

しかし、様々な事情で利用者と契約者が異なっている場合も多々あるかと思います。
私も、かつては母親名義のスマホを使っていました。プラン変更や機種変更をするたびに、母親にお店に同伴してもらわなければならず、非常に不便だったことを覚えています。
そんな不便さを一気に解決するのが、名義変更手続きです。
しかし、残念ながら、LINEモバイルでは名義変更はできません。
でも大丈夫!
当記事では、名義変更ができなくて困る時・事態の対処法を全てご紹介します。
この記事を読めば、名義変更ができなくて困ることもなくなるでしょう!
目次
LINEモバイルでは名義変更はできない
まず、ズバリ結論から言うとLINEモバイルでは名義変更をすることはできません。
これは、どの種類のSIMカードを使っていても同様です。LINEモバイルに限らず多くの格安SIMでは、名義変更をすることができません。
加えて、契約名義人と請求先名義人を分けることもできません。
ほとんどの場合格安SIMでは、契約名義人=請求先名義人(実際の支払いをする人)で、契約期間中に契約名義人や請求先名義人を変更することはできないのです。
これは格安SIMが、主にインターネットでの販売をしていることに起因します。大手携帯会社のように店頭での接客をメインの販売経路としている場合は、対面で必要な書類の確認や本人の確認を取ることが可能です。
しかし、インターネット上ではそれら必要な確認を取ることができません。結果、名義変更ができないのです。

その場合は以下のLINEモバイル カスタマーセンターに連絡しましょう。
カスタマーセンター
受付時間:10:00〜19:00(年中無休)
LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
名義変更はどんな時に必要?必要な時の対処法は?

名義変更が必要になる主な場面は
- 乗り換えと同時に契約者を変えたい時
- 請求先(料金を支払う人)を変えたい時
の2つです。
先ほどご説明したように、LINEモバイルでは名義変更ができませんので、以上2つのシチュエーションで名義変更が必要になった場合はどのように対処すればよいのかをご紹介します。

①乗り換えと同時に契約者を変えたい時
まずは、乗り換えと同時に契約者を変えたい場合です。
電話番号そのままで他社に乗り換えたい場合は、一部例外を除いて、転出元の携帯会社の名義人と転入先の携帯会社の名義人が同一人物でないといけません。

その際にA社の契約者が旦那さんだとすると、B社でも契約者は旦那さんではなければならないのです。そのスマホを実際に使っているのは奥さんだとしても、B社の契約者は転出元A社の契約者である旦那さんになってしまいます。
名義人と利用者が異なると何かと不便なこともありますから、乗り換えと同時に契約者も変更したい!という方は多いようです。
特に、今まで親御さんが契約者だったお子さんのスマホの回線をお子さんが18歳になるタイミングでお子さん本人の名義に変更するというのはよくある話です。

対処法①乗り換え先・元が大手携帯会社ならOK!
この場合、乗り換え先(転出先)・元(転入元)が大手携帯会社であれば問題ありません。
LINEモバイルから大手携帯会社に乗り換える場合は、LINEモバイルでは名義変更はできませんので、一度、同一名義のまま乗り換えを行い乗り換え完了後、大手携帯会社で名義変更の手続きを行う流れになります。
大手携帯会社で名義変更を行う場合は、その時点の名義人と新しく名義人になる方が一緒にお店に来店する方法が無難です。
ですので、一度は2人が日程を合わせてお店に足を運ぶという手間が生じますが、手続きが完了してしまえば、あとは新しい契約者のみの来店で全ての手続きを行うことが可能になります。

LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。
対処法②乗り換え先・元がOCN・mineo・イオンモバイル・Y!mobileならOK!
大手携帯会社ではなく、格安SIMに(から)乗り換えたい!という方は、2025年2月現在ではOCNモバイルONE、mineo、イオンモバイル、ワイモバイルの4択になるでしょう。
この4つの格安SIMであれば、名義変更を行うことが可能です。例えば、OCNモバイルONEでは

出典:OCNモバイルONE公式サイト(https://mypage.ntt.com/ksupport/ocn/da/shokei.html)
上記、継承・改称・譲渡の3つの手続きを行うことができます。家族間で名義変更をする場合も譲渡にあたりますので、手数料864円が発生しますので要注意です。
また、mineoの場合は

出典:mineo公式サイト(https://support.mineo.jp/setup/guide/namechange.html)
家族間であれば手数料無料で名義変更をすることが可能です。
OCNモバイルONEもmineoも名義変更の流れとしては、まず専用の窓口に電話をし、必要書類を準備し郵送・FAXでの手続きとなります。詳細は、OCNモバイルONE名義変更、mineo名義変更でご確認くださいね。
一方、イオンモバイルとY!mobileはそれぞれの店舗での手続きになります。その場合、現在の名義人と新しい名義人両者の来店が必要です。詳細は、イオンモバイル名義変更、Y!mobile名義変更でご確認くださいね。
大手携帯会社に乗り換える場合も、OCNモバイルONE、mineo、イオンモバイル、Y!mobileに乗り換える場合も、乗り換え後に名義変更を手続きをする必要があることを念頭に置いておきましょう。


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②請求先(料金を支払う人)を変えたい時
2つ目は請求先(料金を支払う人)を変えたい場合です。
冒頭でも触れましたが、LINEモバイルは名義人=請求先名義人でないといけません。しかし、名義人は変更しなくてもいいけど請求先を別の人にしたい!という場合もあるかと思います。
例えば、親御さんが名義人で今まで支払っていた回線を、お子さんの支払いに変えたい場合などがあげられますね。

