


「つけた方が得なのか。はたまた、つけない方が得なのか」考えれば考えるほど、分からなくなってしまいます。
そんな悩みを抱えて無限のループにはまってしまっている方のために、この記事では、端末保証が実際に得なのか、どんな人は付けた方が良いのか、もっとリーズナブルで似たようなサービスはあるのか等全て解説していきます。
割と長めの記事ですが、この記事さえ読めば
- LINEモバイル端末保証の概要
- 保証をつけた方が良い機種とそうではない機種
- LINEモバイル端末保証以外の保証サービス
- 端末保証加入と利用の手順
- 注意点
が初心者の方でも1から10まで分かる構成になっています。ぜひ参考にしてみてください。
目次
LINEモバイルの端末保証ってなに?

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/support/kakeho/)
まずは、端末保証を初めて聞いた!内容がまだよくわからない!という方のために、概要から説明していきます。
内容はすでに知っているという方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
→端末保証をつけた方が良い機種とそうではない機種のご紹介までジャンプ!
端末保証=LINEモバイルで購入したスマホの保証
端末保証はLINEモバイルで購入したスマホに対して付ける保証です。
端末というのは、スマホ本体のことを指している言葉ですね。また、LINEモバイルには端末保証以外にも、持込端末保証というサービスがあります。こちらはLINEモバイル以外で買ったスマホに対して付ける保証です。
端末保証は月額たったの450円
LINEモバイルの端末保証は月額450円で加入することができます。

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/support/kakeho/)
公式サイトの料金表だと少しシンプルすぎるので、情報を追加すると
端末保証内容
- 月額料金:450円(初月無料)
- 修理・交換価格:1回目は5,000円、2回目は8,000円
- 保証開始日:契約した日から
- 保証期間:3年
- 利用回数:年2回まで(1年ごとにカウントリセット)
- 申し込みのタイミング:端末購入と同時
- 保証範囲:故障・水濡れ・破損
- LINEモバイルで購入したiPhoneは保証加入の対象外

LINEモバイルでは毎月の保証料をできる限り安く押さえる代わりに、本当に保証が必要になった時に追加料金を払うというより効率的なシステムを取っているのです。

LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
LINEモバイルの端末保証は全て新しいスマホに交換対応
また、LINEモバイルの端末保証は全て交換対応です。
破損・水濡れ・故障が起きた際には、まず初めに新しいスマホがあなたの手元に送られてきて、その後、壊れてしまったスマホをLINEモバイルに送るという流れになります。
言い換えると、いつでもピカピカのスマホと交換になるということです。
修理対応の場合、例えば、画面が割れてしまったら交換されるのはもちろん画面だけですよね。その際に内部のチップや外カバーが交換されることはありません。しかし、全て交換対応の端末保証であれば、故障・破損した部分が1つでも、丸ごと新品になるんですね。

LINEモバイルの端末保証はどの機種には付けた方が得?どの機種は付けない方がいい?
では、早速この記事の本題に入っていきましょう。
LINEモバイルでスマホを購入する場合、どの機種であれば端末保証を付けた方がよくて、どの機種は付けなくても大丈夫なのでしょうか。
もちろん、不安な方はどの機種であっても付けた方が絶対安心ですが、「スマホの値段もそこまで高くないし、迷っている」という方のために、ここでは1つの判断基準をご紹介したいと思います。
3人に1人が故障経験あり!

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1499.html)
まず、どれくらいの人がスマホを壊してしまった経験があるのでしょうか。
MMD研究所の「スマートフォンの満足度と不満度に関する調査」によると、実に31.6%の人が「故障したことがある」と回答をしているそうです。
つまり、約3人に1人がスマホの故障経験があるということになります。
しかし、この数字、私ははあまり参考にならないと考えています。
スマホには壊れる人は何度も壊れるし、壊れない人は一切壊れないという謎の法則があると感じたことはありませんか。
ご自身もきっとどちらかのタイプに当てはまると思うのですが、なぜかスマホをよく壊してしまう人は、どのスマホであってもよく壊してしまい、反対にスマホってどうやったら壊れるの?と疑問に思ってしまうほど、どのスマホを持っても壊れないという人もいます。

