



スマホの解約って何かとややこしいですよね。
以前違約金やら手数料やらをがっぽり取られてしまい、損した気分になったことがある方もいらっしゃるかと思います。
私もかつて、大手携帯会社の解約で2万円近く取られたことがありました。もうその時は「ぼったくりだな、これ」と嫌気がさしました(笑)
そんな損をしないためには、解約方法を事前にしっかり確認するのが一番有効です。
ということで、この記事ではLINEモバイルの解約の流れと注意点をご紹介していきます。
すでに検討中の方にも、事前に確認しておきたいだけの方にも100%役に立つ情報をまとめますので、参考にしてみてください。
これさえ読めば、LINEモバイル解約で損することはもうないと思いますよ!
解約?それとも乗り換え?
まず、解約と一言でいっても、LINEモバイルには2種類の解約方法があります。
1つ目は純粋にLINEモバイルを解約する場合です。
電話番号での通話機能をもっている音声通話SIMを純粋に解約した場合は、その電話番号は解約成立後消滅してしまいます。
2つ目は他社に電話番号そのままで乗り換え、LINEモバイルを解約する場合です。
この場合はMNP転出と呼ばれ、純粋な解約とは手順が異なります。電話番号は他社に引き継がれるため、消滅しません。

→ 解約したい!
→ 乗り換えたい!

解約の場合:マイページからたったの3分
まずは、純粋にLINEモバイルを解約する方法をみていきたいと思います。
大手携帯会社でスマホやタブレットを解約する際は、お店までわざわざ足を運び、解約の手続きを踏む必要があったかと思いますが、LINEモバイルではマイページからたったの3分ほどで解約を完了させることができます。

解約の手順
①LINEモバイル公式LINEアカウントからマイページをタップ
②ログインIDをタップ
③データ残量をタップ
④解約・MNP転出をタップ
⑤解約の隣の解約するをタップ
⑥必要な情報を入力する
⑦確認するをタップ
⑧入力内容を確認する
⑨注意事項を確認し、問題なければ申し込むで完了!

解約は月末に成立
LINEモバイルの解約は、月のいつのタイミングで行っても、月末に成立します。
つまり、10月1日にマイページから上記の手順で解約を手続きを行っても、10月20日に行っても、当日ではなく31日に解約は成立となるのです。

月末まで使えるわけですから、満額で発生するのはごく自然なことかとは思いますが、日割り計算にはならないことは念頭に置いておきましょう。

乗り換えの場合:マイページでMNP予約番号取得!
続いては、解約ではなく他社に電話番号そのままで乗り換える(MNP転出する)場合です。
乗り換えにはMNP予約番号の取得が必須になりますが、こちらも解約同様、マイページから手続きを行うことができます。数分で誰でも簡単に発行できますので、特に不安に思う必要はありません。

MNP予約番号取得の手順
①LINEモバイル公式LINEアカウントからマイページをタップ
②ログインIDをタップ
③データ残量をタップ
④解約・MNP転出をタップ
⑤MNP転出手続きの隣の発行するをタップ
⑥必要な情報を入力する
⑦入力完了後、次へをタップ
⑧注意事項を確認後、申し込むをタップして完了
以上でMNP予約番号の発行申請は完了です。MNP予約番号発行には3日程度かかりますので、あとは発行されるのをしばし待ちましょう。

解約が成立するのは乗り換えが完了してから
乗り換えの場合、解約が成立するのは、他社に申し込みをして他社の回線が開通した時です。
つまり、MNP予約番号を発行しただけでは、解約になりませんのでご注意ください。

また、解約月の料金は満額請求となりますから、乗り換え先の携帯会社が開通し、LINEモバイルの乗り換えが成立したタイミングが月初だとしても、請求金額は日割りにならず1ヶ月分の満額料金となります。