対処法①:LINE Payカードを利用する
1つ目はLINE Payカードを利用する方法です。
LINEモバイルはLINE Payカードでの支払いが可能です。LINE Payカードはコンビニでチャージをすることができます。
実際に支払いをしたい人がLINE Payカードをチャージすれば、LINEモバイルの料金はその方が支払っているということになりますね。
しかし、LINE Payカードの名義はLINEモバイルの名義人と同一人物である必要があります。

なお、LINE Payカードは銀行口座と連携し、オートチャージを設定することによって、実質口座振替のように使うことも可能です。
その際に、LINE Payカードの名義人と銀行口座の名義人が異なっていても登録ができるようなので(銀行によってはできないこともあるようです)、支払いをしたい人の銀行口座に連携させても良いでしょう。
オートチャージ設定の詳細は「【画像付完全版】クレジットカードなしでLINEモバイル!LINE Payカードで口座振替にする手順。」を参考にしてみてください。
対処法②:クレジットカード名義と引き落とし口座名義が別のクレジットカードを利用する
続いては、引き落とし口座が別名義でも登録可能なクレジットカードを利用する方法です。
これができるクレジットカードは一部に限られていますが、それらを選択すれば、支払いをする人とLINEモバイルの契約名義人を別にすることは可能ですね。
ただし、クレジットカードによって様々な条件がありますので、個別に調べる必要があります。
別名義の引き落とし銀行口座を登録できるクレジットカードに登録可能なクレジットカード一覧がありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
個人的には、新たにクレジットカードを作るよりかは、手数料無料で誰でも作れるLINE Payカードを用意した方が簡単かと思います。

そもそもLINEモバイルなら契約者が利用者と異なっていても特に困らない!
「LINEモバイルなら大丈夫ー!」のイメージ図です。

ここまで見ていてお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、LINEモバイルを使う分には契約者と利用者が異なっていても特に困ることありません。
名義変更が出来ずに、実際に使っている人(利用者)と、契約者が異なると困る根本的な理由は
- 手続きに契約者が必要
- 支払いが契約者になってしまう
の2つかと思いますが、LINEモバイルであればこの2点は両方とも工夫次第で解消することができます。
手続きに契約者が必要→諸々の手続きは全てオンライン!
まず、1点目の「手続きに契約者が必要」に関してです。大手携帯会社の場合、ほとんどの手続きはお店で行います。
つまり、契約者と利用者が異なると、実際にそのスマホを使っていない契約者がお店までわざわざ足を運び、利用者のために手続きをしないといけないのです。

また旦那さんが、奥さんの手続きに同行するのも、手間・時間がかかります。
しかし、LINEモバイルであれば、全ての手続きはインターネットか電話で済ませることが可能です。
つまり、契約者と利用者が異なっていても契約者が利用者のためにお店に足を運ぶ必要は一切なく、全てお家のパソコンやご自身のスマホで済ませてしまうことができるのです。極端な話、契約者と利用者がログインIDとパスワードを共有していれば、利用者自身が諸々の変更を行うこともできます。


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支払いが契約者になってしまう→LINE Payカードで支払いも利用者ができる!
続いては、2点目の「支払いが契約者になってしまう」に関してです。
これは先ほど触れたように、LINE Payカードを利用すれば、対応することができます。
LINEモバイルの支払いをしたい人が、LINE Payカードをチャージする、もしくは自分の銀行口座に連携すれば、契約名義人でなくてもLINEモバイルの支払いをすることが可能です。
LINE PayカードをLINEモバイルの支払いに使うと、3%の非常に高いポイント還元率を受けることもできますので、支払い方法としては非常にお得だと思いますよ!
現在はLINE Payカードはランク制のポイントシステムになっており、全ての方に3%の還元率が適用されるわけではありません。

手っ取り早い対処法は?利用者と契約者を分けて設定!
また、「単純に、利用している人と契約者が異なると不便かと思った」という方は、契約者と利用者を分けて設定するだけでOKです。
これにより、契約・支払いをしている人と実際にスマホを使っている人が異なる場合でも、何不自由なくLINEモバイルを使うことができます。
利用者はLINEモバイル申し込み時も設定可能ですし、申し込み後もマイページから設定をすることができます。
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利用者のみの変更をすることは可能
また、利用者の設定はいつでも変更することができます。
例えば、自分が使っていた回線をお子さんに譲りたい場合は、利用者をお子さんに設定することで、お子さんもデータ残量が確認できたり、データプレゼントが利用できたりと問題なくLINEモバイルが使えるようになります。

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まとめ:LINEモバイルは名義変更ができなくても大丈夫!
いかかでしたか。今回はLINEモバイルの名義変更についてまとめてみました。
LINEモバイルでは残念ながら、現時点で名義変更をすることはできません。
しかし、利用者と名義人が異なることによって生じる手間や不便な点は、工夫次第で解消することができます。ですから、LINEモバイルでは名義変更ができなくても、心配いらないでしょう。
なお、LINEモバイルへの乗り換えを検討している!という方は「【まとめ】LINEモバイルが100%丸わかり!絶対事前に知りたい評判に注意点・乗り換える方法は?」がまとめ記事になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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LINEモバイルは2021年3月31日をもって新規受付が終了しました。