


LINEモバイルを検討中の方。
「ドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線どの回線で契約した方がいいのかな…」
と頭を悩ませていませんか?
乗り換えるからには、自分にあった適切な方を選びたいですし、間違った方を選んで後で後悔したくないですよね?
ということで、当記事ではLINEモバイルのドコモ回線とソフトバンク回線、au回線を徹底的に比較し、どの回線があなたにとって一番おすすめかご紹介します。
この記事さえ読めば
- あなたにとって一番良い回線の見分け方
- お得な契約方法に手順
- ドコモ回線とソフトバンク回線、au回線の違い
- 契約後の必殺裏技
の4つが初心者の方でもしっかり分かる構成になっています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線は基本料や基本的なサービスは同じ!
まず、前提としてドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線の9割方は同じです。
- プラン
- データフリー対象サービス
- 初期費用
- オプション(一部例外あり)
といったものが全て共通していますのでご安心ください。
どの回線もプランは同じ!
基本プラン | ||
データ量 | 音声通話SIM | データSIM |
500MB | 1,100円 | 600円 |
3GB | 1,480円 | 980円 |
6GB | 2,200円 | 1,700円 |
12GB | 3,200円 | 2,700円 |
データフリーオプション | ||
LINEデータフリー(LINE) | 0円 | |
SNSデータフリー | 280円 | |
SNS音楽データフリー | 480円 | |
その他のオプション | ||
通話料:30秒/20円、10分電話かけ放題:880円、端末保証:450円、 持込端末保証:500円、LINE MUSICオプション:750円(2ヶ月間は無料)、WiFiオプション:200円、 ウイルスバスターオプション:420円、フィルタリングオプション:無料 |

LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
異なるのは、通話系オプションのみ
ドコモ回線、ソフトバンク回線、au回線で異なるのは一部通話系オプションにのみになります。
※表は横にスクロールします。
ソフトバンク回線 | ドコモ回線 | au回線 | |
留守番電話 | 無料 (保存30件 保存期間72時間) |
ー | ー |
留守番電話プラス | 月額330円 (保存100件 保存期間1週間) |
月額330円 (保存20件 保存期間72時間) |
月額330円 (保存99件 保存期間1週間) |
グループ通話 | 月額220円 (最大6人) |
ー | 月額220円 (最大3人) |
迷惑電話ストップ | 月額110円 (最大20件) |
無料 (最大30件) |
月額110円 (最大30件) |
転送電話 | 無料 | 無料 | 無料 |
国際電話 | 無料 | 無料 | 無料 |
国際ローミング | ー | 無料 | ー |
データ追加購入 | 月10回まで (0.5GB/1GB) |
月10回まで (0.5BG/1GB/3GB)、~2020年2月18日契約者は3回まで |
月10回まで (0.5GB/1GB) |
簡潔にいうと、ソフトバンク回線が一番通話系オプションが充実しています。留守番電話が無料で使える点を考慮しても、通話をする機会が多い方はソフトバンク回線が最も使いやすいかもしれません。
一方、ドコモ回線、au回線に関してはほとんど同じと言えそうです。

あなたにぴったりな回線の見分け方:まずはエリアを考えよう!
ではでは、早速「あなたにぴったりな回線の見分け方」を確認していきましょう!
まずは「エリア」を考えましょう。

ドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線では利用可能エリアが異なります。
ドコモ回線 | ソフトバンク回線 | au回線 | |
エリア | ドコモエリア | ソフトバンクエリア | auの4G LTEエリア |
通信可能周波帯(3G) | Band1/6/19 | Band1/8 | ー |
通信可能周波帯(4G) | Band1/3/19 /21/28/42 |
Band1/3/8 /11/28/42 |
Band1/3/11 /18/26/28 /41/42 |


都会にお住いの方は時に気にしなくても問題ないことがほとんどですが、郊外にお住いの方、田舎にお住いの方は、地域によって入りにくい電波と入りやすい電波があることがあります。

そうなんです。
ですから、普段スマホをお使いのエリアで問題なく入る電波の回線を選ぶ必要があります。お家の付近はソフトバンクの電波が入りづらいのに、ソフトバンク回線で契約してしまうと、常に電波が立ちにくいといった状況が発生してしまいます。

まま子さんのように「入りやすい、入りにくい電波なんて分からない」という場合は、どの電波も問題なく入る地域の場合が多いです。「気にならない」ということは問題ないことがほとんどですので、ご安心ください。
それでも不安な場合は、現在お使いの携帯会社と同じ回線(auならau回線)で契約すると良いと思います。すでに問題なく使えているのであれば、安心ですよね。

