされません。
- ID+パスワードのみの場合
IDとパスワードを盗まれると不正ログインされる - ID+パスワード+SMS認証の場合
IDとパスワードを盗まれても、電話番号を盗まれなければログインされない
ログイン手順が増えるのは少し面倒かもしれません。
しかし、大事な個人情報を守るためにも二段階認証は不可欠です。
OS・アプリ等は確認してから最新バージョンにする
OS・アプリを最新バージョンにすることも立派なセキュリティ対策です。
アップデートには機能追加だけでなく、不具合や脆弱性の修正、新しいウイルスへの対策なども含まれています。
基本的にはOSもアプリも常に最新のバージョンを利用しましょう。
注意点として、OSやアプリのアップデートが原因で新たな不具合やバグが発生することがあります。
とくに、たくさんの機能が追加される大型アップデートは不具合が起きる可能性が高めです。
例:iOSの場合
- iOS 15.4からiOS 15.4.1へのアップデート
マイナーアップデートなのですぐに実行してもOK - iOS 14からiOS 15へのアップデート
大型アップデートなので不具合が起きる可能性あり
心配な場合は大きなアップデートの場合はしばらく様子見し、SNSやアプリストアの口コミを参考にしてからアップデートするようにしましょう。
アプリのアクセス権限は必ず確認
アプリをダウンロードする際は「アクセス権限」を必ず確認しましょう。
アクセス権限とはアプリが利用できるスマホの機能や情報のことです。
アプリを活用するためにアクセス権限を付与するのは自然なことです。例えばGoogleマップが「位置情報」のアクセス権限を求めるのは全く問題ありません。
しかし、電卓アプリが通話履歴や位置情報を求めるのは不自然ですよね。
必要以上にアクセス権限を必要とするアプリは悪意のあるアプリの可能性がありますので、インストールをする際はもちろん、すでにインストールされているアプリも一度チェックしてみましょう。
詐欺サイト・メール・SNSに注意!安易にクリックしない
メールやSNSで送られてくるURLを安易にクリックするのは避けましょう。
すでに解説した通り、URLをクリックさせて偽サイトに誘導するのがフィッシング詐欺・ワンクリック詐欺の代表的な手口です。
逆に言えば、怪しいURLをクリックしなければ詐欺に遭う可能性がグッと減ります。
また、ブラウザの「セーフブラウジング」機能を使うのも効果的です。
セーフブラウジング機能がオンになっていると、危険なサイトにアクセスした際にブラウザが警告してくれます。
セーフブラウジングは各ブラウザの設定画面からオン/オフを切り替え可能です。
偽警告に慌てない
スマホでウェブサイトを閲覧していると偽の警告が表示されることがあります。
利用者の不安を煽るようなものばかりで、慌ててしまう人も多いでしょう。
しかし、偽警告が出た場合は慌てず冷静に対処してください。
偽警告の種類
- スマホがウイルスに感染しています
- 性能が低下しています
- 空き容量がありません
これらの警告はすべて詐欺です。
リンクやURLを押すと不正なサイトへ誘導され、個人情報漏えいやウイルスへの感染といった被害に繋がりますので、絶対に偽警告の指示に従ってはいけません。
他にも「○○万円当選しました」と偽当選サイトに誘導するものや「利用料金が発生しました」と料金を支払わせようとするものなどもあります。
上記のような警告はすべて無視してください。
慌ててクリックするのは絶対に避けましょう。
公共施設などの無料Wi-Fiへの接続に注意
公共施設などの無料Wi-Fiへの接続にも注意が必要です。
無料Wi-Fiはその名の通り無料でデータ通信が使えます。便利なサービスですが、次のようなリスクもあります。
無料Wi-Fiのリスク
- 通信内容を盗み取られる
- なしすましの無料Wi-Fiに繋がって乗っ取りや個人情報漏えいの被害に遭う
無料Wi-Fiは暗号化されていないものも少なくありません。
暗号化されていない通信は簡単に内容を盗み取られます。
また、無料Wi-Fiの中には正規のWi-Fiになりすました偽物もあります。簡単に個人情報が盗まれるので、偽物の無料Wi-Fiには絶対に接続してはいけません。
無料Wi-Fiを利用する場合は以下の点に注意して利用してください。
無料Wi-Fiを利用する際のポイント
- お店やホテルなどが正規に用意しているWi-Fiかを必ず確認する
- 通信会社が提供しているアプリを利用して無料Wi-Fiに接続する
- ネットバンキングへのログインやクレジットカード番号の入力などを控える
子供の使用にはさらに注意が必要!