結論:自分がよくスマホを壊す人なのかを考えるべき!
ということで、結論はいたってシンプルで「自分が過去にどれほどスマホを壊してきたか」「自分はよくスマホを壊す人なのか」で判断するべきなのです。
「自分はスマホを壊すことが多い」と感じる方は端末保証に加入した方がいいでしょうし、「スマホ壊したことなんてほとんどないな」という方は加入しなくてもおそらく大丈夫でしょう。
そういう方は、もし壊れてしまっても、その時に修理代を払った方が、毎月保証料を積み立てるよりお得になる場合が多いです。
加えて自然故障の場合、購入から1年はメーカー保証が使えます。今までスマホを壊したことがほとんどない方は、このメーカー保証だけで十分だと思いますよ。

端末保証を付けた方がいい機種=3万円以上する中級〜上位モデルは最初の1年だけでもつけた方が無難
とは言っても、「この機種だったら付けた方がいい」という明確な基準が知りたいという方もいるかと思います。
ということで、LINEモバイルが2025年2月現在発売している機種で、保証を付けた方がいいと思う機種をご紹介していきたいと思います。
結論からいうと、3万円以上する中級〜上位モデルは最初の1年だけでも保証を付けた方が無難かもしれません。
というのも、端末保証の1年間の保証料はたったの5,400円です。保証に加入していなくて、スマホが壊れてしまった場合は、画面割れや外カバー故障の修理だけだとしても、それくらいの料金は発生してしまいます。
であれば、LINEモバイルの端末保証で、丸ごと新しいものに交換してもらった方が嬉しいですよね。
例えば、1年間保証代5,400円を支払い、スマホが故障してしまったとします。交換に追加料金5,000を支払うと1年分の保証代と合わせて合計10,400円になりますね。10,400円で3万円以上の機種が新しいものと交換になるのであれば、お得でしょう。
ちなみに、現時点でLINEモバイルが発売している中級〜上位モデルは以下の10種類です。ただし、LINEモバイルが取り扱っている機種は頻繁に変わりますので最新情報はLINEモバイル公式サイトでご確認くださいね。
3万円以上するモデル
- OPPO R17 Pro
- OPPO Reno A
- arrows M05
- HUAWEI nova 5T
- ZenFone 6
- AQUOS sense 3
- HUAWEI P30
- Reno 10X zoom
- moto g7 plus
- Zenfone Max Pro(M2)
※iPhone 6sの128GBモデルも39,800円(税抜)ですが、端末保証の対象外となります。
端末保証を付けなくても良い機種=3万円以下の下位モデル
一方、3万円以下の下位モデルには、端末保証を付ける必要は正直言ってあまりないかなと思います。
もし購入後すぐに壊れてしまった場合は加入しておけばよかったと後悔するかもしれませんが、その可能性はあまり高くないと考える方が無難です。
例えば、1年間5,400円の保証料を払って端末保証に加入し続け、壊れてしまった際に5,000円の追加料金を支払うと合計10,400円になります。
下位モデルであれば、その値段で新しい端末を購入することが可能です。
なお、2025年2月現時点でLINEモバイルが取り扱っている3万円以下のモデルは以下の通りです。
3万円以下のモデル
- Moto E5
- OPPO AX7
- HUAWEI P30 lite
- Zenfone Max(M2)
- HUAWEI nova lite 3
- HUAWEI MediaPad T5
- OPPO A5 2020
- ZenFone Live(L1)
- HUAWEI MediaPad M5 lite 8
ただ、それも「自分がよくスマホを壊すかどうか」ときちんと考えた上で判断した方が良さそうですね。
乗り換え方法をチェック!
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
保証をつけたとしても、保証代が端末代を下回る期間のみ!
先ほども軽く触れましたが、どの機種を購入するとしても、保証をつける期間は、毎月の保証代と追加料金を足したものがスマホ本体代金を下回る期間だけにしましょう。
それ以上保証を付け続けると損をしてしまう一方です。


