中学生のお子さんをお持ちの全国の親御さん。
中学生の子どもと、スマホの問題ってなかなか悩ましいですよね?
時代が時代だからこそ持たせてあげたい気持ちはあるものの、持ったら持ったで何かと不安。
そんな親の悩みをよそに子どもは「スマホ、スマホ」と言ってくる。
そんな状況に悩まされていませんか。
私には、中学生の子供はいません。ですが、かつて大手携帯会社で働いていた時は、多くの中学生のスマホデビューを支えてきました。その経験の中で、親御さんとお子さんスマホデビュー問題にアドバイザーとして携わってきた経験もあります。また、塾講師・家庭教師として働いていた時には、日々数多くの中学生と向き合ってきました。
そんな私が考える中学生のお子さんがスマホが欲しいと言ってきた時に、考えるべきこと、事前に知るべきことを当記事では、1つ1つ丁寧にご紹介していきます。
決して短くはない記事ですが、この記事さえ読めば、「スマホを持ちたいといっている中学生のお子さんとどのように向き合えばいいのか、何に注意をすればいいのか」が1から10まで分かる構成になっています。
この記事が、親御さんの悩みの解消する1つのガイドラインになれたらと願っています。
目次
当サイトのスマホGETプロジェクト
当サイトでは、スマホGETプロジェクトと題し、スマホが欲しいお子さんが、親御さんに納得してスマホを買ってもらう方法を「【スマホGETプロジェクト】スマホが欲しい!親がダメ!どうすればいい?」でご紹介しています。
当記事をお子さんから読むように頼まれた親御さんは、おそらくお子さんが上記の記事を読み、その記事の指示に従ったのでしょう。
上記の記事は1万文字以上の非常に長い記事です。
それをしっかりと読み、親御さんに当記事を読むようにお願いしたということは、あなたのお子さんは非常に真剣にスマホについて考えていると思います。
また、この記事を自ら見つけてきてくださった方は、おそらく、お子さんに日夜スマホが欲しいとせがまれて困っているのだと思います。そして、真剣に、スマホについて考えようとしているのでしょう。
いずれの場合も、あなたがお子さんにスマホを持たせるか真剣に悩んでいる点は同じです。
当サイトのスマホGETプロジェクトのゴールは、お子さんも親御さんも納得、理解した上でスマホを契約することです。
もちろん、場合によってはゴールに到達しないこともあります。しかし、それはそれで問題ありません。このスマホ問題に関して、お子さん・親御さんそれぞれが真剣に向き合い、納得のできる結論が出せればスマホGETプロジェクトは成功と言えるでしょう。
スマホについて考える上で知っておいて欲しいこと4つ
まず、これからスマホについて真剣に考えていくうえで、親御さんに知っておいて欲しい/心得ておいて欲しいことがいくつかあります。
- 子どもには子どもの社会があるということ
- お子さんもあなたと同じくらい真剣に悩んでいるということ
- 意地にならないこと
- お子さんとの信頼関係を大切にすること
子どもには子どもの社会があるということ
まず、子どもには子どもの社会があります。
言葉で言うのは簡単ですが、これを本当に理解するのはとても難しいと思います。強いて言うなら、ママ友社会をイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
その環境にいる人にしか分からない独特な社会の中に子どもたちも生きているのです。
正直、当記事を書いている私も、今時の中学生社会がきちんと分かるわけではありません。しかし、「子どもには子どもの独特な社会がある」と頭に置いておくことは、これからスマホ問題を考える上で非常に大切なことだと思います。
お子さんもあなたと同じくらい真剣に悩んでいるということ
あなたが、お子さんにスマホを持たせるべきか悩んでいるのと同じくらいお子さんも悩んでいます。
「スマホが欲しいけど、お父さん・お母さんがいいって言ってくれない。どうすればいいのか分からない」という思いを抱え、どうすればスマホを持つことができるのか真剣に考えています。
