



楽天モバイルは3GB月額1,078円などの低価格で使えるサービスですが、できるだけ料金を抑えるために節約モードを使いたいこともありますよね。
楽天モバイルには節約モードに該当する「データ高速モード」の切り替え機能がありますが、残念ながら国内で活用する方法は現在とくにありません。
この記事では、楽天モバイルの節約モードの特徴や注意点、節約モードを活用できる格安SIMのおすすめなどについて解説します。
目次
格安SIMで使える節約モードとは?サービス内容をチェック!
格安SIMの中には「節約モード」を使うことができるサービスが複数存在しています。
例えば以下のサービスで利用が可能です。
- UQモバイル(ミニミニプラン)
- IIJmio
- mineo
- エキサイトモバイル
- イオンモバイル
節約モードをオンにしている間は、契約しているデータ容量を消費せずに通信が行えます。
ただし、節約モード中は通信速度が速度制限時と同じスピードになるので、高画質動画の再生やアプリのダウンロードなどは快適に行えません。

主にSNSや文字中心のWebサイト閲覧・Web検索、低画質での動画再生といった通信量が少ない用途なら、節約モードでも快適にインターネットが行えますよ。
上記のような用途でスマホを使う際は節約モードをオンにし、動画を視聴する際はオフにするなど、状況に応じて切り替える事でデータ容量を節約する事ができるので、安い低容量のプランだったとしても容量不足に陥る事が防げるなどのメリットがあります。
節約モードはすべての格安SIMや大手キャリアが提供しているわけではないので、利用したい場合はしっかり契約先を見極めなければいけないことにもご注意ください。
楽天モバイルの節約モード・データ高速モードの切り替え機能はどんな内容?
楽天モバイルにも節約モードに該当する、「データ高速モード」の切り替え機能が存在しています。
しかし現在と過去で、サービス内容に大きな違いがあることにご注意ください。
MVNOの旧プランでは節約モードがあったが、Rakuten UN-LIMIT開始後は仕様が変更された
楽天モバイルが自社回線でサービスを提供する前の「スーパーホーダイ」などの旧プランでは、任意で速度を切り替えて通信が行えました。
一方でRakuten UN-LIMIT VIIまでの自社回線を所有する現楽天モバイルでは、月5GBの高速通信上限がある「パートナー回線エリア」の通信量消費を抑えるために高速モードを任意でオフにできる仕様でした。

Rakuten最強プランでは海外利用時にのみ節約モードを使える
現在展開中のRakuten最強プランでは、データ高速モードをオフにするという概念が日本国内での通信時だと存在しません。
今まで月5GBの上限があった、国内のau回線によるローミングエリアで自由に通信が行えるようになったためです。

現在の楽天モバイルで高速通信をオフにできるタイミングは、海外ローミングエリアの「月2GB」という容量を抑えつつ現地で通信をしたい場合のみです。

海外でデータ高速モードをオフにすると、速度が最大128kbpsに制限される代わりに通信量を消費しません。
ただし、128kbpsだとできることはLINEやメールのテキスト送受信程度に限られてしまうのでご注意ください。
海外での通信量は1GB500円で追加できるので、無理に節約モードを使うよりも普通に足りない分をチャージしたほうが総合的には快適で便利な場合があります。
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楽天モバイルのデータ高速モードをオン・オフに切り替える方法
楽天モバイルのRakuten最強プランで海外利用時にデータ高速モードをオン・オフに切り替えたいときは、my楽天モバイルアプリを使うのがおすすめです。
アプリのホーム画面をスクロールすると「データ高速モード」のスイッチが表示されるので、タップすればオン・オフの切替がすぐに行なえます。
また、オンライン上のマイページでも、ホーム画面の「高速データ容量」画面から同様の操作でデータ高速モードの切り替えができますよ。
なお、my楽天モバイルの「お知らせ設定」で「通信容量の残容量通知メール」をオンにしておけば、残量が400MB未満になったり0になったりしたときにメールやSMSで通知をしてもらえます。
節約モードを使える格安SIMのおすすめは?それぞれの特徴と合わせて解説!
最後に、節約モードを使って通信量を節約できる格安SIMのおすすめサービスを紹介します。