子供が利用するスマホはさらに注意が必要です。
乗っ取りやフィッシング詐欺と違い、出会い系サイトやSNSを通じた犯罪はここまでに解説した対策では防げません。
フィルタリングソフトは有害なサイトやアプリから子供を守るためのソフトで、出会い系サイトへのアクセスをブロックしたり、特定アプリの利用を制限したりできます。
ちなみに、18歳未満がスマホを利用する際はフィルタリングソフトの利用が義務付けられています。
これは大手キャリアはもちろん、格安SIMでも同様です。
セキュリティアプリを入れる
スマホにセキュリティアプリを入れるのも有効な手段です。
ここまでに解説した対策だけでも十分ですが、セキュリティアプリを入れればより安全に利用できますね。
怪しいサイトや悪意のあるアプリを検知してくれるので、フィッシング詐欺や乗っ取り、情報漏えいなどを防ぐことが可能です。
無料Wi-Fiの安全性をチェックする機能やフィルタリング機能が付いているセキュリティアプリもありますよ。
セキュリティアプリはたくさんありますが、1つのスマホに複数導入してもあまり意味はありません。
それどころかスマホの動作が重くなりストレスが溜まります。
セキュリティアプリは1台のスマホに1つでOKです。
セキュリティ対策のオプションをつける
多くの格安SIMはセキュリティ対策オプションを提供しています。
独自のセキュリティソフトを提供しているものもあれば、市販のセキュリティアプリを割安価格で利用できるところもあります。
スマホの料金と合算して請求されるので、支払いが楽になるのもメリットです。
セキュリティ対策オプションあり!おすすめの格安SIM会社をご紹介!
セキュリティ対策オプションを提供する格安SIMはたくさんあり、その中でもとくにおすすめなのが以下の7社です。
セキュリティ対策オプションがあるおすすめの格安SIM
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- ワイモバイル
- mineo
- IIJmio
- イオンモバイル
楽天モバイル
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」概要 | |||
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
データ容量 | 3GBまで | 3~20GBまで | 20GB以上 |
通話料 | 国内通話無料(Rakuten Link使用時) 22円/30秒(標準アプリ使用時) |
||
5G対応 | ◯ |
楽天モバイルで利用できるセキュリティオプション
- ノートンモバイルセキュリティ:月額220円
- あんしんコントロール by i-フィルター:月額330円
楽天モバイルではセキュリティアプリとフィルタリングサービスが用意されています。
必要最低限なオプションのみを用意しており、シンプルで分かりやすいのが特徴です。
セキュリティアプリはノートンモバイルセキュリティが提供されているので、危険なWebサイトやアプリ、Wi-Fiを利用しようとすると警告が表示されるため、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺を事前に防げますよ。
UQモバイル
UQモバイル 料金プラン概要 | |||
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
月額基本料 | 2,365円 | 2,277円・3,465円 | 3,278円 |
月額基本料 (最大割引時) |
1,078円 | 990円・2,178円 | 割引無し |
データ量 | 4GB | 1GB・15GB | 33GB |
低速時速度 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
無料通話 | 付帯なし | 10分以内通話無料 | |
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
UQモバイルで利用できるセキュリティオプション
- あんしんフィルター for au:無料
- 未成年WEBフィルター:無料
- 位置検索サービス:月額418~1,099円(単体契約は不可)
UQモバイルでは子供向けのフィルタリングサービスが無料で利用できるので、子供用のスマホにピッタリですね。