これは一見、お子さんの単なるわがままのように聞こえるかもしれません。「子どものくせに、スマホなんて早すぎる」という一言で片付けられてしまうかもしれません。
しかし、先ほども触れたように、今の子ども達の社会には子ども社会なりのルールがあるのです。そして、そのルールの中でスマホが非常に大きな役割を果たしていることは間違いありません。ですから、お子さんが「スマホが欲しい」と言うのはそこらのおもちゃが欲しいと言うのとは次元が違います。
子ども社会で生きていくためのツールとして欲しいと言っている可能性も大いにあるのです。
もちろんあなたも、大切なお子さんだからこそ、スマホを持たせるべきなのか悩んでいるかとは思いますが、お子さんもあなたと同じくらい真剣だと言うことを念頭に置いておきましょう。
意地にならないこと
意地にならないことはとても大切です。
お子さんが「スマホが欲しい」と言い始めた時、最初は丁寧に向き合っていても、何度も何度もせがまれるうちに対応が面倒になり、そのうちお子さんの言うことに最初ほど耳を貸さなくなるというのはよくある話ですし、自然なことだとも思います。
しかし、その状況が続き、無意識のうちに意地になって「買わない」の一点張りになってしまうことがあります。そうなってしまうと交渉の余地がなくなることを意味しますから、お子さんからすると八方ふさがりの絶望的な状況と言えるでしょう。
スマホを持つことで生じる不安要素やデメリットさえなければ、お子さんにスマホを持たせない理由はないはずです。その不安要素やデメリットをお子さんが全力で解消しようとしている時は、理由なく意地になっていないか一度自分に確認するようにしてあげてください。
お子さんとの信頼関係を大切にすること
スマホを持つか、持たないかをお子さんと話し合う中で、お互いの信頼関係が試される時が幾度か来ると思います。
そんな時は、ぜひお子さんを信じてあげるようにしてあげてください。お父さん・お母さんに信頼されていないと感じるのは、とても辛いことです。ほとんどの場合、お子さんはお父さん・お母さんのことを信頼していますから、自分が信頼している人から信頼されていないと感じるのはとても悲しく、虚しいことだと思います。
それが中学生の多感な時期ならなおさらです。
もちろん、「信頼したい気持ちはやまやまだけど、現実問題どこまで信頼していいのか分からない。大切な子どもだからこそ、不安になってしまう」といった気持ちもあるかと思います。しかし、(正直に言ってしまうと)たかがスマホを持つか持たないかの問題で、お子さんとの信頼関係を大きく失ってしまうのはあまりにももったいなさ過ぎると思いませんか?
後ほど詳しくご紹介しますが、スマホを持つことによって生じる可能性のあるデメリットのほとんどは解消することができます。
万が一、できなかったとしても、一時的なデメリットでしかありません。遅くても大学生になったらほとんどのお子さんがスマホを持つのですから、デメリットはそれまでのものと言えるでしょう。
一方、あなたとお子さんの信頼関係は一生ものです。どんな結論を出すとしても最後はお子さんとの信頼関係を大切にすることを忘れずにいてあげてください。
中学生にスマホを持たせるデメリット・注意点8つ
さて、スマホ問題を考える上で事前に知っておいてほしい4つの項目が確認できたところで、早速に本題に入っていきたいと思います。
まずは、スマホを持つデメリットをみていきましょう。お子さんにスマホを持たせるか、持たせないかを悩んでいるのは、持たせることで生じるデメリットに不安を感じているからではないでしょうか。
例えば、
- スマホにかかるお金が高い
- スマホ漬けになっていまうそうで不安
- LINEでのいじめが不安
- 学校の成績が落ちてしまいそうで不安
- 目が悪くなる
- 出会い系など犯罪に巻き込まれそうで不安
- 家でのコミュニケーションが減ってしまいそうで不安
- まだスマホを持つには早すぎる
といったところです。
もちろん、これらのデメリットはスマホを持つ上で無視できないでしょう。ただ、これらは全て、見方考え方次第で、不安要因から外すことができるのです。