mineo
mineoはオプテージが展開している、ドコモ・au・ソフトバンク回線対応の格安SIMです。
月額料金が安価で、1GB1,298円から利用可能となっています。
mineo 「マイピタ」概要 | ||||
月額基本料 (音声SIM) |
1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
月額基本料 (データSIM) |
880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
データ量 | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
低速時速度 | 200Kbps | |||
通話料 | 22円/30秒 | |||
データ繰り越し | ◯ | |||
5G対応 | ◯ |
mineoでは速度制限時のスピードが最大200kbpsで、節約モードを利用すればいつでも制限時の通信速度で自由に通信ができます。
さらに、月額385円(10GB以上契約なら無料)のパケット放題Plusを申し込んでいれば、節約モードの速度が最大1.5Mbpsと高速になります。
パケット放題Plusなら動画再生やWebサイト閲覧などがより快適に行えるので、節約モードをフル活用したい方はmineoを検討するのがおすすめです。
ただし、パケット放題Plus利用時は節約モードで直近3日間10GB以上通信していると、速度が最大200kbpsに制限されてしまうのでご注意ください。

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※上記リンクからのみ特典が適用されます
※お試し200MBコース、マイそくスーパーライトは特典対象外です
IIJmio
IIJmioはIIJが展開している格安SIMで、ドコモ回線とau回線に対応しています。
IIJmio 「ギガプラン」概要 | ||||||||
月額基本料 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,700円 | 3,300円 | 3,900円 |
データ量 | 2GB | 5GB | 10GB | 15GB | 20GB | 30GB | 40GB | 50GB |
低速時速度 | 300Kbps | |||||||
通話料 | 11円/30秒 | |||||||
データ繰り越し | ◯ | |||||||
5G対応 | ◯ |
月額料金は2GB 850円などの価格設定で、節約モードを最大300kbpsで利用できます。
mineoより少し速い速度で節約モードを使えますが、3日間に366MB以上通信すると低速通信時に速度を制限されてしまうのでご注意ください。

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イオンモバイル
イオンモバイルはドコモ回線・au回線の格安SIMで、イオン店舗でサポートを受けられるのが特徴です。
イオンモバイルの料金プラン(一部のみ抜粋) | |
0.5GB | 803円 |
1GB | 858円 |
3GB | 1,078円 |
5GB | 1,298円 |
10GB | 1,848円 |
20GB | 1,958円 |
50GB | 5,258円 |
は1GBから10GBまで1GB刻み、10GB~50GBは10GB刻みでプランが用意されているので選べる通信量がとにかく豊富です。
1GBから10GBまでの月額料金は1GB刻みで110円ずつ上がり、20GBから50GBまでは10GB刻みで1,100円ずつ上がる仕組みになっています。
さらに0.5GBプランがあったり、家族での容量シェアなどができたりととにかく自由に通信量を選べるのが特徴です。

そして、イオンモバイルは最大200kbpsでの低速通信に対応していますが、IIJmioと同様3日間に366MB以上通信すると低速状態の速度がさらに落ちる点にご注意ください。
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まとめ
今回は、楽天モバイルの節約モードについて解説しました。
ココがポイント
- 節約モードは通信速度を低速にしてデータ容量を消費しない機能
- 楽天モバイルは現在、一般的な節約モードが未提供
- 海外ローミングの通信量を消費したくないときに、現地で高速通信をオフにすることは可能
- mineoはパケット放題Plusで最大1.5Mbps使い放題
- IIJmioは最大300kbpsでの低速通信が可能
- イオンモバイルは最大200kbpsの低速モードあり
楽天モバイルは国内での節約モード利用に対応していないので、日本で通信量を節約しながら使いたい場合は他社の利用を検討しましょう。
mineoなら10GB以上の契約で最大1.5Mbps使い放題を利用できるので、とくに豪華です。
今回の解説を参考に、自分に合ったサービス内容の格安SIMを選んで活用してみてくださいね。
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