


実は、Xperiaはこれまでは大手携帯会社のみで扱われていましたが、最近では格安SIMでも購入できるようになりました。
しかも、格安SIMでXperiaを契約すると大手携帯会社よりもずっと安いんです!
私もこの記事を執筆するにあたって具体的に金額を調べたのですが、格安SIMであれば大手携帯会社の半額ほどでXperiaが持てることが判明…!(笑)
もちろん、格安SIMと大手携帯会社では条件が異なる部分がありますので、全ての方におすすめ!とはいきませんが、それでも格安SIMで十分な方もたくさんいると思うんです。特にスペックへのこだわりがないなら、大手携帯会社ではなく格安SIMでXperiaを使うのがおすすめです。
とは言え、いくら「安い!」「おすすめ」と連呼してもイメージしづらいと思いますので、この記事では具体的な金額をご紹介していきたいと思います!
Xperiaの購入や機種変更を考える!という方、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
Xperia(エクスペリア)って一体どんなスマホ?
出典:IIJmio公式サイト(https://www.iijmio.jp/device/)
Xperia(エクスペリア)はAndroidスマホの中でも特に人気が高く、多くの方が愛用しています。
XperiaはSONYが開発しているスマホであり、現在は以下の3種類のシリーズが主なラインナップです。
- Xperia 1/5シリーズ:ハイエンドモデル
- Xperia 10シリーズ:ミドルレンジモデル
- Xperia Aceシリーズ:エントリーモデル
10万円以上の価格でとにかくスペックの高さを追求しているXperia 1/5シリーズは、性能にこだわりを持つ方におすすめです。
Xperia 10とXperia AceシリーズはXperia 1/5と比較して安価であり、性能も初心者向けから中堅程度のスペック。
安価で購入できる点から、格安SIMでもセット販売される頻度が高いですよ。
このように、スペックの程度ごとにシリーズが作られているので幅広いユーザー層に人気があります。
結論:Xperiaは格安SIMで契約すると2年総額で8万円前後安い!
出典:UQモバイル公式サイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/products/sp/sony_xperia_ace_iii/)
ズバリ!結論から言うと、Xperiaを格安SIMで契約すると大手キャリアより年間約4万円、2年総額だと8万円前後安くなります。


ではでは、実際に大手キャリアと格安SIMでXperiaを契約した際の月額料金を、
- データ通信量は月3GB
- 大手キャリアではXperia10 IVを購入、格安SIMではXperia Ace Ⅲを購入
という条件でシュミレーションしていきましょう!
Xperia Ace ⅢをUQモバイル・ワイモバイルで契約した場合の料金:年間6~7万円ほど
出典:UQモバイル公式サイト(https://www.uqwimax.jp/mobile/products/sp/sony_xperia_ace_iii/)
まずは、格安SIMでXperia Ace Ⅲを利用する場合の料金を見てみましょう。
格安SIMのうち、Xperia Ace Ⅲを購入できるのはUQモバイルとワイモバイルの2つです。
それぞれの契約プランは以下の通りです。
また、ワイモバイルでは一括支払いのみ対応なので一括支払いで計算していますが、UQモバイルは24回払いで購入すると仮定します。
UQモバイル | ワイモバイル | |
月額基本料(税抜) | 2,365円 | 2,178円 |
端末代 | 138円(初回146円) | 3,980円(一括のみ) |
月額料金合計 | 2840円(2855円) | 2,748円(初月のみ6,158円) |
1年総額 | 30,044円 | 36,386円 |
2年総額 | 60,088円 | 69,362円 |
2年総額はUQモバイルの方が安いです。最終的にはおよそ10,000円ほど変わってきます。

【ドコモ】Xperia10 IVを契約した場合の料金:年間9万円ほど
続いてはドコモでXperia10IVを契約した場合の料金を見ていきましょう。
契約プランは以下の通りです。
- プラン:irumo(3GB ,定期契約なし)+5分通話無料オプション
- 端末:24回払い+スマホトクするプログラム
ドコモでは残価設定分を除いた金額を24分割し、23ヶ月目に返却すると残債が免除される「いつでもカエドキプログラム」を利用して端末を購入するとします。
月額基本料 | 3,047円 |
端末代 | 857円 |
月額料金合計 | 3,904円 |
1年総額 | 46,848円 |
2年総額 | 93,696円 |
月額料金は3,904円、2年総額では93,696円となりました。
UQモバイル、ワイモバイルの1.5倍の料金ですね…。