スマホにかかるお金が高い=格安SIMで解決
1つ目は金銭的な問題です。
スマホを持つのにはとにかくお金がかかる!とお考えの方がたくさんいらっしゃるかと思いますが、最近は毎月1,000円以内でスマホが契約できるリーズナブルな携帯会社があります。
例えば、格安SIMなら毎月500円未満からスマホを持つことができます。
格安SIMも色々な種類があるのでどれが良いのか迷ってしまいますが、当サイトでは主要な格安SIM各社の比較をしていますので、ご興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
特にmineoやIIJmioはリーズナブルなプランを用意しています。これらの携帯会社を利用すれば、毎月のスマホ代は2,000円以内に抑えること可能です。
もちろん、スマホを使うにはスマホ本体代金も考えなければなりませんよね。ご自身がiPhoneや最新のAndroidスマホを使っている場合は特に、スマホは高いというイメージを持たれている方も多いかと思います。
しかし、なんと最近のスマホは1万円代で購入することができます。1万円ならお子さんの誕生日プレゼントにしてもいいですし、お年玉での購入も可能な金額でしょう。
格安SIMでも、契約と同時に格安スマホを購入することが可能です。この場合は、すぐに使える状態でお家に配送されますので、初期設定の手間も省けて非常に便利です。
ちなみに、格安SIMではなく、大手キャリア(且つ従量制プラン)で子どもに持たせた事で月額料金がとんでもない金額になってしまった事例として「中学受験(受検)のアレコレ」様の記事が大変参考になります。
実体験を参考にした記事になってますので、ぜひこちらもご覧ください!
>>スマホを子供にいつから持たせるか?ベストな時期を見極めよう
スマホ漬けになっていまうそうで不安=事前に一定のルールを決める
「スマホを持つとスマホ漬けになってしまうのではないか」
これは多くの親御さんが抱えている不安です。
確かに、スマホを手にすることによって、スマホをじっと見つめる時間ができるでしょう・スマホばっかりいじり、勉強をしなくなったり、家族の会話が減ってしまったら困ると不安になるのも当然なことだと思います。
しかし、スマホ漬けへの不安の大きさはいつスマホを買い与えるとしても同じです。
言い換えると、今スマホを買い与えようが、高校生になってから買い与えようが、あなたの「スマホを買ったらスマホ漬けになってしまうんじゃないか」と不安に思う気持ちが変わることはありません。
また、中高生のお子さんは我慢させればさせるほど、スマホをようやく手にした時にその反動でどっぷりはまってしまう傾向があります。
以上のポイントを考慮すると、スマホを欲しがるお子さんをひたすら我慢させるのではなく、ルールを守ることを条件に買ってあげるのも1つの手かと思います。
例えば、
ルール一例
- 食事中はスマホをいじらない
- お父さん・お母さんと話している時はスマホをいじらない
- 1日の利用時間を決める
- 夜9時以降はスマホをしまう
- スマホはリビングだけで、自分の部屋には持ち込まない
などです。
もし何度か注意してもルールが守れなかった場合は、スマホを没収するなどの条件を加えてもいいかもしれません。
大切なのは、こういったルールをスマホ購入前にお子さんときちんと決めておくことです。
購入後、後出しのようにルールを設定されてはお子さんも納得いかないでしょうから、事前にきちんと話し合っておくことをオススメします。
LINEでのいじめが不安=いじめはLINEがあろうがなかろうが起きている
スマホを持つにあたって、メッセージアプリLINEでのいじめやトラブルに巻き込まれてしまうのではないかと不安に感じている親御さんもたくさんいらっしゃると思います。
確かに、今時の中学生はLINE上で特定の人の悪口を言ったり無視したりして、友だちをいじめることがあるようです。また、LINEの既読機能が原因でお友だちとトラブルになったり、「すぐにLINEを返さなきゃ!」と不安な気持ちにさせられたりとトラブルが尽きないのも事実でしょう。