位置検索サービスはスマホを遠隔操作で探せるサービスなので盗難や紛失の際もすばやくスマホを発見でき、以下のサポートサービスに含まれる機能の1つです。
- 故障紛失サポート
- 故障紛失サポート with Cloud
- 故障紛失サポート with AppleCare Services
- 故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+
- 使い方サポート
- 安心サポートパック
ワイモバイル
ワイモバイル料金プラン シンプル2概要 | |||
S | M | L | |
月額料金 | 2,365円 | 2,915円・4,015円 | 2915円・5,115円 |
各種割引適用後料金 (契約翌月以降) |
1,078円 | 1,078円・2,178円 | 1,078円・3,278円 |
データ容量 | 4GB | ~1GB・20GB | ~1GB・30GB |
低速時速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
通話料 | 22円/30秒 | ||
データ繰り越し | ◯ | ||
5G対応 | ◯ |
※表は右にスクロールできます
ワイモバイルで利用できるセキュリティオプション
- セキュリティパックプラス:月額660円
- セキュリティチェッカー powered by McAfee:月額350円(iPhoneのみ)
- フィルタリングサービス:無料
- 紛失ケータイ捜索サービス:月額550円~
- 遠隔初期化サービス:無料
- 安心遠隔ロック:無料
- 位置ナビ:無料(検索者側は月額220円)
ワイモバイルは非常にたくさんのセキュリティオプションが用意されています。
おすすめはセキュリティパックプラスで、迷惑電話ブロック+セキュリティソフト+詐欺対策アプリの3つがセットになっています。
セキュリティパックプラスの内容
- 迷惑電話ブロック
- iPhone:セキュリティチェッカー、Android:スマートセキュリティ
- 詐欺ウォール / Internet SagiWall
セキュリティパックプラスを契約するだけで、さまざまな危険に対処できますよ。
UQモバイル同様フィルタリングサービスは無料なので、子供にスマホを持たせる場合も余計なコストはかからずにすみますよ。
mineo
mineo 「マイピタ」概要 | ||||
月額基本料 (音声SIM) |
1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
月額基本料 (データSIM) |
880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
データ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
低速時速度 | 200Kbps | |||
通話料 | 22円/30秒 | |||
データ繰り越し | ◯ | |||
5G対応 | ◯ |
mineoで利用できるセキュリティオプション
- ウイルスバスター モバイル 月額版:月額297円
- メールウイルスチェックサービス:月額220円
- 安心フィルタリング:月額385円
- ジュニアパック:月額220円
- シニアパック:月額220円
mineoではウイルスバスター モバイルが利用できます。
国内トップシェアを誇るセキュリティソフトで、多機能ながら動作も軽いのが特徴、不正アプリ・Web対策にプライバシー保護、フィルタリング、盗難・紛失対策などさまざまな機能を搭載しています。
ジュニアパックとシニアパックは月額220円で11種類のアプリが使い放題になるアプリパックです。
どちらもセキュリティソフトが含まれているので、子供やシニア層でも安心してスマホを使えますよ。
※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
IIJmio
IIJmio 「ギガプラン」概要 | ||||||||
月額基本料 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,700円 | 3,300円 | 3,900円 |
データ量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
低速時速度 | 300Kbps | |||||||
通話料 | 11円/30秒 | |||||||
データ繰り越し | ◯ | |||||||