解約・乗り換え後はSIMカードの返却が必要
解約・乗り換え(MNP転出)、どちらの手続きを行った場合も、解約・乗り換え成立後はSIMカードを返却する必要があります。
SIMカードの返却先は以下の通りです。
SIMカード返送先住所
千葉県市川市二俣678-55
ESR市川ディストリビューションセンター3F 南棟
LINEモバイル株式会社 返却窓口
ご返却いただけなかった場合、又はご返却いただいたSIMカードに破損や切断などの異常が見つかった場合は、SIMカード損害金を請求させていただく場合があります。
との記載がありますから、解約・乗り換え後はしっかりとSIMカードを返却するようにしましょう。なお、送料はご自身の負担となります。

解約・乗り換えの注意点
LINEモバイルの解約・乗り換え(MNP転出)の流れが分かったところで、注意点を確認しておきましょう。
- 解約月は満額請求
- 音声通話SIMには違約金が発生する可能性
- 解約のキャンセル・一度契約したSIMカードで再契約はできない
- キャンペーンが適用にならない可能性
- 請求にはずれがある
- MNP予約番号の有効期限は15日
- LINEモバイルからは乗り換えられない会社がある
LINEモバイルは、解約月は満額請求
何度か触れていますが、解約月の基本料金やオプション料金は満額請求となります。
ですから、月末まで利用しての解約や乗り換えが理想ですが、乗り換え先の携帯会社の都合で、月初に乗り換えとなる場合もあるかと思います。
そんな時は前月までにオプションを解除したり、プランを安いものに変更しておくと、1ヶ月の満額請求を安く抑えることができるでしょう。

違約金が発生する可能性
LINEモバイルの料金プランには、解約手数料が設定されているものもあります。
2020年2月18日まで契約できた旧プランの場合、音声通話SIMにのみ12ヶ月間の最低利用期間があり、この期間中に解約をすると1,000円の解約手数料が発生してしまいます。
注意

解約のキャンセル・一度契約したSIMカードで再契約はできない
一度解約をしてしまうと、解約のキャンセルをすることはできません。
MNP予約番号は発行してしまっても、利用しなければ解約にはなりませんが、解約が成立してしまってからのキャンセルはすることができませんのでご注意ください。
また、一度解約したSIMカードでの再契約はできませんので、再度LINEモバイルの契約希望の際には、新しいSIMカードを発行する必要があります。

キャンペーンが適用にならない可能性
LINEモバイルを契約してから短期間で解約・乗り換えを行うと、申し込み時に応募したキャンペーンの特典が付与がされない場合があります。
キャンペーンによっては、申し込みから2、3ヶ月後に特典付与となりますので、早々に解約・乗り換えをしてしまって「キャンペーン特典がもらえずに終わってしまった!」とならないように注意しましょう。
請求にはズレがある
LINEモバイルの請求には翌月来るものと、翌々月来るものの2種類があります。
解約月のご利用料金や解約違約金は、解約の翌月に請求、音声通話料金については、ご利用月の翌々月に請求となりますのでご注意ください。
なお、LINE PayカードをチャージしてLINEモバイルの支払いをしている方は、翌々月まできちんとチャージをして料金の引き落としがきちんとできるように準備しておく必要がありますね。

MNP予約番号の有効期限は15日
他社に電話番号そのままで乗り換えをする際に取得するMNP予約番号には15日の有効期限があります。
この期限を過ぎてしまうと、予約番号は失効となり使用ができません。

MNP予約番号が取得されてから15日以内に、この一連の流れが行われないと、MNP予約番号は失効となりLINEモバイルの回線が生き続ける形となるのです。
また、乗り換え先の携帯会社によっては、「申し込み時点でMNP予約番号の有効期限が○日以上」と条件が設けられている場合がありますので、事前の確認が必要ですね。

まとめ:LINEモバイルの解約はマイページから簡単にできる!
いかかでしたか。今回はLINEモバイルの解約方法についてまとめてみました。
LINEモバイルの解約・乗り換えはとっても簡単です。どちらもマイページから数分で完了させることができますので、特に心配いらないでしょう。また、今回ご紹介した注意点を念頭においておけば、後々「しまった!」と焦ることもありません。
なお、当サイトの他におすすめの格安SIMも解説してますので、LINEモバイルから他社へ乗り換えを検討されている方は参考にしてみてください。