しかし、学校のいじめやトラブルは、LINEを持っていようがいまいが起こり得ます。
LINEがなかった時代は、裏サイトや2チャンネル、掲示板などがいじめの場に使われていました。手段方法は違えど、いじめはいつの時代も存在するのです。
従って、「LINEがあるから、自分の子どもがトラブルに巻き込まれる」「LINEを使っていないから自分の子どもは大丈夫」と考えるのは適切とは言えません。
加えて、あなたが本当に心配しているのは、LINEでトラブルに巻き込まれることよりも、自分の子どもがトラブルに巻き込まれていることを知らずに、子どもが悲しい思いをすることではないでしょうか。
LINE(スマホ内)でのトラブルは親御さんの目に触れる機会が少ないですよね。親御さんの知らないところで、いじめやトラブルが発生し、お子さんが辛い思いをすることが心配なのです。
この問題も、お子さんときちんとルールを決めることで対応することができます。
一番有効的なのは
有効的なルール
LINEやSNSで困ったことがあったら、お父さん・お母さんに相談する。
と約束することです。
不安な方は、これに加えて、スマホにはロックをかけない、お父さん・お母さんが定期的にチェックをするという項目を加えても良いかもしれませんが、やり方によってはお互いの信頼関係を失ってしまう可能性がありますので、十分な注意が必要ですね。
学校の成績が落ちてしまいそうで不安=一定の利用ルールを決める
続いては学校の成績に関してです。スマホを持つことによって、成績が落ちてしまうのではないかと不安に思うのはとても自然なことです。
この問題に関しても事前にルールを決めるのが有効的です。
例えば、
- 自分の部屋にはスマホは持ち込まない
- 学校のテストの順位が○位以下になったらスマホは次のテストまで没収
- スマホが使えるのは○時〜○時まで
- テスト期間中はスマホを使わない
などが挙げられますね。
この中で一番効果があるのは、2つ目の「学校のテストの順位が○位以下になったらスマホは次のテストまで没収」でしょう。このルールであれば結果が全てですので喧嘩になる可能性が低いと考えられます。
また、スマホには辞書アプリや、英単語学習アプリがたくさん入れられます。フィルタリングサービスを利用して、スマホに入れることのできるアプリを学習系アプリのみに制限するなどの工夫をすることができますね。
フィルタリングサービスに優れている携帯会社は楽天モバイルやTONEモバイル です。この2つであれば、必要に応じてアプリの制限や利用時間の制限を簡単にかけることが可能です。
目が悪くなりそうで不安=設定でブルーライトカット
スマホばかり見ていると目が悪くなってしまうのではないかと不安に思っている方もいらっしゃるかと思います。
確かに長時間一定の距離を見たり、スマホのブルーライトによって目に悪影響がでる場合も十分にあります。
しかし、最近のスマホはブルーライトをスマホの設定から軽減できたり、ブルーライト防止のシールをスマホに貼ったりすることができます。また、長時間の利用に関しては、30分見たら一度遠くを眺めるようにするなどの工夫をすれば、それほど大きな被害はでないでしょう。
https://digital-plus.co.jp/mobile/device-iphone-night-shift/
出会い系など犯罪に巻き込まれそうで不安=フィルタリングサービスを利用する
スマホを持つことによってお子さんが犯罪に巻き込まれてしまったら大変ですよね。確かにインターネット上には若い子たちを都合いいように利用しようと企てている大人がいるのも確かです。
この問題に関しては、先ほどから何度か触れているフィルタリングサービスが有効です。
詳しい機能は「これで無料なの!?中学生・高校生用フィルタリング充実しているオススメ携帯会社3選!」でご紹介していますが、ウェブサイトのフィルタリングはもちろんのこと、アプリのブロック、お子さんの居場所の確認まですることができます。