では、ここからはそれぞれの回線の特徴を確認していきます!
- エリアを考える
- 特定の電波が入りやすい場合は、その回線を選ぶ(入りにくい電波がある場合は、その回線は避ける)
- 問題ない回線の中で、それぞれの回線の特徴をチェックする
といったステップで回線を選べば後悔することはありません。
ドコモ回線の特徴:ドコモのスマホがそのまま使える・国際ローミングオプションが使える
まずはドコモ回線です。
ドコモ回線には
- ドコモのスマホがそのまま使える
- 国際ローミングオプションが使える
という2つの特徴があります。
ドコモ回線あれば、ドコモのほとんどのスマホはSIMロック解除なしでそのまま利用することが可能です。
お手持ちのスマホがドコモで購入したもので「SIMロック解除をするのは不安」「できるだけ乗り換えの手間を少なくしたい」という方はドコモ回線を選ぶと良いです。
また、ドコモ回線はLINEモバイルの中で唯一「国際ローミングオプション」が使える回線です。


海外にほとんど行かれない方は関係ないかもしれませんが、お仕事で海外に行く機会が多い方、海外旅行がお好きな方は国際ローミングが使えると何かと便利です。

ソフトバンク回線の特徴:ソフトバンクのスマホが使える・速度が一番安定・留守番電話が無料・iPhoneがセット契約できる
2つ目はソフトバンク回線です。
ソフトバンク回線には
- ソフトバンクのスマホがそのまま使える
- 速度がLINEモバイルの中で最も安定している
- 留守番電話が無料で使える
- iPhoneがセット購入できる
という特徴があります。


まず、速度に関してですが、LINEモバイルの中ではソフトバンク回線が一番安定しています。
というのも、LINEモバイルはソフトバンクの子会社なんです。ですから公式でも「ソフトバンク回線が最も速度が安定している」と発表されていますし、実際に私も3回線使っていてソフトバンク回線が一番「サクサク使える時間」が多いです。
特に、回線が混雑するお昼の12時や夕方の6時は、ドコモ回線とau回線は速度低下が顕著に感じられることが多いのですが、ソフトバンク回線は「少し速度落ちたかな」くらいで収まることがほとんどです(もちろん時期によって波はあります)。
ですから、速度を重視する方はソフトバンク回線での契約がオススメです。
また、ソフトバンク回線では留守番電話サービスを無料で利用することができます。ドコモ回線とau回線の場合は月額300円かかりますので、留守番電話を利用する方はソフトバンク回線だとお得度が高いと言えるでしょう。
そしてそして…
ソフトバンク回線ではiPhoneもセット契約することが可能です。
ドコモ回線・au回線ではiPhoneの契約はできませんので、LINEモバイルの契約と同時にiPhoneを購入したい方はソフトバンク回線を選ぶ必要がありますね。

au回線の特徴:auのスマホが使える
最後はau回線です。
au回線には
- auのスマホがそのまま使える
という特徴があります。
au回線は、ドコモ回線・ソフトバンク回線と比較するとこれといって特徴はありません。
ただ、auのスマホのほとんどがSIMロック解除なしで利用可能です(一部例外もあります)。
また、速度に関しては回線提供開始から半年ほどは爆速が予想されます。これは利用者数が一定数になると落ち着きますが「爆速の恩恵を受けたい」という方はまだ利用者数が少ないうちに契約してみるのもいいかもしれません。

手持ちのスマホを使う場合は、SIMロック解除のことも念頭に置いておこう!
なお、先ほどから何度か触れていますが、手持ちのスマホをLINEモバイルでそのまま利用する場合は「SIMロック解除」が必要な場合があります。
例えば、ドコモのスマホをau回線で使う場合や、auのスマホをソフトバンク回線で使う場合など、スマホの購入元と契約予定の回線提供元が異なる場合は必ずSIMロック解除が必要です。
また、購入元と同じ回線を利用する場合であっても、機種によってはSIMロック解除が必要な場合があります。



このように、手持ちのスマホの機種によって状況が異なりますので、契約前に必ず動作確認済み端末リストを確認しましょう。

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/support/device/)
回線が決まったら、いよいよ申し込み!LINEモバイルの申し込み方法
契約する回線が決まったら、いよいよ申し込みですね!
LINEモバイルへの乗り換えは
- MNP予約番号の取得
- LINEモバイルの申し込み
- 開通設定
- APN設定
の4ステップで完了します。
流れはどの回線であっても変わらず、所要時間は合計30分ほどで、とてもシンプルです。
※LINEモバイルは、新規申し込み受付が終了していますので、これから利用することはできません。
ステップ①MNP予約番号の取得
まずは元々の携帯会社に電話します。
MNP予約番号は転出元の携帯会社より取得します。
MNP予約番号取得
- docomo 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)
- (docomoの携帯から)151
- 4を押してオペレータと話す
- au 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)
- (一般電話から)0120-800-000
- (auの携帯・一般電話)0077-75470
- 1を押してオペレータと話す
- SoftBank 受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)
- (SoftBankの携帯から)*5533
- (一般電話から)0800-100-5533
- 1を押してオペレータと話す
また、MNP予約番号はWebからでも発行可能です。
それぞれ、上記からMNP番号をWeb上で発行できます。
なお、MNP予約番号の有効期限は15日ですが、LINEモバイルでは残りの期間が10日以上ないと申し込みをすることができません。
乗り換えはMNP予約番号取得後、5日以内に行いましょう。