5G対応 | ◯ |
IIJmioで利用できるセキュリティオプション
- みまもりパック:月額550円
- ウイルスバスター モバイル 月額版:月額275円
- マカフィー モバイル セキュリティ:月額275円
- i-フィルター for マルチデバイス:月額396円
- Smart・Checker (MyPermissions):月額385円
みまもりパックはウイルスバスター モバイル 月額版とi-フィルター for マルチデバイスがセットになった子供向けのパックで、個別に契約するよりも月額料金が121円安くなります。
IIJmioのセキュリティオプションは初回申込みに限り2ヶ月無料で利用できます。
実際に利用して動作をチェックできるのはうれしいですね。
イオンモバイル
データ容量 | 月額料金 |
0.5GB | 803円 |
1GB | 858円 |
2GB | 968円 |
3GB | 1,078円 |
4GB | 1,188円 |
5GB | 1,298円 |
6GB | 1,408円 |
7GB | 1,518円 |
8GB | 1,628円 |
9GB | 1,738円 |
10GB | 1,848円 |
20GB | 1,958円 |
30GB | 3,058円 |
40GB | 4,158円 |
50GB | 5,258円 |
イオンモバイルで利用できるセキュリティオプション
- イオンスマホ安心パック:月額660~770円
- イオンスマホセキュリティ:月額165円
- イオンモバイルセキュリティPlus:月額220円
- 子どもパック:月額165円
- Filii:月額400円
イオンモバイルではイオンスマホセキュリティというセキュリティオプションを提供しています。
スマホをリアルタイムにスキャンし、有害なウイルスを検知してくれます。機能は必要最低限ですが、月額料金は165円と割安です。
月額200円のイオンモバイルセキュリティPlusにはSNSフィルタリング機能も搭載されています。
さらにSNSで繋がっている人が分かるFiliiも用意されているなど、SNS対策に力を入れているようですね。
子供向けアプリをまとめた「子どもパック」もあるため、子供向けのスマホにも向いています。
安心安全!ソフト会社のセキュリティアプリ3つを比較
セキュリティアプリは非常にたくさんの種類がありますが、どれを導入すれば良いのか迷ってしまいますよね。
ここでは特におすすめのセキュリティアプリ3つを紹介します。
おすすめのセキュリティアプリ
- ウイルスバスター モバイル
- McAfee(マカフィー)モバイルセキュリティ
- i-フィルター for マルチデバイス
ウイルスバスター モバイル
ウイルスバスター モバイルの基本情報 | |
対応OS | Android/iOS |
販売価格(公式サイト) | 2年版:5,741円 1年版:3,122円 |
主な機能 | 不正Webサイトへのアクセスブロック Webサイト安全性チェック 不正アプリのインストール前ブロック SMSスキャン SNSプライバシー設定チェック 決済保護モード フィルタリング リモートロック・データ消去 |
日本国内でトップのシェアを誇る「ウイルスバスター」のスマホ向けセキュリティソフトです。
セキュリティ関連の機能がこれでもかと搭載されています。
不正サイトやアプリ、ウイルス対策はもちろんプライバシー保護やフィルタリングからスマホの最適化、さらに盗難・紛失対策までバッチリですよ。
公式サイトでの販売価格は2年版が5,741円、1年版が3,122円ですが、格安SIMのセキュリティオプションなら月額課金プランも利用できます。
本記事で紹介した中ではmineoとIIJmioで加入可能です。
McAfee(マカフィー)モバイルセキュリティ
McAfee(マカフィー)モバイルセキュリティの基本情報 | |
対応OS | Android/iOS |
販売価格(アプリ内課金) | 3,122円 |
主な機能 | 危険なWebサイトへのアクセスを警告 Wi-Fiの安全性チェック システムスキャン(iOSのみ) セキュリティスキャン(Androidのみ) 個人情報やアカウントの漏えいリスクを検知 セーフブラウジング |
世界的に高い人気を誇るMcAfee(マカフィー)のスマホ向けセキュリティアプリです。
動作が軽快なので、スマホのパフォーマンスが悪くなる心配がありません。