また、何かがおかしいな感じた時には、お子さんが閲覧してるウェブサイトまで事細かに確認することができるので非常に安心かと思います。
家でのコミュニケーションが減ってしまいそうで不安=一定のルールを決める
スマホを持つことでお家でのコミュニケーションが減ってしまうことを不安に感じている方。
スマホを持つとお家でもお友だちとLINEをしたり、SNSをチェックしたりと家族で会話をする時間が減ってしまう可能性もあるでしょう。これは、冒頭で解説した「スマホ漬けにならないか不安」の部分と非常に似ていて、お互いにルールを決めることできちんと対応できるはずです。
例えば、
- 食事中はスマホをいじらない
- スマホを食事のテーブルには置かない
- 夜9時以降はスマホをしまう
- スマホを持って、自分の部屋にこもらない
などです。
特に食事中のスマホは、親子の大切な時間を奪ってしまいますから、ルールとして事前にきちんと決めておいた方がいいでしょう。また、家族で買い物・旅行に行く際にはスマホは家に置いておくなどのルールを決めのも有効的かもしれません。
まだスマホを持つには早すぎる・必要ない=明確な理由が必要
最後は「スマホを持つには早すぎる・必要ない」です。
これはスマホが欲しいというお子さんに対して一番よく使われる言葉です。ただ、この言葉は非常に曖昧で、お子さんが理解をするのはとても難しいです。
「早すぎる」を理由としてスマホを持つことをダメと言っているのであれば、「何をもってして早いと考えているのか」「何が早いのか」をきちんとお子さんに伝えてあげる必要があるでしょう。
例えば「スマホを適切に使えるようになるには早すぎる」なのか「スマホでできる機能を使うには早すぎる」なのか、はたまた「スマホが必要になるには早すぎる、必要性がない」なのか、その意味を明確にしてあげる必要があります。
加えて、「スマホがまだ必要ではない、必要になるには早すぎる」というのは、あなたが決めることではありません。
「必要か・必要ではないか」はあなたのお子さんが感じることです。
お子さんが自分の属する社会の中で必要だと感じ「スマホが、これこれこういう理由で必要」ときちんと説明できるのであれば、それは本当に必要なのだと思います。
しかし、その必要性に対してデメリットが多数あるため、スマホを持たせるべきか持たせないべきかを悩んでいるのです。
もし、あなたのお子さんが、スマホの必要性をきちんと説明できるのであれば、それを「まだ早すぎる」という一言で片付けてしまうのではなく、必要性を一度はきちんと認めてあげてください。
そして「早すぎる」と考える明確な理由を伝えてあげてください。大人の目線でみて必要ではないと感じる事柄でも、子ども社会では「必要なこと」である可能性は大いにあるのです。実際に買ってあげるあげないは別にして、必要性を認めてあげることは非常に大切なことでしょう。
中学生にスマホを持たせるメリット4つ
中学生にスマホを持たせるデメリットが確認できたところで、次はメリットを洗い出してみたいと思います。すでにあなたがスマホを持っていれば感じていることだとは思いますが、スマホを持つことにはとてもたくさんのメリットがあります。
その中でも、中学生のお子さんがスマホを持つことで、お父さん・お母さんが受けられるメリットに焦点をあててみましょう。
- 連絡がすぐに取れる
- お迎えが楽チン
- 居場所がわかる
- 家族に一気に連絡をとることができる
連絡がすぐに取れる
スマホを持っていると、連絡がいつでもどこでも取れるようになります。
中学生になりお友だちと出かける機会が多くなると、何時頃帰ってくるのか、今どこら辺にいるのかは常に気になりますよね。お子さんがスマホを持っていれば、LINEですぐに連絡を取ることができます。LINEなら既読機能がありますので、返信がなかったとしてもせめて読んだのか読んでいないのかが分かり便利です。
また、お子さんがお出かけしている場合だけに限らず、お父さん・お母さんの帰りが遅くなる際にも連絡が取りやすいのは便利ですね。
お迎えが楽チン