【ソフトバンク】Xperia10 IVを契約した場合の料金:年間7.5万円ほど
出典:ソフトバンク公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/products/smartphone/xperia10m4/)
続いてはソフトバンクでXperia10 IVを契約した場合です。
- プラン:ミニフィットプラン+(~3GB)+準定額オプション
- 端末:48回払い+新トクするサポート利用
ソフトバンクでは「新トクするサポート」を使って48回払いで購入し、25ヶ月目以降に特典利用申し込みと、機種回収をすると最大24回分の機種代金支払いが不要になります!
月額基本料 | 5,478円 |
端末代(プログラム利用料含む) | 917円 |
月額料金合計 | 6,395円 |
1年総額 | 76,740円 |
2年総額 | 153,480円 |
月額料金は6,395円、2年総額は153,480円となりました。
3キャリアの中ではソフトバンクが最も機種代金が安いですが、月額料金はUQモバイル/ワイモバイルより3,000円以上も高いです。

【au】Xperia10 IVを契約した場合の料金:年間9万円ほど
続いてはauでXperia10 IVを契約した場合の料金です。
- プラン:スマホミニプラン5G/4G(~4GB)
- 端末:24回払い+スマホトクするプログラム
auでは24回払いで購入し、機種代金の分割支払いの最終回が不要になるスマホトクするプログラムを利用したとます。
月額基本料 | 6,215円 |
端末代(プログラム利用料含む) | 1,160円(初回のみ1,180円) |
月額料金合計 | 7,375円(初回のみ7,395円) |
1年総額 | 88,520円 |
2年総額 | 177,020円 |
月額料金は7,375円、2年総額は177,020円となりました。
3キャリアの中では一番高く、UQモバイル/ワイモバイルとは倍近い差があります。
auも、端末を24ヶ月目に返却する必要があります。返却しない場合は3年目も端末代を支払い続けないといけません。

auにはXperia Ace Ⅲの取り扱いもあり!
auはだけでなく、UQモバイル/ワイモバイルと同じXperia Ace Ⅲも取り扱っています。
さきほどのXperia10 IVの時と同じ条件でXperia Ace Ⅲを購入した場合の料金は以下の通りです。
月額基本料 | 4,158円(月額3,278円+通話880円) |
端末代(プログラム利用料含む) | 720円(初回のみ740円) |
月額料金合計 | 4,878円(初回のみ4,798円) |
1年総額 | 54,456円 |
2年総額 | 116,892円 |
Xperia10IVのときより、少し安くなりました。
それでもUQモバイル/ワイモバイルより2年総額だと7万円ほど高いです。
端末代だけを見るとUQモバイル/ワイモバイルよりも安いです。しかし、もとの月額基本料が高いため、結果的には同じ端末でも合計の月額料金では大きな差が出ています。


Xperia 10IVとXperia Ace Ⅲって何が違うの?必ずしもXperia10 IVである必要ある?


ただ、機種が異なるシミュレーションということで「条件が完全に同じではない」と感じている方もいらっしゃると思います(ごもっともです…)。
ただ、Xperia10 IVとXperia Ace Ⅲではそれぞれの特徴があり、全ての方に一方をオススメできるわけではないんです。特に格安SIMを検討している方ははXperia Ace Ⅲでも十分満足できる可能性は高いと思います。

実はXperia10 IVとXperia Ace Ⅲは見た目こそ似ていますが、スペックは大きく異なります。
Xperia10 IVとXperia Ace Ⅲのスペックをまとめてみました。
Xperia10 IV | Xperia Ace Ⅲ | |
サイズ | 約幅67mm×高さ153mm×厚さ8.3mm | 約幅69mm×高さ140mm×厚さ8.9mm |
重量 | 約161g | 約162g |
ディスプレイ | 約6.0インチ、有機EL FHD+ |
約5.5インチ、 HD+ |
OS | Android™12 | Android™ 12 |
CPU | Snapdragon® 695 5G Mobile Platform | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G Mobile Platform |
メモリ | RAM:6GB ROM:64GB | RAM:4GB ROM:64GB |
カメラ | アウト:1,200万画素+800万画素+800万画素 イン:800万画素 |
アウト:1,300万画素 イン:500万画素 |
バッテリー | 3,000mAh | 4,500mAh |
防水・防塵 | 防水:IPX5・IPX8 防塵:IP6X | 防水:IPX5・IPX8 防塵:IP6X |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
ワンセグ | × | × |
Xperia10 IVとの本体サイズや重量、ディスプレイサイズはほとんど同じです。

Snapdragon® 695 5G Mobile Platformはミドルスペックです。
高性能・多機能で「最新機能にこだわらず、十分な機能が備わっているスマホ」を求めているユーザーは、これでも十分に満足できるでしょう。
Xperia10 IVは超高性能なCPUと大容量メモリにより、3Dゲームもサクサク動作します。カメラはトリプルレンズで広角な写真やズーム写真など、多彩な写真を撮影可能です。



Xperia Ace Ⅲでも十分な人はこんな人!
出典:SONY公式サイト(https://xperia.sony.jp/xperia/acem3/)
前の段落でご紹介したように、Xperia Ace ⅢはXperia10 IVよりもスペックが抑えられています。
とは言え、決して低スペックで使いにくいというわけではありません。