LINEモバイルの端末保証以外でスマホにつけられる保証はある?
実はスマホの保証は携帯会社で付けなくても、専門の保険会社で付けることも可能です。この部分では今話題のモバイル保険をご紹介します。
月額700円で10万円までモバイル保証!
モバイル保険はさくら少額短期保険が提供するスマホや電子機器の専用保険です。月額700円で年間最大10万円まで、何度でも保証を受けることができます。
「保証は付けたいけど、LINEモバイルの端末保証がしっくりこない」という方はこういった専門の保険を検討してみるのも良いかもしれませんね。
モバイル保証なら1つの契約で3端末まで保証
モバイル保険の最大の特徴は登録できる端末数にあります。
LINEモバイルの端末保証はもちろんスマホ本体のみが保証対象ですが、モバイル保険はスマホ以外にもパソコンやタブレットなど他の2端末を保証対象に含めることが可能です。
モバイル保証金額の詳細:主端末か副端末かで異なる!
先ほど触れましたが、モバイル保険の保証対象は3端末までとなります。
そして、その3端末はそれぞれ、主端末1台・副端末2台に分けられます。主端末と副端末では保険金額が異なり、以下の通りとなります。

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile-hoken.com/)
月額700円で3台もの端末がしっかり保証されるのは嬉しいですよね。スマホ以外にも保証をかけたい端末がある場合や、ご家族の端末もまとめて保証をかけたい場合は、こういった専門の保証サービスもおすすめです。




LINEモバイルの端末保証加入の手順
さて、ここからは、LINEモバイル端末保証の加入手順を確認していきたいと思います。
重要:端末保証加入はLINEモバイル申し込みの時のみ!
持込端末保証に加入できるのは、LINEモバイル申し込みの時のみです。
オプションを後から追加することはできませんのでご注意ください。LINEモバイル公式サイトから申し込みを進めていくと、以下のような画面が出ます。

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/order/plan/)
この画面で、端末保証にチェックをいれましょう!
また、後からオプションを追加することはできませんので、最終確認画面でもきちんとオプションが追加されていることをチェックしましょう!

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/order/plan/)
加入申し込み自体は以上で完了です!
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
LINEモバイルの端末保証交換の流れ

出典:LINEモバイル公式サイト(https://mobile.line.me/support/warranty/)
端末保証に加入していて、万が一スマホが故障・水濡れ・破損してしまった場合は、上記の一連の流れに従って、保証のサービスを受けます。
とてもシンプルな流れではありますが、それぞれのステップでポイントや注意点がありますので、事前に確認しておきましょう。

ステップ①故障:盗難・紛失・火災は保証対象外
まずは、故障・水濡れ・破損が発生しますね。
ここは難しいことはないでしょう。ただし、盗難・紛失・火災等は保証対象外となるので念頭に置いておきましょう。
ステップ②依頼:端末保証センターに連絡
故障の次は、依頼のステップです。
故障・水濡れ・破損などLINEモバイルの保証対象内の事態が発生した場合はまず、端末保証センターに連絡をする必要があります。
窓口の番号は以下の通りで、年中無休で対応してもらえます。
端末保証センター
- LINEモバイル端末保証センター:0120-866-919
- 営業時間:10:00~19:00(年中無休)

加えて、新品が届くかも状況次第です。新品でない場合はリフレッシュ端末と呼ばれる、もともと壊れてしまっていた物を修理し、外側カバーを新品に交換したものが届きます。いずれの場合も、そとみは新品なのでピカピカの携帯が届きます。
ステップ③交換端末の受け取り:SIMカードを入れ替えるだけでOK!データ移行は自分でやる
交換端末が依頼できたら、実際にその端末を受け取りましょう。


ステップ④故障端末を送付:送付し忘れは違約金発生
最後は、壊れているスマホをLINEモバイルに送付しましょう。


交換端末(新しいスマホ)と一緒に届く返送キットを利用して、きちんと送りましょう。
【補足】送り返したスマホをやっぱり返して欲しい時は?
壊れてしまったスマホをLINEモバイルに無事に返送した後、「やっぱりそのスマホ返してー!」となった場合はどうなるのでしょう。
LINEモバイルに確認したところ、その際はキャンセルとなり、その手数料3,000円が発生するようです。万が一なにか大切なデータが残っていて、返して欲しい時などは、LINEモバイル端末保証センターに電話してみましょう。
LINEモバイル端末保証の注意点7つ
それでは最後に端末保証の注意点を確認しておきましょう。
- 加入は契約時のみ
- 交換端末は新品かリフレッシュ端末
- 交換端末は同じ機種同じ色とは限らない
- 故障端末を送り返さないと違約金が発生
- SIMカードは保証対象外
- オプションを外すときも満額請求
- 毎月5日に前月分を決済
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
加入は契約時のみ
先ほども軽く触れましたが、端末保証の加入はLINEモバイル申し込み時のみです。
万が一、加入が漏れてしまっても後から追加することはできませんので、注意しましょう。
交換端末は新品かリフレッシュ端末、選ぶことはできない
交換されるスマホは、新品かリフレッシュ端末かを選ぶことはできません。