また、塾や習い事をしているお子さんをもつ親御さんにとってお迎えはとても大切なお仕事ですよね。スマホを持っていれば、塾のクラスが延長したり、自習室に寄ってから帰ることになってもすぐに連絡ができお迎えが楽チンになります。
また部活動で帰りが遅くなることもあるかと思います。そんな時、暗い道を1人でトコトコ帰らせるのは心配ですから、スマホで連絡が取れればお迎えにいってあげることもできますね。
居場所がわかる
スマホを持っていると、お子さんの居場所を地図上で確認することができます。
LINEモバイルやTONEモバイルの位置情報サービスを便利ですが、「Life 360」などの無料アプリをダウンロードすれば、居場所はもちろんのこと特定の位置に到着・出発した際に通知を送るなどの設定をすることができるので、さらに便利にお子さんの居場所を知ることができるでしょう。
物騒な世の中ですから、スマホでお子さんの居場所が分かるのはとても安心ですよね。
家族に一気に連絡を取ることができる
最後は「家族に一気に連絡を取ることができる」です。
LINEで家族グループを作っておけば、一度の連絡で家族全員にメッセージを送ることができます。もしお母さんが忙しくてスマホを確認できなくても、お父さんが確認して対応することができれば問題ありませんよね。
緊急事態においても、1つの連絡で家族みんなに状況が伝われば、迅速な対応をすることができるでしょう。
スマホを持たせる前にしておきたいこと=ルールを決めてお子さんを信頼する
当記事をここまで読み、色々悩んだ結果、スマホを持たせてもいいかなと思った親御さん、やっぱりスマホはダメかなと感じた親御さん、色々いらっしゃると思います。
結論はどうにしろ、あなたがスマホをお子さんに持たせると決めた時にぜひしておいて欲しいことを最後にご紹介したいと思います。
それは、ずばり、
一番大切なこと
です。
ここまで何度か触れてきましたが、ルールを事前に決めておくことは非常に大切です。可能であれば口約束ではなく、紙に書いておくと、後で混乱が少ないかもしれませんね。
ここからは私の個人的な意見ではありますが、ルールを決め、それに基づく運用をするというのはお子さんへの尊敬でもあると思います。ルールと言うと、お子さんだけを縛り付けるもののように感じるかもしれませんが、きちんとしたルールは親御さん、お子さんの両方のためにあるものです。
事前にルールを決めておけば、お互い意味のない喧嘩をしたり、信頼関係を失ってしまうこともないでしょう。親御さんの気分次第でお子さんのスマホを制限したり取り上げたりすることも無くなります(大人にも気分がありますからね)。
お互いが納得できるルールを事前に決めて、あとはお子さんを信頼するこれがスマホGETプロジェクトを成功に導く一番の鍵となるでしょう。
まとめ:スマホデビューは事前のルール決めと信頼関係が大切!
いかかでしたか。今回は中学生のお子さんにスマホを持たせるべきか持たせないべきかで悩んでいる親御さんに様々な角度からスマホのメリットやデメリットをご紹介してきました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
中学生のお子さんを持つ親御さんにとって、スマホを持たせるか、持たせないべきかは非常に大きな問題かと思います。特に中学という多感な時期だからこそ、スマホを持たせることによってお子さんが悪い影響をうけたり、辛い思いをするのを不安に感じるのもごく自然なことです。
しかし、あなたのお子さんは、あなたが想像している以上に、自分のことをしっかりと考えています。それをうまく表現できていないだけで、あなたが言うスマホのデメリットも懸念点もきちんと理解しているはずです。
そんなお子さんを時には信頼し、見守ってあげることも非常に大切なことではないでしょうか。
当サイトでは、そんな親御さんの悩みや不安を全力でサポートしたいと考えています。もし何か気になるところや、分からないところがあったら、気軽にコメント欄、Twitter、メールでご連絡くださいね。
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