ステップ②LINEモバイルの申し込み

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/order/)
MNP予約番号が取得できたら、次はLINEモバイルの申し込みへと進みましょう。
LINEモバイルはLINEモバイル公式サイトより10分程度で申し込み可能です。
申し込みの最初の方で回線の選択画面が出て来ます。ここでお好きな回線を選択するだけでOKです。

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/order/)
そのあとは、プランやオプションの申し込みなど、画面に従って進めていけば問題ありません。

LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
ステップ③・④:初期設定
LINEモバイルはこんな感じで届きます。
LINEモバイルの申し込みが完了したら、商品が届くのをしばし待ちましょう。
通常、LINEモバイルは申し込みから2日、3日で届きます(ただし月末月初は混雑し、1週間程度時間がかかることもあります)。
商品が手元に届いたら、初期設定に移ります。
- 開通設定
- APN設定(LINEモバイルでアンドロイドスマホセット契約をした方は不要な場合あり)
開通設定を行うと、LINEモバイルが開通し、転出元の携帯会社は自動解約となります。


初期設定方法は同封されている説明書にも記載がありますし、当サイトの「LINEモバイルの初期設定とは、ずばりこの2つ!スムーズにLINEモバイルデビュー!」でも解説しています。
誰でも5分程度でできる非常に簡単な設定ですので、ご安心くださいね。
ちなみにLINEモバイルのドコモ回線は、2020年2月19日以降の新プランだと設定項目が変更されています。
Androidスマホの中にはLINEモバイルの初期設定が保存されているものもありますが、古い端末だと古い情報が保存されているケースもあります。LINEモバイルのAPNを選択しても通信できない場合は項目を編集・最新情報にすれば通信可能になりますので試してみてくださいね。
初期設定ができれば、LINEモバイルへの乗り換えは終了です!


LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
回線変更は2020年春より対応予定
ここまで読んでみて
「うーん、まだ迷っちゃう」
とお悩みの方。
そんな方に、とっておきの必殺技をご紹介します。
LINEモバイルでは、回線変更が可能です。


ですから、とりあえず今はあまり深く考えず契約し、何か不便なことがあった時に他の回線に切り替えることも可能なのです。切り替えは、LINEモバイルマイページより数タップで手続き完了しますから、手間もかかりません。

※2023年3月現在、回線変更は、ソフトバンク回線への変更のみお申し込み可能です。
ドコモ・auからソフトバンク回線への変更は可能ですが、ソフトバンクからドコモ・au、auとドコモ間の変更はできませんので注意しましょう。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
ただし!SIMロックには要注意!
お手持ちのスマホで回線切り替えをする方は、SIMロックにご注意ください。

例えば
- ソフトバンク回線で、ソフトバンクスマホをSIMロック解除せずに契約
- ドコモ回線に切り替えを決める
となった場合、ソフトバンクのSIMロックがかかったままのスマホは、ドコモ回線では使えません。逆も同様で、ドコモのSIMロックがかかったスマホはソフトバンク回線では使えません。
そのため、回線変更の可能性がある方は、どちらの回線で契約するとしても、SIMロック解除を行った方が無難です。

まとめ
いかかでしたか。今回はLINEモバイルのドコモ回線・ソフトバンク回線・au回線を徹底比較してみました。
ポイント
- 全回線、プランや基本料は同じ
- 異なるのは一部通話系オプション
- まずはエリアを考え、入りにくい電波の回線は避ける
- ドコモ回線の特徴は「ドコモのスマホがそのまま使えること」と「国際ローミングができること」の2つ
- ソフトバンク回線の特徴は「ソフトバンクのスマホがそのまま使えること」と「速度が安定していること」「留守番電話が無料で使えること」「iPhoneがセット契約できること」の4つ
- au回線の特徴は「auのスマホがそのまま使えること」
- 契約後回線を変更することも可能だが、回線変更は2020年2月時点だと受付をストップ中
いよいよLINEモバイルもトリプルキャリア対応格安SIMとなりましたね。
これにより、より多くの人が乗り換えやすくなったのではないでしょうか?
ご紹介してきたように、3つの回線のプランや基本料は同じですが、それぞれの回線には異なった特徴があります。その特徴を抑えて回線を決めれば後悔することはないと思いますよ。


LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。