Xperia Ace Ⅲはエントリーモデルなので、ミドルススペックスマホのXperia10 IVと比べるとスペックやカメラは劣ります。
しかし、あくまでもハイエンドモデルと比べたら物足りないだけで、普通に使う分には全く困らない性能です。

Xperia10 IVの定価は約6万円、スマホおかえしプログラムのような端末補助を利用しても4万円ほどかかります。
一方、Xperia Ace ⅢはUQモバイルなら15,815円、ワイモバイルなら13,680円で購入可能です。とにかく安くXperiaを使いたいなら、Xperia Ace Ⅲも十分おすすめです。

Xperia10 IVを選んだ方がいい人
出典:SONY公式サイト(https://xperia.sony.jp/xperia/xperia10m4/)
一方、以下のような人はXperia10IVを選んだ方が良いでしょう。
こんな方はXperia10 IVがおすすめ!
- 3Dゲームを快適にプレイしたい人
- カメラ性能にこだわる人
Xperia10 IVは超高性能なCPUと6GBの大容量メモリを搭載し、とにかくスペックが高いです。
動作の重い3Dゲームもサクサク快適にプレイできるでしょう。
Xperia10 IVはカメラ性能も高いです。夜景や広角写真など、Xperia Ace Ⅲでは撮れない写真を撮影できます。
いくら安いとは言え、スペックやカメラにこだわる人がXperia Ace Ⅲを買うと物足りなく感じるでしょう。
そのような人は、多少高くてもXperia10 IVを購入しましょう。

格安SIMと大手携帯会社の違い:格安SIMでも不便なし!特にUQモバイルとワイモバイルはサービスの質が高い!


ただ、いくら安くても使いにくかったり不便だったりしたら、意味がないですよね。

というのも、Xperia Ace Ⅲを購入できるUQモバイルとワイモバイルは大手キャリアのサブブランドなのでサービス品質が高いです。
格安SIMの最も大きなデメリットは通信速度の遅さですが、UQモバイルとワイモバイルは大手キャリアに劣らないくらい速いです。
一般的な格安SIMだと速度が著しく遅くなる平日お昼や夕方も、快適な速度がでます。また、全国各地に専門ショップがあり、大手キャリア並みのサポートを受けることも可能です。
さらに、他の格安SIMでは使えないキャリアメールやキャリア決済が使えるのも、大きなポイントですね。


大手携帯会社から格安SIMへの乗り換えステップ
最後に、大手携帯会社から格安SIMへ乗り換えるステップを簡単に確認しておきましょう。
- MNP予約番号を取得する
- 格安SIM(UQモバイル/ワイモバイル)を申し込む
- 端末が届いたら回線切り替えをする
大手キャリアから格安SIMに乗り換える際に、今使っている電話番号を引き継ぎたい人は「MNP」という制度を利用します。
MNPを利用するには事前に大手キャリアから「MNP予約番号」を取得しておく必要があります。取得方法はいくつかありますが、各キャリアのサポートに電話をするのが楽ですよ。
- ドコモ:ドコモ携帯から151または一般電話から0120-800-000
- au:au携帯から0077-75470
- ソフトバンク:ソフトバンク携帯から*5533または一般電話から0800-100-5533
※受付時間はいずれも午前9時~午後8時
なお、現在はMNPのワンストップ方式があるため大手キャリアからUQモバイル、ワイモバイルへの乗り換えは予約番号が不要です。
MNP予約番号を取得したら格安SIMを申し込みます。
UQモバイルとワイモバイルはどちらも店舗がたくさんありますが、申し込みはキャンペーンがお得なオンラインがおすすめです。
初めてだと自分だけで申し込めるか不安かもしれませんが、オンラインからの申込はとても簡単で、20分くらいで終わりますのでぜひ挑戦してみてください。

ただ、ここまでざくっとだと難しく感じる方もたくさんいらっしゃるかと思うので、今回は乗り換えのステップを1つ1つ丁寧にご紹介した記事を用意しました!
実際に乗り換えをする!となった時はぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
以上、大手キャリアと格安SIMそれぞれでXperiaを契約した場合の料金を比較してみました。
ポイント
- 大手キャリアではXperia10IV、格安SIMではXperia Ace Ⅲが購入可能
- 格安SIMでXperiaを買うと、大手キャリアより年間で4万円以上お得
- スペックはXperia10 IVのほうがXperia Ace Ⅲより高い
- 普段使いであればXperia Ace Ⅲでも問題なし
- UQモバイルとワイモバイルはサービス品質が良く、使い勝手は大手キャリアと変わらない
格安SIMで購入できるXperia Ace Ⅲは普段使いなら問題ないレベルなので。こだわりがないなら十分です。
UQモバイルとワイモバイルも格安SIMながらサービス品質が良く、使い勝手は大手キャリアとさほど変わりません。Xperiaを安く使いたいなら本当に格安SIMがおすすめですので、ぜひ検討してみてくださいね!