危険なサイトの警告やWi-Fiの安全性チェック、スマホ本体のスキャンなど基本的な機能は網羅されているので、ウイルスバスター モバイル同様、とりあえずスマホに入れておけば安心ですね。
今回取り上げた格安SIMでは、IIJmioがセキュリティオプションとして提供していますよ。
i-フィルター for マルチデバイス
i-フィルター for マルチデバイスの基本情報 | |
対応OS | Android/iOS/Windows |
販売価格(公式サイト) | 年額版:4,400円/台~ 月額版:366円/台~ |
主な機能 | リモート管理 利用時間制限 位置情報確認 ブロックサイト履歴確認 WEBフィルタリング機能 見て良いサイト/見せたくないサイトの登録 アプリケーション制御機能 アプリ警告機能 |
Android/iOSに加えてWindowsパソコンでも使えるフィルタリングソフトです。
子供が有害なサイトや悪意のあるアプリを利用するのを防いでくれます。
ネットの利用状況の管理や利用制限もできるため、スマホの使い過ぎ防止にもピッタリです。
なお、ウイルス対策やフィッシング詐欺対策などの機能は無いので、ウイルスバスター モバイルやMcAfee(マカフィー)モバイルセキュリティといったセキュリティアプリとセットで使うのがおすすめです。
格安SIMでセキュリティアプリを使う時によくある質問
最後に、格安SIMでセキュリティアプリを使う時によくある質問についてまとめました。
それぞれの質問に対し詳しく回答するので、ぜひチェックしてください。
Q1. セキュリティアプリを解約する時はどうすれば良い?
アプリの設定から解約・退会に進むことができます。
ただし、キャリアが扱っているセキュリティアプリなどキャリアのオプション扱いのアプリの場合はキャリアからオプション解除という形で解約する必要があります。
利用しているアプリによって解約方法は異なるのでアプリごとに確認しましょう。
Q2. SIMフリーのスマホでもセキュリティアプリは対応している?
SIMフリースマホでもセキュリティアプリは利用できます。
ただし、アプリによっては対応している機種やOSのバージョンが限られているので、事前に確認することをおすすめします。
Q3. 普段どんな使い方をしているとウイルスやハッキングの危険がある?
WEBサイトやアプリにアクセスする頻度が高ければ高いほど、ウイルスやハッキングの危険性は高まりますが、以下の点を注意していればウイルスに感染するリスクを下げることができるでしょう。
- 二段階認証を利用する
- フリーWiFiは知名度の高い会社のもの以外は避ける
- WEBサイトやアプリ上の広告などをむやみにタップしない
- 不審なメールやSMSに掲載されるURLにアクセスしない
フィッシング詐欺などの手口も多様化しているので、少しでも不審な点があるWEBサイトやアプリは触れないのが吉です。
一方で、日頃どれほど用心していてもウイルスやハッキングの危険は身近にあるので、不安な方はセキュリティアプリを入れておく方が安全です。
セキュリティ対策を万全にして格安SIMを利用しよう!
以上、格安SIMのセキュリティ対策について徹底解説しました。
ポイント
- 格安SIMのセキュリティレベルは大手キャリアと変わらない
- iPhoneとAndroidでは、iPhoneのほうがややセキュリティに優れている
- セキュリティ対策をしないと個人情報漏えいや乗っ取りといった被害に遭う恐れがある
- 画面のロックと二段階認証は必須かつ有効性の高い対策
- 詐欺サイトやメールのURLは安易にクリックしない
- 子どものスマホにはフィルタリングアプリを入れる
- セキュリティアプリを入れるのもおすすめ
- 格安SIM各社で提供されているセキュリティオプションも活用する
- 代表的なアプリはウイルスバスター、マカフィー、i-フィルター
スマホを安全に使うには適切なセキュリティ対策が必須で、これは大手キャリアにも格安SIMにも同じことが言えます。
「セキュリティ対策って難しそう」と思う人もいるでしょうが、そこまで身構える必要はありません。
画面ロックや二段階認証を活用する、怪しいURLをクリックしないなど基本を徹底するだけで効果的です。
格安SIMで提供されているセキュリティオプションを活用しても良いでしょう。
本記事を参考にてセキュリティ対策を実施し、スマホを安全に利用してくださいね。
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