端末保証で新しく送られてくるスマホは、リフレッシュ端末か、新品かのどちらかですが、それを指定することはできません。
交換端末は同じ機種同じ色とは限らない
また、新しく送られてくるスマホが、壊れてしまったスマホと全く同じ機種で同じ色とは限りません。
新しいスマホはLINEモバイルが在庫として持っているものの中から送られてきますから、端末保証利用時に在庫がない場合は、他の機種や色が送られてくる場合があります。
特に、長く使っている機種が壊れてしまった場合は、同位モデルの最新スマホになってしまう場合が想定されますし、人気の色の場合も同じ機種でも違う色になってしまう場合があります。
全く同じ機種や色でないと嫌!という方はLINEモバイルの端末保証よりモバイル保険のような現金で保証してくれる保険の方が向いているかもしれませんね。

故障端末を送り返さないと違約金が発生
先ほど軽く触れましたが、交換端末(新しいスマホ)を受け取った後、14日以内に故障したスマホをLINEモバイルへ送り返さないと違約金40,000円が発生してしまいます。
新しいスマホが届いてウキウキしてしまうこともあるかと思いますが、壊れてしまったスマホを送り返すところまでが一連の流れですので、忘れずにきちんと送付しましょう。

SIMカードは保証対象外
スマホと同時にSIMカードが壊れてしまた場合は、スマホのみが保証対象となりSIMカードは保証対象外となります。
SIMカードは別途再発行する必要があるので、以下のカスタマーケアセンターに連絡をしましょう。
LINEモバイル カスタマセンター
0120-142-275
受付時間:10:00〜19:00(年中無休)
オプションを外すときも満額請求
端末保証オプションを外すときは、解除日に関わらず、満額請求となります。
なお、解除はマイページ上から簡単に行うことができますが、一度解除をしてしまうと再度加入することはできませんのでご注意ください。

毎月5日に前月分を決済
LINEモバイルの請求日は毎月5日です。
端末保証の月額料金もオプションを利用した際に発生した追加料金も翌月の5日に決済されます。クレジットカードでお支払いをしている方は特に問題ありませんが、LINE Payカードを使っている方は、事前に多少多めにチャージしておく必要がありますね。
まとめ:自分は普段スマホを壊しがちか・そうでないかが重要な判断基準!不安であれば、とりあえず加入しておくのもあり
いかがでしたか。今回はLINEモバイルの端末保証をまとめてみました。
ポイント
- 端末保証は月額450円で、故障した際は全て新しいスマホに交換される
- 自分がよくスマホを壊す人だと自覚しているのなら、加入する価値あり
- 3万円以上の機種なら、加入する価値あり
- 保証をつけたとしても、保証代が端末代を下回る期間のみにすること
- より多くの端末にお得に保証をかけたい場合は、モバイル保険を検討するのもあり
- 加入はLINEモバイル申し込み時のみ可能
- 故障が発生したら、端末保証センターに連絡し、交換端末を送ってもらう。その後故障端末を送り返す
- 交換端末はリフレッシュ端末の可能性もあり、同じ機種・同じ色でない場合もある
しかし、「これまでどのくらいのスマホ故障歴があるか」はあなたが思っている以上に重要な判断材料になると思います。
LINEモバイルの端末保証は、加入こそLINEモバイル申し込み時にしかできませんが、解除はいつでもすることが可能です。不安な方はとりあえず加入してみるのもありですし、1年のメーカー保証もあるし大丈夫かなと思える方は加入せずに、毎月450円の節約をするのもありだと思います。
ぜひこの機会に、保証サービスもばっちりなLINEモバイルでお得なスマホライフをスタートさせてみてはいかかでしょうか。
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。